一週間刻みの眺め(長め)サイト(笑)

今週、引き出しの中に容れたもの。

#北朝鮮の子どもたちと絵で交流 とは #衛星打ち上げ とは(※雑学No.421,B.D.+278)

✨🌒🌓🌔🌕🏃
2023/6/04(日)
🏃🌕🌖🌗🌘✨

きょうは、プライベート・デーにつき、いつもの形式の長文ブログはお休みです(笑)
今日は、ウッジューが星になって41回目の水曜日+4日(291日)☆彡
リョウリョウの8歳のB.D.から259日☆彡

With "Ryoryo"(ウイズ リョウリョウ)

きょうは、夕暮れランへ行って12,328歩(8.8㎞)走り歩きしました🏃😸🐶🤧そのあとは『北朝鮮衛星発射とHCoC(ハーグ行動規範)とは?』の文字起こし(要約筆記)をしました

✨🌒🌓🌔🌕🌖🌗🌘🏃
配信日:2023年6月3日(土)、発信:8bitnewsasia 「堀潤のニュースのがっこう『週末報道』」 、テーマ:北朝鮮衛星発射とHCoC(ハーグ行動規範)とは?BRICsは反米アライアンスになるのか、他、MC:堀潤
✨🌒🌓🌔🌕🌖🌗🌘🏃

※部分起こし(要約筆記)
🌛6:21 堀潤・Journalist/8bitNews代表:https://twitter.com/8bit_HORIJUN
北朝鮮、朝鮮民主主義人民共和国から 
先週「衛星を実験で発射します」
という通達があって


そのまま 日本国内の報道では
「ミサイルが打ち上がるから
 自衛隊に破壊措置命令を出して対処する」
という話になりました


日本のニュースの大体の見出しも
「北朝鮮(鍵括弧)「ミサイル発射」」
みたいな感じになり


結果的には ご存知のように  
あれはまあ「衛星の打ち上げ」に関してでした


しかもまあ「失敗しました」
っていう話も出てきました 


「衛星打ち上げます」って言ってるのに
なぜ?どこの時点で?
日本国内では「ミサイル発射」という風に
報道されるのか
っていうメカニズムの話と


ちょっとした注意喚起みたいな話を
お話しできたらなと思います



🌜19:04
ロケットが発射されて 
よく見ると国旗がある
建物に張り付いている国旗から
北朝鮮、朝鮮民主主義人民共和国と分かります


写真は
北朝鮮のメディアが公表しました
「失敗に終わった」ということも
北朝鮮のメディアが併せて報道しました


ロケットは「チョンリマ(千里馬)1」型という 
新型衛星運搬ロケットです


ヘッドの部分に載っているのは
「マンリギョン(万里鏡=望遠鏡)1」号という
軍事偵察衛星です
 
「ミサイルが発射される」
って発表されてたんですけども 


「衛星を発射する」
と当初は北朝鮮は言っていました


今回のロケットの形状を見ると
確かに所謂弾道ミサイルとは
ちょっと違うかなとは
わかるかなと思います


ただ 核ミサイルに関しては
弾道部分に 核を小型化して 載せて 発射して
ということになるので まあ


こういうものが打ち上げられる
本質的な狙いは
果たして本当に衛星なんですか


衛星を打ち上げると言いながら
それは小型化して核弾頭を搭載した
ミサイルの発射の実験に
繋がるんじゃないんですか


ということから


「衛星を打ち上げます」という発表だけど
基本的には核を搭載する弾道ミサイルの

開発に向けての実験じゃないか


ということから


日本ではまあ 
そして欧米諸国でもまあ
「北朝鮮が弾道ミサイルの発射実験をしている」
と発信することになります



僕が昔(某NHKに)入局した頃は
ミサイルの発射実験に関しては
非常に慎重な発信をしていたなと思います


ニュースでは絶対に
ミサイルとは言わなかったです


飛翔体って言ってました 
飛翔体って何だろうって
思っていました


正直 ニュースを読みながらも
飛翔体?変な言い方するな?ミサイルでしょ?
という風に思ってましたけど 


いやいやいや まあ本当に
ミサイルなのか衛星なのかというのは
非常に大きな意味を持ったものなので 


ただ なぜミサイルの発射と衛星の発射と
表現が変わってくるのかについては
まあ色々 根拠があるんです


🌛22:24
そこで今日はちょっとこの言葉を
覚えていただきたいと思います
HCoC(ハーグ行動規範)です


🌛29:07
2002年にオランダのハーグで
HCoC(ハーグ行動規範)という
弾道ミサイル不拡散のための国際的政治合意
初めてできました


当初の参加国は93カ国
アメリカ イギリス  ウクライナ…


あれから20年経って
どれぐらい増えたか
143か国 
インド イラク モンゴル…


残念ながら
北朝鮮は入っておらず
そのことで
 
21:54 https://www.youtube.com/watch?v=VCuKZHaIvvg&t=117s
日本も「衛星の打ち上げ」の発射をやりますけども
種子島から打ち上げますけども
そのことで特に 国際的な批判の声はありませんが


北朝鮮が衛星を打ち上げた場合は
国際的な批判の対象になるんです


つまり
HCoC(ハーグ行動規範)に参加しているかどうか
大きなポイントになっています


HCoC(ハーグ行動規範)とは簡単に言うと 
弾道ミサイルを拡散させないための協調の枠組みです


とかには
NPT(核不拡散条約)、核拡散防止条約
っていうのがありますね


同じように
核を載せるようなミサイル
拡散させちゃいけないから
勝手にミサイル発射とか打ち上げとかは

やめようっていうのを決め たんです


このHCoC(ハーグ行動規範)っていう枠組みを
結構 粘り強く広げてきたのが日本なんです


 2002年に発足した時には93カ国だったんですけど
日本は 北朝鮮のミサイル開発を念頭に粘り強く


例えばイラクだったりとか
インドだったりとか
イランだったりとか
なかなかまあハードな相手に対しても


「これに入りませんか」
「みんなで勝手にミサイルを打ち上げるみたいなことはやめましょう」
という合意を取り付けてきます


まさにその内容は
「宇宙ロケット計画がミサイル計画隠蔽のために利用されるべきではない」
「さらに弾道ミサイルや宇宙ロケットの事前発射通報政策に関しては
 年次報告書を世界で共有すること」

という風になっていて


日本が衛星の発射などを行う時も結構 
国際的な事前の査察とかを受け入れて 
我々こういう計画でやってるんでっていう
承認を取ってから 打ち上げているわけです


だから まあ今回のような
北朝鮮のミサイル問題とか
核の問題をどうするっていう
問題が起きた時に


オプションとしてまずこの
 HCoC(ハーグ行動規範)に入りませんか
みたいなところから始めるのが 結構 
現実的な手順なのかなと思っています


今 岸田さんも「前提条件なしで
金正恩氏との会談は行う心構えがある」
という風に言っているので


いきなり「核やめろ」の前に
このHCoC(ハーグ行動規範)
一つの取っ掛かりになるかもしれないと思います


ミサイルの発射に関してまずはちょっと
事前共有の枠組みに入ってくれないかということが
一つの取っ掛かりになるかもしれないなと思います


その辺 ちょっと知っていれば
今後の北との交渉の段階的なものが
多分 世論ももう少し落ち着いて
見れるようになるかもしれないなと思います


36:43 https://www.youtube.com/watch?v=oceHkTYq-qE
HCoC(ハーグ行動規範)話にもあったように 
宇宙開発とは言いながらも 実は
弾道ミサイル開発ですよねっていうことで


日本は「国としては
今回は明らかに小型の核の実験
小型の核を搭載できるミサイルの開発
という判断をして
自衛隊としては

破壊措置命令を出しました」
ということで


🌛ここで改めて
防衛省はどういうスタンスなのか
というのも見ておきたいと思います


これもすぐご覧いただける公開資料ですが
令和5年の2月に防衛省が発表した
「北朝鮮による各弾道ミサイル開発について」という資料があります
https://www.mod.go.jp/j/surround/pdf/dprk_bm_2023.pdf


こういう公的な資料も
読み物として結構面白いので
こういうの読んだらって
お勧めしようとしたら
文字数多いですね(笑)
一気にドーンッて感じで


まあ何が書いてあるかというと
すごーく簡単にまとめて言うと 


「北朝鮮は まあ朝鮮の核やミサイル能力に関しては 
確実に 着実に 能力を上げています」と


さらには「戦略核という
出力の大きい核だけではなくて
 
戦術核という
ピンポイントに軍事施設を攻撃することなどを想定した核
とはいえども 原爆級の核兵器の開発であったりとか
あとは ごく超音速ミサイル
これは 今の日本のミサイル防衛システムでは
破壊できないのではないかと言われているような
超低空・超高速のミサイルの開発なども
進んでいますよ」という話が


朝鮮労働党第8回大会において
 金正恩氏が軍事目標を定めて発表したことによって
 粛々と進められていますよ」
というよなことが解説されています 


これはまあ金家3代にわたって 
弾道ミサイルミサイルというのがどのように
開発されてきたのかというグラフですが



金日成主席の頃というのはご覧のように
「不明 」
つまり核実験もなかったです


で現在 金正日、金正恩氏になるに従って 
だんだんだんだん
ミサイルの発射数も増えていきました


特に金正恩体制になって からは 
弾道ミサイルの発射の回数が増えて
核実験というものも 増えています


で特筆すべきは2022年なんです
59回 発射実験があるんですけれども


どの割合が多いかというと
グレーのものが多いんですよね


「不明」って書いてあります
=「弾種不明 弾道ミサイルの可能性があるもの」
ということで


よく「速報です。北朝鮮がミサイルを発射したと韓国軍が発表しました」
とか政府はニュースで速報を入れるじゃないですか


「あっという間に通過したものと見られます」となって
「日本の排他的水域外に落下したものと見られます」
ってそういうニュースが見かけられましたよね 


「どういうものなのかはわからない」
 と 防衛省自体がここで書いています
「不明」が一番多いということなんです


これ読んで
結構 そうなんだって
やっぱ把握できてないんだ って思いました


🌛核実験の方に関しては
地震の規模など から出力を測っています 


どんどんどんどん
地震の規模が大きくなっているので
出力の大きいものが
開発されていっている
と思われます


一方で 核の小型化
 遠くまで飛ばすには小さな小さくしなきゃいけない
ということなんですけれども


これに関しては 核兵器の小型化、弾道化などは
「すでに実現しているとみ られる」と言っています


43:02
ちなみに僕が2018年、2019年
特に2019年平壌(ピョンヤン)を訪ねた時に
現地のシンクタンクの人との会議に
参加したことがあります
そこでは明確に言っていました


「我々は核開発を完了した」っていう風に言ってました 


なのでこれまで振り分けてきた予算を 
 核開発だけではなくて
 これからは平壌(ピョンヤン)以外の
 地方の経済格差に充てていき たい


というような話を向こうのシンクタンクの職員、
政府の関係者は言っていました


やっぱり もう核は国内では完成したっていう認識なん だって
当時すごく改めて 驚いたというか
やっぱりそうなんだっていう風に思ったのを覚えてます


でまぁその他の諸外国との比較では
核兵器の小型化までに必要とした期間や実験回数ということで
アメリカや旧ソ連の様子などが書かれています
この辺ちょっと飛ばしていきます 


🌜弾道ミサイルと巡航ミサイルの違いということで 


弾道ミサイルというのは 高く上げて落としていくっていうものなんですね
で長距離にある目標を攻撃することが可能だということです


 「弾道ミサイルの発射実験」という風に聞い たら
基本的に遠い目標を攻撃するための開発なんだ
という風に
思ってもらえればいいと思います


「弾道ミサイルの発射実験」という風に聞い たら
アメリカのどこかの基地をやるためかな グアムかな 
アメリカ本土を目指す話なのかな っていう 
そういう射程のものだという風に
思ってもらえればいいと思います 


どうしてもミサイル発射実験と聞くと
日本に着弾するんじゃないかとか 

色んなことを思ってやっぱり
どんどんどんどん 気持ちも
煽られていきますけれども


基本的にはやっぱり アメリカ本土を狙う
核の抑止力を効かせるための弾道ミサイル
だという風に
思ってもらえればいいと思います
 
🌜そんな中 弾道ミサイルだけじゃなくて
様々なミサイルの開発というのも
進められてきました 


すごくバリエーションが増えて
ICBMという大陸間弾道ミサイル
まさに今言ったようなアメリカを射程に
置くようなものの開発から
おそらく日本を朝鮮半島をもしくは
場合によっては
あるかないかわからないですけど大陸の方に向かって
撃つ、撃てるそういうミサイルの開発というのは
進められてきたんだということですね 


🌕46:46
で再びこちらをちょっとご覧いただきたいんですけれども
平壌(ピョンヤン)です
2018年から2019年2年間現場を訪ねました 


NGOの活動に注目をして来ましたので
日本の大学生と現地の大学生が交流するっていう事業 
そして
韓国平壌(ピョンヤン)と日本の小学生同士が
絵画を使って交流するっていうそんな試みを
NGOなどが中心になってまあ続けてきた交流の現場を


対立ではなく交流の様子を
取材したいなと思って尋ねてみました


これは よくパレードなどが開かれて 
みんながワーッて言っているのがこの広場です 


ちゃんとバミってあって
どこどこのグループはここからここにとかっていうのが
道路にちゃんとチョークかなんかで書いてありました


夜の街の平壌ですね
ここはあの科学者が優先的に住むことができるという
新興住宅街でした



こちらの映像なんですけれども
中国から平壌に入る高麗航空という
朝鮮民主主義人民共和国運営の航空会社の
高麗航空に乗って移動します(中略)


中国側から入るんですけどその機内の様子です
で機内に入ると 日本でもそうですけど新聞が配られるんです
ザ・平壌(ピョンヤン)タイムスといいます
あんまり皆さん見たことがないんじゃない かなと思います
(中略)


まさに私たちは自分たちの力で
この国を作ってきたいうことが
対になっている紙面作りでした
なかなか貴重なものだと思いました


ちなみに新聞についていた
街の中のレストランに入った時に
とても興味深いものがテレビで放映されていたんです


これね 漫才です 
軍人の皆さんが漫才をやってるっていう


現地の方に聞いてみると本当に
人情劇でコメディーなんですって
本当にまあ吉本新喜劇そっくりの内容をやっていて
漫才のスタイルがもう完全に日本と一緒だな
っていう風に思って観てました


僕は軍事的なこと、対立関係のこととかを
調査したいというわけではなくて


子どもたちが
韓国の子どもたち 
朝鮮の子どもたち
そして日本の子どもたちが
絶対に会えないけど 
絵画を使ってなら
お互いのことが交流できるんじゃないか

っていう取り組みを 一方で続けている
そういう現場を取材させて貰いました


この赤いスカーフを巻い ているのがまさに
平壌(ピョンヤン)の子どもたちです
真ん中に僕がいますけども 
後ろに
韓国から平壌(ピョンヤン)に持ってきた
日本の大阪などから平壌に持ってきた
子どもたちの絵と
平壌(ピョンヤン)の子どもたちが
描いた絵っていうのが
同じところに展示されています


お互いには行ったことがないけど
絵は巡回するんです
韓国で展示され たり
日本で展示されたりするっていう


これを見て
人は往来はできないけども 
絵の往来なら郵便でできるよねと思いました


これがね平壌(ピョンヤン)の子どもたちなどが
描いた絵なんですけども
やっぱりいいなと思ったのは 


街の様子だったりとか
なんか人々がご飯食べてたりとか
音楽演奏していたりとか 
遊んでたりとか


あとは自慢の観光名所ですね 
平壌(ピョンヤン)中心部には凱旋門があってとか


あとはホテルですね 高層ビルだったりとか


あとは飛んでるテクノロジーは
割とUFO みたいなのが飛んでたりとか(笑)
ヘリコプターとかだったりとか


子どもたちが他の国の人たちに
伝えようと思って描くものって
やっぱこう いうものなんだなー

ていうのを感じまして


ただ 実際に「切手の博物館」とか行くと
あとは大学とか見学に行って美術部の様子とかを見ると
やっぱり最新のテクノロジーとしての ロケットっていうのは
すごく題材としても選ばれていました


でも この子たちの話を聞いていると 
基本的には戦争がしたいっていうことじゃなくて 
学生たちもいや世界も私たちの国に脅威を与えてますよね
っていう発言はやっぱりあるわけなんです


核兵器に ミサイルの発射に って言うけど 
そもそも日本やアメリカ、韓国合同でって いう
一般市民の間ではそういう感覚であるので


やっぱり国家としては対立関係、緊張関係が
どんどん高まっていったとしても


そこにいる人たちは
私たちと同じような感性を持った
交流を望む市民がいるんだ
ということは やっぱり
絶対に忘れちゃいけない


だからHCoC(ハーグ行動規範)のような


ああいう地道な
地味な
報道もされない
でも大切
でもそっち 現実的
みたいな枠組みとかを
どんどんどんどん
広げる努力みたいなのは
世論として
ちゃんとこう持っておいた方がいい


ということも強く感じた次第です


他にもいっぱい話したいことがあるのに 
これだけで 1時間話してしまいました。
🏃🌒🌓🌔🌕🌖🌗🌘✨

※今日の文字起こしのソースはこちらです:https://www.youtube.com/watch?v=oceHkTYq-qE


配信日:2023年6月3日(土)
発信:8bitnewsasia 「堀潤のニュースのがっこう『週末報道』」 
テーマ:北朝鮮衛星発射とHCoC(ハーグ行動規範)とは?、BRICsは反米アライアンスになるのか、他
MC:堀潤さんのTwitter:https://twitter.com/8bit_HORIJUN
今日使用した資料
防衛省「北朝鮮による核・弾道ミサイル開発について 令和5年2月」:https://www.mod.go.jp/j/surround/pdf/dprk_bm_2023.pdf
外務省「弾道ミサイルの拡散に立ち向かうためのハーグ行動規範(HCOC)参加国一覧」:https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/mtcr/sanka.html#shosai
弾道ミサイル拡散に対するハーグ行動規範(HCoC):https://www.hcoc.at/

※動画の視聴urlはコチラです:https://www.youtube.com/watch?v=oceHkTYq-qE
※関連動画のご紹介はこちらです:https://www.youtube.com/watch?v=VCuKZHaIvvg&t=117s

✨🌒🌓🌔🌕🌖🌗🌘🏃

×

非ログインユーザーとして返信する