一週間刻みの眺め(長め)サイト(笑)

今週、引き出しの中に容れたもの。

2022/5/2(月曜日)から今日まで。(第29週ー後半②)



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2022年5月7日(土)
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朝は、オトン(元ウチの人)からのメール・チェック(備忘録的なものなので、読み飛ばしを)。


「昨日はいつもの中華居酒屋。今日は夕方、子どものワクチン接種が終わるので、その後は遊びに行きます。」

「本日二回目。奈良のばあちゃんに きざみうなぎ20袋送った。今日着いてます。東京にも何か送る?」




夜は、菟田野のお義母さん(84)に、ラブレター書き(笑、同上で)。


おかあさん コン🦊ばんは(笑)


きょうは、古墳ウォークをしに行って、そこで、とてもゴールデンな茶虎猫に会いました⛰😺

御廟山古墳      金運、上がるかニャ~?😸👧

では、ゴールデンつながりで(?)、きょうから「根っこばなし」より『神馬(しんめ)の鞍(くら)🐎』をお送りしますね(神馬🐎は、ボディと鬣がゴールデン?)👵👶🐴


なお、たぶん、「切ない系」のお話ではないと思いますので、どなたにも安心してお読みいただけると思います。たぶん?(笑)



「根っこばなし」より『神馬(しんめ)の鞍(くら)🐎』


👵👶🐴


むかし、美濃国の 街道すじの 部落には、
革の細工で 馬具🐎などを つくろう 巧者(※上手な者)が おってな。


街道ばたの 馬宿🐎へ それぞれ 道具を おいねて 出向き、
荷の 受け渡しする 馬方🐎の 馬の鞍🐎や おもがい(※馬の面🐴につける具)、
腹おび、尾ばさみ、なんぞの つくろいやら、
馬🐴のようすを 診てやって、
身すぎ 世すぎを しとったと。


馬🐴が しんしょ(※財産)の 馬方🐎たちは、
わが子のように いたわるで、
馬荷🐎の馬🐴の 道のりは、往き来が せいぜい 七、八里でな。


馬宿🐎へ つくなり、小者(※宿屋の使用人)へ 高呼ばわりで、


やれ、鞍をはずして 汗をふけ、脚を洗って 馬櫛🐎かけよ。 
水も 飼い葉も ぞんぶん あてがえ、なんぞと
ひとりして わめき散らして
馬宿🐎を 騒がせるのが 常のことじゃと。


(つづく)


さて、馬🐴のいななきは、いつ頃、聞こえてくるのでしょうか?🐎😆ヒヒーン
次回、明後日 5/9(月曜日)の 今夜と同時刻頃を、お互い、お楽しみに?
ついでに、お互い、目👀 首 肩 背中 足 腰もお大事に?😉✨おやすみなさい💤😪グゥ…


それが済むと、2022年5月5日(木・祝)開催の要事前申込のウェビナー1つのまとめをしました。


テーマは、



『中等教育からはじめよう!ジェンダー平等 

誰一人取り残さない、誰もが暮らしやすい社会の実現をめざして』

日本学術会議主催・日本教育学会共催 



※資料62に、「実践事例」についての質疑討論の全文起こしがあります。




「なあ、リョウリョウ?兄ちゃんは、今年の換毛期は、まだ一本も毛が抜けてへんかって、兄ちゃんは中毛で、毎年、リョウリョウの100倍くらい抜けてたさかいに、今年は、まあ楽っちゃあ楽やなあ?😅」


「ずっるう~、ボクはかれこれ、6週間、兄ちゃんと取っ組み合いをしてニャイから、今年は、もしかしたら、十円禿ができるかもしれないっちゅうのに~?!🙀」


「しゃーけどな、リョウリョウは、爪を切らせてくれへんさかいに、ウチに、かかってこーいゆうたら、流血事故になるで?どないしょうかなあ?😅」



~☆・*。.:*・゚☆・*。.:*・゚☆~


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資料のイメージ
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※ウェビナー(Webinar)とは、ご存知のようにコロナ禍、私たちの日常に、新たに加わった "ウェブ(Web)" 開催の "セミナー(Seminar)" のことです。
※画像が大きくて申し訳ありません🙇‍♀️


~☆・*。.:*・゚☆・*。.:*・゚☆~


※資料62


日本学術会議 公開シンポジウム       中等教育からはじめよう!ジェンダー平等 ―誰一人取り残さない、誰もが暮らしやすい社会の実現をめざして―


2022年5月5日(木・祝) 

日本学術会議主催・日本教育学会共催 公開シンポジウム

中等教育からはじめよう!ジェンダー平等 

―誰一人取り残さない、誰もが暮らしやすい社会の実現をめざして―』


司会:岡部 美香(日本学術会議会員 大阪大学教授)
開会挨拶:杉山久仁子(日本学術会議会員 横浜国立大学教授)
趣旨説明:原田 範行(日本学術会議会員 慶應義塾大学教授)

講演1
「グローバルなジェンダー指標から見た日本の中等教育とそれを取り巻く環境の課題」
畠山 勝太(NPO法人サルタック理事)

講演2
「日本の中等教育におけるジェンダー平等の過去・現在・未来」
木村 涼子(大阪大学教授)

実践事例紹介
(1)「他者とともに生きる身体と心を育てる―役割を限定しないフォークダンス授業の実践」
     君和田雅子(お茶の水女子大学附属中学校教諭)
(2)「学校の日常から考えるジェンダー平等教育」
     工藤 洋子(大分県立別府鶴見丘高等学校教諭)
(3)「地方の中学生・高校生の進路選択におけるジェンダー平等の課題」
     松岡 佳奈(大阪大学人間科学研究科博士前期課程1年)

     寺町 晋哉(宮崎公立大学准教授)

閉会挨拶:野尻美保子(日本学術会議会員 高エネルギー加速器研究機構教授)


主催:日本学術会議第一部総合ジェンダー分科会 日本学術会議第二部生命科学ジェンダー・ダイバーシティ分科会 日本学術会議第三部理工学ジェンダー・ダイバーシティ分科会 日本学術会議科学者委員会男女共同参画分科会

共催:日本教育学会 教育関連学会連絡協議会 大阪大学人間科学研究科 人文社会科学系学協会男女共同参画推進連絡会(GEAHSS)

後援:全国ダイバーシティネットワーク

報告資料
「中等教育からはじめよう!ジェンダー平等 
―誰一人取り残さない、誰もが暮らしやすい社会の実現をめざして―
http://www.jera.jp/20220505-1/

※開催主旨より 抜粋
中等教育に進学する時期の子どもたちは、発達段階という観点から見れば、ちょうど第二次性徴期を迎え、性や他者との深いかかわりを意識するようになり始める。また、学校教育のカリキュラムという観点から見れば、進路にかかわって理系か文系かの選択を迫られるようにもなる。性犯罪・性暴力の防止女子生徒の理系進学の支援といった、日本で見られるジェンダー不平等の改善策を推進するためには、中等教育におけるジェンダー平等教育が大きな鍵を握っていると考えられる


※「実践事例」についての質疑討論の全文起こし


松岡佳奈・大阪大学人間科学研究科博士前期課程1年

高校まで 九州の地元に住んでいて 男女特性論(生物学的に男女が違う存在であれ
ば、社会的役割も異なるという主張)
を 支持している人たちに 囲まれて育ってきたので 大学進学して でてきたんですけど そこで 寺町晋哉さん(宮崎公立大学准教授)の授業を受けて 初めて それも 教職のための 授業だったんですけど 「男女差は格差」 と学んだことで 問題の大きさに 気づきました 格差 ととらえる人は すくないのかなと それを 身近な人に伝えていくことが  たいせつなんじゃないかなと 思います





司会:岡部美香・日本学術会議会員 大阪大学教授

「地方」と 「男女特性論」の 双方が 大学進学率へ 影響していることに きづかない ことは 大きな問題かなと思います 


寺町先生からは 先ほどの発表で 「大学進学率は 女子の方が高くなった」と 言われているが 「徳島と 沖縄以外の 都道府県では 女子の 大学進学率の方が 低い(2021年度)」現在の状況を 見ていく必要が あるのではないかと ご指摘 いただきました


また 本シンポジウムの趣旨に対して 「学校現場の 先生たちが がんばらなければいけないんじゃないか と言うが そういう問題だけではない 社会構造を 変えずに 人々の考え方だけ変えてといった そういう問題ではないのではないか」という ご意見を いただきました  


ご指摘の通りです 「地方」では 長男さんは のこってほしい 弁護士になってほしい等 生まれた性や 順番、場所が 選択に 大きく かかわっているということは かならずしも 学校教育だけではないんだ これは みんなで かんがえていかなければ いけないことだ そういったことこそ ほかの 労働領域 福祉領域と むすびついて 先生方や 保護者だけが 責任を負った形に ならない みんなの問題として 課題を設定して やっていくことが 大事だと 思います



君和田雅子・お茶の水女子大学附属中学校教諭

体育の授業では フォークダンスは 体づくりとして やったんですけど 球技も 男子と女子に 分かれず 男女一緒に やっています みんな その中から お互いの気づき 一人一人の持てる力で どれだけやっていけるかを 目標に 授業を やっております 


「思春期は 異性に 興味関心が」と 保健の 教科書に 載っていますが 「かならずしも そうではない 自分の性に対する考え方・見方が よくわらかないも含めて 一方向に 決めつけることはない あなたが 進学なら 進学して やりたいことは なにか? から かんがえる」 ことを 提唱しています 「らしくではなく あなたらしく」を ふだんの活動の中でも だいじにしているところです 学校全体が そのように 考えているところであるかなと思います


ふだんの生活の中から 学校生活全般にわたって わたしは 子どもたちに対しては あなたがどうしたいか という考え方で 接しています 学びに関しては 「だれもが じぶんのできないことは 克服していかなければいけないし そこに 分け隔てはないんだよ 人それぞれなんだよ」 が わたしの いつも言っていることですね 





工藤洋子・大分県立別府鶴見丘高等学校教諭

典型的「男らしい・女らしい」の例を 生徒に出してもらって 男子「たよられても こまる」 女子「そんなの もとめられたらいやだ」など 当然出てくる 意見も あげて 意見交換しながら やっています

 



岡部

じぶんのことを ふりかえるのは すごくだいじなことだと 思いますし 「うちは 教員が なにより 自由な考え方が 保障されるんだと そういう考えをもっています」とおっしゃる 視聴者の方も いらっしゃって 大変 参考になりました



>「地方」は 難しい問題が多い について 今日の 論点になるようでしたら より詳しく お聞きかせ願いたいと 思います



寺町晋哉・宮崎公立大学准教授

大きな問い なんですけど 今日は 「格差」に 力点を 置きすぎたなと 反省してます 


編著(松岡亮二編『教育論の新常識』中公新書ラクレ、第4章 「性別」があふれる学校は変われるのか、ジェンダー 64-78.、寺町 晋哉/著」)でも 書いたんですけれども 


ジェンダーを のがれることは すごく むずかしいですし 「地方」は その人なりの 人生にしばられた 物事の見方が どうしても でてしまう そのときに 進学格差に 力点を 置くと 大学に進学しない人が 見落とされてしまう 

 

「地方」には 「地方」に 根ざした 生き方が あるけれども それが こどもたちの 進路を せばめているのも ひとつなので まずは みんなが 安心してすごせる 社会を 実現した上で 考えていかなければいけないんじゃないかが ひとつと 


自分自身の 地位を 向上させるためだけの 教育に 力点を置きすぎているんじゃないか わたしたち自身 教育の役割を もう一回 考えなおしていかなければいけないんじゃないかなと 今回 思いました 

以上です 





閉会挨拶:野尻美保子・日本学術会議会員、高エネルギー加速器研究機構教授

きょうの講演と 関わって 学術会議の委員会の中では 特に 理数系の女子の 進路選択に 関わる問題で 提言をしたいと いま 準備委員会を つくっているところです 


いま すべてのひとが 興味をもって 問題解決の力を もつことが もとめられています SDGsの目標でも このあたりは 述べられていることですし 性差を 考慮した研究によって イノベーションを起こす 「ジェンダード・イノベーションズ」という 概念が 欧米諸国では 採用されています 


日本は 特に 女性人材の 活用に 課題が見られ 小学校 中学校あたりから そのきざしがみられると 言われています 日本社会の 背景にある バイアスを 変えていく力が 十分でない ということが あるのではないかと 思います 


きょうのお話を 参考にして 学術会議で 解決のために 学校現場で どうやっていけばいいかに まとめていきたいと思います 


~☆・*。.:*・゚☆・*。.:*・゚☆~


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