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#生産性がない とは(※雑学No.214,第55週,2022/11/07(月)～,B.D.+71)
✨🌒🌓🌔🌕
2022/11/9(水)
🌕🌖🌗🌘✨
※きょうは、コロナ休暇のため、通常のメール・チェックと、レター書きと、『根っこばなし』と、お食事の写メ特集は、お休みです🙇
きょうは、ｳｯｼﾞｭｰが星になってから12回目の水曜日＋0日(84日目)☆彡
ﾘｮｰﾘｮｰの8歳のB.D.からは51日目☆彡
この10月に、石神井の独居宅から土支田の施設へと引越した実母(84)とのメールや電話のやり取りの中で、しばし見られた「光が丘郵便局 」、「光が丘〇△」の言葉に、ようやく土地勘のない私が少し耳慣れかけていたところを、その同じ「光が丘」の公園内に今、黄葉が見ごろの美しいイチョウ並木があることを偶然、こちらのブログで教えて頂くことができました。
https://jinia-tabinikki.muragon.com/entry/985.html
正直、私自身が慰められ、いつか、実母が光が丘公園のイチョウの黄葉のことを書いてよこすのをね、待つ楽しみも同時に生まれて嬉しかったのです。ありがとうございました。
夜は、ほぼ満月ランへ行って、7,377歩(5.0㎞)走り歩きしました🏃🌕✨そのあとは、 『【聴く国会】旧統一教会めぐる問題や杉田水脈政務官の発言～荻上チキが解説』の文字起こしをしました↓↓
※部分起こし
🌛（MC）荻上チキ：https://twitter.com/Session_1530
続いては、参議院の方に行きましょうか 「政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会」が開かれておりますが 連日 追及されているのが 杉田水脈・総務大臣政務官 なんですね 今日は 立憲民主・石川大我議員が 追及をしています
🌛10:42 石川大我・立憲民主・社民所属の参議院議員：https://twitter.com/ishikawataiga
私は 2019年に LGBTの当事者 LGBTの Gですね 男性の同性愛者として まあ全国比例区で 当選をさせていただきました
選挙の時には「日本にも同性婚を」というようなテーマも 述べましたし 「LGBTの人権」ということを述べて 当選をさせていただきましたので 全国のLGBTの皆さんの思いを背負いながら 今日 この場に立たせていただいている というふうに思っております
杉田水脈政務官は ご存知の通り 『新潮45』という雑誌に「LGBTは生産性がない」という寄稿をされました
LGBTについて「彼ら彼女らは 子どもを作らない つまり生産性がないのです」というふうに 投稿しました
多くの皆さんが 抗議をされました 私も 政務官の言うところの「生産性がない」当事者の一人として 抗議にも参加をいたしました
寄稿文を 撤回・謝罪する おつもりでございますか？
11:39 尾辻秀久・参議院議長：https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%BE%E8%BE%BB%E7%A7%80%E4%B9%85
杉田 総務大臣政務官
11:46 杉田水脈・総務大臣政務官：https://twitter.com/miosugita
🍑ご指摘の寄稿において 不用意に 「生産性」という表現を用いるなど 拙い表現によって 結果として 不快に感じたり 傷つけられた方がいらっしゃることは 大変重く受け止めております
ご指摘の雑誌への投稿につきましては すでに 多様性を尊重することは 当然のことだと認識しているということ 当事者の方々の人権を否定するつもりも 偏見を持って差別する意図も 一切ないこと LGBTの方々への理解増進はもとより 差別やいじめのない社会に向けて 努力して参ること などの見解を表明しているところでございます
現在も 今申し上げた通りの見解でございます
議長
石川理事
12:25 石川大我
まったく ひどい話だと思います 重く 受け止めるということと 謝罪をし 撤回をするということは 全く 違うと思いますよ
で この『新潮45』という雑誌 「LGBTの支援が 度が過ぎる」という内容ですね これ 生産性云々の話だけでなくて LGBTの皆さん 特に同性愛の皆さんを 愚弄するような内容が入っている
例えば 紹介しますと「普通に 恋愛して 結婚できる人まで これ（同性愛)でいいんだと不幸な人を 増やすことにつながりかねません」 ということも 書いている そして
「同性愛は 一過性のもので 成長するにつれ みんな男性（この場合は女性の件が話題になってましたから）みんな男性と 恋愛をして 普通に結婚していきました なぜ男と女 2つの性だけではいけないのでしょうか 様々な性的指向を 認めよう ということになると 同性婚の容認だけにとどまらず 例えば 兄弟婚 親子婚 ペット婚 機械と結婚させろ という声まで 出てくるかもしれない」
とんでもない発言が とんでもない寄稿の内容が もう ジャガジャガ出てくるわけですよ
このことに対しても しっかりと 反省をしていただいて 撤回・謝罪をすべきなんじゃないですか？
13:44 議長
杉田 総務大臣
13:50 杉田水脈
そういった 配慮を欠いた 表現をしたことは 率直に 反省をしております ただ その後 理解を深め 差別のない 暮らしやすい社会の実現のために これまでも 努力してきたところでございます 今後とも そういった努力を持って お答えしてまいりたい というふうに思っております
14:10 議長
石川理事
14:12 石川大我
これ LGBTへの 「度が過ぎる」という寄稿以外にも その前に 「LGBT支援なんかいらない」というタイトルでも 寄稿してますし
「多様な活力より 普通の家族」というふうに言っている
内容では LGBT 同性愛に対して 「不幸だ」 という言葉まで使っている
同性愛の方たちというのは 不幸なんですか？
14:34 議長
杉田 総務大臣政務官
14:40 杉田水脈
その寄稿は 4年前のものでございまして そういった批判があるということを 重く受け止めて その後は 例えば 党の 性的マイノリティに関する特命委員会などに 積極的に参加し有識者の方々からご意見をいただいたり また当事者の方々との交流を図って そこで日々の悩みであるとか そういったことを伺ってきたところでございます これからも そのような努力を続けてまいりたいというふうに思っております
議長
石川理事
15:08 石川大我
ま そういったことであれば これ しっかりと 撤回をして そして 謝罪をするべきなんじゃないでしょうか？
これ 頑なに 謝罪をしない 撤回をしない ということは 全国に 残念ながらいらっしゃる LGBTに対して 差別的な感情を持っている人たちに「これでいいんだ」と「政務官撤回もしないし 謝罪もしないじゃないか やっぱり俺たちは 間違ってないんだ」 という そういった差別主義的な人たちに お墨付きを与えることになりませんか？
謝罪 撤回を すべきだと思います
15:38 議長
杉田 総務大臣政務官
15:44 杉田水脈
何度も申し上げておりますが 私自身 差別をするような意図も全くございませんし まずその論文の中でも 差別は一切しない そういう気持ちは一切持っていないということを申し上げておりまして 当事者の方なんかも その論文を読んで 私のことをちゃんと理解してくれているということで 支援者の方の中にも そういった方もたくさんいらっしゃいます また 私自身 そういった方々と対話をしていく中で いろいろ その方々一人一人に背景がございまして悩みも多様化していらっしゃる それに政治がどのように寄り添っていけるのか 行政がどのような対処がしているのかというようなことも しっかりと そういった方々と意見交換をして 今考えているところでございますので 今後ともそういった努力を持って頑張ってまいりたいというふうに思っているところでございます
16:37 石川大我
今 答弁の中で いろいろ努力をしてきた というお話がありました どのようなことを学んできたんですか？
16:52 杉田水脈
やはり 先ほども 少し申し上げましたが 当事者の方々にも 様々な背景がございまして そして悩んでいらっしゃる問題も 様々です 例えばトランスジェンダーの方と LGBの方とは全く悩みが違っていたりとか それぞれの方も例えばそうですね ご自身が 何に問題を持っていらっしゃるのかっていったようなことも全部違います そのあたりについて本当に 様々な方々からトランスジェンダーの方とか ゲイの方 レズビアンの方 そしてバイセクシュアルの方も含めて 当事者の方からお話を伺っております
17:34 石川大我
LGBT法連合会 https://lgbtetc.jp/ という団体をご存知でしょうか
17:47 杉田水脈
存じ上げております
17:51 石川大我
中学生や 高校生 当事者の皆さんが 多くの悩みを 寄せています
どういった悩みが 中学生 高校生にある というふうに お考えですか？
18:09 杉田水脈
そういったことをきっかけに いじめに会うであるとか また そういったことが表現ができないというようなことに対しての 自分の中での 重い悩みを持っているというようなこと そういうことが 特に 若年層の方には 多いということもございます
またこれも 年齢別に 様々皆さん 抱えていらっしゃる悩みが多いというふうに考えております 例えば 上の方の年代の方は あまり騒がれたくなく 今までのように暮らしていきたいという方もいらっしゃいますし 若い方なんかは やはり 自分というものを もっとみんなに 分かっていただきたいというような そういうふうな思いを持っていらっしゃる方もいらっしゃいます そういったことも様々 違うんだということも 勉強させていただいておるところでございます
18:50 石川大我
では なぜ この原点である「LGBTに生産性がない」というこの寄稿に対して 撤回をし 謝罪をしないんですか？
「当事者の皆さんは 普通に恋愛して 結婚できる人まで これでいいんだと 不幸な人を増やすことになりかねません」というふうに おっしゃっている
謝罪して 撤回をすべきじゃないですか？
19:19 杉田水脈
繰り返しになりますが 当事者の方々と いろいろ 今までも一緒に 努力をしてまいりましたので これからもしっかりと その努力を持って 社会に還元してまいりたいというふうに思っております
19:31 石川大我
まったく 意味がわかりません あなたの発言で あなたの寄稿文で 多くの方々が 傷つきました 自民党前には 報道では 5,000人といわれる人たちが 集まってきているわけです
謝罪撤回をしないというのは ある意味 自分の信念を貫くんだと LGBTに対する差別を貫くんだということじゃないでしょうか？
辞任を求めます 辞任してください
19:57 議長
時間ですので お答えは 完結にお願いします
20:06 杉田水脈
当初より LGBTの方々を差別する意図 は一切ございませんでした 以上でございます
20:14 石川大我
引き続き 取り組みたいと思います ありがとうございました
🌛（MC）荻上チキ
立憲民主 石川大我・参議院議員と 杉田水脈・総務大臣政務官のやり取りを 聞いて頂きました 杉田政務官が 防衛しようとしている 一線というのは 「あくまで 自分は 差別をしていないのだと なぜならば 自分は 差別の意図が なかったからだと あくまで 拙い表現によって 結果によって 不快に感じさせられたり 傷つけられたりした人がいたのだと それは あくまでも 結果なのであって 自分の意図とは異なるのだ」 ということを 主張していると いうことになるわけですね
しかしながら 当然ながら 差別というのは 本人の意図がなければ じゃあ差別にならないのか というと そんなことはありませんよね 意図なく 差別をするということはあり そうしたようなことについて 学習することによって 意識的に 差別を避けるというふうに なっていくということが 必要となるわけです
そのためには 何が差別であったのか ということを学習しなければ 理解を深める などということは できません だからこそ 今 不適格ではないかということを 追及されている という状況になっているわけですね
石川議員は これ 性的マイノリティへの差別発言ではないか という観点から 質問していました また 別の観点からの質問 というのが 行われています れいわ新選組 天畠 大輔（てんばた だいすけ）参議院議員と 杉田水脈・総務大臣政務官との やりとりです
天畠 大輔・れいわ新選組所属の参議院議員：https://twitter.com/skyfarm1229
最後に 杉田政務官の過去の発言に対して、重度障がい者の立場から質疑します
杉田政務官は ２０１８年 月刊誌「新潮４５」へ「『ＬＧＢＴ』支援の度が過ぎる」を寄稿し、彼ら 彼女らは 子どもを作らない つまり「生産性がない」と言い切りました
生産性がないものは 行政の支援に値しないと断ずる発言に 私は 重度障害を持つ 当時茶として 恐怖を覚えました。今、あなたと対面することにすら 恐怖を感じます。
私たち障がい者は 健常者に 合わせられない存在は 社会のお荷物だという価値観の下で 社会から 切り捨てられる怖さを 日々感じています その一つが ２０１６年の やまゆり事件です
人の価値を 生産性で評価する 杉田政務官の発言の根底には 事件を起こした植松聖氏の考えと 同じものを感じます あなたの発言は 多くの障害者と ＬＧＢＴＱの当事者に恐怖を与え、深く傷つけたのです その認識はありますか？
認識があるのなら 撤回と謝罪をしてください
杉田水脈・総務大臣政務官
🍑ご指摘の寄稿において 不用意に 「生産性」という表現を用いるなど 拙い表現によって 結果として 不快に感じたり 傷つけられた方がいらっしゃることは 大変重く受け止めております
ご指摘の雑誌への投稿につきましては 当事者 そして 障がいを持つ方々の 人権を否定するつもりも 偏見を持って 差別する意図も 一切ございませんでした また 寄稿内においても 障がい者や 高齢者 難病の方 子どもを持っておられない方々を 差別するような 表現や言及は 一切しておりません
（以下 略)
🌛（MC）荻上チキ
れいわ新選組 天畠 大輔（てんばた だいすけ）参議院議員と 杉田水脈・総務大臣政務官との やり取りを 聞いて頂きました 杉田議員の まず 回答というものは 天畠議員に対しても 石川議員に対して 回答したものと ほぼ同じ内容のもの それに 難病や 障がい者の方の存在というものを 少し付け加えるというふうな そうした文言で 決まったペーパーを 読み上げているんだな というようなことが 想定される まぁそうしたやり取りでも あったわけです
そして 難病の方々などについて この原稿では 触れていないのだから 自分は そうした方々への 差別にはなっていないのだ というような そういった主旨の発言 補足というのも ありましたね
しかしながら 人を生産性という観点から 判断しながら しかも それを 政治家という立場で 政治的なサポートが必要な対象を 或いは 政治的に 権利が満たされているかどうかを確認しなくてはいけない対象から 外す という発想 そのものが
当然ながら 生産性という言葉で 切り捨てられてきた 色んな当事者の方にとって あ 自分は排除されるんだという 恐怖を抱かせる これはとても 自然なことだと 思いますね 天畠議員の質問というもの そして恐怖感というのは やはり 自然と得られてしまうようなものだと思います
そうしたことについて まだまだ 無回答を貫く これはまぁ一つ 今 裁判などが継続中だということで 回答できないのだということを 別件でも答えていますけれども こちらの方でも 無回答を 続けていたりするわけですよね
性的被害を 受けた方に対する侮蔑の問題で 別件で 裁判が続いていますが こちらの件は こちらの件で 複数の立場の当事者から 追及を受けていても これに対しても まぁほぼ 無回答を貫く ということになります これは当然ながら 岸田文雄総理大臣https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%B8%E7%94%B0%E6%96%87%E9%9B%84 の任命責任が問われる案件だということは 忘れてはいけないというふうに思います
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配信日：2022年11月9日(水)、発信：TBSラジオ『荻上チキ・Session』
※動画の視聴はコチラです：https://www.tbsradio.jp/articles/61885/
※参議院議会「政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会」はネットで観られます：https://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php
※明日11月10日(木)の「参・法務委員会」での石川大我・参議院議員の質疑は、10：20～10：45の予定(質問の内容は、入管問題・SNSでの誹謗中傷、LGBTQの差別をなくす取り組み等について)です
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