一度に20以上の証拠鑑定 放射光施設スプリング8、捜査活用を

和歌山の毒物カレー事件で混入されたヒ素を鑑定し、捜査への活用が注目された兵庫県佐用町の大型放射光施設「スプリング8」を運営する高輝度光科学研究センターのグループが、事件の証拠物を一度に20個以上鑑定できる新たな分析装置を開発したことが2日、分かった。早ければ来年にも本格運用を目指す。スプリング8の捜査への活用は警察庁が呼び掛けるが、今年4月までの約12年間で45件と低迷。新しい装置は鑑定時間を

https://www.nikkei.com/article/DGXNASDG02027_S3A001C1CR8000/