一週間刻みの眺め(長め)サイト(笑)

今週、引き出しの中に容れたもの。

2022/4/18(月曜日)から今日まで。(第27週ー後半③)


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2022年4月25日(日)
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きょうは、プライベート・デーにつき、いつもの形式の長文ブログはお休みです(笑)




下の仔(7歳)です。最近は、自撮り(ツーショット撮り)を「(スマホとの)おっかけごっこ」というふうに理解(誤解)してくれたようで、撮影の準備をしはじめると、弾丸のごとく飛んできてくれます(←自慢)🙇



上の仔(9歳)です。今日はペットフード2割引きセールから帰宅したウチが玄関開けたらお出迎えしてくれたんやけども、これ絶対、ウチとちごて、美味しいさんが待ち遠しかったやつや💧(号泣)







※資料㊿


オンライン被爆証言会vol.2「ヒバクシャと会ってみよう」和田征子×徳田悠希 


https://www.youtube.com/watch?v=V6Gu4x_yEJY


趣旨より抜粋:
和田征子さん。1歳10ヶ月の時、長崎で被爆しました。
私たちが生きるこの世界では、核兵器による脅しが続き、核兵器が使われる可能性が高まっています。
彼女の体験の中から、それぞれの心に、「本当に大切なこと」が宿る時間になれば、嬉しいです。


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・日時
2022年4月24日(日)19:00~20:30
語り手:和田征子・日本原水爆被害者団体協議会事務局次長
聞き手:徳田悠希・上智大学大学生、KNT(Know Nukes Tokyo)メンバー


・証言、質疑応答の部分起こし


和田征子さん(日本原水爆被害者団体協議会事務局次長、長崎県長崎市生まれ)


日本に 被団協(日本原水爆被害者団体協議会)ができたのは 1956年なんですね 御存じだとおもうんですけれども 45年に 原爆が投下されて そして 被ばく者はずっと 捨て置かれた 沈黙の10年とか いうんですけどね 沈黙させられた 何も発言ができなかった 差別があったかなかったかということも あるでしょうけれども それが 言えないような ほんとうに 日本もアメリカも 徹底した隠蔽 報道も あらゆるメディアも 書物 一切のものを 禁止 私は日本のメディアだけかと思ったんですけど 海外のものも すべて隠蔽したんですね もしあのときに 今のような 情報のツールがたくさん あったら 核兵器は 広まってないです みんな 隠蔽された そして ビキニ事件が起こって それから 放射能のこわさを みんながわかるようになった それから 被ばく者の 運動が 始まった 1956年 日本被団協ができて そのそきの 世界への挨拶で 捨て置かれていましたからね 自分たちも 救ってもらわなければいけない 自らを救うとともに 自分たちの体験を通して 世界の危機を救うんだと それが 私たちの結成宣言だったんですね だから 今もそれが 続いている  16年間 わたしたちは 掲げて 歩んできていますね だけど なかなか それが ならないということです だけど 禁止条約ができました やっと それが 非人道性に フォーカスするようになってから NPT(Treaty on the Non-Proliferation of Nuclear Weaponsの略称:核兵器不拡散条約、日本は1970年2月署名,1976年6月批准)が うまく いきませんでした ということで 2010年ころから 核兵器を持ってない国で 集まって もう一度やろうということになって 作業部会が あったりして 2017年7月7日に やっと 核兵器禁止条約(TPNW)が 採択されたというね そういう大きな流れになっているんですけどね NPT(核兵器不拡散条約)がちゃんと されていればですね 核廃絶に向かっての道が ちゃんと できていたら 核兵器禁止条約(TPNW)は いらなかったんです それが ちゃんと できてない 50年たっての なんにも 変わらない 酷くなる 拡散する そういうことから やっぱり 苛立ちとか 不満が あったわけですね だから それが やろうではないかということで 小さな国であってでもですね ほんとに ちからがあって みんなが集まって やって これが 禁止条約が できたと おもっております こういう流れになった ということですね


>広島出身です 核抑止論に対し どのように反論したらよいか お伺いしたいです


和田
核抑止論っていうのはね ほんとに 多くの方がね 議員の方でも それをいうかたが 多いんですね 核抑止 それがあるからだいじょうぶだよ っていうような 考えですよね


抑止という言葉は 元々ただ 抑える といういみだけではないんですね その 持ってる意味と言うのは  脅したり 威嚇したりですね おびやかしたりしてですね そして だれかのいけんを こうしないようにさせる というのが 抑止の 本来の意味


そして 抑止論(Deterrence) の 中に入っている ter  というのは 語源が テロの 語源だそうです テロとかね 恐怖だとかね だから まさに 抑止というのは そういう ことなんですよね  


だから もともと そういうもので あったものをですね おどしておどして それを つかわないようにする というような ことは おかしい 


だから いままでね 核が 使われなかったのは 核兵器は 拡散されましたけど 核兵器が 戦争で使われなかった っていうのは ほんとに  被爆者も がんばってきた つかってはいけないよと ずっと 言って来たことですね それがあると 私はね 自負したいと 思うんですね


だから それが 抑止になって来たと 逆説的に 思うんです だから 抑止して貰っているから 核の傘に はいってるから 大丈夫だよ というようなね そういう 言い方は もう おかしい 


1970年に 発効されてました NPT(核兵器不拡散条約)がね 日本が はいったのは 76年です それだけ時間がたって 署名をしたのは 70年でね 佐藤栄作さんが やって ノーベル賞を おとりになりましたよね  76年には 三木さんと アメリカのフォード大統領が 話をして そしてそこで 6年間のあいだに 何があったかは わかりませんけれども 日本は 核兵器を持ちたいのかっていうような 疑念が ずっと あったわけです 声もね だけど アメリカはそれを 使わせたくないってうのはね もたせたくないっていうのは もうはっきりしてた だけど 署名はした 批准までいってない だから 双方のあいだで いろんな 密約みたいなものが あったのかもしれません 


結局は 通常兵器であっても 核兵器であっても 守ってあげるから NPT(核兵器不拡散条約)に入っていいよって 入りなさいよ って いうことだったんですね (笑) だから そこからもう 傘を 差しかけて貰ったと 日本はね そこから 始まった


だから 核抑止 っていうのは そこ どこからきたのかなっていうふうに おもっていたんですね そういう ながいながい いまにはじまったことじゃない 傘の下で 安泰している 一方では みなさんとおんなじ 究極の 目的は おなじですよ ということの 矛盾ですね 
核廃絶を わたしたちは 望んでいます だけど ここで 守って貰ってますよという その矛盾を 平気で いう ということですね それが おかしいと お思いになりませんか?


だからわたしたちが望むものは それではなくて 廃絶して とにかく NPT(核兵器不拡散条約)で きまったことを きちんとまもること そして 軍縮に 進むということですね それが ほんとに大事だっていうふうに おもっています 


抑止は 抑止ではないです いまは わかったじゃないですか ぷーちんさんが使うって言ってるんですよ 抑止になってますか それが? ほんと そういうことを 言うはずがないわけですよね 抑止が 効いているんだったら そういう発言をされるということはね 抑止力というのは ほんとに 効いてない 何の効果も ないということが はっきりわかる そしてみんなが 核兵器を 使うってよということで 世界中が おののいているようなことに なっている 


だからそれは いま 核兵器の禁止をする条約を ちゃんと きちんと 履行できるようなね まだ 核兵器禁止条約(TPNW)ができたばかりで いろんなことが まだ整っていないことのなかの ひとつひとつを きちんと 時間はかかると思いますけど それで 一歩一歩 それこそ 進んでいかなければいけない  NPT(核兵器不拡散条約)がちゃんとやってたら 核兵器禁止条約(TPNW)は いらなかった(笑) それが なくなったから 


NPT(核兵器不拡散条約)は たくさんの国が はいっていますよ アメリカも みんなはいってますよ わたし 不思議で たまらないんですね あれだけ いろんな決まっていることを 履行しないでね 知らん顔している その 俗の言葉で言うと おおちゃくさ ほんとに ごうまんだと おもいますね 


だから 抑止力というのは 抑止にならない ということですね もともとが 抑止の意味とは そういうもの 人を脅して 怯えさせて いうことを きかせるっていうのが 抑止 


日本政府の 抑止論は 間違っている 私たちは 外務省に 何回もね ちゃんと条約に はいってくださいというような交渉を ずっと やってるんですね その時の外務省の 言うのがですね いつも CTBT(包括的核実験禁止条約)ですね 包括的核実験禁止条約 材料になるようなものは 作らないよというような そういうもの それと 会議 その3つのことしか おっしゃらない 何年も 続きました ずっと どれも 発効してないものばっかり それに 一歩一歩やってるんだよ というよな お返事しか いただけなかった


そして 核兵器禁止条約(TPNW)が できました できたら いちばんに 持ってきたのは NPT(核兵器不拡散条約)だったんです NPT(核兵器不拡散条約)をがんばりますよ みたいなことを え?って思いました いままで NPT(核兵器不拡散条約)のことは ひとことも 外務相は言ってなかった あれ? 発効してない CTBT(包括的核実験禁止条約)なんかは どこいったんだろう(笑) というような感じです


だから ほんとに 一貫性がない 国家の安全保障っていうのは何か? についても いろんなね 核シェアリングのことに ついても ぷーちんさんが使うぞって言ったら いきなり それが 出てくる 出てきましたね  日本でも それを 核シェアリングをやったら どうかなどと 


NATOとの関係ですよね NATO 35か国 ありますけれども 核シェアリングになってるのは 5か国だけですね だからもし 日本が 核シェアリングを やったら それを運ぶ戦闘機 というのが ちゃんとあって それを 搭載する だけど それを ボタンを押す アメリカの支持.によって 日本が ボタンを押すことになるんです 日本が 加害国になる 可能性が あるわけですよ 


アメリカが 使うぞ って言ったら ボタンを押す命令を するのは アメリカだけ 押すのは 日本 そんなことね もう 許されるはずがない と思いますね 被爆者は もちろんですけれども みんなが 望んでいない そういうことが 許されるはずはないと 思いますね 許されないどころか 憲法が それを 許さないんです 


そういうことで 少し おわかりでしょうか 抑止は 役に立ってないと いうことですね



>被ばくのお話 ありがとうございます いまだからこそ すごくひつようだろうなとおもって きいております 抑止力 御気分を 害されてしまうかも もしかしたら どちらの立場も 命が大事だと もちろん持てば だれかのいのちを 奪って と思うと同時に そういう被害 悲惨な状況 うばったり うばわれなかったりしようと いう議論が ウクライナ見て 沸き起こっている状況だと おもうんですね けしからん 危険だな 悲惨な状況を もしかしたら ふせげるかもしれない という 気持で 話しておられるのかもしれないし はなしあいを ふかめることで あゆみより していくと より ふかめていけるんじゃないかなと わたしは おもっておりまして 相手に そういうきもちを おこさせないには どうしたらよいか そういう場を もつのは むずかしいのかなと そういうことを お聞きできたらと 思います ミサイルに対して 対応能力を 持つことで 持つ必要性があるのか ないのか の 疑問も ふかめられたら いいのかなと そういう風な議論をする場を もつことも なかなか 難しいのかなと 思いますし 相手側の人にも エスカレーションに いたらないように そういうことも できないのかなとか 他に案を だしあったりする機会があれば 橋渡しかなと おもったりしますけれども いかがでしょうか こういう時代だと わたしはひつようかと 思うんですが
 


和田
ありがとうございます なぜ 兵器の 増産に いくんですか? 被爆者としては. それを 言いたいですね そうではないでしょ と言いたい(笑) だから 核兵器禁止条約(TPNW)が できて NPT(核兵器不拡散条約)もあって そういうものの中でですね わたしたちはまあ 核兵器禁止条約(TPNW)なんかはね 大穴ばかりがあって 夢物語だというふうなね なんだ こんな 効力のないものを というふうなことを 多くの方が 言われますよね 


だけど わたしたちとしてはやっぱり 日本政府も シールド防衛 みたいなことを 言ってますよね 衛星 サテライトを 飛ばして それを 日本全土を シールドして 囲んで ミサイルが 飛んで来たら それを 打ち落とすというような 星座みたいに 衛星を 飛ばして そこから通知を もらったものを だから そういうことを やってほしくない


そうじゃなくてですね そういうことを やらないで できるか まあ 現実的にというかな そういう いまおっしゃることも 大事なことだと お考えになる方も おられると おもいますけど 被爆者は わたしたちは そういうことは 望まない 1%から 2%にしてそして 強いもの いい兵器 武器を作るとかね そういう軍事費を 増強するとかいうことには  いかない 私たちの思いは どうしても そこには いかないんです そんなんではなくても 違う方法で できないか そこを みんなで かんがえてほしい 


日本の立場というのは 平和憲法があって 戦争をしない 軍備を持たないというね 日本国憲法の 本当に 前文を 私は よくしたものだと  国民主権 平和主義 それから 国際協調 自分たちが 武器をもって 良くなればいいというんじゃなくて 国民主権 平和主義 国際協調の 3本柱がちゃんと 日本国憲法の中に 入っていますね 


だから そういうことを しっかりと 考える だから 武器を持たなくても 核開発が できなくても だけどほんと 他の方法で 日本政府ができること それを 考えてもらいたいと 私は思います 政治家の責任というのはね だから すぐに 見直そう 武器を 作ろうと いうような 短絡的なものではないと 思ってます 


兵器を作って お金儲けをするひとも いると思います だけど 兵器を作るということは それを使う 新しいものが はいったら できればそれを 使いたい 使えばどういうことになるか ということは やっぱりでも これは 何を言ってるのかと 言われれば それまでの 話なんですけれども 私は それを 願っているんです

 

それを 願って 解決を ずっと 求めてきた ということで いま そういうところに 立っているわけですから 核兵器を なくする 廃絶する 方向に 核兵器が なくなるような 方向に 話を進めて行くべきだ それが 思いやるというだと いうふうに わたしは おもっているんですね 


だから そういうお話をね ほんとにみなさんとね しっかりと お話する場があれば いいなと 思います 国会でも ほんとに そういう話が きちっとできればいい 知らないまに どんどんどんどん 軍事費が ほんとに 核兵器禁止条約(TPNW)が できたときに 私は 喜びました わたしたちが 叩いて 叩いて 叩き続けてきた おおきなおおきな鉄の扉が ほんとに 落とされて やっと開いたという思いがありました 


国際法がないからだめだよ と ずと 門前払いされてきた  核兵器廃絶についての 議論が できるようになった 一条の光が 差し込んできたというふうに ほんとに 思いました よかった だけど それが とびらが開いたと おもったら 膨大な核兵器 どんどんとね 増大する 軍事費 そういうものがありました


だから わたしたちの 働きというものは ほんとに まだまだなんだなっていうふうなことで ほんとに 思いましたね 語っているうちに はいらないのか 聞いてないのか というふうなね 日本の議員さんも そうですけれども 他の国々の方も そうだってことで
だから あちこちで 話をさせて いただきますけれども 非核地帯の 人々が いるわけですよね 外交官の 人たちが いるわけです その方たちがやっぱり 被ばく者のはなしを 初めて聞いたと言われるんですよ そういうことを 分かってね 非核地帯をつくられたり 条約を 作られたと わたしたちは おもっていたんですけどもね 


初めて聞いたって言ってね 私なんかのね 話に 感動したと 言って下さるんです そして 条約について しっかりとしたものを 作るようにね コミットしますと 言って下さる ほんとにそれは ありがたいことですけどね 


いろんなところで 非核地帯のところを まわらせていただいて オンラインですけどね そんなところで 話をさせていただいて ホントにね 何べんも いいますけどもね まだね 声が 届いていないんだなと いう思いが ホントにあるんですね 話続けなければいけない


だから 昔の話ではないんですよって いま いま いま 目前に そういう 危機が あるんですよっていうことを みなさんに おつたえしなければいけない あなたたちひとりひとりのもんだいですよ っていうことですね 


ウクライナのことを 考えたら ほんとに 悲惨なね それを 被爆の実態と くらべることは できないことですから あれはあれで 大変なことが 起こっているわけです  あれよりも もっと といったら 語弊がありますけれどもね あれを てあてをするひとが ひとりも だれも いなくなるんですよ っていうことを言いたい だから いま いまからのことなんだと みなさんに お伝えすることです そのようなお考えであるということですね ありがとうございました(笑)


あの しつもんありがとうございました また そういう議論がね どこかでできれば 嬉しいなというふうに思います また 聞かせてください



徳田悠希・上智大学大学生、KNT(Know Nukes Tokyo)メンバー


きょう 和田さんのお話を うかがったことで ほんとのいみで 核兵器とわたしたちの関係を かんがえる そこから 一歩進んで どうして行ったらいいのか考える いいきかいになったとおもいます きょうの場をつくったり つづけていくためにも なにかやりたいというかたがおられましたらぜひ Know Nukes Tokyoのほうに きていただけたらと おもいます

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