一週間刻みの眺め(長め)サイト(笑)

今週、引き出しの中に容れたもの。

2022/6/27(月)から今日まで。(第37週ー後半②)※資料No.99




**************
2022/7/1(金)
**************

朝は、オトン(元ウチの人)からのメール・チェック(備忘録的なものなので、読み飛ばしを)。

「昨日は昼カレー、夜和食。選挙券はカウンターにあります。多分、いかないかな。


夜は、菟田野のお義母さん(84)に、ラブレター書き(笑、同上で)。

おかあさん コン🦊ばんは
きょうは郵便局とかに出かけて帰ってきたら、靴下の中の足首もじっとり汗を掻いていて、びっくりしました👣🥵
おかあさんの重ね着用の靴下も、また次の冬まで、箪笥で夏眠ですね🦶🦵😴 (笑)

きょうも、手短第一で、早速、『根っこばなし』を始めますね😸←これはネコ。

なお、前回の『ざるにはざるを🐵』は
昔、大垣の城下町で、買ってざるで受け取った五合以上ある塩を、ちょっと知的しょうがいのあるムラの青年与平、みんながやるように洗おうとしたら、最後の最後になって塩売りのおじさんが「そんなもったいない真似はやめてくれ」と大慌てで止めるというどんでん返しがあった🐶というお話でしたね👵👶🐒←これはサル

ちなみに、きょうは、最終回です🐒キキッ

「根っこばなし」より『ざるにはざるを🐵』
👵👶🐒キキッ

最終話

与平は おやじが 何で 止めたか 分らずじまいのまんま 
を かついで 部落へ 戻ったもんの、🐵🥣
やっとか(長い間)たって
の 代金を 払っとらんのに 気づいたと。🐶🥣🐵

岐阜の 町にもな、なんと 大正の 初めごろまで
部落のもんの 銭を ざるで 受けとる 店が あってな。🐶🥣

親の 使いで もの買いに 行って、
ざるの なかへ 銭を 入れた 子供がな、🐵🥣

いまは それぞれ 長老に ならしゃ
達者で 昔ばなしをしてござるよ。👴🥣

(おしまい)

暑いし、いい終わり方だったし、今日は私の感想は不要ですよね?🤫
でも一言だけ。長老たちのお陰で、おかしな風習が無くなってよかったですね😄

では、お互い、我慢しすぎずに、遠慮しすぎずに、バランスを大切に😉✨🐶ワン🐵キキッ 
おやすみなさい💤😪✨」


それが済むと、「ジェイムズ・ジョイス『ユリシーズ』への招待~第10挿話~」の文字起こしをしました

With "Ryoryo"(ウイズ リョーリョー)


きょうは、夜ランをして、6,011歩(3.9㎞)走り歩きしました🏃


✨🌙🌓🌖🌕🎑


~☆・*。.:*・゚☆・*。.:*・゚☆~


※質疑応答の全文起こし


>一本足の水兵を ボーア戦争(※1880年12月16日 - 1881年3月23日、南アフリカで勃発、イギリス軍の敗北、トランスヴァール共和国の勝利、多くのダブリン市民が反イギリスの旗幟を鮮明にした)の傷病兵とみる 根拠はどこにあるのでしょうか?


司会/講師:新井智也・一橋大学大学院博士後期課程在籍
ここでしか 登場しないわけですが 基本的に アイルランドで 戦争と言えば ボーア戦争と考えるのが 妥当かと 思いますし 


>19に何か意味があるのでしょうか?


司会:新井
ユリシーズ自体は 18の方が 多いですね


渡 高橋・県立広島大学人間文化学部国際文化学科教授
18はUlyssesの章の数字、後の一つは それを総合するような感じで、18+1と考えた方がよいのでは?


小田井勝彦(オダイ カツヒコ)・専修大学非常勤講師
ちょうど真ん中の1が ブルームで ブルームが 街の中心に 配置されている

と そんなところでしょうか


>1. 本挿話「Wandering Rocks」の和訳を鼎訳では「さまよう岩々」、柳瀬訳では「さまよえる岩」としています。「Rocks」なので「岩々」というのは頭では分かるのですが、そもそも「岩々」という日本語は正しいのでしょうか?通常の用法では「岩々」とは言わないことを念頭に置き、柳瀬さんは「岩」とされたのではないかと思いますが、いかがですか?


司会:新井
岩々は 日本語として ふさわしくないですかね? そこまで 不自然な感じは 私は しないですが どちらにしても 誤訳 って感じはするかと


Yoshimi Minamitani・京都大学大学院文学研究科准教授

「人びと」に合わせたかったんでしょうね。。。


>ブリテンと ブリティッシュの 違いは?


司会:新井
ブリテン島だけではなくて 住民という意味 大英帝国支配下の住民 ということで 広くアイルランド人も 含むのかなと 考えられますが


>ブリティッシュ アイルズ(British Isles)の人たちのことですね。ありがとうございました!


Yoshimi Minamitani
>第19断章は、どういう地点から見ているのか気になっています。人物が大集合して、名前の羅列から高い場所からの俯瞰視線にも見えますが、一方で目線は水平的な感じがします。


小田井
やっぱり 描き方が なかなか 映画的ですね


Yoshimi Minamitani
地図製作者の視点みたいなことがあるんでしょうかね。
なるほど、カメラが切り替わる!


Hironao Kobayashi・東洋学園大学グローバル・コミュニケーション学部准教授
カメラのフォーカス、なども考えられますね!


>2. 本挿話は19の断章からなり、それぞれ市井の人々の生活を、無作為に抽出し、平等に描いているようにも思えますが、そうともいえない気がします。第1断章「(ジョン・コンミー神父)」だけがいささか長過ぎる気もします。試みにそれぞれの断章のページ数を鼎訳の単行本で比べてみると、次のようになります。端数は切り上げ。(1)13ページ・(2)2ページ・(3)3ページ・(4)3ページ・(5)3ページ・(6)3ページ・(7)3ページ・(8)5ページ・(9)8ページ・(10)5ページ・(11)6ページ・(12)6ページ・(13)6ページ・(14)6ページ・(15)6ページ・(16)5ページ・(17)3ページ・(18)4ページ・(19)8ページ。恐らく、本来は、1922年刊行のシェイクスピア&カンパニー版を参照すべきなのですが、つまり、ページ数の「数」に何らかの意味があるのでは、とも思うのですが、いかがでしょうか? 長さの不均衡について言えば、暴論かも知れませんが、最初ジョイスはこのような断章形式で書く、というアイデアを持っておらず、第一断章を書き始め、途中で挿入節を思いつき、そこから派生して、断章形式に移行したのでは、とも思うのですが、いかがでしょうか? あるいは、この第一断章の「コンミー神父」の下りが、本挿話全体の重石、或る種の物見の塔watch towerのような働きをしているのでしょうか?


司会:新井
どういう順番で 書いていったかは 分らないんですが ボイランは 内的独白があり ブルームも 主人公ではないですけども 相当な量の 内的独白があって 不均衡は 長さ以外にもあって そこから なんというか 最初から ジョイスが こういう 断章ごとに 分けてと 想定していなかったと 考える必要もないかなと 思うんですが


小田井
これは かなり 計画的に 作られていまして ブルームのいる10と 対照的に なっていまして 2と18は お父さんがしんだ と 息子 3と17ですと 一本足の水平と 盲目の若者 というふうに かなり 計画的かと 途中で 思いついたというよりも


>成程、対称的なんですね。了解いたしました。


司会:新井

時間がきましたので 次回の お知らせをして ここで いったん終了します ここからは 宣伝等 ありましたら お願いします



小田井勝彦先生

『ユリシーズ』精読の会」参加者募集のお知らせです
「ユリシーズ精読の会」は関東在住の会員が集まり、これまで第4挿話、第10挿話、第17挿話の読書会を続け、研究大会でシンポジウムを行うなどの活動を行なってきました。9月の研究会で第17挿話を読了し、12月より第12挿話を読み始めることにいたしました。語り手やナショナリズムの問題など議論すべきことが多くある挿話であり、このたび新たにメンバーを募集し、多くの会員の知恵を結集し、新たな読みの可能性を探っていきたいと思っております。会場は都内の大学を使用いたします。関東在住のレギュラーメンバーはもちろんのこと、都合が合う時だけ参加したいという地方在住のゲストメンバーも大歓迎いたします。
参加ご希望の方は、Twitterの裏アカウント「小鯛」までDM下さい。



小林広直先生

発起人の小林です。明日13時から、本務校の東洋学園大学の公開講座で、ジェイムズ・ジョイスの『ユリシーズ』についてお話します(要予約、無料&オンラインも可)。ご興味のある方は下記のサイトをご覧いただき、ぜひお誘いあわせの上ご参加ください!今夜23:59までお申し込みが可能です。

URLをクリックしたくない方は、小林広直 ジョイス 公開講座 で検索をしてください。

https://www.tyg.jp/koukaikouza/k-kouza/index.html


Yoshimi Minamitani 
裏アカへ招待(笑)




~☆・*。.:*・゚☆・*。.:*・゚☆~

※きょうの文字起こしのソースはこちらです

2022年7月1日(金)20:00〜22:00(途中入退室自由)

出版100周年特別企画:2022年×全22回のオンラインイベント - 日本ジェイムズ・ジョイス協会

「22Ulyssesージェイムズ・ジョイス『ユリシーズ』への招待」

「第10挿話」

第1部 「第10挿話―ダブリンを読む、テクストを彷徨する」

司会/講師:新井智也・一橋大学大学院博士後期課程在籍
第2部 「いよいよ『ユリシーズ』第2幕の開演!-ジョイス沼の楽しい溺れ方-」

講師:小田井勝彦(オダイ カツヒコ)・専修大学非常勤講師

主催:Project 22 Ulysses


毎月、第1・第3金曜20:00~22:00に開催 事前登録制(参加費無料)

新規参加お申し込みはこちらから 

最新情報はTwitterから→ https://twitter.com/22Ulysses2022

~☆・*。.:*・゚☆・*。.:*・゚☆~

×

非ログインユーザーとして返信する