有事の国民保護に遅れ Jアラート、ミサイル通過と同時(写真=共同)

政府は4日、北朝鮮の弾道ミサイル発射を受けて全国瞬時警報システム(Jアラート)を発令した。防災行政無線や携帯電話を通じた避難の呼びかけは上空通過とほぼ同時刻で身を守る時間は乏しかった。台湾有事も含め危機の際に国民を保護する体制整備は現状でも遅れが目立つ。ロシアのウクライナ侵攻に加え、8月のペロシ米下院議長の台湾訪問後には中国が軍事演習で弾道ミサイルを撃ち込んだ。日本を取り巻く脅威が強まるなかミ

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