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2023/5/21(日)
🏃🌕🌖🌗🌘✨
きょうは、プライベート・デーにつき、いつもの形式の長文ブログはお休みです(笑)
今日は、ｳｯｼﾞｭｰが星になって39回目の水曜日＋4日(277日)☆彡
ﾘｮｳﾘｮｳの8歳のB.D.から245日☆彡

With "Ryoryo"(ｳｲｽﾞ ﾘｮｳﾘｮｳ)

きょうは、初花菖蒲ランへ行って11,333歩(8.2㎞)走り歩きしました🏃😸🐶🤧そのあとは『袴田事件の再審確定 つなげよう再審法改正へ』の文字起こしをしました。

ウチが狭山事件と初めて関わった年は「19年」「19年」と言っていて、授業で劇画の回し読みをしたり、日比谷公園の集会に行ってみたりもしながら、「19年」目の時も「長いね」「長いね」とみんなが言っていました。明日はその石川一雄さんの不当逮捕の日から「60年」目を迎えるんですけれども、やっぱりその気持ちを忘れず、今年は何としても再審・無罪獲得の勝負の年にしなければと思います！

✨🌒🌓🌔🌕🌖🌗🌘🏃開催日：2023年5月19日(金)、場所：参議院会館1階 101会議室、主催：再審法改正をめざす市民の会、テーマ：再審法改正をめざす市民の会 結成4周年記念集会「袴田事件の再審確定 つなげよう再審法改正へ」、出演：袴田巖×袴田ひで子×村山浩昭元裁判長×青木惠子×鴨志田祐美弁護士、他、発信： Iwj✨🌒🌓🌔🌕🌖🌗🌘🏃

※部分起こし（要約筆記）

2:05:05　鴨志田祐美・弁護士、大崎事件弁護団事務局長、日弁連再審法改正実現本部本部長代行：https://twitter.com/kamo629782
村山浩昭・元裁判長が先ほど　
元裁判官の立場でありながら

再審法改正実現本部の私が言うべき
事を全部おっしゃって下さったので

私は袴田事件の決定が出た時の
マスコミのみなさんの報道とか
そこからお話したいと思います

報道は凄く盛り上がりましたよね
「法改正が必要」と言った新聞や
テレビニュースも沢山ありました

でも　もっと　騒げよと

袴田事件は証拠が捏造されて　
それで無実の身でありながら
死刑にされてたかもしれない
事件だから　もっと　騒げよ

もっと　なんでこんなことになったのか
このままで　日本の裁判は大丈夫なのか
もっともっと騒げばよかったじゃないか

振り返れば　今回の衝撃的事件と同様の
死刑囚の再審無罪が相次いでありました

免田事件×財田川事件×松山事件×島田事件
1980年代に袴田事件×４もの　
死刑えん罪無罪がありました

それなのに　その時になんで再審法改正ができなかったんだろう
なんで「再審制度おかしいよね」って話にならなかったんだろう

「あの時、マスコミがちゃんと騒がなかったからこうなってしまったの？」
その頃　私は声楽科の高校～大学生だったので当時の状況はよく分かりません 

免田事件で　最初の再審開始決定が出たのは　1956年です
これ　即時抗告で上級審で取り消されて
「幻の決定」と言われているんですけど

次に再審開始決定が出るまで何年かかったと思います？
23年　かかりました

そして　次の再審開始が　再審無罪になるまでには
27年　かかりました
 
検察官の抗告によって救済が遅れることは
もうすでに　免田事件で経験していました

松山事件では　有罪の決め手とされた布団の襟カバー
これは再審無罪となった斎藤幸夫さんが
髪の毛に血がついていて
犯行を終えて帰ってきて
血痕が布団カバーに付いたという
有罪の有力な証拠とされましたが
これ　捏造でした

「布団カバーに血痕はついてない」という鑑定が出てきたんです
だから　捜査官による証拠の捏造があることは
もうすでに1984年松山事件で経験していました

当時はまだ証拠開示という概念がなくて 
裁判所が確定申で提出していない記録も
全部取り寄せてみた結果そういう証拠が
 出てきて明らかになったわけですけども

つまり　証拠開示の必要性も　
もうすでに1980年代の死刑４再審で経験していました

でもあの時
再審法改正には至らなかったってことなんです
そのため今どうなっているかってことなんです

2002年に大崎事件では最初の再審開始決定が出ました
その時　原口アヤ子さん（95）は７５歳だったんです
もし　検察官の抗告がなくそのまま再審公判に進んで
無罪判決になっていたら　
アヤ子さんは　７０代でもう
その後の２０年余りの人生を
心穏やかに過ごせたはずです

日野町事件では　第一次再審で
証拠のリストは開示されました
でも個々の証拠は実際なかなか
第一次再審では開示されません

逆貼り（帰り道の写真を行きのように貼った）とかああいう話は　
第二次再審になってネガフィルムが出てきて明らかになりました

もし　ネガフィルムが　第一次再審の時に出ていたら
阪原弘さんは　生きておられるうちに
再審開始を勝ち取れたじゃないですか 

袴田事件では「第一次再審を27年やっている」と
村山浩昭・元裁判長のお話にもありましたけども

２７年間で１点も証拠開示されませんでした
勿論　弁護団は証拠開示請求をしていました 

袴田事件で初めて証拠開示されたのは
2010年の　第二次再審の時でした
確定判決から30年経っていました

５点の衣類の　ビビットなね　あんな真っ赤かな写真が
誰が見てもこれだけで「捏造だ」とわかるような写真が
30年経って出てきたんです

そして　検察官が　抗告したことで
再審開始確定まで9年かかったんです

もう　やめましょう
ここで変えなければ
また同じことが30年以上繰り返されていく

さっき「あの時、マスコミがちゃんと騒がなかったからこうなってしまったの？」
なんて　言いましたけれども

あの時　変えられ なかったのは私たち法曹、司法に携わるものの
「恥」だと思います 
そして　それを取り上げなかった立法府である国会の 
「恥」だと思います
そして　あの時「これ おかしいよね」と声を上げなかった国民全体の
「痛み」でもあると思います

だから　今度は 
国民も国会も私たち司法に携わる者も
もう　こんな恥ずかしいことはやめて
 
制度を変えましょう
今日は　そのことを
言いたいと思います
有難うございました
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※今日の文字起こしのソースはこちらです：

開催日：2023年5月19日(金)
場所：参議院会館1階 101会議室
主催：再審法改正をめざす市民の会
テーマ：再審法改正をめざす市民の会 結成4周年記念集会「袴田事件の再審確定 つなげよう再審法改正へ」
出演：袴田巖×袴田ひで子×村山浩昭元裁判長×青木惠子×鴨志田祐美弁護士、他、発信： Iwj
IWJのこうした取材活動は、みなさまのご支援により直接支えられています。ぜひIWJ会員にご登録いただき、今後の安定的な取材をお支えください： https://iwj.co.jp/ec/entry/kiyaku.php
また、カンパによるご支援もお願い致します：http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html
※動画の視聴はコチラです:https://www.youtube.com/watch?v=YxctgECpPSA
※5.23 【狭山事件の再審を求める市民集会】のご紹介はこちらです：https://www.facebook.com/sayamajiken/?locale=ja_JP
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【狭山事件の再審を求める市民集会　式次第】
12:30 プレイベント　
獄友イノセンスバンド（李政美さん、うじきつよしさん、河野俊二さん、小室等さん、こむろゆいさん、谷川賢作さん）
13:00 開会
① 開会あいさつ 西島藤彦（部落解放同盟中央本部委員長）
② 各政党あいさつ 国会議員紹介
③ 石川一雄さん（再審請求人）・石川早智子さんアピール
④ 弁護団報告 中北龍太郎（狭山弁護団事務局長）各弁護人紹介
⑤ 基調提案 片岡明幸（部落解放同盟中央本部副委員長）
⑥ 連帯アピール 「袴田再審に続け！次は狭山だ！」
袴田秀子さん、山崎俊樹さん、菅家利和さん、桜井昌司さん、青木恵子さん
⑦ 市民の会アピール　鎌田慧さん（狭山事件の再審を求める市民の会事務局長）
⑧ カンパ要請（司会）
⑨ 集会アピール
⑩ 閉会あいさつ　赤井隆史（部落解放同盟中央本部書記長）
⑪ デモ行進出発（14：40）日比谷公園・霞門
　 デモコース＜日比谷公園（霞門）一霞ヶ関1丁目一霞ヶ関2丁目一日比谷公園西幸門内＞
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