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2023/6/25(日)
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きょうは、プライベート・デーにつき、いつもの形式の長文ブログはお休みです(笑)
今日は、ｳｯｼﾞｭｰが星になって44回目の水曜日＋4日(312日)☆彡
ﾘｮｳﾘｮｳの8歳のB.D.から280日☆彡

With "Ryoryo"&Miharaku-Nyan(ｳｲｽﾞ ﾘｮｳﾘｮｳ&ﾐﾊﾗｸｰﾆｬﾝ)

きょうは、美原区＆野暮用ランへ行って30,429歩(21.3㎞)走り歩きしました🏃🐱夜は『アウティング裁判控訴審判決(6/28)に向けて』（中編）の文字起こし（要約筆記）をしました↓↓
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配信日：2023/06/22(木)、発信：ABDARC(アブダーク：Anti-Buraku Discrimination Action Resource Center）のTwitterスペース、テーマ:「アウティング裁判控訴審判決(6/28)に向けて」、出演：チャ・ヨンジ・ABDARC、Save Immigrants Osakaのメンバー×川口泰司・山口県人権啓発センター事務局
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※部分起こし（要約筆記）
🌛20:38　川口泰司・山口県人権啓発センター事務局:https://twitter.com/bluehearts2016

「部落の人名総鑑」に載った人は
全国で1,000人以上いますけれども
最初原告に立った人は　248人です

約752人は原告に立っていません
（約752人が原告に立てません）

私の山口県では原告は私1人です
（本に名前や住所を載せられた人は）
山口県も10人以上いますけれども

約9人は原告に立っていません
（約9人が原告に立てません）

というのは　先ほどお話したように
彼たち(被告)は　全国の部落を回って
動画や写真を撮りネットで晒していく
ということを　実際やっているので

もし自分が原告になったら
彼たちは自分の部落に来て
色んなことが晒されていく

原告に立つと　やっぱり
彼たちのターゲットになる

まあ自分がターゲットになるだけならまだしも
彼たちは　自分の家族のことまでも晒していく

子どもや孫までが晒されていくとは
想像しただけで　恐怖で実際震える
そういうことだから原告にはなれない

そういう原告になることが本当に
晒しの対象になる状況がある下で

原告に該当する人は　
1,000人以上いましたが
最終的には　
248人と解放同盟1団体の合計249が
原告となり
2016年の4月から裁判は始まりました
まあ裁判の出発はこういう感じでした

🌛　川口
今　高裁の控訴審なんですけど
それまでいくつか段階があって

まず　とりあえず
出版差し止めの仮処分決定が出ました

彼たちは　不服だということで
まあ地裁や高裁で闘っていくけれども

彼たちは　全部負けて
とりあえず仮処分は決定して行きます

けれど裁判が進み2021年9月
東京地裁の判決を迎えた時に

基本的には　まあ原告（248人＋1団体）の勝訴で
『全国部落調査・復刻版～部落地名総鑑の原点～』
復刻版は出版差し止めになり
ネット上のデータ配布だとか
そういうのもまあダメになり

彼たち（被告）は　
鳥取ループ・示現舎示現舎合同会社（じげんしゃ）と言いますが
彼たちが言っていた　「これは学問の自由だ」も
学問の自由でも何でもないと退けられた形でした

つまり　基本的にはまあ
復刻版の出版　差し止め
ウェブサイトからの削除
損害賠償を勝ち取りました

ですが　課題が残ったんです
上記３点は勝ち取ったけれど

びっくりするような課題が
何点も　実は残されました

🌛　川口
僕らは　いったい全体　
この本『全国部落調査』自体が　

もう　こんなもん出しちゃ駄目だと
全国の部落が載っちゃってますから

約50年前の裁判の時も（『部落地名総鑑』裁判、1975）
本自体が問題だともう国をあげて
もう回収しもう燃やしてますから
もうこんな本出しちゃいけないと

でも　今回の裁判所の判決ではね
全県に対して
「もうこんな本出しちゃいけない」
と認めなかった

全国の都道府県の中で41の県が
この本に載ってるんですけども

（東京の裁判官は）
うち16県は　指し止め対象外とした

（東京地裁・成田晋司裁判長は）
本自体の出版差し止めではなく　ただ都道府県別に分けた
損害が認定された25県と認定されなかった16県とに分けた

（東京の裁判官が）16の県を対象外とした
これ　非常に　びっくりしたんですけども

びっくりした一つ目の理由は
その16県のうち6県は

原告が立ってちゃんと争ったのに
損害が　認定されなかったから

びっくりした二つ目の理由は
(16県のうち)原告を立てなかった10県が
立てられなかったさっき言った理由を
裁判官は　明らかに想像だにしないで
判決が書かれたからです

私のいる山口県もそのびっくりした
16県のうちの6県で

原告は1人(私)出てたけども
損害は　認められなかった

つまり（裁判所は）原告私1人の
損害を認めなかったことの　つじつま合わせとして
山口県全体の差し止めを対象から除外する所な訳です

🌛　川口
他方（対象除外とされた）16県のうちの（原告を立てなかった）10県とは　
秋田県、福島県、茨木県、石川県、福井県、山梨県、岐阜県、静岡県、愛知県、徳島県
だったりします

この10県は　もう　はなから
原告を立てることができなかった

解放同盟があったりなかったり
とかいう県でもあったりします

部落はあっても解放運動してる人がいなかったりとか
解放同盟があっても　さっきいった差別がある中で
原告に立てなかったりとかそういう県でもあります

でも裁判所は（そういうことが想像できないので）
「今言った10県はそもそも原告がいないから」と

この本は　出版させて
この10県も勿論　差し止め対象から除外しました

🌛　川口
（対象除外とされた）16県のうちの（原告を立てた）6県とは
千葉県、富山県、三重県、山口県、佐賀県、長崎県
だったりします

6県は原告はいたんだけれどその多くは
（私が出た山口県同様）原告が1人です

1人だから
（先の成田晋司・東京地裁裁判長の論理で言えば）

例えば　もし　亡くなった場合は
「もう　原告がいないから　被害はない」
と　認定されたりとか(笑)

例えば　もし　部落の外に住んだ場合は
「住所や本籍が　もう　部落にないから
自分の故郷が晒されてても　被害はない」
と　認定されたりとか(笑)

🌝チャ・ヨンジ・ABDARC、Save Immigrants Osakaのメンバー：https://www.gqjapan.jp/culture/article/20220901-great-kanto-earthquake-massacre
それ、めちゃくちゃですよね。

🌛川口
うん　そうなんすよ
ここが　今回一番　
意味が分からない(笑)
（つづく）
※続きはこちらから視聴できます（26:27～1:50:35）

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※今日の文字起こしのソース（情報源）はこちらです：

配信日：2023/06/22(木)
発信：ABDARC(アブダーク：Anti-Buraku Discrimination Action Resource Center）のTwitterスペース
テーマ:「アウティング裁判控訴審判決(6/28)に向けて」
出演：
  チャ・ヨンジ・ABDARC　https://www.abdarc.net/、Save Immigrants Osakaのメンバー：https://www.gqjapan.jp/culture/article/20220901-great-kanto-earthquake-massacre
×川口泰司・山口県人権啓発センター事務局:https://twitter.com/bluehearts2016
※動画の視聴urlはこちらですhttps://twitter.com/abdarcofficial/status/1670054180546023424
※前編の記事のご紹介はこちらです：https://whimeda.muragon.com/entry/1118.html

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