一週間刻みの眺め(長め)サイト(笑)

今週、引き出しの中に容れたもの。

#ひとり親家庭の貧困 とは(※雑学No.302,B.D.+159)

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2023/2/5(日)
🏃🌕🌖🌗🌘✨

きょうは、プライベート・デーにつき、いつもの形式の長文ブログはお休みです(笑)
今日は、ウッジューが星になって24回目の水曜日+4日(172日)☆彡
リョーリョーの8歳のB.D.から139日☆彡

With "Ryoryo"(ウイズ リョーリョー)

きょうは、古墳公園ランへ行って13,210歩(9.6㎞)走り歩きしました🏃🐶🏸😺
夜は『「困窮子育て家庭の生活実態調査結果」オンライン報告会 』(後編)の文字起こしをしました↓↓
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開催日:2023年2月1日(水)、発信:NPO法人キッズドア、テーマ:「困窮子育て家庭の生活実態調査結果」オンライン報告会、登壇者:渡辺由美子・認定NPO法人キッズドア理事長、他
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※前編の文字起こしはこちらです:

※部分起こし
🌛3:51 渡辺由美子認定NPO法人キッズドア理事長:
https://twitter.com/YumikoWatanabe

日本の
子どもの貧困について 少しお話しさせて いただきます 2009年 実は 日本で
初めて 厚生労働省が 貧困率を出しまして 課題としては 非常に新しい それまで
日本には 国としても 貧困な子どもというものが そもそもいない
ということで 調査もしていなかったので 実 はやってみて 非常に貧困率が高かったと
いうことで そこからは たくさん いろんな支援をいろいろやっているんです けれども


まだやりきらないうちに コロナ
来てしまって さらに 今 物価高騰が来て いるので 大変な状況になっています


日本の
子どもの相対的貧困率
 先進国がやる格差の 問題の中で 貧困にある方たちのことでは 
13.5%で およそ7人に1人が貧困で ございまして これは OECD加盟国の中で
も かなり高い状況ですし 日本では ひとり親家庭に 非常に高い 48.1%ということ
で ほぼ 2人に1人が貧困ですね これ  OECD加盟国の中でもトップですし 


この方達 何でこういう風になってしまうかと いうと まあ皆さんご存知の通り 日本では どうしても 女性が稼げないと ジェンダー
ギャップ
の問題ですとか そういったことが ございまして 本当に皆さん 働いて いらっしゃるんですね 就労率は 世界で一番高いんですけれども  貧困率は 一番高いという 非常に
良くない状況にあるのが 日本のひとり親家庭  日本は母子家庭が多いので そういう状況に
なっています


だいたい どれくらい深刻かと言いますと  最新の相対的貧困ラインというのが こう
いう状況ですね 2人世帯 例えばお母さんと 子ども2人ですよって言うと 相対的
貧困線というのが173万円
ぐらいでして これ未満の生活費で暮らしているということ
です 3人だったら212万円 4人だったら 244万円 未満で暮らしてる方達が
貧困ラインという風な状況になっており まして  
これ 気をつけなきゃいけないのは 皆さんが
これだけあるわけじゃないんですね 貧困な 人がだいたい170万ぐらいでやってるか
と決してそうではなくて  貧困の方のトップがこれですから 皆さん
それ以下なんです 本当に 低い収入で多くの 方は
持ち家がないですから 家を借りてるわけ ですね 家賃を払って 子どもにご飯を食べさせ
て  教育を受けさせてっていうことを やら なきゃいけないので 本当に 厳しい
状況ですね これ コロナの前の 貧困ラインなんですけれども 要は これがコロナで さらに働けなくなって 低くなって という中では 本当に厳しい状況になってます


🌛6:45
ここから 少しコロナのお話に入り ますが コロナで 皆さん 本当に大変ですよね
移ってしまうかもしれないとかっていうご 不安も持ってますし かかったら仕事に行け
ないし とか いうことがあるんですけれども まあ 経済的被害で言うと 非常に特徴的なことが
ございまして やっぱり 非正規雇用とか イベント業  観光業 飲食業とかで 特定の働き方や 業種をし
ている人に 深刻な被害が出ているという ことですね 本当に 要は 非正規の方は
仕事に行かないと お金が入らない
わけです ね パートで 月12万円働いてるお母さんが
ちょっと 子どもが コロナにかかっちゃったので 自分も濃厚接触で行けないって言うことで 2週間行か
ないと 収入が半分になるんですよね そう いう風な状況の中で 非常に経済的に厳しい
方々がいらっしゃる


コロナで 収入全く変わりませんって方もたくさん いらっしゃると思うんですけれども 変わる方がいらっしゃって その人たち 本当に もう 急激にガクンと減るような状況です


でもう一つが 本当に 震災とか自然災害だと すごく見た目で 分かりやすく そこが大変で わかるんです
けれども 本当に 仕事に行けなくて収入 が減っているっていうことは 見た目では
わからない
ので これが本当に  辛いところで  「大変なんですよ」って言っても どれぐらい
大変か わからないんですよね そういう中で  なかなか 急いで 支援をしなきゃとならないんですけども 


実態としても お金がなく て 満足にご飯が食べられないお子さんと
いうのは たくさんいるっていう 実はそう いうことなんだけども なかなか見えづらい ということですね 


あとまあ 本当に仕事
をしている現役世代に 被害が集中をして おりまして 例えば
自然 災害だと 社会的弱者方 高齢者の人が大変 になるんですけども
そういうところも
やっぱり 経済的被害について なかなか スポットが当たりづらいのかなと思ってい ます


ただ そんな中で 社会全体としては  扶養家族を抱えている現役子育て家庭は  本当に大変なんですけれども
なんとなく そこを支援しようっていう風土が 薄いなあと思っています


で その平時も
なかなか子どもに冷たい社会
 私たちは やってて思うんですけれども 日本って  実は結構 子どもに冷たいなと 思ってたんです
けれども コロナ禍でも それが持ち込まれて 自助で やりなさいという風な過程で コロナになって
いるので 本当に 子育て家庭って 本当に 最優先で支援されるべきなんですけれども まあ放置 されています 2年半以上っていうか3年以上 これが 放置されているんですね 


で  さらに学校とか保育園が 休校になっ
たりだとか 子どもがコロナに移ってくるだと か とにかく 子育て家庭の方は 仕事に行けなくなるリスクはとても高いんですね  
本当に 大人だけとか 単身で暮らしてる人と は 
桁違いに仕事に行けなくなる というふうな ことがあるんですけども 


このひとり親家庭は もともと
収入が少なくて さらに大幅に減少しちゃう ので 一番大変なんですけど なかなか そこに 集中的に出る支援っていうのがない中 で 非常に疲弊をしてしまっているという状況です


こういう話をよくすると 「もうそういう人は 生活保護を受けた方が いいんだよ」っていう風に おっしゃられるんですけれども やっぱり 子どもが いる中で 生活保護を受けるということは
踏み切れないんですよね 


もし ご自身がなっ たらどうだろうと思った時に 生活保護制度を よく調べていただくと 本当に 収入もすごく少ないですし 例えば 家賃が 決められてるんですね 住宅扶養ということで だから 生活保護を受けるとなると 今の家 を引っ越さなきゃいけないとか もしかしたら 学校も変わらなきゃいけないとか  いろんなことがあって 本当に 家庭が生活保護を受けるって 大変なんです 


例えば これも 私たちが支援してるご家庭に アンケートしたんですけども 
「どんなに 苦しくても生活保護を申請したくない」っていう家庭が 22%あるんですよ
「できるなら 利用したくない」は 62%なんですね
だから 「生活保護があるから大丈夫」っていう風 に思うんですけれども 現状は 生活保護がセーフティーネットになっていないんです
 私たちが支援してる方は もう収入で言っても 生活保護レベル以下 皆さん 申請なさってるんですけれども  その方は しない 


🌛11:22
で 私たちは何をしてるかというと この後 詳しくお話しますが 今 その方たちを どんどん 登録いただいて その方たちに食品
を送ったりですとか いろんな支援の情報を 届けたりとかってことをしています 本当に
情報もなかなか取りづらい方たちなの で 分かりやすく 伝えて 情報を送ると 
これ 2020年のことですけども 本当に もう できることは何でもやろう ということ で いろいろやっていて 2022年の今も やっています 


🌛いよいよね 5月8日には コロナマスクもなくなりますみたいな話 もありますし なんとなく みんな在宅から通いになってとか 言って 社会全体にいい 感じになってるかもしれないんですけれど も 本当に コロナの人たちにとっては
まだまだ 厳しい状況は続いておりまして  これはあえて 2020年
夏にやったものを持ってきました 
2020 年夏に 大変だからって 第1回で食料品を送ったんですよね 
その時に お母さんから 手紙が来て
「あ やっぱ そういうことだよね」って 思いました
  
もう このお母さんが言ってるように 
「桃 4年ぶり!! 娘3歳 初めて食べる!」
果物 高いから 普段 買わないんですよ  
「アスパラガス10年ぶり!!」
とかね まあ買わないんですって 
「お米も 外米とか流通米しか買えて ないから」 
これ 福島から美味しいお米を送ってもらったんですけど
「めちゃめちゃ嬉しい! 宝くじ1等 当たったことないけど それ くらい嬉しいです」だとか
要は 繰り返しになりますけれども
コロナの前から それぐらいの生活してた方が 生活、仕事に行け なくて 収入がなくて 困ってるっていう状況です 


コロナの時からは 前からギリギリで生活していた家庭が 食の不足とかで 本当に大変になって 「私は1日1食です」とか 「収入が減ったけど 未だに仕事が見つかりません」とか「子どもが大学に行かせられないの じゃないか」っていう不安があったわけですね


2022年の5月時点で 仕事がない状況 の家庭に 9月に聞いた時に 51%はいまだに無職だったんですけど こういう方たちが 本当に 「今もまだ 仕事が見つからない」っていう方が  すごくたくさん いらっしゃるんですよ


13:22
で 例えば 文具を送ると これから 年度 末 新学期が来るじゃないですか で 当然
新しいノートとか 買わなきゃいけないん です 買えないんですよね で この時は 本当に
家庭応援 学習応援パックとかで 文具を 届けたんですけど そうすると こういうお手紙が来るわけですね


「私の収入が減ったり  給食費とお昼代が ダブルでかかったりして もう本当に 全部してあげられなかった」
と いうふうなことなんですね
こういう家庭が たくさんあります 


で これも
2021年に 来た手紙で  ほんと これ 子どもからです
「私は普段 肉と魚をあんまり食べていないので とても嬉しかった です そして私はみかんが大好きなので とても 驚いて 嬉しかったです」


この時点から 肉と魚を食べてないんですよ  この時点から 
「ゴールデンウィーク中に 米がなくなってしまったので どうしようかと 思っていた所です」
っていうふうな ことで
この時点から ずっと続いてるんです これが 今も続いてるんです  弱い人は  抜け出せていないんですよね 


🌛で 今はどういう状況かというと ずっと続いてる中で  物価高騰をしてしまったので 本当にもうどうしようもないんですよ


「物価上昇になり カップ麺や安いうどん一品だけになりそう 何を どうすれば良いか 分かりません」
と 本当 食べ させたいけど 食べさせられないんですね 


「スーパーに行っても 何しに行ったのかわからないぐらい ものが買えません」
と か 
「子どもに食べさせたいから 私さえ我慢すれば 何とか食べさせてあげられるので 」
とか そういう状況があります


これが 続くと 本当に お母さんは メンタルも悪くなっていて
「気分が落ち込んで 何が 起こっても気が晴れないように感じた」っていう方は 21年の4月の時点で 62%です ね これ 普通に比べて4倍あります
神経過敏 49% 落ち着かない 36%
苦しい状況の方たちが 今もいるので ぜひ 支援を続けられればなと思ってます


それでは 具体的な最新の「困窮子育て家庭の生活実態調査」の様子を  田中の方からご報告いたしますので ぜひそれも お聞きいただければと 思います
※続き(「困窮子育て家庭の生活実態調査」の結果解説)はこちらでご覧頂けます:https://whimeda.muragon.com/entry/701.html


🌛45:37
本当に 最後のお願いになりますが
もしね  企業の方も聞いてくださってたら 「たくさん
儲かったから 税金たくさん納めそうだな」と か言ってる方がおられたら 実は 税額優遇が使えますの で 本当に ご寄付いただけますと もう
確実に 子どもたちに届けていきますし 
これ から 本当に 学力が落ちてるとか 不登校
なってるとかってなって 学習支援が ますます重要 なので そこのプログラムを増やそうと思っ たら やっぱり 年間500万ぐらいかかるん
ですね で 企業のスポンサードなどで 教室を 増やしていくだとか そういったこともでき ますので 本当に社会貢献とかそういったことで ぜひお考えいただければと思います


🌛 43:53
なので 何かするには 本当にお金が必要なんですね  崩壊しかけている困窮子育て家庭を支えるためのファミリーサポート事業って すごく 重要なんですけれども 
本当に 食糧支援とか 寄り添い支援が 必要なんですけれども まだまだ お金が
ないんです 
で 本当に さっきまで「支援して くれるのはキッズドアさんだけ」っていうハガキ もたくさん来て ここの キッズドアから何かがあるっていうことを待ってる人は すごく たくさんいるんですけれども まあそういう 方々に届けられない


あと 本当に 学習支援に関しても 大学進学は 実は奨学 金とかも整ってるので いろんな情報が行っ
たり いろんな相談に乗れれば 諦めなくても 良かったかもしれないんです だけれども  私たちが まだまだ そこに行けてないので
諦めてるからたくさんいるんですね 


本当に これも あるプログラムに参加した 女の子から 高校生の女の子なんですけども
「もっと早く キッズドアに 出会いたかったです 私の兄は非常に優秀で国立大学を目指していたんだけれども 結局夢が叶わず 高卒で就職しました」って それを わざわざアンケートに書いてくるぐらいだから この子も 本当に悔しかったん だと思うんですけれども まあそういう風なことをぜひ できればなと思っております 


本当に 1回の食料支援で 2,500世帯とかに送るんですよ 
食品と 送料だけで 1,500万円から2,000万ぐらい必要なんです 


年度末 もう1回やろうと思ったら  これぐらい必要 になるんですね
そんなにではなくても 数百万円あれば 本当に 子どもが多いご家庭と か リスクが高いお家に届けられるというふうなことができますの で もし 企業の方が 聞いてくださっていたら と思うんですけれども


🌛46:18
えっと マンスリーサポートという ことで お一人 お一人の支援が 積み重なることで 本当に 子どもたちの支援ができますので 月々 3,000円とか5,000円とか1万円とか  5,000円でも 本当に 毎月応援いただくと すごく嬉しいなと思っ ております


本当に キッズドアのホーム ページから お気軽にお問い合わせいただけますので 企業の方々も ご検討いただければと思います
※お問い合わせ先:https://kidsdoor.net/contact/


では ご質問 をたくさんいただいてるので もう少し 残れる方がいらっしゃれば このまま残って 少しご質問にお答えをして終了したいなと思います
※つづき(Q&A)はこちらから視聴できます(47:46~57:59)

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※今日の文字起こしのソースはこちらです:

開催日:2023年2月1日(水)
発信:NPO法人キッズドア:https://twitter.com/kidsdoor
テーマ:「困窮子育て家庭の生活実態調査結果」オンライン報告会、
登壇者:渡辺由美子・認定NPO法人キッズドア理事長:https://twitter.com/YumikoWatanabe、他
《 プログラム 》
00:00 困窮子育て家庭を取り巻く日本の社会背景(理事長渡辺)
15:30 困窮子育て家庭の生活実態調査結果解説(調査室)
25:12 緊急食料支援事業の実施内容とその成果(ファミリーサポート事業担当※)
30:05 困窮子育て家庭からのメッセージ
47:40 Q&A(理事長渡辺)

※動画の視聴はこちらです:https://www.youtube.com/watch?v=SLlYjqt4u8A 
※関連記事のご紹介はこちらです:https://kidsdoor.net/news/2022/11/29/1129/
■「ファミリーサポート事業とは」の説明はこちらです:https://kidsdoor-family-support.jp/famisapo.php
■「2022年11月緊急アンケート結果について」の記事はこちらです:https://kidsdoor.net/news/2022/11/29/1129/
※「ご寄付・ご支援を考える」へのリンクのご紹介はこちらです:https://kidsdoor.net/support/ 
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