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#家庭 とは(※雑学No.243,第57週,2022/12/5(月)~,B.D.+100)

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2022/12/8(木)
🏃🌕🌖🌗🌘✨
※きょうは、ノーペン🖊デーのため、通常のメール・チェックと、レター書きと、『根っこばなし』と、お食事の写メ特集は、お休みです🙇(笑)。


今日は、ウッジューが星になってから16回目の水曜日+1日(113日目)☆彡
リョーリョーの8歳のB.D.からは80日目☆彡

With "Ryoryo"(ウイズリョーリョー)

きょうは、満月下のモミジ・ランへ行って、12,390歩(9.7㎞)走り歩きました🏃🌕🍁✨そのあとは、 ジェンダー・バックラッシュ〜なぜ今までジェンダー平等が進まなかったのかの文字起こしをしました↓↓

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配信日:2022年12月2日 、発信:りっけん女性塾オンライン・トーク、第4回 「ジェンダー・バックラッシュ〜なぜ今までジェンダー平等が進まなかったのか」、ゲスト:斉藤正美・富山大学非常勤講師、聞き手:辻元清美・参院議員、司会:打越さく良・参院議員
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※YouTubeの文字起こし機能を使って、部分起こしした後、誤字・脱字の修正をしました


14:06 辻元清美・参院議員、ジェンダー本部副本部長:https://twitter.com/tsujimotokiyomi
 バックラッシュ(反動・戻し)っていう言葉を お聞きに なったことあるでしょうか
男女平等 これ 進みそうになったら  ブレーキをかける 圧力のような
ものが
  例えば 国会であったり それから 
地方自治体の議会であったり そういう 勢力とか そういう勢力と同じ
ような主張する議員が出てきて いろんな ものを潰して
とか そういう経験された方
いらっしゃらないでしょうか  国会でも そうだったんですよね 
で 今回 統一 協会の問題が出てきて いろんなことが明るみ
に出てきたんですけど  斉藤さんは 実は もう随分前から この
問題 現場を踏まえた 研究を なさってこられました↓



社会運動の戸惑い / 山口 智美/斉藤 正美/荻上 チキ【著】勁草書房(2012/10発売)


斉藤正美・富山大学非常勤講師https://twitter.com/msmsaito
🌛17:33 
最初はまず  バックラッシュでの攻撃は何を
対象にしたのかっていうテーマでお話をし ます  そもそもなんですけれども 
私が統一協会と
出会うきっかけとなったのが バックラッシュです 向こうからやってき ました 
その頃 バックラッシュ 2000年代初め ですけれども 
様々なメディアが 記事を書いていました  攻撃していました その中で 「世界日報」っていう統一協会系のメディアが 盛んに 記事を書いて ネットで
無料で見れるようになっていました その中 に 署名記事で鴨野守 (かもの まもる)氏っていう記者の記事がかなり
多かったんです 「ジェンダーを密かに導入しようと
画策している」などといった記事が書かれて いたので 私も 記憶していました
ところが
私は富山県在住で 富山県の男女共同参画と か 男女平等の
条例 策定委員をやったこともあったんですけど も そうした男女共同参画の
推進員という活動の 報告集の中に なんと 「世界日報」の
記者と 同姓同名の方がいまして びっくりしたん です で 


本物の 統一教会メディアの記者が 富山の 割と近くに住んでるって事がわかって 会い
に行きました そうしましたら 
驚いたんですが 「 世界日報」の方が
なんと 日頃は 男女共同参画に 反対しているにも関わらず
自ら 男女共同参画の 活動に参加していました そして おじい
ちゃん大切にしようとか  生活が苦しくても専業主婦としてしっかり 子育てするのがいいんだよっていうことや 
子どもはたくさん産むといいよねっていう ような 内容を盛り込んでいました
 
申し上げたいのは それも 勝手にやるんじゃなくて  周りの同じ市民活動をされている中の方の
理解や信頼共感を得て 一緒に 取り組んで で 内容をちょっと交代させた
ものに
していくということを 実践しておられました これ 富山県だけ でしょうか?ということが 非常に気になりました


🌛21:02
攻撃対象に 顕著なものとしまして これは
「男女共同参画社会づくり条例」の中に
「性別または性的指向に関わらず 全ての人の
人権を尊重する」っていう非常に大切な LGBTの権利を擁護するような内容が
入った 条例が 宮崎県都城市でできていました(2006) で それを
聞きつけた 同じく世界日報 統一協会系のメディアが
それに反対するという行動を起こしまして  
「男女共同参画社会基本法は ジェンダーが 入っている でも もっと 
都城市の場合は セクシャルライツが入って いるから そこで フリーセックス・コミューンができるんだ この公園が  同性愛者開放区になるから とんでもないから反対
しよう」
ということを 言っていました
で 最初はこれ それでも きちんと通ったんですけれども 
改定がなされまして 2006年に 新しい市長の下で条例が再制定され
性的指向というのを削除
されてしまいまし た とても残念なことです 
で これにつきまし
ては数日前に  福山哲郎議員が  長峯誠さんという前都城市長さんが 今は 自民党 参議院議員の経産政務
官におなりなので  統一協会との関係などを質問されていたと いうつながりがあります 


🌛22:45
また  この頃に 自民党は 「過激な性教育・ジェンダーフリー教育
実態調査プロジェクトチーム」
(2005)と いうのを作って
バッシングの総まとめみたいなことをやっ ていました で その 代表は
安倍晋三さん
事務局長は 山谷えりこさんでした 
どう いうことを攻撃したのかと言いますと
性教育 それから男女共同参画政策  ジェンダーフリーとか  LGBT 多様な性教育全般でした で 
かなり 政策を後退させていました で これにつき ましても
泉健太議員が10月の代表質問で 「こう いうことをやっていて その結果
性教育が 後退したのではないか」というよう な質問をされていました そこにつながる
ことです


🌛23:41
このように 右派がターゲットとしたのは どれも
性と生殖に関わることが中心でした すなわち ジェンダーとセクシャリティに
関わる政策
ということです 2000年代 バックラッシュは 「男女共同参画社会基本法」とか 条例づくり  男女共同参画センターの講座や蔵書 それ
から ジェンダー平等政策 それから 性教育 及びリプロダクティブ・ヘルス/ライツなどの
性と生殖に関する政策  同性 両性愛 多様な性
ということが
攻撃対象になりました 


🌛24:19
ところが もっと以前から 実は 90年代の半ばぐらいから
バックラッシュ が起きていまして
 それは 日本軍 慰安婦問題
についてでした  金学順(キム・ハクスン)さんって方が  慰安婦被害を名乗り出た(1991)ことが 発端になっ
たんじゃないかと思っていますけれども  その後で 様々なことが起きました  右派の団体としては「新しい歴史教科書を
作る会」
(1996)とか 安倍晋三さんたちの「日本の前途と歴史教育 を考える若手議員の会」(1997)
 それから「日本会議」(1997)もできました で 
2000年には 「女性国際戦犯法廷」っていう慰安婦問題に
ついての 法廷についての 番組に 中川昭一さん・安倍晋三さんが
番組の内容を 変えるということの働きかけをしたって こともありました
これもバックラッシュです
 
🌛25:12
それから 皆さんご存知のように 夫婦別姓に ついても
25:17
激しい激しいバックラッシュを 起こしたの は 90年代半ばからでした で そこでは日本会議が ものすごく力を発揮していました
95年から「家族の絆を守り夫婦別性に反対する国民委員会」(渡辺昇一代表)というグループを作り
法制審議会の 選択的夫婦別姓を盛り込んだ 民法改正案が出たらすぐに 今度は 「日本 会議」という大きな団体を作りまして 
これ 本当に 署名活動なんか 250万集めたとか 500万を集めるとかいったことを行い
地方議会での決議や 様々な 活動を この時から もはや 30年近くになり
ます やっていました  


🌛26:01
次は 何が想定になったかということですが  ここで一つの例を挙げます
参画センターの図書  本のことです で 福井県の事例なんです けれども 
これも 統一協会と関係のある あの 方が
この方も 男女共同参画推進員に 応募して
推進員として 推進員には  苦情処理制度というのがしばしば
26:31
ありますが それ その制度を使って 「ここに ある本は およそ男女共同参画とかとは無縁だ」「本は全部調べて 190冊が問題だ」っていうことを 問題提起
されました で この方は 山谷えりこ議員とも つながりのある方で 
後で説明しますが 「第2次基本 計画に基づくと  ジェンダーフリーとかそういうことを
タイトルに入れてるのは これは男女共同 参画ではないんじゃないか」
っていう問題
提起をされました  で これも「世界日報」が盛んに 報道熱心に
報道しましたが そしてまた 対抗運動も起き たんですけれども 
「男女共同参画 何だったらいいのか どうす べきか」っていうことが議論になりません でした 
で その結果 私は
7月に ここサイドを訪れたんですけれども  人も閑散として 
 ジェンダー関係の本は もう古い本だけで 
新刊本っていうのは本当に男女共同参画と無縁の書物が
並んでいるという
これは 争点がずれてしまいまして
男女共同参画はなんぞよっていうのが 問われなかったっていう そういう問題だと
思います


フェミニストからの対抗運動は  ジェンダー概念の攻撃だっていう そういう
風な 認識もあり  著者の権利を主張し また 情報公開請求というそういう活動を行って
いました で 一方福井県は「いや この中の本の 中に 誹謗中傷とか 人権侵害がなければいい
んだ  実際にはなかった だから戻した」
っていう ことで
県は150冊と言っていますが それらを 戻してことなきを得た みたいなそういう
ことになっていました 結果 福井県は
男女共同参画という部署は この後 今度は 結婚支援に突き進む つまり男女共同参画と
はなんぞやっていうことが 議論されずに 後退していくままに
なって いく という問題がありました


🌛28:57
では そういう攻撃をした人は誰なの か というところを見ていきます 
「過激性教育など 安倍晋三氏が批判」(2005.6.6) これは 産経新聞の
記事なんですけれども 先ほどの 「過激な性教育・ジェンダーフリー教育
実態調査プロジェクトチーム」の 安倍 さんと山谷えりこさん
が その方たちが シンポジウムを開きまし
た その時に 「ジェンダーというのは
家族破壊を招くとんでもない政策だ  ジェンダーはダメなんだ」
ということを
しきりと言ってまして それっていうのは 「共産主義のポル・ポトを
連想するような共産主義だから いけない」ということを 激しく言ってまして
「男女共同参画社会基本法も見直す必要が ある 見直さなきゃいけない」というような
ことまで おっしゃっていました バックラッシュですね で


🌛30:01
2005年に 「第2次基本計画」っていうのが
策定される際に  安倍さんと山谷さんは 要望を出して「家族を重視した内容にした方
がいい もうジェンダー視点は やめろ」
というそういう要請を出して 
結果 ちょうどその時 安倍さんが官房長官になり  山谷さんが政務官という形になりましたの
30:27
で  山谷さんは 後で告白していましたが 「ジェンダーフリーや 感激な性教育や 問題の
あるのは全部 ジェンダー関係は外しました 人権も 外しました  性教育も外しました」
ということを ご著書で
書かれていました これは日本会議から出 てる本ですね ということがありました


30:49
それで こういう風な 「なんか よくわからない ジェンダーフリーというのは  男女共同参画とか違う」っていう 先ほど 福井で
根拠に使ったような おかしな ものが 根拠として使われてい
るっていう なんかおかしな基本計画になっ ていて その後 男女共同参画は 第5次まで
次々と 書き換えられていますが かなり これの影響 が 強いんじゃないかなって 後に残ってるような 風に私は思っています  


🌛31:28
あと 問題のあるのは何かっていうことなんです けれども これは 旧統一教会と自民党
の政策協定っていうのが 交わされている
 ということが 朝日新聞で報道されました(2022.10.20) で それで
同性婚とかLGBTとか  文化共産主義(って これは ジェンダーとか そういうことの関係です)とか こういうことをやめよう という ことを つまり 協定してるっていうことですね
自民党と 宗教右派とが 協定をしている ということが ようやく
表に出てきました


🌛32:07
性や生殖などの このジェンダー平等政策は 日本は すごく遅れています それを後退させてきた
のは  宗教右派と自民党などの
右派議員の  自民党の中でも 右派の 安倍派の方たちが多い
ですけれども 
連携が非常に大きいというふうに見てい ます  


宗教右派には
旧統一協会のみならず それ以前から 積極的に関わってたのは 日本会議やその
関連団体ですし また様々な
新生佛教教団とか 神社本庁とか  神道政治連盟  統一協会 それのメディア それから自民党
の右派議員
との連携 またその他の 右派の
雑誌
とかいろいろ書いてらっしゃいますよ ね ジャーナリスト 市民運動家 それに右派メディア それ
プラス インターネットによる発信
などが 入ると思います


🌛33:07
その後 バックラッシュは どう
いう影響を与えたかと その後の政治という ところに少し触れたいと思います 


ご存知のように  安倍政権が 先ほど バックラッシュと いうことで かなり 
様々なジェンダー政策に対して 批判的な
取り組みをされていた安倍さんが  2006年と 2012年から
2020年まで 約8年近くも 政権を取られました 
そして その後 菅政権 
岸田政権と 現在まで続いています 


つまり  バックラッシュにより
性教育や 男女共同参画政策が  非常に弱体化された した
結果  結局 安倍さんが行ったのは 結婚 家族政策を 今度
は 堂々と主流化して  展開した で 
つまりは バックラッシュから
主流化までは ネガポジで  同じものの 反対と 積極的に進めるっていう ネガポジで
連続している状況にあると思います  


🌛34:26
早速  安倍さんが政権を取る前に 自民党の会見草案に  24条もターゲットになりました それから
政権を取ってからは 3年間抱っこし放題 っていう 育休3年という政策や
三世代同居すると 税制がお得ですよっていう 政策

結果 その 反面 男女共同参画は弱体化し  結婚支援に注力しました 


少子化対策という 名目によって 官製の婚活 それから
若い世代に対しては  妊娠適齢期を教えて  早く結婚して子どもをたくさん産むようにと
中学生から 自分の人生を 35
歳までに 20代から 早くから 妊娠できる 適齢期なんだから
結婚しなさいっていう 啓蒙を
行っています 


それは 個人より家族を
優先すること
であり 家族っていうのは 次世代育成の組織である つまりは 
LGBTということは そこから除外
され  LGBTの差別解消や その
社会保障っていうのをしない
ということに なります 
一応 言っているのは 女性活躍なん
ですが これは 様々な政策のカムフラージュ
として行って いると見ています


35:51
そこの中で 右派が 積極的に言ってきている のが
ライフデザイン(ライフプラン)ですね で 右派の「日本政策研究 センター」っていうのは
安倍さん 安倍政権の 一番
近いシンクタンクと言われていますけど  ライフデザイン推しで  ライフデザインを提案された松田茂樹
さんていう方のパンフレットを 右派団体が 積極的に 自分たちで作って 
発行しています で 
そうした 右派と連携している 学者さんは 審議会の委員や座長になって
リードしていくっていうことが 起きています 


🌛36:38
もう一つ 重要なのは  菅さんも 自助っていうことを強調されてい ましたけれども
「自助共助公助 こう いったことは 日本型福祉社会だ これに
は 前例がある」
ということを 右派の人たちは
強調しています それが 79年の大平 正芳(まさよし)政権の
「家庭基盤の充実に関する 対策要綱」というものです  性別役割分業のもと もう 女に
家事 育児をやれと
いうことなんでしょうか   家族の絆を再生し  自助努力としての
育児 介護を 求めています
 
また 新自由主義の 影響も強く 自己責任で
37:22
政府が 面倒を見るということはしない それを 日本 型福祉社会ということで押しています


🌛37:32
これ 先ほどの福井県の例なんですけれども  私が2016年に福井県で 福井県庁に話を
聞きに行って「男女共同参画 どうなってるん ですか?」って言ったら
「福井結婚応援ポスターがようやくでき ました 完成しました」って言って嬉しそうに
掲げていました で 
県庁のロビーには 今度は 「結婚応援企業が100社到達!パチパチ パチ」っていう
花をつけたような こういうのも飾って あり
結果 男女共同参画行政は 非常に
後退しているので なんと 「統一教会系の団体を 推薦して
推している」という そういう 男女共同参画センターが 全国でいくつも ある:https://www3.nhk.or.jp/lnews/tsu/20220810/3070008574.html
ということに 本当に驚かされて
おります


🌛38:41
 旧統一協会の
改憲のことを ちょっと触れたいんです けれども  教団幹部の方が この間の参議院選挙で 最も
熱心に取り組んだのが 改憲賛成の政治家を 2/3にすることで 「もうできたから あとは
政治家さんに頑張ってもらうことだ」
と 言ってました 私が 統一教会の方が
運動に これから出てくぞっていう時に 改憲 頑張るって言ってらっしゃるので 「何  頑張るんですか」って言ったら 「24条」って
すごく言われて 24条 重視され ているようです 


もちろん9条は
緊急事態条項もあります で 個人ではなく 家族を重視するということです それは
LGBTの権利は認めない で  逆に 性別役割などの人間的性別秩序を
強化し それに基づく家族を基盤とする 政策や国家を作る という考え
です で 
これは 何も統一教会のみならず  他の宗教右派も 同じようなことを考えて
おりまして 性や家族に関する方向性が 一致してますの で 
連携し 協力し合っております  


🌛39:57
これは 打越さんたちが 展開しておられた「24条を変えさせない
キャンペーン」
という 取り組みの中で書かれていますが
あえて  自民党の改憲総案では 「家族は 社会の中の重要な
基礎になるものである」
っていうことと「家族 は互い 助け合わねばならない」


憲法ですよ  権力を縛るもののはずなのに 「家族が」 って いうようなことを 新たに
入れており しかも 「 婚姻は
両性の 合意のみ」の 「のみ」を カット
するとか  非常に 問題があり 


さらに 13の中でも 「すべて国民は個人として尊重される」って 「個人」を なんと排除して カットしてしまって 「全て国民はとして尊重される」って 「個人 」って行き過ぎた個人主義と 右派の人たちは
しばしば言っている
んですけども  個人よりも家族のまとまりが大事という
ことを 言っています 


🌛41:21
 で これも福井県なんですが 福井県はもう
改憲の先取りってことを実践しています  家族を大事っていう 政策をやっています 
「早寝早起き朝ごはん」 なんて そんなのみんな 当然やってると思うんですが これ 行政が
こうやれっていうことを  親に教えるって事を やってます
ね で 「3歳までの家庭での子育てを すごく大事だから やりましょう」 で 見てみると 別に 母親って
書いてないんですけど イラストが  母親が やってるところが すごく多くて 
母親に対して 働きかけしてるなっていうふうに
思われる その家庭教育支援ガイドブックです  こういうのを 学校で
研修 啓蒙するということを 盛んにやって るって事があります 


🌛42:18
それから 夫婦別姓に関しましても 後退させました っていうのは これ 基本計画の中で 「もう 家族の一体感 子どもへの影響 
いろいろあるから そんなの やれないっ ていうことを 書き込ませたのは私ですよ」
 ということを
高市早苗さんが おっしゃっておられます  「山谷えりこさんや安倍晋三さんと協力し
て  検討を進めるっていうのを 外しましたです よ」
っていうことを 「日本の
息吹」って雑誌の中で お書きになっています 


🌛42:50
あと  LGBTに関しても 自民党は 基本的特命委員会の考え方っていうのを
出してますけど  「差別の禁止は やりませんよ」 って言っていますし
「同性婚は24条と相いれません」とか  「ジェンダーフリーとは違って」 これ何言い たいのか
「二元論はやっぱり大事です」って いうことを 男と女別っていう そういうことで じゃないかなと思います それから 「LGBT
理解増進法案」っていうのが  昨年出そうになったんですけれども そのな
中で 山谷えりこ 議員や  簗 和生(やな かずお)議員が いろいろ
問題になる発言をされまして そこで  山谷えりこ議員は
「体は男だけど自分は女だから女子トイレに 入れろ」とか「陸上競技に参加してメダルを
取るとか 馬鹿げたことを起きている」という発言を されて それに対して
LGBTの 権利擁護の団体から 「性的少数者の存在を
否定する差別発言だ」
っていう抗議が 起きたり 専門家からは 「オリンピックでも一定の条件のもとで認め
られているから それはちょっと 認識違いではないか」
っていうそういう 反論があったりしました で そうしますと
今度は 右派の中からは 「こういうふうに 逆に自分たちが逆差別になってしまう」
いうことで 逆に差別されるからということで 反対で 見送りになりました で その頃からトランス
バッシングが激しくなり  トランスの問題とそのフェミニストのとの 関係っていうのが
非常に今 議論になっているところです 


🌛44:38
杉田水脈政務官のことは 今 国会でも盛んに 話題になってるそうなんですけれども
生産性がないという発言をずっとされてい て  世界日報・統一協会では
盛んに メディアで擁護していました で 国会でも 石川大我議員や 天畑大輔議員から
「もう非常に怖い」っていうことを言っても  それでも 発言を撤回しないということが
ありましたし もう一つ これも重大な問題な んですけれども この 杉田水脈議員が
前参議員 議員として
慰安婦像が 世界中に立っているんだけれど も 「一つ一つ爆発すればいい
自分がやりに行こうかな」
なんていう そう いうもう とんでもない 人権とか
過去の歴史を見直すって発想が全くない 発言を
されていて これも問題
発言をなさっています  


🌛45:37
はい これで最後になります な
ジェンダー平等政策が進まなかったのか
と いうことなんですけれども 
90年代後半からだと申し上げました もう
失われた30年なんです  ジェンダー セクシャリティを 大幅に バックラッシュが後退させて その結果と
言いますか 二元的な性別秩序を強化し それ に基づいた家族政策を主流化し もうずっと
進めてきました
 それには何が 貢献しているかと言いますと 統一教会や 
他の宗教右派にとって  ジェンダー セクシャリティや家族は とても 重要な課題

みなしています で 統一協会だけではなく  宗教右派 自民党右派との 連携ですね しかも 地方と国政 双方での連携
というのが 非常に 効果を 表していました で
地方では 草の根活動して 勉強会 意見書・条例づくりなどをやっていて  国政ではそれを きちんと質問したり 
立法 政策化 あるいはそれへの反対という ことで うまく機能させた
ということで この
30年で かなり他の国と 差ができてしまった とても残念なことに
なってしまうという ふうに 考えております 以上です 終わります


1:09:04 打越さく良・参院議員、ジェンダー本部副事務局長:https://twitter.com/sakurauchikoshi
 今日 取り上げていただいたご意見の話で
早寝早起き朝ごはんって こういう物なんか は やっぱり いろんな事情があって
早寝早起き朝ごはんって 無理なところもあって
やっぱり 格差とか いろんなことを 手当てするのが 国会 国であって そんな「早寝早起き朝ごはん しろよ」みたいなことを言うのは どうかなっていう ことを取り上げもしましたけど なかなか


1:09:29 斉藤
はい  道徳ばっかりやられてもねって思います 


1:09:37 打越
はい 本当に政治がやるべきことというのは 早寝早起き朝ごはんができないんだったら 手当てしてあげるとか そういう支えることであって 上から 躾をしろよっていうことではないよなって いうことをね
それで まだまだ
このことは色々ね 斎藤 さんにお伺いしたいんですけれども もう
あっという間に時間がっていうことで 本日は ありがとうございました

🏃🌒🌓🌔🌕🌖🌗🌘✨

※今日の文字起こしのソースはこちらです:

配信日:2022年12月2日 、

発信:りっけん女性塾オンライン・トーク:https://cdp-japan.jp/news/20221126_4942

第4回 「ジェンダー・バックラッシュ〜なぜ今までジェンダー平等が進まなかったのか」

ゲスト:斉藤正美・富山大学非常勤講師:https://twitter.com/msmsaito

聞き手:辻元清美・参院議員、ジェンダー本部副本部長:https://twitter.com/tsujimotokiyomi

司会:打越さく良・参院議員、ジェンダー本部副事務局長:https://twitter.com/sakurauchikoshi

※動画の視聴はコチラです:https://www.youtube.com/watch?v=rTelAiAAIM4
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