一週間刻みの眺め(長め)サイト(笑)

今週、引き出しの中に容れたもの。

45週目。2022/8/22(月)~後半②※資料No.138 (高橋源一郎の飛ぶ教室)

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2022/8/26(金)
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朝は、オトン(元ウチの人)からのメール・チェック(備忘録的なものなので、読み飛ばしを)。
昨日は久しぶりの休日。今日は多分中華居酒屋。


夜は、菟田野のお義母さん(84)に、ラブレター書き(笑、同上で)。
おかあさん、コン🦊ばんは。

今日は夕方、トンボが一匹、結構高いところまで飛んでいくのを見ましたよ🌇
この時間帯は、餌になる羽虫たちも、高いところを飛んでいるせいやろか?と思いました🌇(笑)

では、今日は、(お品書きから愉しい)多満喜 (たまき)さんの8月の酒肴セット(日本酒付)より、4枚目の写メの煮物:スッポン茶碗蒸し🐢🥬、酒:篠峯(しのみね、奈良県御所市)をご紹介しますね☆彡
  8月の酒肴セットの全体像です↓        「煮物:スッポン茶碗蒸し、酒:篠峯」です↓

       


スッポンの茶碗蒸しのまろやかそうなだし汁のうまみと、奈良原産の冷酒のスッキリ爽やか感との、ベストな仕上がり感が半端ない🎵🤤栄養も豊富🎵😍


ということで、ベストと言えば、
私たちもお互い、困ったときには、素直に頼り合うベストな関係でいましょう😉✨
それでは、明日のド下手な食レポもお楽しみに🎵😆🐢おやすみなさい😴💤✨」

With "Ryoryo"(ウイズリョーリョー)

きょうは、夕方ランに行って、7,071歩(5.2km)走り歩きしました🏃‍♀️🐢そのあとは、【高橋源一郎の飛ぶ教室】より『8/26本との出会いで始まる物語』の文字起こしをしました↓

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放送日: 2022年8月26日(金)午後9:05~、放送:某NHKラジオ第1、【高橋源一郎の飛ぶ教室】「本との出会いで始まる物語」、『本を読むひと』著者:アリス・フェルネ、「cocoon」作・演出:藤田貴大・演劇作家
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※部分起こし

(0:0~)
高橋源一郎・小説家、文学者、文芸評論家、明治学院大学名誉教授
8月15日に放送した高橋源一郎と読む「戦争の向こう側」2022年に一つ事件がありました 番組に登場した 詩人の伊藤比呂美さんが いわゆる差別用語を 口にしたのです 番組中すぐ お詫びのメッセージを入れたので お気づきになった方も 多かったと思います
 
番組が終わった後 伊藤さんから 僕の所に 直接「責任を取って 番組を 降りた方が いいのではないか」という 連絡がありました 僕は 「そこまでする 必要はない」と 答えました そのことについては 次回 伊藤さんが 登場した時 彼女自身の 口で 語って貰えばいいと 思います
 
ところで 差別用語と 言われる言葉について 考えるのは とても難しいです 僕のように 言葉を扱うことを 専門とする者にとっては 猶更… 

どんな言葉は使うべきではないのか その基準は時代によってどんどんと変わっていきます
 
殊更 差別する意志で 使うのは 論外として 長く 生きてきた 人間にとって かつて 普通に 使っていたのに いつの間にか 使うべきではないと されている言葉は たくさんあります だから 普段 気を付けている時には 使わなくても 日常生活で つい 口から 出てきて ビックリする そういうことは 僕でも よくあります
 
他者を 或いは 弱者と 呼ばれる人たちを 傷つける言葉は 使わない それは 正しいことなのでしょう けれども 時に 困惑することもあります

ラジオは 耳で聴きます 聴こえてくるのは ほとんど 言葉だからこそ 使うとき 僕たちは いつも 繊細でなければなりません けれども 怯えてもいけない 用心しすぎて 口を つぐむということも… 言葉は 許し 抱きしめるためにも 使うものなのですから
 
それでは 夜開く学校 【飛ぶ教室】 始めましょう 
10:20~

本を読むひと / フェルネ,アリス【著】新潮社(2016/12発売)
高橋源一郎
まず この(ロマの)子どもたちが 字も 読めないし 書けないし 学校も 行ってないし 本も 読んだことがない その子どもたちが どんどん 物語に 魅かれていきます 図書館員の 朗読に 子どもたちが そして 家族が 心を 許していくお話です

(21:25~)
高橋源一郎
最後に お嫁さん・大人に 小説を 読んであげるところで 終っています 色んな 感想が あっていいと思うんですけれども これ エステールさんは 図書館員だった だから 僕ねぇ 彼女は 図書館員の 仕事をしに行ったと 思うんですよ 

本当に 本を 必要としているのは 図書館に来るような 余裕があって 豊かな人ではなくて この(ロマの)子どもたちや 親たちのように 見捨てられて どこにも 行き場所がなくて 排除されて ただ 社会から 排除されている だけではなくて 文字からも 排除されている 物語からも 本からも 排除されている 人たち その人たちのところに行って 本を読む 本当に必要なのは ここなんだと これが 図書館員の 仕事なんだと
 
っていうか 最後に 小説(「星の王子さま 」)が 出てくるでしょ?だから これ サンテグジュペリも 喜んだと思います なぜなら サンテグジュペリが 本当に 読んで貰いたかったのは ああいう 子どもたちだったので 僕も 小説家なので 本当に 読んで貰いたいのは こういう人たちになるかなぁと 思います 
以上 アリス・フェルネの『本を読むひと』でした

(37:01~)

vol.2「cocoon」原作/今日マチ子「cocoon」(秋田書店)、作・演出/藤田貴大(マームとジプシー)
高橋源一郎
これは まぁ沖縄戦が 舞台ですね ひめゆり 学徒隊の 少女たちが 死んでいくことを 劇にしたものですけれども とにかく 圧倒的で 一番 驚いたのは 今日マチ子さんの 原作も 凄い迫力が あったんですけども まぁ沖縄戦と言えば 戦争ですよね 実は 8月は2回 ちょっと 特番みたいなのを やって 広島からやったり 8月15日には「戦争の向こう側」というので ちょっと やってたんですけども 

戦争のことを 話すっていうのは なかなか大変で 戦後文学の 人たちは 当事者だったりしたんですけど 僕もすでに 当事者じゃなくて だから だんだん伝えるのが 難しくなっているのに 藤田さんは さらにずっと 若い 当時27とかで 今日マチ子さんも 若いしね 

藤田貴大・演劇作家
沖縄出身でもないし

高橋源一郎
そう 沖縄出身でもない 全然 年齢も 関係ない人が 戦争の 最も大きい テーマの一つに まっ正面から やるっていうのが why しかも 凄く 何で 出来るの こんなことが っていうふうに思って 本当に僕は 衝撃を受けた

(44:32~)
高橋源一郎
僕ら 知らないんじゃないかも しれないんだよね いわゆる 戦争 第二次世界大戦とか 太平洋戦争とか 勿論 参加してないんだけども 戦争に 似たもの というか 戦争に そっくりな 同じ本質を持った 戦争的なもの っていうのは 結構 身の回りにあって 結構 身近にね あって だから 「知らない」って 言ってたんだけど 知らないって 思わされてるだけ なんじゃないのかなあって いう感じが するんですよね

だから 藤田さんの 「cocoon」の特徴は 1945年に 沖縄で 完結じゃなくて 現在と 言ったり だから あの(ひめゆり学徒隊の)女の子たちって 見てると 今の子 なんだよね っていうか 今の シーンがあって だから 過去に 戻ってるんじゃなくて もしかすると 今が どっかで砲弾が 鳴ってて とすると 凄く 物凄い怖い話ですよね 

だから 遠い昔に 戦争があって 今が 眺めてるんじゃなくて 今 戦争は やってんだけど なんか 気が付かない みたいな なんか 凄く  怖くて 悲しい 話なんだと思うんですよ 今日はどうもありがとうございました 

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※今日の文字起こしのソースはこちらです

放送日: 2022年8月26日(金)午後9:05~、放送:某NHKラジオ第1・毎週金曜
高橋源一郎の飛ぶ教室「本との出会いで始まる物語」
本を読むひと」著者:アリス・フェルネ 
「cocoon」作・演出:藤田貴大・演劇作家


※事前予告より
【高橋源一郎の飛ぶ教室】1コマ目のヒミツの本棚はアリス・フェルネの『本を読むひと』。荒れ地に住み着いたジプシーの(今はロマと言われますが)一家。忘れられた人たちに本を届け、本の喜びを知ってもらおうとした図書館員のお話。2コマ目のセンセイは、劇作家の藤田貴大(たかひろ)さん。沖縄が舞台の慰霊の物語「cocoon」のお話を中心に伺います。
※動画の視聴はコチラです:

https://www.nhk.or.jp/radio/player/ondemand.html?p=6324_01_3804278(2022年9月2日(金) 午後9:55配信終了)
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