選挙権を奪われた石川さん🎵😹一票をえん罪と差別のない社会のために(※実学No.119,B.D.+316)

higurashi

2025/7/18(金)


はじめに


今日は、記事「39年前の福井・女子中学生殺害、再審無罪 裁判長「申し訳ない」:朝日新聞」と、記事「【論説委員の目】石川一雄さんと選挙権 奪われた権利 回復せず|徳島新聞デジタル」を基に、投稿を1つしました。以下で、共有します。




色々な人に支えられてここまで来られた

【滋賀】再審無罪の元看護助手・西山美香さん巡り大津地裁「警察捜査は違法」 県に賠償命令 - 日本経済新聞(2025/7/17)

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF143Q20U5A710C2000000/

>「長くてしんどかった。色々な人に支えられてここまで来られたと思う」。

大津地裁の判決言い渡し後、大津市内で記者会見に臨んだ原告の西山美香さん(45)はこう話し笑顔を見せた。

滋賀県警の捜査に違法性が認められたことに安堵の表情を浮かべつつも、「国側への訴えが認められなかったのは悔しい」と語った。



湖東記念病院事件の国家賠償訴訟で、2025年7月17日、大津地裁は、滋賀県に約3,100万円の賠償命令と、国への請求は棄却の判決を下しました。


えん罪被害者の西山美香さんに「どれだけお金を払われても服役していた時間も、あの報道の犠牲になった自分も家族も」返ってきません(頂いたコメントより)。


賠償金で、失われた時間や家族の傷は癒されない無念は、全てのえん罪被害者に通じます。


西山美香さんは、2004年7月6日(逮捕)から、2005年11月29日(第一審大津地裁で懲役12年の有罪判決)まで、1年4か月の勾留期間がありました。


2004年7月6日(逮捕)から、2017年8月の満期出所(懲役12年)までは、13年1か月の服役期間がありました。


服役後の再審請求(2017年12月に大阪高裁が再審開始~2020年3月30日に大津地裁で再審無罪判決が確定)の闘いも含めた、西山美香さんのえん罪被害の全期間は、


2003年5月22日(事件発生)から、2020年3月30日(大津地裁で再審無罪判決が確定)までの16年10か月(約17年)になります。


つまり、「懲役12年」の服役期間は12年ですが、勾留・服役期間は約13年、えん罪被害の全期間は約17年の人生が、えん罪により奪われたことになります。


メディアの犯人視報道などにより、ご家族も消せない傷を負われています。


それを思うと、今回の賠償判決で、国(検察)への責任が問われなかったことを、非常に理不尽に感じます。


でも、西山美香さんの「長くてしんどかった。色々な人に支えられてここまで来られたと思う」という言葉は


国賠判決の県への賠償命令判決は、弁護団や、新たなえん罪仲間に支えられて、もたらされたことを示します。


その言葉に希望と、西山さんの人間性に対する敬意を感じます。




袴田巌さんの帽子と青木恵子さんから贈られたネクタイ

39年前の福井・女子中学生殺害、再審無罪 裁判長「申し訳ない」:朝日新聞(2025/7/18)

https://www.asahi.com/articles/AST7K1C2XT7KPJLB00RM.html

>再審を勝ち取った袴田巌さんの帽子と青木恵子さんから贈られたネクタイをつけて再審の判決に臨む前川彰司さん=2025年7月18日午後0時14分、金沢市、伊藤進之介撮影

https://www.asahi.com/articles/photo/AS20250718002106.html



1986年3月19日に福井市で、女子中学生が殺害された事件で、殺人罪で懲役7年の有罪判決を受け、服役した前川彰司さん(60)の再審公判が、本日2025年7月18日、福井地裁(佐藤洋幸裁判長)であり、無罪が言い渡されました。


裁判長は、検察の「不誠実で罪深い」対応や、警察の供述誘導を批判し、


判決で、物的証拠のない有罪判決が、知人(暴力団組員AやNら)の「血の付いた服を見た」などの供述に依存し、


警察の誘導(Aへの刑務所移監中止の利益供与、Nへの金銭提供、証人同席)や、

検察の証拠隠し(テレビ番組の放映日の真実の証拠隠し)が、えん罪の原因であることを認定しました。


そして、「一審で無罪が確定した可能性も十分にあった。長きにわたって大変なご苦労をかけて申し訳ない」と、裁判長は謝罪しました。



心がからっぽ

24:00 ①(返信)

今日の福井女子中学生殺人事件の無罪判決も、湖東記念病院事件と重なります。


母は他界し、父は高齢者にという中での闘いを思うと、完全な償いは難しいと感じます。


「心が本当に空っぽ」という言葉に解放の複雑な思いを感じ、胸に刺さります。


でも、両者の強さが、最後には「推定有罪」の司法を変える力となりましたね。


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福井女子中学生殺人事件で、弁護団の科学的立証(供述心理学鑑定、ルミノール鑑定)や、裁判官の積極的働きかけによる287点の証拠開示や、

判決が、国家のエラー(警察の違法な供述誘導や検察の証拠隠し)を認めたことは、希望の光です。


しかし、「母親は他界し、父親は高齢者に」という中での、38年間の闘いの重みに対する完全な償いは難しいと考えます。


前川彰司さんは、「懲役7年」の服役期間は7年ですが、

逮捕前後の捜査や、服役後の再審請求の闘いも含めた、1986年3月19日(事件発生)から、本日2025年7月18日(福井地裁で無罪判決が確定)までの39年4か月(約39年)が、

えん罪被害の全期間になります。


約39年間の人生を、えん罪により奪われました。


前川さんも、西山美香さん同様に、「多くの皆さんの力をいただいてここまで来られて、本当に感謝したい」と語っています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250718/k10014866971000.html


参院選で、司法改革の問題が埋没する中、判決が、メディアにより、多くの人々の関心を喚起し、誰もが公正な司法を受けられる社会への一歩となることを願います。


前川さんの闘いを、全取り調べの録音・録画義務化、弁護人立ち会い、全証拠開示の義務化、検察の抗告禁止を求める「再審法改正」に繋げるために、今後とも声をあげていきます。




生涯で一度しか投票に行けなかった石川さん

【論説委員の目】石川一雄さんと選挙権 奪われた権利 回復せず|徳島新聞デジタル(2025/7/12)

https://www.topics.or.jp/articles/-/1270657



1963年5月1日、埼玉県狭山市で女子高校生が殺害され、1963年5月23日、石川一雄さん(当時24歳)が別件逮捕されました。


ねつ造された物的証拠(万年筆、時計、カバンなど)や、「自白」の強要により、1964年の一審で死刑判決、1974年の二審で無期懲役となり、1977年に最高裁で刑が確定しました。


そして、1963年5月23日(別件逮捕)から31年7か月の服役後の、1994年12月21日に、石川一雄さんは仮釈放されました。


しかし、選挙権は回復しませんでした。



石川一雄さんは、生涯に一度だけ投票に行きました。


投票日は、1963年4月30日でした。


狭山市議選でした。


「選挙区に、地元の多くの人が応援している候補者が出ていたから、初めて投票することにした。手のひらには、候補者の名前が書かれていた。字が分からないから、看板にある名前を見よう見まねであらかじめ写しておいたのだ。それを見ながら、同じ形になるように写した。」


逮捕直前のこの投票行動が、石川さんは最、生涯唯一の投票行動になりました。


無期懲役(1977年)が確定した石川一雄さんは、1963年5月23日の別件逮捕から、1994年12月21日に仮釈放を経て、2025年3月11日の逝去まで、公民権停止は続き、選挙権は回復されないままでした。



石川さんは「被差別部落で育ち、子守奉公に出たりしたため、小学校へも満足に通っていない」という背景があり、「(字が)書けなかったからね」と言っていました。


にも関わらず、警察の違法取調べにより、流れるような筆跡の脅迫状を書いたと「自白」させられました。


司法(裁判官)も、それを追認したままです。


一雄さんは、


「やっぱり一人一人の積み重ねが日本をよくするんですからね。だから、若手の人も行ってもらいたいなと思うんですよね。私はもう一票も無駄にしないです」


という風に、えん罪により、自身が、民主主義の根幹である参政権を損なったことを振り帰り、語っています。



https://www.facebook.com/photo?fbid=1036655451954550&set=pcb.1036660951954000&locale=ja_JP



石川一雄さんは「もしも、選挙権があったら、どんな人に投票するか」と問われて、

「差別をなくす運動に携わっている人に、一票を入れたいなと思います」と即答したと言います。


参院選2025の投開票日を明日に控え、

現在、野党6党の再審法改正法案(2025年6月18日提出)が、自公の保守議員の抵抗や、

選挙の争点が経済優先で埋没しがちな中で


石川さんの選挙権喪失は、「一票」に、司法の公正さを求める力があることを示すと考えます。


石川さんの選挙権喪失は、それを持つ人に、

「一票」が、えん罪や差別のない社会にするための一歩となることを知らせると考えます。




おしまいに


今日の結果は、総閲覧数 1,561人、総「いいね」79、新規フォロワーさん1人でした。


昨日は、 1,993人、総「いいね」75、新規フォロワーさん0人でした。


今日も、小さな1歩でした。


でも、今日も、今日も、滝沢やすこ・江戸川区議会議員が「いいね」をしてくれました。



読んでくれて、おおきに。明日もセッセと切磋琢磨。




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With "Ryoryo"(ウイズリョウリョウ)

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