一週間刻みの眺め(長め)サイト(笑)

今週、引き出しの中に容れたもの。

2022/7/11(月)から今日まで。(第39週ー後半①)※資料No.106´(社会的孤立回復支援)



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2022/7/14(木)
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※きょうは、ノーペン🖊デーにつき、通常のメール・チェックと、レター書きと、『根っこばなし』は、お休みです🙇(笑)。


きょうはお月見ウォークをして、14,699歩(10.9㎞)、走り歩きをしました🎑🌕🎋✨満月は、夜空のどこにも見えへんかったけれども(笑)


ウッジューの体調は
好調の時と 絶不調の時とが 順番にあって 
絶不調の時は 見ているのがつらい


なので 自分が楽になるために 

今日から 今日を受け入れる


今日は おやつちゅ~る 1本しか 食べれなかった
だったら 明日もし 2本か 1本半かでも 食べれたら 思いっきり喜ぼう

そんなふうに


過去の 絶好調時に パウチ一日 4袋食べていたことと
比べるから つらいんやし こわいん
せやさかい
過去と 比べることは 一旦 ヤンピや(笑)
そんなふうに


       With "Ryoryo"(ウイズ リョーリョー)



そのあとは『孤立と社会- 悲しみや不安を口にできる社会を -』の文字起こしの続きをしました



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※“えんたく”の部分起こし
(2022年7月2日開催、龍谷大学社会的孤立回復支援研究センター主催)
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(0:57:57~)
加藤武士・木津川ダルク代表
薬物依存症回復者たちの 笑顔 というのはねぇ なかなか 見ることができない 
それは 薬物依存者って 人に 迷惑を かけてきた やっていはいけないことを やってきた やった人たち その人たちが 回復して 笑顔の写真を 見せる ってことは また その批難を 受ける 可能性がある 


そんなところで なかなか 回復者の 笑顔とか 喜びだとか そんなものを 伝えにくいって言いましょうか また それが 回復を 阻む というか そんなところがあって そこには やはり 差別や偏見なんかが あるんじゃないかなぁと 思ってますし


もう少し そういう部分が 充実しないと 私たちが 回復していくときに やっぱり 薬物を使わずに生きていくんだ ということが やめ続けていくことが できないんですよね


いろんな トラウマとか PTSDや 傷ついた体験を 何とか自分で 解決しようと 癒そうと 忘れようとして まぁ アルコールや薬物に 嵌っていく人が 多いわけで そんなときに ただ 薬物やアルコールを 取り上げてしまうと ほんとに 命を落としかねない


そこを なんかこう 聴いてあげられる その不安や 困りごと 本当の大変さを 聴いてあげられるような 社会や 地域になればなと 思ってますし 


私自身 回復して 小中学校の講演に 委託を受けて 行くわけですけれども 話の内容は 
決まっていましてねぇ 政府は「ダメ 絶対」を押すわけですねぇ 


リスクのない子どもたちは それでいいんだけども リスクのある子どもたちは ダメだよ って 言われたら 「ああ これは 自分が 頑張らなければいけないんだ 自分が(家族の  離婚や 家庭内の暴力は)こらえなければいけないんだ」と 思っていくようなものを これは 持っているので   


僕はその講演の時に「自分の弱さとか 困りごととか そんなことを 相談してほしい また それを 聴ける友達に なってほしい」というメッセージを 伝えるようにしています



(1:59:21~)
安田 菜津紀 ・認定NPO法人Dialogue for People副代表/フォトジャーナリスト
私の親しい知人も 性被害に対して 顔と名前を出して 証言をしていますけれども「本当に 性被害者だったら 笑わないはずだ」っていう バッシングが どれほど多かったか それに乗っかったメディアが どれくらいあったか っていうことを 今のお話を聞いて 思い出して やはり メディアの側も 弊害でしかない「~らしさ」を どれだけ壊していけるのか ということを 考えていきたいと 思います 



(1:55:40~)
加藤
薬物やアルコールを 使っている人でさえ 自分に対して スティグマ持っているというか 自分はダメな人間である というふうに こう 思うわけですね 


それはどこから 出てくるのかっていうと やはり 上手にお酒を飲めない人であったりとか やってはいけないことをやった まぁ薬物を使った人であるとか いうところから 出てくると思うんですね 


メディアとかが バッシングすればするほど その人たちは 自分のことがダメだと思うし また そのことを 助けて というふうにも どんどん 言えなくなっていくんじゃないかなと 思うんですね 


そこを ダメだと思わさせているようなメッセージを 極力少なくしていくようにして 回復を支えるだとか 回復できるんだ というふうなメッセージを もっとたくさん 出して行けば 変わっていくかなあと


WHOも 「薬物使用については 刑罰に変わる 別の手段を 取っていくように」というふうな メッセージを 出していますし 日本は 「ダメ 絶対」を 言い続けているところに 問題があるかなと 


あと 今年 3年間 行われていなかった リカバリー・パレード(「回復の祭典」Recovery Parade Japan というのが あるんですけど 自分たちの回復を 自分たちの 姿と 声と メッセージを 伝えていこう


これまで やはり 自己スティグマというか 自分はダメだということで みんな 顔を出したり 自分たちが表に出ることを 控えていた人たちが 多かったんですね 


ただ 「みんなが出なさい」 と言ってしまうと またこれ おかしなことに なるんだけど でも 何かしら 変えていくために 声を上げたり 顔を出す 自分たちが 元気になった 笑顔をね 見せられる人は それを見せようじゃないか っていう そんな運動も すこし 始まっているので


今年の11月3日かな 大阪の御堂筋を 回復者のパレードを する予定 なんですね まぁコロナ禍なので そんなに 人は 集まらないかもしれないんですけど 


ただ そういう 大きな 3年間止まっていたものを このまま 放っておくと また 消えてしまいそうなので もう一度 改めて 回復っていうものを 自分たちの 姿と 声で 伝えていく っていうことを 始めようとしています 


だから ぜひ そんなことを 沢山 ポジティブなメッセージを メディアの方に 広めて頂ければ ありがたいなぁっていうふうには 思っています



(2:1:35~)


課題共有型円卓会議“えんたく”の司会:中根 真・龍谷大学短期大学部こども教育学科教授
言葉を 自由に 操ることが 難しい人が 沢山 この社会に いらっしゃる 聴けてない 聴こうとしてない人たちが おられることを ここまで 話してきて はたと 気づきました
語りとして 言葉で表現できる人も そうでない人たちも いるってことも 再確認して これからまだ 私たちの課題は 続く これから この社会的孤立回復支援研究センターで 詰めていけばいいんだ っていうことを ここで 表明したいなと 思いました 


そういう意味で - 悲しみや不安を口にできる社会 -あらため - 悲しみや不安を表現できる社会 -っていうふうに したいと 


絵や 行動で 表現できる人も あるかもしれない そこへちょっと 思いを 馳せていけたらなあ というふうに 思っております





(1:42:27~)
加藤
おっしゃるように そんな いきなりね 「あなたの困りごとはなんですか?」って 聞かれても なかなか 話せないと 


私自身は 自分に 起きていたことは 自分でも ちゃんと 理解できていない 何が起きているのか 不安はあるけど 何が不安だと 思っているのかも よく 整理できていない ただ 混乱していると 


そういう状態の時に ダルクの ミーティングを通して 自分の体験を 話してくれるんですね そういうことを 聞いている中で 自分の過去も あ こういうことが 起きていたのか こういうことなんだ っていうふうに 何かしらよくわらかなかった 過去が 整理されて行って やっと 同じように 言葉に出きるように なっていく っていう感じだったんですね  


だから 自分の感情や 混乱しているようなものを 言葉にすることすら その言葉が 無いというか 自分の中にね そんな状態だったと 思うんです


だから 不安を語れる場所が あったとしても そこに 沢山の人たちが 不安を語っている という そのメッセージが 先に無いと 新しい人たちは 語れないんじゃないかなあ っていうふうに 思っています 


だから 常に 新しくやってきた人が 一番大切な人でね その人たちの 手助けをする 
ダルクでは 先輩が 珈琲を煎れたり 「座り 座り」って言うて 昼寝してても 許される  普通の組織の 構造から言うと 新米が 珈琲を 煎れたりするんだけれど 




(0:53:53~)
加藤
私も 在日朝鮮人で 実の母と 暮らすことができなくて 里親に 育てられたわけですけど そのときに 周りの大人たちから 「武ちゃん(加藤武士さん)のお母さんはね 苦労してるから 大きくなったら お母さんに なんか恩返しを しておあげよ」とか よく 言われたんですね 


確かに そうなんです がんばっている母親っていうのは こう なんとなく分るんですね 


僕は 夏休みのたびに 実の母親が 迎えに来て 一緒に帰って 夏休みの時だけ 実家で過ごすということをやってまして また 夏休み終わって 里親のところに帰ってくると 実の母親は 泣くんですね 迎え入れる側の 義理の母親は 喜ぶわけですよね 帰って来たから  


その 何とも言えない瞬間 って言いましょうか 片方の母親は 泣くし もう一人の母親は 喜ぶし 何とも言えない気持ちに なっていた記憶が あるんですが そんな時に 自分の大変さ というのは 言っちゃいけないんだなというのをね (東日本大震災の子らと)同じ様に 思っていったふしがある


ある時 母親に 自分の父親のことを たずねたことがあるんですね お店で 服を買ってたんですけど 男性物の服を 選んでたので 「それ お父さんの?」って 聞いたんですよ 凄い怒られて ああ このことは 父親のことについて たずねることは いけないことなんだなあと思って 


義理の両親のところにも 義理の 姉や兄が いてたんですが そこには 精神障がいを持つ 姉や兄がいまして その姉 兄たちのことも 話をすることは なんか 話題に出してはいけないことだったと なんとなく 家の中がね 結構 話してはいけない話題があって


それで しずかに 自分が がんばらないといけない という感じに なってたんですけれども まぁそんな時に いじめられたりも してたんですけど 相談することができない これは 自分が 解決しないといけないことなんだ という感じに なってたのかなあっていうのは


自分自身が ダルクにやってきて 薬物依存から 回復していく中で 自分の過去を 振り返って とらえなおしていく 過去を紡ぎ直していくようなことを 僕は してきたんですけど  
今では そういう母親のことも 受け入れられるし 当時は恨んでいましたけど 許すってことが できるようになりましたし そういうことを少し 今日の話を聞いててね 思い出しました



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※今日の文字起こしのソースはこちらです


2022年7月2日(土)


社会的孤立回復支援研究センター(SIRC)キックオフ・シンポジウム

孤立と社会
- 悲しみや不安を口にできる社会を -

〔主 催〕龍谷大学 社会的孤立回復支援研究センター(SIRC)
〔共 催〕龍谷大学 犯罪学研究センター(CrimRC)
〔協 力〕一般社団法人 刑事司法未来

〔会 場〕龍谷大学深草キャンパス 成就館メインシアター
https://www.ryukoku.ac.jp/nc/event/entry-10494.html


〔ゲスト〕安田 菜津紀 ・認定NPO法人Dialogue for People副代表/フォトジャーナリスト
〔課題共有型円卓会議“えんたく”の司会〕中根 真(なかね まこと)・龍谷大学短期大学部 こども教育学科教授

〔登壇者〕金 尚均(きむ さんぎゅん)・龍谷大学法学部教授
加藤武士・木津川ダルク代表


※前編へのリンクはこちらです:https://wtti2.muragon.com/entry/190.html


※動画はこちらでご覧頂けます:https://youtu.be/-2O7J9i6Qpc(公開期限:2022年8月9日(火)17:00)

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