いないと思うことが既に傷つけてるもん🎵😹トランスジェンダー選手の女子スポーツ参加を禁じる大統領令にトランプ氏が署名(※雑学No.1047,B.D.+168)


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2025/02/20(木)
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きょうは、ウッジューが星になって2年+194日(925日)🌟✨
リョウリョウの10歳のB.D.から161日🌟✨


With“Ryoryo”(ウイズリョーリョー)


💜きのうの夜活は 『トランスの人たちの存在すら認めない極限のヘイトだもん🎵😹 #トランスジェンダー選手の女子スポーツ参加を禁じる大統領令にトランプ氏が署名』の文字起こしをちょっとしました☆彡


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配信日:2025年2月19日(水)、発信:Dialogue for People『Radio Dialogue』、テーマ:「スポーツとジェンダー」、出演:來田享子(らいた きょうこ)×安田菜津紀×佐藤慧
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※部分起こし(要約筆記)


🌛8:03 安田菜津紀・フォトジャーナリスト、NPO Dialogue for Peopleの副代表:https://twitter.com/NatsukiYasuda


2025年の2月の5日にトランプ大統領が
「トランスジェンダーの選手が女子スポーツに参加することを禁じる」
などの「大統領令」に署名をして


2028年に控えているロサンゼルスオリンピックに際し
IOC(国際オリンピック委員会)が
トランスジェンダーの選手の参加を認めないように求める考えを示しました


https://x.com/nhk_kokusainews/status/1887799935518797838


このニュースを率直にどのように思われましたか?



🌝12:05 來田享子(らいた きょうこ)・中京大学大学院スポーツ科学研究科教授、共著『つなぐ世界史3 近現代/SDGsの歴史的文脈を探る|清水書院』:https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/othersports/other/2024/07/09/post_32/


100年ぐらい時間が巻き戻されちゃったのかな
というのが最初の感想です


IOC自体は2021年の11月に
「性自認とからだの性の多様性に基づく公平性、包摂性、非差別に関する枠組み」
を発表して各国際競技団体に


「国際大会の参加資格を定める上で
選手が性自認やからだの性の多様性によって
構造的に大会から排除されることがないよう」
求めて以来ルール整備に着手していました


性的少数者の出場ルールどう整備 男女同数初の五輪でも道半ば(2024/7/24)
https://mainichi.jp/articles/20240722/k00/00m/040/173000c


そのルール整備が今色々
取り組まれている流れを
「大統領令」は
強引に止める発言でした



🌝34:13 來田
30歳とか40歳になってか
非常に素晴らしいスキルで
長く競技生活を続ける選手がいるように


「私たちは体力要素だけではない何かを獲得している」
「私たちはそういう要素も持っている」ということが
まさにスポーツを通して明らかになってきています


そうしたことも考えてやはり
「テストステロンだけで線引きしていいのか」
「スポーツはテストステロンが体に与える影響だけでは決まっていかないのではないか」

ということを言うスポーツ科学者も出てきています
https://www.sn-hoki.co.jp/articles/article2218832/



🌛38:34 安田
YouTubeのコメント欄ではマヤFさんから


「出自、出身地、人種、他にも不公平な条件は幾らでもあるのに
 どうしてトランスジェンダー女性だけを槍玉にあげるんだろう」


というコメントも頂いています


🌝39:47 來田
そうですね
私が取材を受けたスポーツ記者さんの中にも
最初の頃「性別トラブル」とか「性別疑惑」とか
そういう言い方をされる方がいらっしゃいました


なので「いや、違うと思います」と
まずそういうことを私は
言わなければなりませんでした


「これは本人の性別に関する問題で
その実個人のアイデンティティと結びつき
且つ本人のプライバシーと関わる部分であるのに


それを「トラブル」とか「疑惑」とかいう風に
外側から言っていく
ということはやはり
社会のスタンスとして変だなと思います


という所から始めなくてはいけなかった
というような経験が私にもありました



🌝27:06 來田


IOC2003年に初めて
所謂「旧IOCトランスジェンダーポリシー」(2003~2015)
というのを公表したんです


これは当時としては画期的でした
どういうことかというと


「公平・公正なカテゴリー分けに関するスポーツ界のこれまでの歩み」(來田享子・中央大学教授)
https://sports-sdgs.org/news/webinar-transgender


I
これは別名「性別を変更した選手に関するストックホルム合意声明」
というものなんですけれどもこれ


「①外性器の変更であるとか
 生殖線の切除手術というような
 外科的、解剖学的な変更を終えていて


尚且つ➁公的機関、要するに国が
法的な性別の割当て変更を認めていて


尚且つ③性別に関する有意性を最小化するために十分な
性別に適合するためのホルモン療法がされている」


という概ね3つ位のことが課されているんですね


🌝28:19 來田
ただそれから約20年経っているわけですけれども
今の時代からこれを見ると


①医療的な介入を絶対にする、つまり外性器の変更をする
ということについては


「遅れている」と言われている日本でさえ
最高裁判所が「それは法律としては違憲
という風に言っており


またこういう部分が残されていたり或いは
➁、③生殖能力を完全に失わせないと認めなかったり
という風なことも


今の国際的な人権基準では
到底認められないことになっています



🌛41:43 安田
あとIOCは去年の2024年8月2日にも声明を発表しましたよね


パリオリンピックボクシング競技に参加している全ての選手は
 参加資格を遵守しておりその性別はパスポートに基づいている


という声明でしたけれども
これはどういう意味を持つんですか?


パリ五輪で見えてきた『4つの課題』誤審・誹謗中傷・性別・紛争」(2024/08/13)
https://www.mbs.jp/news/feature/specialist/article/2024/08/102628.shtml



🌝42:09 來田
IOC
必要があると判断していれば
おそらく「検査」はしています


が、したかどうかは明確ではありません


つまり「検査」をしたかどうか自体
大変プライベートな問題なので
それを私たちが言うべきではありません


IOCはそうしたことをこと細かには言わずに
ただ「彼女のパスポートに適合しています」
そして「IOCはそれを認めています」という言い方をしました


これは勿論「パスポートだからそうですよ」と
紋切型に言っているわけではないのです


そこには人に言うべきではない沢山の情報があって
その選手たちの尊厳を守るための表現


「性別はパスポートに基づいている
という文言なんです


と(IOCは)考えていると私は思います



🌛57:19 安田
最後に伺いたいんですが
国際的な枠組だけではなく
例えば本当に各現場現場で


例えば部活動かもしれないし
クラブ活動かもしれないし
色んな場面が想定できると思うんですけれども


その現場の指導者が心がける上で
大事になってくる軸足というのも
色々あると思うんですよね


例えばトイレ だったり
更衣室だったり
ユニフォーム選びなどかもしれないんですけれども


そうした現場レベルで
挙げていったら切りがないことかもしれないんですけれども


例えばどんな取り組みが考えられるかということを
最後に伺えますか?



🌝58:04 來田
日本スポーツ協会という所で全国行脚をして
指導者の人たちと対話をする活動を
私もずっとやっているんですけれども


その中でやっぱり1番最初に
指導者と共有しておかなければいけないなと思うことがあって


それは「いないと思わないでください」
ということなんですね


「そこに必ずいる人たちのことをいないと思わない」
ということが凄く大事だということを言うんですね


皆さんは「出会ってないからわからない」とか
「出会ってないからちょっと対策が見えない」


みたいなことをおっしゃることが多いんです
でもそれは出会っていないのではなくて


自分がそうであるという状態を
光の下には出せない状態にある
とか


そこでもう既に何らかの抑圧を受けている状態にある
という風に思わないといけないと


何人かの教え子たちがいたら
その中に何人かはやっぱり
(トランスジェンダーの子どもが)
いてもおかしくない


まず最初にそういうことを前提にして
そこから対話を始めているんです


そうすると言葉の選び方だったりとか
それから先ほど言ったような 
トイレのこととか更衣室のこととかユニフォーム選びのことも
全部視点が変わってくるんです


そうすることで誰もが楽しいなと思える場所にしていく
そういうその最初の一丁目一番地の構えみたいなことが
実は大事なんじゃないかなという風に
皆さんと対話していると
実際落ち着いていきます


勿論技術的な問題もあるんでしょうけれども
それ以上に私たち自身の考え方が変わらないと
いくら環境とかを整えても
上手く機能しないのではないかなと思っています


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💜今日の文字起こしのソース(情報源)はこちらです:https://www.youtube.com/watch?v=-IRadMXLKSk

配信日:2025年2月19日(水)
発信:Dialogue for People『Radio Dialogue』
テーマ:「スポーツとジェンダー」
出演:
  來田享子(らいた きょうこ)・中京大学大学院スポーツ科学研究科教授、共著『つなぐ世界史3 近現代/SDGsの歴史的文脈を探る|清水書院』:https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/othersports/other/2024/07/09/post_32/
×安田菜津紀・フォトジャーナリスト、NPO Dialogue for Peopleの副代表:https://twitter.com/NatsukiYasuda
×佐藤慧・フォトジャーナリスト、NPO Dialogue for Peopleの代表:https://twitter.com/KeiSatoJapan


※認定NPO法人Dialogue for Peopleの取材活動、及び動画配信は皆さまのご寄付によって支えられています。詳しくはこちらのリンクをご覧ください:https://d4p.world/donate/
💜動画の視聴urlはこちらです:https://www.youtube.com/watch?v=-IRadMXLKSk

💜関連動画のご紹介はこちらです:

💜関連ブログのご紹介はこちらです:https://wtti2.muragon.com/entry/655.html

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