参考人も取調べ可視化してそもそものえん罪防止に繋げるもん🎵😹福井女子中学生殺人事件で再審を認める決定理由に「知人供述に誘導の疑い」(※実学No.931,B.D.+51)

2024/10/27 09:45

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2024/10/26(土)
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💜きょうは、昼活は、西高野街道ランへ行って10,914歩(7.7㎞)早歩きしました🍁🐈🏃🌘(ｾﾞｲｾﾞｲ… ﾊﾞﾀｯ…♪♪ (←息切れしたウチ…😱でもその後にブログ巡りの至福が待っている…🥕🐎）

💜夜活は『38年前の福井女子中学生殺人事件で再審を認める決定に「知人供述に誘導の疑い」』の文字起こし(要約筆記)をしました。

With“Ryoryo”(ｳｲｽﾞﾘｮｰﾘｮｰ)

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配信日：2024年10月25日(金)、発信：ポリタスTV 『報道ヨミトキFRIDAY』、テーマ：元徴用工問題、北朝鮮のロシア派兵、大統領夫人スキャンダル、ハン・ガンのノーベル賞受賞…、「名古屋高裁の再審開始決定について」、出演：青木理×津田大介✨🌒🌓🌔🌕🌖🌗🌘🏃

💜部分起こし(要約筆記)
※関連動画より先にちょっと部分起こしします：https://www.youtube.com/watch?v=ANaJsifbhl0

⛄0:30　前川彰司さん・1986年に福井市で中学3年の女子生徒が殺害された事件で懲役7年の実刑が確定して服役：https://www.youtube.com/watch?v=ANaJsifbhl0

https://www.youtube.com/watch?v=ANaJsifbhl0

服役を通して知ったことは冤罪で苦しんでいたり冤罪を被って服役していたりする人は結構いるということです冤罪だからって再審が開くわけではありませんやはり極々ごく少ない再審請求にしか再審の扉は開きませんでも私は今日2024年10月23日なんとか弁護団の先生方のおかげとまたご支援の皆さんのおかげでこのたび再審開始決定を勝ち取ることができましたただ「勝って兜の緒を締めよ」じゃないですけれども一審の時同様浮かれることなく闘いをこれまで通り続け更に再審の扉を広げていきたいと思います

先日2024年10月9日に袴田事件の無罪確定が出て再審に対して新しい風が吹き始めていると私は感じています警察に対する目線も明らかに変わってきていますこの福井事件の再審の扉が開かれたことが再審の風をより後押しすることになるのを私は期待します

※それでは本動画よりちょっと部分起こしします：https://www.youtube.com/watch?v=L6i4TaNmyB0&t=3751s

🌝53：18　青木理・ジャーナリスト、TVコメンテーター、元共同通信社記者。元ソウル特派員：https://www.joqr.co.jp/qr/personality/aokiosamu/#google_vignette

38年前の福井中3殺害、再審認める決定「知人供述に誘導の疑い」
初開示の証拠287点、突き崩した「有罪」（2024/10/24）
https://www.asahi.com/video/articles/ASSBQ1PW6SBQPJLB001M.html

「福井女子中学生殺人事件」で今回なぜ再審決定が出たのかというとポイントの1つは「知人の証言」の「知人」という方が大手新聞にも書かれていたのでご存じの方もおられるかもしれないですけれども薬物犯罪で当局の捜査を受けた人なんですよね今回の再審開始決定の判決文は僕も読んだんですけど「薬物犯罪での捜査に手心を加えてやるから俺たちに都合のいい証言をしろというような形で知人に前川彰司さんが犯人であるかのような証言をさせている」という風な言及を行っているわけですね

🌝54:26　青木
だけれども参考人(この場合知人)を取り調べる過程で警察や検察が持っているような強権をちらつかせ「お前には手心を加えてやるから俺たちに都合のいい供述をしろ」というような形で供述を誘導したら被疑者或いは被告人はいくら頑張ってもそんな風に周りを固められていたらどうしようもないんですよね(村木厚子・元厚労省局長のケースのように)

🌝54:51　青木
だから「参考人の聴取もきちんと可視化をして後で検証できるようにしておかなければこういうえん罪事件は繰り返し起きかねないんだ」というのが今回の事件の1つの教訓なんですよねというかこれは以前からずっと百回位言ってきたことなんですけども

🌝55:05　青木
もう1つのポイントはやっぱり今回もまた再審請求の過程で裁判長が検察や警察に促して新しい証拠がようやく出てきてその隠されていた証拠の中に「知人の証言が最初から全然違うものに変遷していく」経過がはっきり現れていたので「有罪にしたこの知人の証言は信用できないのではないか」という話になり今回の再審開始決定に繋がったということですよね

🌝56:20　青木
だからそういうことが袴田事件しかり今回の事件しかり繰り返されているということを考えれば「再審法」にしてもそうだし「証拠の開示」もそうだし「密室での取り調べ」もそうだし今言った「被疑者だけなく参考人の取調べの可視化」もそうだしこのあたりを一刻も早く改善しないでこんなことばかり繰り返していて一体どうするの？ということを突き付けられた(袴田事件の無罪確定以降では)最初の事件という気はするんですね

🌛57：38　津田大介（MC）・ジャーナリスト／メディア・アクティビスト：https://twitter.com/tsuda

今の解説を聞いてやっぱ思うのは「警察官に過去に自らが犯した事件を立件しないと約束されて嘘の証言をしたと述べている」というつまりここでは司法取引をやっているわけですけれどもその司法取引の内容がえん罪を作らせているというこのような捜査が本当に警察の中で常態化していたそれも警察も分かっていてやっていたということであればこれは相当大問題ということですよね

🌝58:09　青木
そもそも司法取引というのは本来「あなたがきちんと正確なことを言えばその代わりあなたには減刑なり少し手心を加えるなりしますよ」という形で代わりに正確な情報を取るためのの手法の筈なんですよねだけれどもこのケースは「罪のない人を落とし入れるために嘘の証言を言わせるために司法取引を使っている」という点で最悪ですよ本当に笑いごとでもなんでもなくこういうケースはこれまでも何件も起きていたわけですから…

🌛59:37　津田
だけれどもこれで今回また日本の刑事司法改革の必要性が裏付けられたことにはなるかなと思うんですよ

🌝49:01　青木
今回のえん罪事件がどんな事件だったのかというのをちょっと改めて説明すると1986年の3月に福井の市営団地で女子中学生の15歳の子が殺害されるという痛ましい事件がありましたその後前川彰司さんという方が捕まりこの方はずっと「無実」を訴えていたんだけれども知人の男性というのが「前川彰司さんが血のついた服を着ていた」というような証言をしてその証言などが元になって福井県警が前川彰司さんを殺人容疑などで逮捕したというのが1987年の3月で

それで1990年に出た一審の福井地裁の判決では「知人の証言は変遷しており信用できない」とされて実は「無罪」が出ているんですよねところが1995年2月の名古屋高裁金沢支部は一転して「証言の信用性を認める」ということで懲役7年の逆転有罪判決を言い渡し1997年の11月に最高裁が前川将司さんの上告を棄却をして有罪が確定してしまうんですねそれで前川彰司さんは服役をして2003年の3月に出所したんですけども

しかし「やってないんだ」ということで第1次となる再審請求をしたのが2004年の7月のことでこれは2011年の11月に名古屋高裁の金沢支部が再審開始決定を1回出しているんですけれども名古屋高検が意義を申し立てて2013年に名古屋高裁がこの再審開始決定を取り消しましたそれでしょうがなく今度前川彰司さん側が第2次の再審請求をしてこのたび2024年10月23日に再審開始決定が出されたということになりますつまりこれは通算2回の「無罪」が出ていて今度3回目の事実上「無罪」判決に近いような決定が出たということにもなるんですよね