たった一人で反対した裁判官の正義に学びたいもん🎵😹大崎事件第4次再審請求を最高裁が棄却(※雑学No.1056,B.D.+177)
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2025/03/01(土)
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💜きのうの夜活は『たった一人で反対した裁判官から裁判所の正義とは何かを学びたいもん🎵😹 #大崎事件第4次再審請求を最高裁が棄却』(前編)の文字起こしをちょっとしました☆彡
💜部分起こし(要約筆記)
「大崎事件」第4次再審請求審、最高裁が特別抗告を棄却(石兼公博・最高裁判所裁判長)
再審開始認めない判断確定(2025/02/27)
https://www.yomiuri.co.jp/local/kyushu/news/20250227-OYTNT50014/
大崎事件 、裁判官1人は「再審開始すべき」(宇賀克也・最高裁判所裁判官)
最高裁初の反対意見付ける(2025/2/26)
https://news.yahoo.co.jp/articles/af10ffa86f0064fa18ef3a4ab9e3c583b54778f1
※前編では
先の最高裁の「大崎事件」特別抗告棄却判決に対する
以下の宇賀克也・最高裁判所裁判官の反対意見(全文)
https://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/820/093820_hanrei.pdf
(8頁~22頁)について
まずは①生成AIで一番新しい「チャットGPT」4.5に要約して貰ったものをご紹介して
続いて➁xが無料提供している生成AIで一番新しい「Grok 3」で
法律のド素人である私とそれから中・高校生のみなさんにわかるように
翻訳して貰ったものをご紹介したいと思います
AIによる要約なので正確性は保証はできないんですけれども
「何が問題だったのか」とかはかなりしっかり要約されてるかなと思います
ということでまずは「チャットGPT」4.5による要約をご覧ください:https://www.youtube.com/watch?v=GR1BwVuU0DY&t=8399s
①まずこの大崎事件の「新たな医学的証拠の信用性」である
従来の法医学鑑定とは異なり臨床医、救急医の観点から作成された
救急病理の観点、視点から作成されたJ 鑑定は
これまで注目されていなかった写真から
小腸に広範な壊死が起きて大量出血したことを発見した
J鑑定によれば被害者Dは転落事故で頸部に重大な損傷を受けており
運動機能障がいにより動けなくなり低体温から腸管虚血を起こして死亡した
つまりDは搬送時には既に死亡していたとされる
これが正しければ従来の殺害認定の根拠となった共犯者らの供述が疑わしくなるため
「再審」で詳しく審査する必要がある
➁続いて「供述心理鑑定の重要性」である
K鑑定、L・M鑑定はいずれもF・Gの供述に
「体験に基づかない虚偽の可能性が高い」と指摘されいる
両鑑定が全く異なる処方で一致する結果を示したことは
F・Gの供述の信用性を大きく揺るがす重要な根拠となっている
③「唯一の殺害証拠の崩壊」である
これまでの有罪判決の唯一の直接証拠である「H旧鑑定」(頸部圧迫による窒息死)は
後に鑑定したH教授自身により撤回されている
新たな鑑定では「Dの頸部損傷は転落事故によるもの」と結論づけられ
殺害の根拠は完全に失われた
④「共犯者の供述の矛盾・変遷」である
共犯者B・C・Eの「自白」内容は一貫性にかけ
犯行態様や殺害方法に重大な矛盾がある
さらにB・Cは知的障がいがあり誘導や暗示弱く
取り調べのプレッシャーから「虚偽自白」をした可能性が極めて高い
三名とも服役後に「自白」を撤回し無実を訴えている
⑤「証人Iの供述の不自然さ」である
Iの供述は夫や子が殺人を共謀・告白する場面を目撃したにも関わらず
一切行動を起こさないなど極めて不自然で変遷も激しいため信用できない
⑥「再審を開始すべき結論」である
新たな医学的・心理学的証拠を総合すると従来の有罪認定は 重大な疑問が生じる
「再審」請求が認められるためには
有罪認定に対する合理的な疑いがあれば十分であり
本件はその基準を十分満たしている
よって「再審」はされるべきである
続いて「Grok 3」により中・高校生の方にわかるように翻訳された要約をご覧ください
こんにちは、みなさん!今回は、「大崎事件」という裁判の話を、最高裁判所の宇賀克也(うが・かつや)裁判官が書いた「反対意見」をもとに、わかりやすく説明します。この反対意見は、8ページから22ページまである長いものなんだけど、ポイントを絞って、みなさんに伝わるようにお話しするね。
「大崎事件」ってどんな事件?
まず、「大崎事件」を簡単に説明すると、1979年に鹿児島県の大崎町で、42歳の男性が自宅の牛小屋で死んでいるのが見つかった事件です。警察は「この人を義理のお姉さんである原口アヤ子さんが殺して、遺体を隠した」と考えて、アヤ子さんを逮捕しました。1981年に裁判で「有罪」が決まり、アヤ子さんは10年間刑務所に入ることになったんです。でも、アヤ子さんは「私、やってないよ」とずっと無実を訴えていて、裁判をやり直してほしい(これを「再審」って言うよ)と何度もお願いしてきました。今回はその4回目の挑戦だったんだ。
1. 新しい証拠が大事だって宇賀さんが言ったよ
アヤ子さんを助ける弁護士たちは、新しい証拠を出してきたんだ。それは、救急救命のお医者さんが書いた報告書で、「この男性は誰かに殺されたんじゃなくて、溝に落ちて首をケガして、そのあと適切に助けられなかったことが原因で死んだかもしれない」っていうもの。宇賀さんは、「この証拠を見ると、昔の『殺された』っていう判決に『本当にそうかな?』って疑問が出てくるよね」と言ったんだ。法律では、再審を始めるには「明白性」っていう、はっきりした疑いが必要なんだけど、宇賀さんは「この証拠ならそのレベルに達してるよ」と考えたよ。
2. 他の裁判官たちの意見に「それおかしいよ」って反論したんだ
でも、最高裁の他の4人の裁判官(多数意見って言うよ)は、「この新しい証拠は、死体を直接見てないから信じられないし、昔の判決を覆すほどの力はないよ」と言って、再審を認めなかったんだ。宇賀さんはそれに対して、「ちょっと待ってよ、この報告書はお医者さんの専門的な知識に基づいてるんだから、もっとちゃんと見てあげてよ。それに、昔の証拠も全部合わせて考えるべきだよ」と反論したんだ。
3. 再審って何のためにあるのか、宇賀さんが教えてくれた
再審っていうのは、「もし裁判で間違った判決が出ちゃったら、それを正すために、もう一度調べ直す」ためのものなんだ。宇賀さんは、「再審は冤罪(えんざい=無実なのに有罪になっちゃうこと)を防ぐ大事な仕組みだよ」と言ったよ。そして、「再審を始めるのに、『絶対に無罪だ』って証明しなくてもいいんだ。昔の判決に『怪しいな』って思う理由があれば、それで十分なんだよ」と考えたんだ。今回の新しい証拠は、その「怪しいな」をちゃんと示してるって言ったんだね。
4. 宇賀さんの結論はこうだよ
宇賀さんは、「新しい証拠を見ると、昔の『有罪』って判決が本当に正しいのか怪しいよね。だから、再審を始めるべきだよ」と言ったんだ。そして、「他の裁判官たちが『再審しない』って決めたのは間違ってるよ」と強く反対したんだ。この事件では、過去にも3回、再審を認める判断が出たことがあるけど、全部取り消されちゃった経緯があるから、宇賀さんは「今回はちゃんと認めてあげてよ」って気持ちだったみたいだね。
最後に
宇賀さんは、「もし裁判で間違っちゃった人がいたら、ちゃんと助けてあげようよ」っていう気持ちで、この長い反対意見を書いたんだと思う。アヤ子さんは今97歳で、ずっと「無実だよ」って言い続けてるんだよ。高校生のみなさんも、たとえば「これって本当かな?」って思うことがあったら、ちゃんと調べてみる姿勢って大事だよね。宇賀さんは、そんな正義感を持って意見を述べたんだと思うよ。
最後に「Grok 3」により法律の素人(私)にわかるように翻訳された要約の追記はこちらです
宇賀克也裁判官の反対意見(全文)の要約
宇賀克也裁判官は、「大崎事件」の第4次再審請求における最高裁の特別抗告棄却判決(2025年2月26日付)に対し、反対意見を述べました。この事件は、1979年に鹿児島県大崎町で男性(当時42歳)の遺体が自宅の牛小屋で見つかり、義理の姉である原口アヤ子さん(97歳)が殺人と死体遺棄の罪で有罪(懲役10年)となり、服役したものです。原口さんは一貫して無実を主張し、再審を求めてきました。
宇賀裁判官の反対意見の主なポイントは以下の通りです:
新証拠の評価
弁護側が提出した新証拠(特に救急救命医による鑑定書)は、被害者が溝に転落した際の首の負傷とその後の不適切な救護が死因である可能性を示しており、これまで注目されていなかった視点を提供しています。宇賀裁判官は、この鑑定が有罪判決の根拠である「殺人による死亡」に合理的な疑いを生じさせるもので、再審開始の「明白性」を満たすと主張しました。
多数意見への批判
最高裁多数意見(4人の裁判官)は、新証拠を「遺体を直接見ていない限定的な情報に基づく推論であり、証明力に乏しい」と退けましたが、宇賀裁判官はこれを批判。鑑定は専門的知見に基づくものであり、過去の証拠も含めて総合的に評価すべきだと指摘しました。
再審制度の役割
再審は冤罪を防ぐための制度であり、「明白性」とは完全な無罪証明ではなく、判決に疑いを生じさせる程度で十分だと強調。過去の再審請求の証拠も含めて検討すべきであり、今回の新証拠はその基準を満たしていると述べました。
結論
新証拠が確定判決に合理的な疑いを投げかける以上、再審開始を認めるべきだと主張し、多数意見の棄却決定に反対しました。
💜今日の文字起こしのソース(情報源)はこちらです:https://www.youtube.com/watch?v=GR1BwVuU0DY&t=8399s
報道ヨミトキFRIDAY #189|高額療養費最新情報、トランプが初閣僚会議、大崎事件特別抗告が最高裁で棄却、ABEMA Prime問題でテレ朝が再取材公表……|ゲスト:青木理(2/28)
配信日:2025年2月28日(金)
発信:ポリタスTV『報道ヨミトキFRIDAY』
テーマ:高額療養費最新情報、トランプが初閣僚会議、大崎事件特別抗告が最高裁で棄却、ABEMA Prime問題でテレ朝が再取材公表……
出演:
青木理・ジャーナリスト、TVコメンテーター、元共同通信社記者。元ソウル特派員:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%92%E6%9C%A8%E7%90%86青木理
×津田大介(MC)・ジャーナリスト/メディア・アクティビスト:https://twitter.com/tsuda
※番組は配信から1週間(2025/3/7(金)まで)ご視聴できます。それ以降は下記のアーカイブサービスをご利用ください:https://www.youtube.com/PolitasTV/join
💜動画の視聴urlはこちらです:https://www.youtube.com/watch?v=GR1BwVuU0DY&t=8399s
💜関連裁判資料のご紹介はこちらです:https://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/820/093820_hanrei.pdf
💜関連ブログのご紹介はこちらです:
https://whimeda.muragon.com/entry/1062.html
えん罪「#大崎事件」で4度目の再審請求を認めない決定 とは(※雑学No.422,第81週,2023/6/05(月)~,B.D.+279)
https://whimeda.muragon.com/entry/848.html
#袴田事件と大崎事件 とは(※雑学No.349,B.D.+206)
https://wtti2.muragon.com/entry/188.html
2022/7/11(月)から今日まで。(第39週ー前半①)※資料No.104(犯罪学)
https://wtti2.muragon.com/entry/94.html
2022/4/4(月曜日)から今日まで。(第25週ー前半②)
