一週間刻みの眺め(長め)サイト(笑)

今週、引き出しの中に容れたもの。

#医師会 とは(※雑学No.219,第56週,2022/11/14(月)~,B.D.+76)

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2022/11/14(月)
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きょうは、コロナ休暇(今日まで)のため、通常のメール・チェックと、レター書きと、『根っこばなし』と、お食事の写メ特集は、お休みです。1週間のおつきあい、どうもありがとうございました🙇


きょうは、ウッジューが星になってから12回目の水曜日+5日(89日目)☆彡
リョーリョーの8歳のB.D.からは56日目☆彡


きょうは、秋の星座ランへ7,213歩(5.1㎞)走り歩きしました🏃✨

With "Ryoryo"(ウイズリョーリョー)

そのあとは、『困る!困る!! 困る!!!〜第4回「史上最悪の介護保険改定を許さないオンライン集会 〜』の文字起こしをしました↓

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開催日:2022年11月10日(木)、主催:「史上最悪の介護保険改定を許さない!会」、『訪問医療・看護の現場から 』コーディネーター:上野千鶴子・社会学者、発言者:訪問看護師、訪問薬剤師、訪問医療医師
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※YouTubeの文字起こし機能を使って、部分起こしした後、誤字・脱字の修正をしました

2:52 上野千鶴子・社会学者、認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク:https://twitter.com/ueno_wan
高齢者の 在宅を支える 介護保険の危機は  在宅医療の危機でもあります


地域で 年寄りを看取りたいと 高い志を掲げ たお医者様 看護師さん そして 薬剤師や  理学療法士 作業療法士の皆さん方の実践を支えているのは 介護保険です で 


今日は その 在宅医療の現場を支える皆さんをお招きして 介護保険の改悪は こんなに困るっていう話 をしていただきます



1:26:21 畑中典子・かくの木薬局、薬剤師:https://kakunoki-start.com/message/


私たち薬剤師 と それから管理栄養士は 居宅療養管理指導にいく時には 医師の指示が必要になります  勝手には行けなくて 医師の方で 指示をもらうということになっています


それから あと 薬剤師は ケアマネに報告の 義務を持っていますので ケアマネに必ず 連携を取ります 
 
で まあこのサービスを 薬剤師がやって じゃあどうなんだっていうと 実はなかなか 経済的には厳しくて これだけではとても薬局は成り立たないとか 逆に薬局にとって は ちょっと負担になるサービスという感じに 今は 今も なっています


1:28:44
軽度の認知症の方というのは 実は 薬局で 案外よくわかります  例えば 最後にお金をいただくときに いつも1万円で払ってくる方がいます そうすると 小銭がパンパンなのに 1万円で出してくるので あれって思うこともあります それ から 「先生にどう言われましたか」って聞きますと「覚えてないわ」っていう患者さんもよくい ます  


それからまあ一番多いのは「薬が残ってしょうがない」っていう方です これは ちゃんと 数数えて渡していても 残っていってしまうってことなのかなと 思っていますし  実は やはり認知があって きちんと飲めないということ がよくあります それから 


 家族は いるのかというと 大体 高齢世帯であったり 独居であったりしますし  ご近所と どうなってるのかなとか まあ介護保険はどうするんだろうなとかっていうこと を思うので 最近は 包括支援センターと連携しながら その人の暮らしに 薬局が入っていくということを行っています  


で まあ実際 私なんかも 在宅行くんですけど 家に行ってみると まあ へルパーさんはよく知ってるんですよね「とにかくもう 薬が山ほどありますよ  あっちこっちに残ってますよ」って 本当にあちこちの家で そういうことを 聞きます すごく もったいないと思っています


1:31:53
ただ その一方で 通販のサプリが  山ほど家にあるという家もあります  でも 今 高齢者は テレビと生活が 共存している形ですので で 電話1本で送られてきますので  テレビでもう どんどんいろんな 情報が来て で電話1本で通販が入ってきて  物が送られてきて  止める術を知らないので  山ほど家にサプリがあるというお家も たくさんあります


で 私は 薬剤師の仕事というのは  生活の中で 無理なく 薬物治療をするというのを助ける 役割だと思っています なので やっぱり行ってみないとわからないんですね なので 薬剤 師は 家に行くべきだというのを ずっと言っています まあ包括支援センターさんと いつも連携しながら必要に応じて家に行きます 


で 薬剤師の 仕事の本質は 薬を出すことではなくて  安心で 安全で かつ無駄がない 当然 費用的にも やはり 負担のない 薬物治療を実現させるのが 私たちの 本質的な仕事だと思っています ですので 薬の無駄というのは 今もう よく言わ れるのですが そこをどう改善するのか それは やはり薬剤師が在宅に関わるということでも 重要だと思っています


で 実際はどんなことをするのかってことな んですが まあお家に行って まあいろいろ服薬カレンダーに入れたりするのは これは 看護婦さんなんかも よくやって くださることなんですね 私たち(訪問薬剤師)が 本来やらなきゃいけないことは なぜ 飲めないのか?ということなんです 


で 「もらっても飲めない薬を 渡すな」って 私は思っているのですが  いろんな
状況があります 例えば 薬をもう 一つずつ 粒を出すことができない 指先に力がなくて できないとか それ から ちょっと 1回出すと どうしていいかわかんなくなっちゃうっていう方には  1回分ずつパッケージ化する 一本化などもしますし 


それ から 飲み方が ちゃんとできない麻痺があったりして 口から こぼしてしまうとか そういう方には ちゃんと飲むところまで 見ていく必要があります  補助的には  ゼリーとか使ったりします 


それから飲み込みが悪い方  口をあーんと開けると 薬の粕が山ほど出て くる方が よくいるのですが まあやはり そういう方には 剤型として  口の中で溶けるような薬に変えて もらったりします でこういう技術的な問題も発見しなければわからないんですね 



それ から あとは 生活パターンが見えてこないと 例えば「1日3回飲みなさい」って出したって 1 日に2食しか食べてないご老人は たくさんいますし それからあと 「夕食後と寝る前の薬」とか言っても ご飯食べたらすぐ寝ちゃう方も 山ほどいますし  直前とか起床時とか 薬の飲み方がとても複雑にすると まずまあ 飲めないなっていう感じがします で


1:35:45
先ほど どなたかの先生が 「だいたい要介護 2ぐらいから 薬の服薬が困難になる」ってありましたけど 私たちの実感では  本当に 要支援2ぐらいから 実は きちんと薬を管理できないなあと思っています 


で あの程度の認知症の方は 本当にわからないので できていない方は たくさんいます で そう いう方にはやはり いつ飲めるのかっていうところに 薬を合わせていかなきゃいけ ないし それから 薬の効き目も まあ長くすればいいというものではないのですが 1回で 済むようなものにするとか それからまあ やはり説明も 繰り返し何度もしないと  私たちの説明は テレビの説明には勝てないんですね(笑)  テレビで 「こういう病気で こういう薬飲んじゃダメだよ」って言ったら もうすぐに 止まりますので やはり 説明が必要だと思っ ています 


とにかく ちゃんと薬を飲んで  無駄にしない  家の中に薬を残さない というのが私たちの目標です で やはり こういうことを 一番よく 知っているのは ヘルパーさんです で 独居とか高齢世帯で  ヘルパーさんがいるから まあこうやって 薬物治療ができるんだなって いつも思っています ヘルパーさんたちとも いつも 連携しながらやっているんですけれども 



はやはり もちろん 医療保険も介護保険も 改悪は 困るんです だからとにかく いい形にしたいんですけど でも  無駄もあるんじゃないかって いつも思って います


特にその 不要な医療費という 今 不要なって言い方は おかしいんですけど 使っていない薬が家に山ほど余っていると か それから 薬を ケアのために必要なのか  キュアの薬は 今どんどん高くなっています 病院で行う高度医療の薬の 値段の高さは もう本当に 半端じゃないです  うちに入れる薬の 一箱でベンツが買えるっていうような薬もあります 


で そういう 薬が出てくる一方で やはり ケアのための薬というのは 本当に必要な ものは何かをちゃんと見極めていかないと いずれにしても  医療保険も介護保険も  どんどん大変になるんだろうなという感じがします ですので  私たちはできる限り 経済も考えて  仕事をしていきたいなと思っています 以上です


🌛34:19 宮崎和加子・一般社団法人だんだん会、看護師
私の タイトルはね「困る!困る!! 困る!!!」です
まずは 困るんです 誰が
困るか 利用者さんが困るんです  利用者さん  2割負担になっちゃうとね もう 利用
できなくなっちゃう 介護難民って方たちが 増えてくる 
例えば 「定期巡回サービス」を使ってる方たち  これは 1日複数回の 生活支援で 最低限の食と排泄の支援です その対象者は 一人暮らし  認知症 要介護1、2 が多いんです この方たちが 切られちゃうわけです どうする 利用料が払え ない だからね
本当は必要なのに 利用いらないって おっしゃるんです  生活が成り立っていかない じゃあ 施設に入らなかって 施設は要介護1以上は 入れない


困るその2 ですが 「訪問看護」の利用者のことで 言いますが 今 利用者さん62名です 
訪問介護というのは 介護保険対象者と 医療 保険対象者に分かれます それは
年齢とか 病名とか 状態によって 法律で決まってるわけですが  
でも 介護保険を使わなければ  医療保険も入れなかった達が 64%です
で 一人暮らしが27% まあ半分は1人暮らしか 2人暮らしと言ったって 老老で
どっちも認知症 という方も いらっしゃい ます 


そうするとね 現場の看護師たちが 心配に思っているのは  訪問頻度の 減少なんです 今 もう 起きています
ケアマネージャーさんが プランを作るのに 「訪問看護の料金が高いから これを1回入れちゃうと 介護で 食事の支援に入れない だから 食事を提供しないといけないから 看護師さん ちょっと すいませんが 2週間に1回にしてくださ い」っていう そういうのが 今でも多くなってるんです  


そうすると  訪問の必要度じゃなくって 支払いの額によって  訪問看護の頻度を決められてしまうと どうなるかっていうと  病状が悪化しても行かないから 早期発見が しにくいわけです 


 例えば  尿路感染がもう 悪化してから発見されるとか  脱水が発見されるとか 私もびっくりしたのは  マジで 硬膜下血腫で 転倒してるんですね 家で 一人暮らしで それ が 発見されないで「なんか変 なんか変」と思って 看護師が行って やっと発見し てみたら  硬膜下血腫だった  そんなことが 割と定期的に 月に1回とか 2回あって  


「ケア・プランの方が 入りきれないから」ということでいく とね 本当にね どうなっていくんだろう 亡くなって発見かしら 入院かしら  老衰の方なんかも だんだん衰弱していかれます そんなことでね もっと酷い例は「往診も 訪問看護もいらない 薬だけ欲しい」っていう40代の 癌の末期の方でした  「金がないから 往診なんか来てくれなくていい 看護師さんもいらない」 でも ご近所だって ご友人が発見して もう 乳がんの末期で 傷んで苦しんでるのに 何も受けてない  お金がないから でも  痛みだけ取りたいから 薬だけ欲しい 先生 来なくていいと こんな方達が地域に もしかしたら 埋もれてるかもしれないわけです


48:19
地方には 大手の企業なんか来てください ませんから 中小零細事業所です みんな悲鳴です 想いで 事業を行ってます 経営じゃなくって  でも 想いでは もう やっていけなくなって 事業継続困難かなあ 「上野さん どうしましょう」という感じです 今年も 私も お手上げしますよって感じです はい


49:09
あとはね 私もびっくりして 現場に訪れてみてびっくりしたのは  老夫婦とか 一人暮らしていた方が 介護をもう  自己負担も払えなくて 介護を受けられなくなってきたので  子どもたちが  子育ての方たちが 引っ越してきて 親の介護に 仕事を辞めて き てるんです  


で その人たちが 親を見とった後 どうなるん
だろう 仕事もない まだ 5,60代の方たち  それも 家族と離婚をしてこちらに
奥さんと 離婚なさって 旦那さんが1人で 親の 介護に来てるとか そんな例があって
どう なるんだろうか その 社会の介護を受けられないための 子世代の 家族崩壊 


50:07
介護介護業界っていうのは  国から来る介護保険のお金で 成り立つわけなのに それが切り捨てて下げられちゃうと いうことは 払う財源がないわけですから 小さくせざるを得ないわけです  事業継続 難しくなってきます


なんか 今まで 安心な老後の生活とか  快適な介護をしたいとか 納得できるご自分の人生を 全うできる ようにしようとか そういうことを目指して  事業者たちも 一生懸命 低賃金でも 地域のためと思って 頑張ってきている その 途中なのに なんだか全部 はしごを外されちゃうような状況で  社会不安になってくるんじゃないかしら  だって とっても不安ななので 私もまあ意を消して この場に 参加させていただきました  以上です



52:04 上野
最後にね なんかね「上野さんどうしましょう」と おっしゃってるけど それはね 「岸田さんどうしましょう」とおっしゃってください はい



2:06:06 古屋聡・山梨市立牧丘病院、医師:https://coffeedoctors.jp/doctors/2800/
実は ケア・カンファレンスは 僕はたくさん 出てるんですけど むしろ 邪魔でしょうがないとか 医師に出しゃばられたら やりたいことができないとか 思っている人が 多いと思うんですけど


そもそも 医師が 主治医意見書を書かなきゃ 受けられないっていう のが間違いで で なおかつ 看護とか栄養に関しても 医師の指示がないといけないっていう その 部分が すごく邪魔をしていると思います 


で結局 生活を支える介護のインフラがいるよっちゅうだけで  必要な人が望む医療があれば それは必要だっていうだけのものなので  全然 医療と介護に分けて考える必要ないというか 所詮 医療は黒子であるはずなので なんか支持系統が それを崩してしまってというように 非常に僕は 感じるので


2:06:54 上野
本当におっしゃる通りですね よくぞ おっしゃってくださいました 医者は黒子だ と だけど その 医師の指示のもとにっていう医師法の背後に 日本医師会という協力な圧力 団体がありますからね


古屋
 これは 医師会が 悪いんですよ つまりはね


2:07:09 上野
悪いんですか じゃあ 医師会改革 してくださいよ


古屋
僕 医師会員だけども 医師会じゃ 誰も相手してく
れない
 それがまた 違うところで
 


2:07:17 上野
今日は そういう方々ばかり 集めたかもしれません はい
🌛2:09:26 
ご質問の中で お金のことが出てきました で じゃあお金がない かって言ったらね これはドクターじゃなくて私に言わせてください  金がないとは言わせないです 


まず 第一に 介護保険財政は黒字です それからもう一つ  どこに金があるかって言ったら 防衛費  倍額にするって言ってますよ 5兆円出すと 言ってますよ で アメリカの中古の武器買う 兵器買う方が 日本の年寄りの命を 守るよりも もっと大事なのか 


いやなんかもう 私は 今日 最後の小笠原さんの話聞いて  小笠原さんの持論は「病院行くと死ぬ 在宅だと 死なない」 となると その在宅を支えてるのは介護保険 その介護保険が 改悪されるということは  本当に 年寄りに早くしねって言われてるのか? そういう社会 を私たちは作ろうとしてるのか? っていうことを 今日は痛切に 感じました 


皆さんも 今日のメッセージは 十分に伝わったと思います 今日は本当にありがとうございました
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※今日の文字起こしのソースはこちらです:
訪問医療・看護の現場から〜介護がなければ在宅医療はできない!〜』第4回「史上最悪の介護保険改定を許さない!!」オンライン集会 
開催日:2022年11月10日(木)

主催:「史上最悪の介護保険改定を許さない!会」(ウィメンズアクションネットワーク、高齢社会をよくする女性の会、認知症の人と家族の会)
コーディネーター:上野千鶴子(認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク)
発言者:
中野一司(医療法人ナカノ会、医師)「ケアなくしてキュアなし」
古屋聡(山梨市立牧丘病院、医師)「地域は滅亡に向かっている」
堂垂伸治(どうたれ内科診療所、医師)「介護保険が患者さんを支えている」
宮崎和加子(一般社団法人だんだん会、看護師)「困る!困る!! 困る!!!」
花戸貴司(東近江市永源寺診療所、医師)「家族がいなくても看取れる地域を」
中村悦子(キャンナスわじま、看護師)「訪問看護師は多職種連携のパシリ」
寺本千秋(紀州リハビリケア訪問看護ステーション、看護師)「暮らしを支える介護保険?」
畑中典子(かくの木薬局、薬剤師)「訪問薬剤師は医療の無駄をなくします」
小笠原文雄(小笠原内科・岐阜在宅ケアクリニック、医師)「介護保険がいのちを救う」


※動画の視聴はコチラです:https://www.youtube.com/watch?v=E1Jj7tU0UUo
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