検証しない警察と検察にNOを🎵😹誘導捜査の過ちと証拠隠しを正す(※実学No.133,B.D.+330)

higurashi

2025/8/1(金)


はじめに


今日は、動画「「福井女子中学生殺害事件 検察上告せず無罪確定」ジャーナリストの江川紹子さんに聞く | TBSラジオ」や、

記事「「うその供述に基づき誘導」再審判決の指摘に県警「反省」 無罪確定 [福井県]:朝日新聞」などを基に、投稿を1つしました。以下で、共有します。



検察上告せず

【解説】前川彰司さんの無罪が確定。福井女子中学生殺害事件(江川紹子)

https://www.youtube.com/watch?v=sEVwkDTPkKc

2025/08/02 荻上チキ・Session~

解説:江川紹子さん(ジャーナリスト)・パーソナリティ:荻上チキ、南部広美


名古屋高等検察庁の浜克彦次席検事は「検察として真摯に反省し、教訓とすべき」とコメントをしていますが、コメントが出るのが遅すぎます。


証拠隠しなどの経緯をきちんと検証する必要がありますし、検察のトップが前川さんに対して真摯に謝罪することが最低限必要だと思います。


一審で無罪判決が出たにもかかわらず、検察の控訴で覆されたり再審請求で開始決定が出ても検察の上訴で再び覆されたりしています。


1990年9月に無罪判決が出た時点や2011年に再審開始決定が出た時点で検察が上訴しなければ、前川さんはもっと早く解放されていました。

検察官上訴のあり方も再考すべきです。


また、証拠開示について、現在法制審での議論では、検察側は証拠開示を進める代わりに「目的外使用の禁止」を条件にしようとしています。


これは、裁判以外の目的で証拠を使用できないという制約です。しかし、再審では弁護士だけでなく支援者が問題を社会に訴えることが重要です。


このような制約は、えん罪事件の真相を広く伝える機会を奪うもので問題です。

現在の裁判でも警察が開示した証拠の目的外使用が禁止されているため弁護士が社会に訴えたり国家賠償訴訟で証拠を活用したりする事が難しくなっています。

再審では特にこうした制約がえん罪解決の妨げになるため議論を注視する必要があります


>また裁判所にも問題があります。一審では無罪判決が出ましたが控訴審で覆されました。

一審は関係者の供述が変動したり誘導されやすい状況だったため信用できないと判断しましたが、控訴審ではその供述を信用したのです。


再審開始決定の際には、裁判所の確定判決が供述のリスクを軽視したと批判されました。


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後述の朝日新聞の記事でも報じられましたが、「テレビ番組の放映日ずれ」とは、関係者が「血のついた前川さんを見た」と証言した日が、実際の放送日と1週間ずれていたという事実です。


検察は、「テレビ番組の放映日ずれ」などの前川さんに有利な証拠を、一審で把握していながらも隠しています。


矛盾する証拠を無視して、有罪を押し通しています。


増田啓祐・名古屋高裁金沢支部裁判長により、それを「うそをぬけぬけと」、「不誠実で罪深い不正」と非難されました。


2025年7月18日、前川彰司さんに無罪判決が下りました。




国(名古屋高検)の責任

 

再審無罪「厳粛に受け止める」 名古屋高検の次席、表情変えず(共同通信)https://news.yahoo.co.jp/articles/91a759f0d1f37cf136fb3f4e9aaf7bf42eceb5fc


名古屋高検の浜克彦次席検事は1日、名古屋市内で記者団の取材に応じ、前川彰司さん(60)を再審無罪とした名古屋高裁金沢支部判決への上告を断念したと明らかにし「相当の期間服役され、無罪になったことは厳粛に受け止めている」と表情を変えずに述べた。


>一方、経緯を検証する必要はないかと記者に問われ「特別な検証は行わない」と断言した。



福井女子中学生殺害事件は、関係者の嘘の虚偽供述、「テレビ番組の放映日ずれ」を見逃した警察の誘導捜査、検察の証拠隠し、裁判所の看過しが重なり、前川さんの人生を39年間、奪いました。


検察の上訴や証拠隠しが、前川さんの救済を遅らせました。


前川さんの無罪は希望です。


しかし、警察・検察・裁判所が変わらない限り、同じ苦しみは繰り返されます。


浜克彦・名古屋高検次席検事が、具体的な説明や謝罪と検証をおこなわないことは、人々の不信をさらに強めます。


更に、司法への信頼を失うことにも繋がります。



県(福井県警)の責任

前川彰司さんの再審無罪確定を「重く受け止める」福井県警本部長、捜査の検証はしない方針 : 読売新聞

https://www.yomiuri.co.jp/national/20250801-OYT1T50150/


>7月18日の再審判決は、確定審で有罪の根拠となった知人らの証言について、福井県警が誘導したと指摘した。


福井県警の増田美希子本部長が福井市内で記者会見し、「重く受け止め、 真摯しんし に反省している」と語った。


>事件の被害者や遺族に対しては、「未解決になったことは申し訳ないと考えている」と述べた。


>一方、当時の捜査の検証はしないという。



増田美希子・福井県警本部長の「反省」は、「テレビ番組の放映日ずれ」や関係者の虚偽供述の誘導という、福井女子中学生殺人事件の具体的な「誤り」については何一つ触れませんでした。


口先だけの反省という印象を与えました。


更に、「検証はしない」という発言は、福井県警が1986年の誘導捜査などの捜査ミスの責任を認めたくないという警察の組織防衛姿勢を表わしています。


前川さんへの直接の謝罪もありません。


被害者や遺族へ未解決になったことは申し訳ないと考えている」と、「未解決」に焦点を当てたコメントを返しています。


えん罪の責任を曖昧にする意図が透けて見える発言です。


福井女子中学生殺人事件が起こった1980年代当時は、重大な事件の早期解決を求める社会の圧力が強まった時代でした。


警察は「自白」や証言を重視する「自白偏重主義」は加速しました。


しかし、事件が発生した1986年と、2025年の現在に、県警の姿勢に変わりはありません。


「疑念が抱かれることのないよう、緻密かつ適正な捜査に努めていく」は、捜査の透明性を強調するものではありますが、「テレビ番組の放映日ずれ」や誘導捜査の問題はなかったかのように、語られています。


世論の批判をかわし、忘却によって信頼回復を図ろうとする県警の意図が感じられ、空虚に響きます。


実は、増田美希子・福井県警本部長は、福井女子中学生殺人事件で検証(放映日ずれ、誘導捜査)を避けるだけでなく、大川原化工機事件に対する関与についても説明していません。



【速報】「判決重く受け止める」と福井県警本部長|(共同通信)

https://www.47news.jp/12951733.html

>前川彰司さん(60)の再審無罪判決の確定を受け、福井県警の増田美希子本部長は1日、記者会見を開き「判決を重く受け止め、疑念が抱かれることのないよう、緻密かつ適正な捜査に努めていく」と述べた。



警察庁外事課企画官:増田美希子氏は、大川原化工機えん罪事件の立件段階で、警察庁外事課企画官として関与しました。この時、警視庁公安部は証拠ねつ造や違法取り調べを行います。


警視庁公安部第一課長(2020年8月~): 増田美希子氏は大川原化工機えん罪事件の立件後、警視庁公安部第一課長に異動しました。そして、不正輸出の証拠とされた温度実験を指揮しました。この実験は、後に証拠ねつ造の一因と批判されます。


増田美希子氏は、大川原化工機事件での立件時や、温度実験の指揮での関与についても、説明や謝罪を行っていないのです。


福井女子中学生殺人事件で「検証しない」と発言したことと同様、責任回避の姿勢が垣間見えます。


福井女子中学生殺人事件の供述誘導(テレビ番組の放映日ずれ、関係者の嘘の証言)や証拠隠しと、大川原化工機事件の証拠ねつ造(温度実験)は、警察の構造的問題(自白偏重、証拠の不適切な扱い、組織防衛)を共有するものです。


増田美希子氏が両方の事件に関与し、福井女子中学生殺人事件では検証を拒否し、大川原化工機えん罪事件では謝罪と説明を避けた姿勢は、警察の組織的体質に起因すると考えます。


文春オンラインの記事(2025年7月25日)は、増田美希子氏の福井県警本部長就任(2025年4月25日)と大川原化工機えん罪事件への関与を報じました。


そして、増田美希子氏が「エリート」とされながらも、えん罪事件では説明不足であるとの市民の「同情と辛辣な評判」を伝えました。



24:00 ①(引用ポスト)

増田美希子本部長が「反省」と言いつつ検証を拒み、大川原化工機えん罪事件でも補充捜査に関わったのに説明しないのは、市民を裏切る態度だと感じます。


7「リポスト」、17「いいね」、閲覧数471人



福井女子中学生殺人事件での福井県警の「反省」は、事件の具体的な「テレビ番組の放映日ずれ」に関する関係者の嘘の証言や、警察の誘導捜査の「誤ち」の問題が放置されました。


検証なき反省は、再発防止に繋がりません。



裁判所の責任

「うその供述に基づき誘導」再審判決の指摘に県警「反省」 無罪確定:朝日新聞

https://www.asahi.com/articles/AST812SWWT81OIPE00RM.html

>また判決は、関係者が言う「血のついた前川さんを見た日」の根拠となったテレビ番組の放映日が1週間ずれていたことが判明したと指摘し、検察官が通常審の一審段階で認識しながら公判を続けたことを厳しく非難。「不利益な事実を隠そうとする不公正な意図があったといわれても仕方がない」と評価していた。



福井女子中学生殺人事件は、検察が「テレビ番組の放映日ずれ」の証拠を隠し、裁判所がそれを看過したことが、えん罪の核心です。


裁判所の控訴審での逆転有罪や、証拠隠しを看過した判決は、検察への組織的依存体質を反映します。


メディアが、裁判所のチェック機能の欠如や、検察の証拠隠しの構造的問題を丁寧に報道し、人々に広く認知されることで、司法改革は進むと考えます。


メディアの方々との協働で、人の人生を破壊するえん罪をなくしていきたいと考えます。




おしまいに


今日の結果は、総閲覧数 2,559人、総「いいね」122、新規フォロワーさん3人でした。


昨日は、総閲覧数 1,419人、総「いいね」54、新規フォロワーさん1人でした。


今日も、小さな1歩でした。



読んでくれて、おおきに。明日もセッセと切磋琢磨。




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With "Ryoryo"(ウイズリョウリョウ)

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