年金制度からこぼれ落ちる世代を現金給付の仕組みを作って支える社会にしたいもん🎵😹生活保護は敷居高く7月も受給者減(※雑学No.950,B.D.+70)
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2024/11/14(木)
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きょうは、ウッジューが星になって2年+96日(827日)🌟✨
リョウリョウの10歳のB.D.から63日🌟✨
With“Ryoryo”(ウイズリョーリョー)
💜昼活は十三夜ランへ行って、12,870歩(8.6㎞)早歩きしました🍁🐈🏃🌔 ♪♪ゼイゼイ… バタッ…♪♪ (←息切れしたウチ😱でもその後にブログ巡りの至福が待っている…🥕🐎)
💜夜活は 『年金制度からこぼれ落ちる世代を現金給付の仕組みを作って支える社会にしたいもん🎵😹生活保護受給は敷居高く7月も減』の文字起こし(要約筆記)をしました。
配信日:2024年11月14日(木)、発信:TBSラジオ『荻上チキsession』、テーマ:就職氷河期世代の今~データから見えてきた実像、出演:近藤絢子×荻上チキ×南部広美
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※部分起こし(要約筆記)
🌝5:20 近藤絢子・東京大学社会科学研究所教授、新著『就職氷河期世代―データで読み解く所得・家族形成・格差』:https://x.com/akondoutiss
就職氷河期世代 データで読み解く所得・家族形成・格差 |近藤絢子 著|中公新書|(2024/10発売)(2024/10発売)https://www.chuko.co.jp/shinsho/2024/10/102825.html
データで見て私自身違っていたなと思う所が多々ありましたまず就職氷河期世代より後の世代が全然良くなっていませんでした今回そこが結構ポイントとして強調したい所でもあります就職氷河期世代で終わっていませんその下の世代も同じ問題を抱えていますなのでこれは世代の問題というよりもバブルが崩壊した後ずっとそうなっているのではという問題意識があります
あとびっくりしたのが就職氷河期世代が意外と子どもを沢山産んでいるということですそこはこの本でも一章を割いて書きました「就職氷河期イコール少子化の大きな起点」という風な語りとは全然間違っていましたむしろずっと進んでいた少子化が就職氷河期時代の所でちょっと止まっていたんですそれで最近また少子化が進んでしまっているという流れなんですよね実際データを見てみたらそうだよねという話なんですね
🌝45:51 近藤
雇用まで行く手前の段階のサポートステーション(サポステ)というのはまさに氷河期世代をターゲットとして厚労省が作った仕組みなんですけどただこれで50を過ぎてから働くことができたとしてもそれまでに働いていなくて貯蓄ができなかったり年金が積めなかったりした分は解消できないわけですなので社会保障の方もちょっとどうにかしなければいけないということがあると思いますそこから先の具体的なことは私の立場では何とも言えないんですけども
🌝46:57 近藤
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241106/k10014630351000.html
令和6年7月の生活保護受給者数、前年同月比で0.4%減少も 申請件数は11.5%増加 -
厚労省 被保護者調査(令和6年7月分概数)(2024年10月8日)
生活保護制度は(50代以降の就職氷河期世代の)受け皿にすることに向いているシステムなのかと言うと多分そうではなくて生活保護は元々困窮している個人のためのセーフティーネットであって世代の何割もの人のカバーを想定した大規模カバー型の運用とはなっていないので実際は水際対策をされてしまってそれで餓死する人が出てしまったりということも過去起こっていますしそれが繰り返されてはいけないのでじゃあどんな手を打つのがいいのかと言うとそこは何とも言えないんですけども
🌝47:29 近藤
個人的には(氷河期世代の老後の問題は)生活保護制度の話になるのではなくて「対象者全員をカバーするためにはどれだけの税金の投入が必要か」という財政の話になってくると思っています例えばみんなが貰える基礎年金の部分にもうちょっと税金を入れて増やすという風にこれまで社会保険、年金保険料というのは本人が払ったものが本人に返って来るというシステムだったけれどもそこに税金とかを入れて制度改革、財政改革をしていくみたいな話になってくんだろうなと思いますその辺が是非財政の専門家の方に私の方から色々聞いてみたい所ではあります
🌛6:49 荻上チキ・NPO法人「ストップいじめ!ナビ」代表、「社会調査支援機構チキラボ」代表:https://twitter.com/torakare
改めてお伺いしますが就職氷河期世代とはどういった世代を指すのでしょうか?
🌝6:57 近藤
一般的な定義としては1993年から2004年の間に学校を卒業して社会に出た世代と言われています1993年というのは失業率が一気にダーッと上がり始めた年です
🌛7:46 荻上
なぜ「1993年が就職氷河期世代の起点になる」ということに合意が取れているのでしょうか ?
🌝7:53 近藤
やはり1993年にいきなりバブルが弾けてそれまでは就職活動期に例えばハワイに連れて行かれてその間他社を受けられないようにして「うちはいい会社でしょ」と思わせるようにするというようなことがあった時代からいきなり内定が出ない時代になった境は本当にはっきりそこだったと言えるからですその当時の人たちが就職活動していた1992年に「就職氷河期」という言葉もできたんですね
🌝12:20 近藤
1997年の秋に金融危機が起こりましたその後就職活動した人たちは卒業年で言うと99年より後の人たちになりますけれども戦後最悪の時に卒業していますなので雇用状況も年収状況も一番悪いです
🌛12:42荻上
山一ショック、アジア通過危機それから2004年頃までの状況は就職氷河期前半よりも後半は悪化していたということですか?
🌝12:47 近藤
年平均で見た戦後最悪の失業率が2002年だったと思うんですけど2001年も2003年もあんまり変わらなくてその辺が一番底ですね
🌝13:14 近藤
凄く非正規雇用が増えましたとりわけそれまでは非正規にならなかった男性の非正規雇用が増えて増えっぱなしでそれで「若い頃はアルバイトでもそのうち落ち着くだろう」みたいに言われていたのがだんだん20代後半になっても30代の前半になっても非正規雇用比率がそれまでより高い状態がずっと続いたんですねさすがにだんだんとは正規雇用に転換していくので今はそこまで非正規雇用ばっかりということにはなっていませんけれどもやっぱり長く非正規だった人がつく正規雇用と最初から正規だった人がつく正規雇用とではひと口に正規雇用と言っても色々違いがあります賃金とかで比べると非正規だった人は平均給与は低いままですね
でも就職氷河期を生んだのは国の経済政策の失敗ですから就職氷河期世代の救済に国が責任を持つのは当たり前なんですよね具体的には財政政策によって非正規の就職氷河期世代の賃金を値上げすることや年金制度からこぼれ落ちる低年金や無年金の就職氷河期世代を支えるための現金給付制度の仕組みを作ることが必要だなという風に個人的には思っています
※今日の文字起こしのソース(情報源)はこちらです:https://www.tbsradio.jp/articles/89986/
配信日:2024年11月14日(木)
発信:TBSラジオ『荻上チキsession』
テーマ:就職氷河期世代の今~データから見えてきた実像
出演:
近藤絢子・東京大学社会科学研究所教授、新著『就職氷河期世代―データで読み解く所得・家族形成・格差』 / 中央公論新社(2024/10発売):https://x.com/akondoutiss
×荻上チキ・NPO法人「ストップいじめ!ナビ」代表、「社会調査支援機構チキラボ」代表:https://twitter.com/torakare
×南部広美・フリーアナウンサー:https://www.tbsradio.jp/articles/63007/
※動画の視聴urlはこちらです:https://www.youtube.com/watch?v=Om04nKt8k9g&list=PLdDrTl31O6BOJY3I12x5PPhjK4vNXDl2P&index=7
※関連動画のご紹介はこちらです:https://www.youtube.com/watch?v=BtRbjVwHgco&t=2847s
雨宮処凛・小池都政と貧困/炊き出しに集まる若者と女性(尾形×望月)2024/6/3(月)
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https://whimeda.muragon.com/entry/1178.html