2021/12/20(月曜日)から今日まで(10ー後半)
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12月26日(日)
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きょうは、プライベート・デーだった為、通常の長文ブログはお休みしました(笑)
たこ家道頓堀くくる/たこ焼き8個入¥790です
「コノ日ばかりは、ひとりたこ焼き、恥ずかしいやんけ~」
「この、タコ~~🐙」
「パワハラ発言ニャ~😹」
「わーい♪いただきますニャ~😻」
コノ日の歩数は、19,181歩(13.0㎞、2時間36分=156分)でした。
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12月25日(土)
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「シンパシーは “心を介さない” で エンパシーは “心を介する” です。ベジータは シンパシーで 結婚相手のブルマは エンパシーです。くっつくんです。」(もず、作田泰章・さくメンタルクリニック 院長)
「昨日はご苦労様。夜は☐☐(息子氏の名)と家でうな丼、餃子、キュウリ。夜は映画を観て寝ました。今日はF君と映画を観に行くそうです。仕事終わったら、また連絡します。」
(オトン:元ウチの人)
👩👵
それでは、来週は、婆さがどんなお知恵を発揮してくれるか、楽しみにお待ちくださいね😉おやすみなさい😪💤」」(堺市、ウチ)
(堺市広報/2021年11月号より)
「スナイパーは緘黙(かんもく)が多いです。言語のアプリも出てきています。ゴルゴもなかなか撃たないじゃないですか?“緘黙は寡黙だ” 特性で、治らなくていいです。」
(もず、作田泰章・さくメンタルクリニック 院長)
「夜は、いつもとちょっと趣きを変えて、今年2021年の1月16日に堺で開催されたウェビナーの「発達障害 医療機関って何するところ?」の掘り起こしをやりました。それにしても、歳を取ると年々、一年の立つのが早くなりますね(笑)
資料※①に、発達障害の専門医で、当事者でもあられる作田泰章先生の講演の全文起こしがあります。もしも、何かお気づきの点がありましたら、ご指摘よろしくお願いします」(堺市、ウチ)
今夜は、「Revo」さんのコース全8品のうちの1品目、「ウニと貝柱」の「写メ」を
アテに「猫ちゃんたち」と晩酌しました🥛☕(笑)
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12月24日(金)
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きょうは、ノー勉📖デーだったため、通常のウェビナーと、YouTubeライブ配信視聴はお休みしました。
「小松菜」
「虫は いーっぱい おるよ。ちゃーんと 出てくるときには 出てきよる。虫は ボケジジ(呆け爺)より 偉いでえ。ボケジジは ボケて ボケて ボケてもーとるけどなあ!」 (美原区、85歳)
「菊菜とブロッコリー」
「昨日は のんびりして 鮨食べて帰りました。今日の夜に ☐☐(※息子氏の名)が帰ってくる予定。明日はF君が遊びに来るので 土曜の夜は 1人で 食べに行きます。」(オトン:元ウチの人)
「チシャ菜、小松菜、ブロッコリー、えーと、なんや、出てけえへん、白菜、水菜、大根。住宅公害や。えーと、なんや、菊菜。」(美原区、85歳)
「寒菊」
👧👵
👩👵
それでは 知恵者の婆さが益々 本領を発揮していく 次回以降を お楽しみに😉おやすみなさい😪💤」」(堺市、ウチ)
「寒菊は 可愛いなあ。ほらほら 中入って 撮っといで」(美原区、85歳)
「越前水仙」
「メリークリスマス🐱癒やされますね 足のリハビリに行く日でしたので 私だけの思いで クリスマスカラーの装いで行きましたら 担当の方が 気付いて下さり 少し嬉しくなった一日でした 些細なことなのに…。」(高山町、おつれあいさん)
「メリークリスマス!元気そうで安心しました。因みに カルシウム関係は 牛乳より 豆乳の方が多いようなので それでいいと思います。コレステロールもゼロですね。」(石神井町、実母)
「ん、あれか?あれはな、越前水仙。」(美原区、85歳)
「きょうは 26,514歩(18.1㎞) 歩きました。往復の 所要時間の合計は 3時間38分=218分でした」(堺市、ウチ)
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資料のイメージ
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※ウェビナー(Webinar)とは、ご存知のようにコロナ禍、私たちの日常に、新たに加わった
"ウェブ(Web)" 開催の "セミナー(Seminar)" のことです。
※画像が大きくて申し訳ありません🙇♀️
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※①
2021年1月16日(土)
テーマ:「発達障害 医療機関って何するところ?」
講 師:作田 泰章 先生(さくメンタルクリニック 院長)
主 催:堺市発達障害支援センター アプリコット堺
※作田 泰章 先生 プロフィール
宝塚市立病院 初期研修医
2008年 阪南病院精神科、児童精神科にて後期研修
堺市立北こどもリハビリテーション内もず診療所非常勤
2016年 さわだメンタルクリニック
2017年 さくメンタルクリニック開院
資格
精神保健指定医、日本精神神経学会専門医・指導医
日本児童青年精神医学会認定医、子どものこころ認定医、産業医
※講演・全部起こし
阪南病院の児童精神科と 堺市立もず診療所の発達障害児の発達相談を 9年半担当していました。
さくメンタルクリニックを開院して 3年半になります。
ブリーフセラピー(家族療法)のアプローチを重要視しています。
ブリーフセラピーとは 簡単に言うと、“泣いてきた患者さんを笑いに変えること”だと僕は思います。
楽になっていく事で、家に帰ってお子さんとの関係がよくなっていくという 家族内(親子間・夫婦間)の相互作用をめざしています。
#医療機関の情報提供 はあんまり参考になりにくいと思います。
ネットの口コミは ネガティブな情報は結構 参考になるかと思います。
発達障害は小児神経科で 乳幼児期から
二次障害は児童精神科で 児童期から診れます。
やがては成人して精神科ですが、発達障害を診れるかどうかは かなり仮定になります。
総論に入ります。
#乳幼児期の2~3歳で結構診断されています。
浜松市の取り組みが一番早いです。
2割(100人)位の子が乳幼児期に見つかっています。
#児童期は 小4の壁があったりします。
複雑なコミュニケーションが 10歳前後から始まるんですね…。
#0歳代によくみられる育てにくさ
・夜泣き・おねしょ・夢遊病・這い這い下手・ものを目で追わない等。
・生後9ヶ月革命の時期になっても自分と他者との自他未分化。
・視線過敏が結構ある。他者と視線が合ってない。
(半分の人は 鬼滅の刃 を知っているとして 例にとって簡単に言うと)
鬼滅の冨岡義勇(とみおかぎゆう)が アスペの傾向があります。
(※アスペ:アスペルガー症候群、今はASD:「自閉症スペクトラム」に分類される)
#2~3歳代によくみられる育てにくさ
自分と他者との境界が不鮮明で、自分勝手に動いているように見えます。
人への関心が、通常の子は2~3歳で始まりますが、5~6歳と遅れています。
#医療機関受診のデメリット
・待機待ちが長い。うちは12月から初診断っているので数か月待ちです。
・診断するけど診療しない。
・診断名が違う。今は ASD,ADHDのどっちかから 両方あっても良いに 広がってきている。
・5~10分診察。
・余計に辛くなる。色んな部分でDrと合わなくて。僕の技術とか。
#精神科の診断の見立て
地下1階(土台)は 知的能力知的能力がどのくらいあるのかです。
発達障害のある人は能力障害なのに 何でこれが出来ないのかと モラハラを受けちゃってる場合があるので 土台(地下1階)を 診ていく必要があります。
1階が ASD(自閉スペクトラム症)・ADHD(注意欠如・多動症)・HSP(「人一倍敏感な人」)。
精神科医が 診断されにくいタイプの精神疾患の特性を 見極める為に
ASD・ADHD・HSPの 3つの座標軸で 患者さんを診る事の重要性を
大変 感じています。
詳しくは→http://saku-mental.blogspot.com/2020/10/blog-post.html
2階が 様々な症状(いわゆる2次障害)
#ASD(自閉症スペクトラム症)の人は 2%(100人中2人いる)と言われます。
鬼滅のASDは
冨岡義勇(とみおかぎゆう):
アスペ。集団で集まる時に端っこにいる。嫌われてますねと言われるとちょっとビクッとする。
胡蝶しのぶ(こちょうしのぶ):
フォーマルなコミュニケーションが多い。数字へのこだわりがキツイ。自分を物として見る。
https://www.pinterest.jp/pin/818036719800578916/
#ADHD は僕です。今日も会場を間違ったり…。
学童期の子どもの5%います。活発な男の子の 行き過ぎたバージョンです。
通知表には“ 考えてから動こうね”と 書かれていました。
大人になったら、多動・衝動はだんだん和らいでいきますが、不注意は残る事も多いです。
僕も あちこち気になりながらやっています。
子どもの発達障害は 6.3%~10%(1割くらい) 支援が必要な子がいます。
大人のADHDは2.5% (100人に2~ 3人)です。
ASDの子どもの43%(4~5割)は 大人になるにつれて ADHDと重なります。
杉山登志郎先生が 発達障害の大家です(日本は少ないです)。
僕は ADHD(注意欠陥多動性障害)があったから Dr.になれたと思っています。
#HSP は 実験で 昆虫、カブトムシが100匹いたら スイカに80匹は飛びつくが 残り20匹は飛びつかなかったように、人に限らず、昆虫や犬、猫、鳥や魚等の動物に 一定 似たような気質が見られます。
繊細であることは生き物としての生存戦略の一つだとも言われています。
HSPは 障害とかではないが、対人の事を分ろうとして過敏になって、二次障害で、
不登校・失職・ひきこもりになったりするので、僕としては 診たりしています。
100人いたら20人位いると言われています。
鬼滅の刃でいうと、鬼滅のHSPは
嘴平伊之助(はしびらいのすけ):
猪のマスクをしている。話す速度が速かったり関心のない事には一切関りを持たない
竈門炭治郎(かまどたんじろう):
鼻で人の気持ちが瞬間に分る
我妻善逸(あがつまぜんいつ):
黄色の髪、耳が非常に良い
https://zundad.com/kimetsu-five-senses/
精神疾患の発症は、凸凹が大きいのは 脳の特性(生物学的要因)なので 薬物療法で診ます。
決して 子育ての仕方によって 障害になる訳ではありません。
子育ては、左右してきます。
こんな事例がありました。同意を得ています。
5歳の男の子。お母さんが来られました。3歳で喃語あり。興味のないものには注意散漫。
#発達障害で医療ができること としては
・診断:発達障害の併存症としての発達性協調運動障害と、手洗いを繰り返す強迫性障害
・心理教育:お母さんとの関係で 何がしんどいのかを診たり。
・その他の家族の受診、カウンセリング:
夫婦の問題も診たり、実は弟も発達障害であったり、家族全員であったり。
それで初診がパンクしちゃったりもします。
・ 診断書(療育、特児、精神保健福祉手帳):
1ヶ月3万数千円。受けれそうだなと思ったら こっちから言います。
手帳があった方がサポートし易いという事がありますので。
・訪問看護、ヘルパーなどの在宅支援:
今、70箇所位に訪問看護に行って貰っています。
#発達障害の薬物療法
・メラトニン:睡眠リズムの改善。お母さんの目の下のくまが取れてきたりするので。
・漢方薬:癇癪やパニックはお母さんがキツくなるので、子どもとお母さんが両方飲めばいいじゃんと。
・エビリファイ、リスパダール:今、沢山の情報がガチャガチャしていて子どもたちはオフできないので
ブロックする。昔の精神病院のようにブロックし過ぎると涎が出たりボーっとしたり。
・コンサータ:ざっくり言うと覚醒剤的。秘密をばらしちゃったりするのを押さえる。
目の前の物に刺激を集中させる。1割はゲーゲー吐くので 吐き気止めを出します。
効かないのにまんべんなく出すのが一番いけない。
・インチュニブ:コンサータより効き方がマイルドで24時間作用します
(効いているのか効いていないのか実感がない事も)
※ベンゾ型(古いタイプ)は依存の問題がありますが、僕としては、コンサータを10年出してますが、
これがないと生きていけないとは聞いたことはありません。
精神依存は 砂糖でも起こりますから、しんどいから使ってみたいんやというのがあったら
リスクの少ないものからやってみるという考え方でいいのではないかと思います。
こんな事例がありました。同意を得ています。
ASD(自閉スペクトラム症)。10歳(小4)の男の子。
アスペ傾向あり。言葉機能は影響ないけれど。
家ではオラオラ型、外はペルソナ型。
本児は学校に行きたくない。
“しゃーないな”と 問題行動を 受容していく。
こっちから “たまに休んだ方がいいんじゃないか” と
お母さんから “月に数回休むことはOK” と言って貰う。
本児は3カ月後、普通に通学するようになる。
#落ち着く理論
人はしんどい時に急いで上がろうとします。
下に行く事が大事ですよ。
シッカリと底を着きましょう。
そうした方がやっぱよく治るから。
ぐっと落ちていくとこれが人生の土台になるから。
ちょっとずつ回復していくのは、西川きよしだからね(小さなことからコツコツと)と言いながら
発達障害は 治療していきます。
#不登校4段階ステップ
土台1:元気。
「猪木(元気ですかー!元気があれば何でもできる!)だからね」と言っています
土台2:仲良し。
家の中で平和を大切にしていると暇になって何かしたいが出てくる
1F建て3:“やりたいな”ということをしっかりやらせてあげる。
共有しとくことが大事
2F建て4:やんなきゃいけないこと(学校・社会的役割)がやれるのは一番最後
#児童精神科訪問看護
お母さんも 時間を 大事にしてますか?
“学校に行け”と言うのは凄いエネルギーを使うんです。
お母さんは凄い疲れています。
お母さんが楽になるために、色んな人に頼れるようになることが、子どもにとってもいいです。
子どもへの「“しんどいよ”と言ってもいいんだよ」が お母さんにも言えるように。
#診断することで楽になる
モラハラにならないために、診断は 役に立つのかなと思います。
また、こんな事例がありました。同意を得ています。
中1男児。自我機能の希薄さあり。家で暴れる。
ASD→HSP→SAD(社交不安障害)。
「不良」が似合っていない。あがいている。フリースクールに転校。
それがいいなと僕も思いました。
「尾崎豊だからね。自我が出てきたらしっかり伸ばしていこうね」と言いました
#医療上したこと
・通院半年で手帳取得
・お母さんの為に訪問看護
・落ち着く理論:
最初は落ちるけど、だんだん自分らしくやっていくのがいいいんじゃないかなでやっていく。
それが成長に繋がるんだから。
・社会環境に自分が合わせるのではなく、自分に社会環境を合わせて生きやすいようにしていく:
自我が薄くて 外に過適応(合わせすぎ)で しんどくなるのかなあと話す。
自分に 社会環境を合わせて、生きやすいようにしていく 流れの過程が「不登校」ととらえる。
男児は、親がクリニックへ「連行」から、自分から来るように変化してきました。
お母さんだけ クリニックへ来て 発達障害の本人は永遠に来ない場合も実際にあります。
お母さんだけでいい。
困っている人が来たらいい。
来たくない人は 来なくていいよと、僕からは 言っています。
こんな事例がありました。同意を得ています。
成人男性。ASD。10年ひきこもり。診断されたくない。プレッシャーが一番しんどい。お薬 飲みたくない。家族から離れて リラックスして暮らしたい。
“平和”という場所が達成されてないんですね。
お父さんも しんどかったよね。別々の暮らししてもいいんじゃない?と言いました。
#「発達障害診療」から 僕自身が学んでいること
・凹を治すんじゃなくて 凸を伸ばしていくこと
さかなクンはアスペだと。勉強ができなかった。
お母さんが 全国の魚屋さんを回って 得意なことを 活かされた
・“好きなことをやっていいんだよ”と言って 強さを上げていくことで 興味が上がってくる。
そうすれば 得意ができてくること。
・男の人の脳はシンパシー(心を介さない)で、女の人の脳はエンパシー(心を介する)とも。
お互いの脳が違うとも。
アスペは 男性の方が多いので カサンドラ症候群は 察することができない夫を持つ 妻の病気とされる事も。
ベジータ(アスペ/シンパシー)の結婚相手はブルマ(エンパシー)です。くっつくんです。
夫婦の問題の是正も、大事です。
※シンパシー(心を介さない)とエンパシー(心を介する)
ASD(自閉症スペクトラム症)の人たちの多くは、こころを介した共感、すなわち
「エンパシー」が苦手で、「シンパシー」の方が得意です。
シンパシー側が 富岡義勇で、エンパシー側が 竈門丹次郎です。
詳しくは→http://saku-mental.blogspot.com/2020/10/blog-post_29.html
シンパシーは ソーシャルな場面になると 場違いなものとなりがちです。
例えば 「禿げ頭」や「片腕がない」といった人の欠陥を あからさまに 面白がったりします。
そこには 相手を侮辱する意図は ありません。
ASDの人にしてみれば、ただただ 面白いだけなのです。
しかし その場に 居合わせた人は びっくりしてしまいます。
・診断することで 一時的に落ち込むけど 受容が大事です。楽になる。
・親子治療、夫婦治療という家族内の相互作用
子どもがASDの場合、父も50%ぐらいASDの傾向があるので、
親子治療、夫婦治療も一緒にやっていくことを 大切にしています。
問題が起こった時は、“マイノリティなので、立ち止まってしっかり考えようね。”と言っています。
そうでないと繰り返してしまうので、大事です。
補足①)
その他の発達障害に、「場面緘黙(かんもく、家では話せるのに外では話さない)」があります。
が、スナイパー(狙撃手)はASDが多いです。
言語のアプリも出てきています。
ゴルゴも なかなか 撃たないじゃないですか?
“緘黙(かんもく)は寡黙だ”
https://onihei-fan.com/?p=7639特性であるので 治らなくていいです。
高倉健も いっぱい喋ると モテないじゃないですか?
短く言うと そんな感じです。
補足②)
#リアリティーの向上は常に朗報である
恩師の 杉山 登志郎先生(福井大学子どものこころの発達研究センター客員教授)から言われた
「真実が、一番、患者さんを傷つけないよ」という言葉があります…
診察という場で、少しでもリアリティー向上して
患者さんに 治療的に 関われるようにしていきたいと思います。
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