一週間刻みの眺め(長め)サイト(笑)

今週、引き出しの中に容れたもの。

2022/1/31(月曜日)から今日まで。(第16週ー後半②)



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2022年2月4日(金)
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朝は、オトン(元ウチの人)からのメール・チェック(備忘録的なものなので、読み飛ばしを)。


「昨日はのんびりして、☐☐はすき家。☐☐は家でゴロゴロしてます。明日の墓参りは☐☐は不参加です(痔が悪化するのを恐れてます)。多分、弟夫妻とばあちゃんと合計5人です。食事会はカアサンは外してます。明日13時30分に〇〇駅の改札で待ってます。遅れそうなら連絡します。」(※☐☐:息子氏の名前)



夜は、菟田野のお義母さん(84)に、ラブレター書き(同上で、笑)。


「おかあさん こんばんは😄きょうはトウサンの誕生日🍰59年前の立春、2月4日は大雪で、あたり一面真っ白だったそうですね⛄トウサンを健康に産んで頂いてありがとうございました🙇それでは、今夜も「根っこばなし」より、『おもかるさん』の第5話を始めさせていただきますね。お休み時のお伴にでも、どぞ♪😉

「根っこばなし」より『おもかるさん』
👧👵
頭(かしら)をはじめ 部落の者が、屋敷の衆に 気づかれぬよう、
物音ころして 囲いのうちを あっちこっちと 探したが、
石のかけらも ありゃせんと。部落の者が それぞれに
這いつくばって 探すうち、言いつけられた 刻限がくる。
石は さっぱり 見つからん。かとて 今さら 失ったでは、
いかにも 上役を あなどり 隠したようで、
後のあたん(仕返し)が うとましい。
乱々しとった 若い衆が、いきなり 家へ 駆け込むと、
漬けもん樽から よう似た 重しを 抱えだし、
のそ、のそ、のそ、と 運んでな。
「見せるだけなら おんなじ 石じゃ。知らんふりして 運んでまえ」
と、仲間の前へ 放りだしたと。
(つづく)

それでは、次回をお楽しみに(?)おやすみなさい💤😪」


それが済むと、要事前申込のウェビナー1つに参加しました。

テーマは、

ヘイトクライムとは?--京都における事案から考える」 | 龍谷大学 

※資料⑦に 質疑応答の全文起こしがあります。




「春の足音が聞こえてきたでえ~?👂」「抜き足🐾差し足🐾忍び足~🐾って、ニャニやらすねん~😹」









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資料のイメージ
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※ウェビナー(Webinar)とは、ご存知のようにコロナ禍、私たちの日常に、新たに加わった "ウェブ(Web)" 開催の "セミナー(Seminar)" のことです。
※画像が大きくて申し訳ありません🙇‍♀️


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※⑦


2022年2月4日(金)

第31回CrimRC(犯罪学研究センター)公開研究会

「ヘイトクライムとは?--京都における事案から考える」 | 龍谷大学 

https://www.ryukoku.ac.jp/nc/event/entry-9877.html

〔報告者〕
- 山本 崇記(静岡大学 人文社会科学部准教授/「ヘイト・クライム」ユニットメンバー)
- 金 尚均(龍谷大学 法学部教授/「ヘイト・クライム」ユニット長)



※質疑応答の全文起こし


>移転したこととの関係は?金先生、ありがとうございました。公園に造成された山が子どもたちの運動をできなくさせたのは、たいへんにショックです。早々に移転せざるを得ない状況が加速したのですね。思えば今日まで、このことを質問できませんでした。


行政の巧みな対応だったんです 朝鮮学校が古かった 統合しなければいけない 流れもあった 在特会により 山が つくられていて こどもたちが 遊びや サッカーをできないようにするなどが起きた それらが 移転に拍車をかけた 大きな要因として あります



司会:石塚 伸一・龍谷大犯罪学研究センター長

重い 話ですが すぐそばに 橋たてて そのうえを 管理会社が いってみればわかるんですが 無機質な土地になっているんですね とちゅうに 橋かけて 工事しているあたり 誘導してるのかな みたいな 意見もあったよね とうじ なんかちょっと 印象では 変だったよね すごく 廃棄物処理工場とか ちかくに あって ひとが住むには なんとなく やなとこになっちゃったんですね 相乗効果があって そのまえに 移転しろという 共有の スタンスが ちょっと かわったんだよね

もうひとつはあの 占拠したのは 不法だとか いわれてるけど もともと あのちいきは 朝鮮学校 つくろうと あって 

京都市の 書面協定も ありますしね 在特会のいう 占用した は 一切ないですね 

石塚

そうだ ぬけておもったんですけど あのとき 結束してたじゃないですか 金先生の おとうさんやおかあさんや みなさんは 

「ルポ朝鮮学校」 に 詳しく 書いて頂いたんですけれども ひじょうに 内部では  日本の裁判所かは わたしたちの見方を してくれるのかという 批判的な 厳しい対応があって また 仕返しされるんじゃないか だったら こどもが 犠牲に さらされるので しんけんに まもらざるをえないと いう状況でした

 

ルポ 京都朝鮮学校襲撃事件 - 岩波書店

石塚

おくりむかえ してましたよね 話は変わりますが 世代論とか あるんですかね 金先生 第3世代くらいか アンケートでは 4世 5世と


山本

1世 2世は 当時を みられている ギリギリの世代が 金先生の第3世代で 話としてしか しらないのが 4世 5世 という感じはあります 4世 5世は 優しい やわらかい 差別とたたかうぞ というのは 普段からある感じではない おだやかな感じがある 日本人との喧嘩を ぼこぼこ やりあう そんな関係が 80~90年代は 存在していました 今はそうではない しゃかいぜんたいが ひじょうに きずつきやすい しんちょうになっている ただ 差別は ひじょうに 過激になっていて 4世 5世は もっと やりあってもいいんじゃないかと じぶんたちに 担わしてしまっています 怒りとか 反発 という 表現に たどりつくには 4世 5世は ちょっと 時間が掛かると思います 

石塚

どういう指標で 差別は 厳しくなっているんですか?


山本

それは 今日のテーマでもある ヘイトクライム 私の専門分野の 被差別部落でも 明治5年に 襲撃されたりして 80~90年代に 人権教育が 制度化されて みえにくくは なった それが ネット空間で 可視化されて 差別が 鎮静化してきたというのは 錯覚だと 分かった 酷くなってきたのが 2005、6年あたりから 今年の2022年くらいまで 続いている  21世紀は あたらしいかたちの 差別主義が生れて もっと 危険な 社会に なってきている コミュニケーションが うまくいかず SNSで 暴発したりしていることに もっと ちゅういを むけるべきかと 思います 



石塚 

分断 という ことばで 表面は なぐりあいとか しないんだけど むかしでは かんがえられないような むしろ ざんこくなことばが 使われたり いってはいけなかったことが いわれている ぼくは 60~70年代に そだったんだけど そのころは ぼこぼこ だったんですね ぼこぼこにされて 電車の車輛の中を わーっと 逃げてる 次の日は あいて側が ぼこぼこにされて わーっと逃げてる それを 駅員が ぼーっと 見ている そういうことが 東京 池袋なんかで 年柄年中あって 表面上の 問題だった あんがい あとでは 仲よくしてたり はたらいているところでは むかし なんか あったねとか いまは 深く 根に持つかたちになってる 


中根 真・龍谷大学短期大学部こども教育学科教授 
金先生、山本先生、貴重なご報告、ありがとうございました。先生方の関心とは異なると思いますが、ヘイトクレイマーの形成過程に関する研究はございますか? 私は「保育と人権」という科目の中で、さまざまなスティグマ体験を取り上げる際、受講生の家庭内、親族間で、様々なヘイト感情が継承されていることを多数耳にしています。ホームレスや障害者、被差別部落など、身近な大人の言動に影響される子ども、若者の存在があるとすれば、ヘイトスピーカーも周囲の大人の影響が無視できないと考えますが、いかがでしょうか?


山本

家庭内の 偏見 差別は いぜんから もんだいになっていて 今の学生たちは おや しんせきの 在日朝鮮人への 人たちに対する 差別的な会話をきいていて きもちわるく かんじたり 障がい者への差別発言に 嫌な思いを かんじたりしていると 指摘されて来たんですけど ヘイトスピーチ ヘイトクライム に関しては 家庭改善も ひとつですけども 私自身は 同じ考え方 感覚 もっているひとが どんどん エスカレートしていく 行動で むすびついていく というような SNSで ヘイターを 育てている そくめんが 強いようにも 感じます



石塚

悲しいはなしだけれども 親より ネットの影響力の方が つよい 


わたしら以上のひとのほうが より 深刻化してると おもうんですね 発信者の 名前とか 突きつめた時に でてきたのは だいたいは 65をこえた 男性 ですね むしろ 若いひとじゃないんですよ 感覚としては 中年より うえと そのいみでは 若い人は 左も右もない 保守ですね  どこが ほんとの 日本の 右傾化を 促進しているのかは また かんがえましょうか


中根

ポジティブな 返答を かわす子が おおかったので それとは ちがう次元で 影響するものが あるなというの は 視野にいれておかんと あかんなと


石塚

安倍さんは ぼくとおなじ 世代なんで 年齢層が もっと上の そこが 影響力を 発揮しているのかなと 金さんと こないだも 言ってたんだけど 在特会に 入ってる人たち  目が かなしそうなんだ なんか めぐまれている 感じが しないんだよね


牧口誠司・東海大学付属仰星高等学校教諭
ウトロで 人的被害がなかったのは 本当に たまたまですし、この国は すでに 極めて危険な 段階に 達しているのではないでしょうか。この状況を 打開するためにも、この国に 住む人たちが 差別や 人権につい て知るために、教育が 果たす役割が 大きいのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。


啓蒙面は 教育(じんけんきょういく、被差別部落きょういく)に 負担が 課せられていた 法律は なにをしてきたか まったく 無視してきたわけですよ 個人の尊厳は じゅうぶん かたってきたけども 憲法13条については ほとんど 皆無だったと おもうんですね 差別=遺物みたいなものを なんで あつかわな アカンねん という 見地だったと おもうんです じゃなければ 日本のなかでは もうすでに 飽和状態 じゃやないかと 人権三法が できて これ以上 なにをしたらええんや という 先生方の感覚が あるんじゃないかと おおきなけっかんがあると かんがえて ヘイトクライムもんだいも かんがえたほうがいいと 私の意見です



山本

在特会 鳥取ループ は 40代 50代の じんけんきょういくが 最高潮に 来ていた時期の 否定的側面に ある種 過剰に 反発 或いは 敵視する ひとたちが 担ってしまっています 逆差別感情というんですかね 差別がないのに 権利を 主張しているひとたちだ という 歪んだ感覚に 油を そそいでいたことが なかったか 点検することは 関西圏では あまり ありませんでした 関西圏だけでは ないんですけれども 意外に 少なくなくて 人権や 平和や マイノリティーへの 歪んだ意識に対しては わたし自身ん とりくまなければいけないなと そういうもんだいいしきでいます



牧口

まなぶ きかいは ひつようだろうなと おもいます


石塚

被差別部落への差別は 僕は 東京にそだったんで 感覚が 無いんだよね それが きたきゆうしゅうに 赴任したときに あー、こういうことかと 分かったんですよ 住んでる環境が なんか 違うんだよね それと みえないところにも さべつが やっぱり あるんですよね


孫美幸・文教大学国際学部国際理解学科准教授

金先生、山本さんどうもありがとうございました。ヘイトスピーチの映像 久しぶりに見ましたが 泣けますね。山本さんの最後の示唆のうち、地域社会の【沈黙】に対して より強度な包摂性に向けた取り組みという点を挙げられていましたが、もう少し詳しく教えて頂けますでしょうか。多文化共生の拠点がある地域で、この【沈黙】の問題を乗り越えないと他でも難しいのではないかと思いました。よろしくお願い致します。


山本

差別うけてるひとが かならずしも 強制思考 ないんで それを求めることは ないんで 前向きじゃなければ いけないという かたよった期待が つよい気がしていて 同じ地域社会での 包摂性は ありうるけど おなじ 被差別者どうしでも わかりあえない部分が やっぱり あるんですね スラム対策 同和地区対策と 分断してきた えいきょうもあるんですけど いっしょにしてほしくないとか 必ずしも うまくいってないことが 日常的にある ほんとに そういう世界で 地域の人は 生きていないというのが あるんで より 実質的なものに していかなければ いけないなと いう意味では ツールなんで  そういう場に マイノリティーが 参加することは やっぱり 少なくてですね 垣根をこえて 共有 シェア ぶつけあったりが やっぱりなくて 綺麗な 多文化社会 イベントごとは あるんですけど 深部では いろいろ あるので  どういうふうに していくか ひじょうに 大事になって来ると思います 隣保館は ほんらいの 公的な支援を受けており 期待されているんで さらに マジョリティーが 同じ場で 本音を 語れるような場を つくらないと 上滑りしていき 過激な差別を なくすことに つながらないと 思うので ベタベタな つながりを つくっていくことが だいじかなと 思います そいういう単位が できている地域も けっこうあるので そういうところを 参考にしていけると 思います 強制的文化が やや 形骸化されてきた そういう部分に ひかりをあてないと いけない 事件だったのではと 思います 学校(京都朝鮮第一初級学校)が なくなっただけに よけいに うけとめられることがなくて…



石塚

活動体が でてこれなくなる どうやって 横軸で つないでいくか いま 大きな課題なになっている また 次 この課題で やりましょう


>金先生が示された マイクロアグレッションを加えた ピラミッドについて、解説していただけませんか。


たわいのないことばのなかに へんけん、 つちかわれた さべつてきな ひょうげんが あるわけですね たとえば 「なんで日本にいるの?」「ちょうせんのひとも ざいにちのひとも がんばったら にほんじんと おなじやから 問題ないよね」 いわれている わたしたちは つねに コミュニティーのそとに おかれているように 感じている  大学でも 教師が さべつてきな げんどう くりかえす そのなかで こじんにたいする ハラスメントが うまれてくるわけですね それが ぼうりょく ヘイトクライムへと つながっていく じつは そういうピラミッドが  あるのではないかということなんですね


石塚

わたしたちのあいだでは 「わがくに論争」と 例えば 裁判員制度は 選挙権のないひとは なれないのに 多くの論者は 「わがくにの司法」と 書いている という ちっちゃい論争が ありましたね


コロナワクチンを「国民の為に」と言われて わたしや こどもたちは 私たちも摂取できるのかな?と 思うんですね 排除意識なんです 無自覚の中での 排除が ここ数年間 日本社会は 強くなってきています これ まさに マイクロアグレッションです


牧口
今日は ありがとうございました。ネットニュースを見ると、ますます 偏狭で 排他的な意見が 支配的になっていることに 危惧を 感じずにはいられません。ヘイトスピーチに 鈍感な 多数派の 日本人に対して、多様性を 否定し、差別を 許容することは、この社会自体の 体力を削ぎ、誰にとっても 生きにくい 社会になっていくのではないか、ということを 訴えかけていきたいと思います。


石塚

次回 3/5に まとめのセッションやります 中根 先生と 金先生が コロナ禍で加速する 差別と孤立について きょうのおはなしを ふくらませて やってみたいと思いますので もし 出前授業 これやりたいなど ありましたら アンケート等によろしくお願いします



京都朝鮮第一初級学校襲撃事件



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