一週間刻みの眺め(長め)サイト(笑)

今週、引き出しの中に容れたもの。

44週目。2022/8/15(月)~後半③※資料No.132 (ロスジェネ)

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2022/8/20(土)
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朝は、オトン(元ウチの人)からのメール・チェック(備忘録的なものなので、読み飛ばしを)。
「昨日はご苦労様。今日は半日で、午後からフリー、明日午後から集団接種の仕事なので、それまでゆっくりします。多満喜さんの写メは、お品書きは、撮り忘れました。ネットで検索すればすぐでてきます。


夜は、菟田野のお義母さん(84)に、ラブレター書き(笑、同上で)。
おかあさん コン🦊ばんは。

まもなく、雨が降り出しそうな今夜、虫たちの声は、聞こえてきません…👂🦗虫たちも、むし暑いのでしょうか?(笑)🙇

それでは、今夜は『根っこばなし』より『おぼえがき📝📎👴 』最終回をお送りします😊


前回の『おぼえがき📝📎👴 』
岐阜のあるムラに、やまが(山里)の爺さまという馬の名医がおられて、彼の功績は文字としては残らなかったけれども、お孫さんが語り部となって『根っこばなし』に残していた
というお話でしたね👶👴🐴

なお、『おぼえがき📝📎👴 』は、タイトルに魅かれて選ばせて貰った作品なので、物語が予期せぬ展開(?)になるかもしれないことを、あらかじめお詫び申し上げます(笑)🙇

「根っこばなし」より『おぼえがき📝📎👴 』
📝 ✂ 📏 📐 📌 🎨🖍

薬だんすは 家宝に しとる。💊🐎
小引きだしが ぎょうさん あってな。📝🐴

わしの 幼いころに 爺さまが、👦👴
踏みこんできた 警察に👮‍♂️👮
どつかれながらも たんすのまえに 立ちはだかって、📝👴
指一本も ふれさせなんだ👆👴
必死の 泣き顔が、
八十すぎた この歳でも、
つい 今しがたに 見えて かなわん。

(おしまい)

お孫さんの語りによって、無名の名医、やまが(山里)の爺さまが、最後は生きた人間の姿をとり始めました。DVは子どもに見せてはいけないけれども、相手が警察で、その警察にとっては、小さなものでしかなかった爺さまの抵抗が、それを見たお孫さんにとっては小さなものではなかったことは、大きなことですよね😊私たちもお互い、小さな抵抗は続けましょうよね😉🎵✨
それでは 最後までお読みいただきありがとうございました👴 🎵次回は、明後日8/22(月)になりますけれども、良い夜を✨おやすみなさい😴💤」

8月20日、12回目の別居きねん日は、With "Ryoryo"(ウイズリョーリョー)💧

そのあとは、ロスジェネ世代の加藤智大元死刑囚への7月26日の死刑執行 についての雨宮処凛さんのご発言の文字起こしをしました↓

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日時:2022年8月18日(木)、場所:参議院議員会館101会議室、『古川法務大臣による秋葉原事件(2008)加藤智大元死刑囚の死刑執行(2022/7/26)に抗議する集会 』、発言者:雨宮処凛(あまみや かりん)・作 家、コーディネーター::岡本真菜・死刑廃止国際条約の批准を求めるフォーラム90
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※講演の部分起こし
0:53:25~
雨宮処凛(あまみや かりん)・作 家、「反貧困ネットワーク」世話人
まず 思ったのが 2008年6月8日の「秋葉原殺傷事件」の 9日後に 「東京・埼玉幼女連続誘拐殺人事件」の宮崎勤元死刑囚の死刑が 執行がされた ということが ありましたよね 

で 7月26日 この日は 植松聖死刑囚の「相模原障がい施設者殺傷事件」から ちょうど6年だったんですけども 山上徹也容疑者の「安倍元首相の銃撃事件」から 18日目に 加藤智大さんへの 死刑執行が 行われた という
 
その 秋葉原事件の後に 宮崎勤元死刑囚 両者を結ぶ キーワードとして 当時の「オタク」 というふうに 言われたと思うし 今回は 「ロスジェネ」 というのが 同じ 両者を結ぶ キーワードではないか 

かたや(秋葉原事件の)加藤智大さんは 39歳になってますよね で(安倍元首相の銃撃事件の)山上容疑者は 41歳で 「ロスジェネ」で 仕事にあぶれ 派遣の仕事を 転々としてきた という共通点 が ある中で 凄く そういう 雑なイメージによって 彼の 死刑が 執行されると 正当化 されるだろう と思って 執行されたのかな ということを まず 思って 凄く ショックだったんですけども 

25歳 青森出身 日研総業という 日本最王手の 派遣請負業者から トヨタ系の 関東自動車工業に 派遣されている 派遣社員と言うのは もう あまりにも 「ロスジェネ」の 当時の 典型だったんですね 

そういう中で 親の虐待があったり 今回 執行されて 色んなものを 読み返してみると まぁ借金が あったりだとか  そういう中で 事件が起きる前の 5月に 6月いっぱいで 解雇ということを 彼は 言われているんですね 言われるんですけども そのうち それが 翻って やっぱり 首が 延期になった それに対して「自分が 必要じゃなくて ほんとに 誰でもいい」 というふうに 彼自身も 不満を書いていた 

そういう中で 2008年6月 事件が起きて それからすぐに リーマンショックがあって 日本中に 派遣切りの 嵐が吹き荒れて その年の 年末に ここに ほど近い 日比谷公園で 年越し派遣村 というのが 開設されます そこには 派遣切りに会って 職も失い 派遣会社の寮も 追い出され 所持金も尽きた という人たちが 500人以上 集まって 年末年始 一緒に 年を 越したんですけれども 

それから 14年後の コロナ禍の今 私は ずっと 貧困問題を やって 相談なんかも 受け付けているんですけども 彼と 同世代の ま アラフォー ですね (加藤智大さんは)39歳ですけども 40台 なりたてで という人たちから 本当に 毎日のように SOSデータが 支援団体に 届き続けています  

その内容は  彼(加藤智大さん)と同じ 製造業派遣の仕事を 二十歳頃から 40歳ぐらいまで ずっと転々として 一旦 派遣の仕事を してしまうと 寮付き派遣なので そこを解雇されると 次も 寮付き派遣の仕事しか 得られなくて とうとう コロナで ホームレスに なってしまった という人が 本当に ボーダーに生まれいて そういう人たちも 本当に アラフォーなんですね 40台前後の 人たちが多くて そういう中で かなり 自暴自棄になったような メールやコメントが 私の所にも届いているんですけども

1:03:10~
私が 傍聴している時は 本当に 彼は 裁判の 前と後に 必ず 傍聴席に向かって ピシッと立って 凄く深々と お辞儀して その時の 彼の目が 本当に マジック で描いたような 「ねこぢる」という 漫画の 目に そっくりだと 私はよく 書いているんですけど 本当に まったく 感情の読めない目を していたので ああいう もの凄く 心を 閉じているというか 守っているというか ちょっと見たことがないこと だったので
でも その彼が 色々 本を 書いている だから 変わっていったんだと 思うんですね  

変わっていって これからも 変わる可能性があって 変わった彼の 言葉を 聞きたいと思っている 被害者の方も いたと思うんですね それが 絶たれてしまった ということに対しては 凄くおかしい というのか それでいいのか というのを とても思いますね

1:06:09~
全く その 虐待の 問題も そうですけども 非正規の 問題で 言うと あれから ずっと 悪化してますからね 2008年なんて まだまだ 牧歌的で 非正規雇用の方が 1千万人 いってないんで 今は 1千万人 超えていますし 何よりも 問題なのは 高齢化してる ってことですよね やっぱり 「ロスジェネ」 って 25歳から 35歳までが 定義だったんですけれども 今の 「ロスジェネ」は 本当に あと数年で みんな 50台になるっていう それで 年齢のせいで 仕事に かからないという 全く この状況は 重く 見てます


1:04:50~
コーディネーター:岡本真菜・死刑廃止国際条約の批准を求めるフォーラム90
私たちは 死刑囚表現展 という企画を しておりまして 加藤智大さんの 凄く難解な作品ですとか 受賞作品ですとか 本日このあとも 登壇者から説明があると思います

とはいえ 加藤智大さんが 事件ですとか 裁判ですとか 人生ですとかに対して どういうふうに 考えていたかは 本当に 分らないことで 加藤智大さんの 死刑が 執行されて 終わり ということではなくて 加藤智大さんが 社会に投げかけた 問題は かなり 今も 続いている というお話でもあり 

雨宮さんは 今後も 活動されていて 若者の立場から 取材されていかれると 思うんですけれども 若年死刑囚と言いますか 事件を 起こしてしまった 結果的に 死刑が 確定した人たちの 取材も されていかれると 思いますけども ぜひ 加藤智大さんのことを 勿論 忘れるということは ないと思うんですけれども やはり 問題は 地続きだということからも 様々な場面で お伝えして頂きたいですし 私たちも 執行されて 終わりというのではなく 問題を やはり 伝え続けていかなくてはいけないと 思っております 本日は 雨宮様 どうもありがとうございました
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※今日の文字起こしのソースはこちらです


日時:2022年8月18日(木)、場所:参議院議員会館101会議室

主催:死刑廃止国際条約の批准を求めるフォーラム90
   公益社団法人アムネスティ・インターナショナル日本
   NPO 法人監獄人権センター
   「死刑を止めよう」宗教者ネットワーク
   死刑をなくそう市民会議
   被害者と司法を考える会

古川法務大臣による秋葉原殺傷事件(2008)加藤智大さんの死刑執行(2022/7/26)に抗議する集会』
発言者:
安田好弘・弁護士
雨宮処凛(あまみや かりん)・作 家、「反貧困ネットワーク」世話人
太田昌国・評論家
香山リカ・精神科医
コーディネーター:岡本真菜・死刑廃止国際条約の批准を求めるフォーラム90スタッフ
※動画の視聴はコチラです:https://www.youtube.com/watch?v=zeHe7UJmBHs
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