一週間刻みの眺め(長め)サイト(笑)

今週、引き出しの中に容れたもの。

2022/4/18(月曜日)から今日まで。(第27週ー後半①)


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2022年4月22日(金)
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※きょうは、ノー勉📖デーにつき、通常のウェビナーと、YouTubeライブ配信視聴はお休みです(笑)。



朝は、オトン(元ウチの人)からのメール・チェック(備忘録的なものなので、読み飛ばしを)。


「昨日は、焼き鳥。☐☐は、洗濯はちょくちょくしてます。日曜日は休みになったので気が楽です。」(※☐☐:息子氏の名前)



夜は、菟田野のお義母さん(84)に、ラブレター書き(笑、同上で)。


おかあさん コン🦊ばんは(笑)


こちらはきょうは心地よい風が吹いて、薔薇の薫りもどこからか運ばれてきて、五月(の大型連休)が近いことを、思い出させてくれました🌹😉


さて、きょうの北新地駅の「小西」さんの写メは、これが〆となりますが、「カラスミ」さんです🥚🐟


“カラスミ”


魚卵(ボラ🐟の

魚卵(ボラ🐟の卵🥚)を乾燥させて、塩漬けにして作ったという「カラスミ」!

聞いただけで、おいしそー✨✨✨✨✨🥚🐟👧


(のび太とドラちゃんのお皿も大変可愛いらしそうですが、もしかして、誕生日プレートかなあ?🎁👨)

私は、カラスミも、このわたも、塩ウニも、
トリュフも、キャビアも、フォアグラも、
トウサンの写メでは見たことがあるけれども、
味は、まだまだ知らない食材が多くてすみません🙇

イカスミ・スパは、20年くらい前に、息子氏とトウサンと3人でサイゼリヤへ行ったときに 初めて注文して食べたことがあります🦑なつかしー✨✨✨✨✨🦑🍝👶

ということで、お互い、イカスミ食べて歯が真っ黒になっても気にならないお年頃になっても、腹黒にはならずにいましょうネ✨😉おやすみなさい(笑)✨✨✨✨✨😴💤




昨晩は、「小西」さんの「カラスミ」の「写メ」をアテに「猫ちゃんたち」と晩酌しました🥛🤤


おかげさまで、きょうで、ケアが始まって、4回目の金曜日を迎えました💛💛💛💛



きょうは、兄ちゃんに、3つ目の食べれるおやつが見つかりましてニャ、しまいに、残飯処理係の仕事がニャくなってしまいまっせー?!🙀(笑)







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4月21日(木)
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※きょうは、ノーペン🖊デーにつき、通常のメール・チェックと、レター書きは、お休みです(笑)。


夜は、一昨日、昨日と同じアーカイブ配信(2022年3月19日土曜日開催)の第3部を視聴しました


テーマは、


宮崎・早野論文」の『科学的』の正体について
講演:島 明美さん(福島県伊達市在住)
コメント:黒川眞一・高エネルギー加速器研究機構名誉教授 
主催:放射線被ばくを学習する会


※資料㊽に、質疑応答の部分起こしがあります。






上の仔は 昨日はいきなり、体力回復に要する時間がめちゃ長なったり

今日はいきなり、あんなに美味しく飲んでいたミルクが飲みづらなったりしてますけど

おやつは変わらぬ量を食べてくれて、下の仔どもども、元気でいます😽😻😴💤



~☆・*。.:*・゚☆・*。.:*・゚☆~


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資料のイメージ
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※ウェビナー(Webinar)とは、ご存知のようにコロナ禍、私たちの日常に、新たに加わった "ウェブ(Web)" 開催の "セミナー(Seminar)" のことです。
※画像が大きくて申し訳ありません🙇‍♀️


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※資料㊽


2022年3月19日(土曜日)


3.19 被ばく学習会 

講演:島 明美さん福島県伊達市在住、個人被ばく線量計データ利用の検証と市民生活環境を考える協議会代表)

 コメント:黒川眞一・高エネルギー加速器研究機構名誉教授 

「科学的」の正体を知ったとき、あなただったらどうしますか? 
7ミリシーベルトを1ミリシーベルトと言いくるめた「宮崎・早野論文」、『科学的』の正体

 主催:放射線被ばくを学習する会






※質疑応答の部分起こし


>今日初めて「宮崎・早野論文」の内容がここまで悪質なものだと知った者ですけれども、それをお調べになった島 明美さんや黒川眞一教授の方に、福島民報とか科学誌とかからの取材のアプローチはないんですか?中央誌はあてになならないと思いますけれども


黒川眞一・高エネルギー加速器研究機構名誉教授

アプローチはですね さっき言った「2019年1月8日の記者レクチャー」のあとに 私はね 「質問が来たらいつでも受け付けますから 何でも聞いてください」と 言ってるんですよ それで それに対して 日経が 取材にきました でも 記事にはならなかった 要するに 疑問点とか 記事に 書いたわけではないです で 日経サイエンスは 早野氏(早野龍五・東京大学名誉教授)を 擁護する記事を書いてます 


あのですね 日経の記者と こういう議論に なったんですよ まず「2019年1月8日の記者レクチャー」での話を説明をやって 僕は 「宮崎・早野論文」の話は しなかったんですけど 島さんが さっき言ってた 「同意してない人の データを 使った」という話も やってるんですよね 


そのときにね 私と 島さんの 情報公開請求で わかったことが 2018年中に 一つあるんですよ 非常に 重要なことなんですけど それはですね 元データが 消されてたんです 消されたということに なっているんですよ 「元データを 消しました」って 宮崎さん(宮崎真・福島県立医科大学講師)が 私に 言ってるんですよ


私ね 自分の論文が 査読が通って 著者に 送られたというので 宮崎氏に 電話をかけたんです それでね 「私の論文を 読みましたか?」 って言ったら 「読みました。1/3に 間違えてました 過小評価してました」 って 


え? 僕は 半分 1/2って したのに 1/3って 言ったから ビックリしてね それに 「1/3 に間違えたら すごく 被ばく線量 大きくなりますね?」 って言ったら 「はい そうなります」って 答えたんですよ それで そのあと 僕は 何も聞いていないのに 「それから あのう データ 消してありますから」って「3月に 消しました」って


>あのう いまのはなしを もういちど 日経の記者に 言ったら?(質問者)



黒川

だから 日経の記者に言ったんです 私だったら 同意・不同意が 疑われているんだったら 不同意者の データを 使ったと 疑われているんだったら 絶対 エータは 消しませんよ! って言ったんですよ だって  自分たちは 同意・不同意のことは 知らない って 言ってるんだから そんで 同意・不同意のことは 記録されていないと 言ってるんだから そんな 欄は ないって 言ってるんだから 私だったら 絶対 そんなデータは 消しません って 言ったんです だって 自分の証拠が なくなっちゃうもん 自分を守るための証拠になる データがあったら


それでね 福島医大のね 大学の規定っていうのが あるんですよ そこになんてかあるかと いうとね 僕 記憶で 話しますから 細かいところは 違っているかもしれませんけど でね 研究不正 に対する規制があるんですよ そこに どういうふうに 書いてあるかというとね 「元データが ないときには 研究不正の 申し立てを 認める」 と 書いてある 元データが なくて 証明できないときには 研究不正を 認めると それで 「ただし 例外がある」と 「不可抗力のときは しょうがない」というふうなことが 書いてあるんです 不可抗力 っていうのは 家事で燃えちゃったとか 洪水で流れちゃったとか そういうことなんです ええ 台風だとか そうじゃなくて 自分で消したのは 不可抗力じゃない でしょう それをね 医大はね データを消したのは けしからんと 島さんが 言って 研究不正の 申し立てを してるんですよ そのとき 医大は なんて答えてきたと おもいます? 「研究計画書に データを消すと 書いてあるから」 それでいいんだと 言ってるんですよ  だから 不正じゃないと 言ってるんですよ ところがですね 研究計画書と言うものを 書くための 手引きが あるんですよ それで 手引き通りに やらなきゃいけないんです その 手引きになんてかいてあるかって 当時の 手引きね 「データは、10年もて」って 書いてあるんですよ 消していいなんて どこにも書いてないですよ だから 医大がですね 自分の内規に 従ってないんですよ 消したのは 不正じゃないって 言ってるんですよ 


>僕は あのう 新聞社の人間じゃありませんけど きょうの話は 3時間くらい 聴いてますけど 一般的には マスコミにとっては スクープですよ それが 世のなかに 出てこないっていうのは やっぱり めちゃくちゃ おかしいです 学術会議で 扱うとか できないんですか なんとか 世のなかに 発信してもらいたい(質問者)


黒川

えーとですね まずですね 物理学会が動かなきゃ駄目です 東大が動かなきゃ駄目です 


>早野さんは 東大の人でしょ


黒川

東大卒で 東大の教授ですよ で 私の後輩ですよ 私 東大の物理学科卒ですもん 私 よく知ってますよ 早野氏 あのう すごく優秀な 方だったですよ 若いとき 今は知りませんけど 共著論文もありますよ ただし私が30代なかばくらいのことかな 


だからね 私ほんとにね まず最初 いちばんビックリしたのはね 「知ろうとすること」という本が出てね そこに嘘が平然と書いてあって 驚きました だから 「宮崎・早野論文」を あのとき 真剣に読もうとおもったのは 「知ろうとすること」 という本を読んだせいなんです 「知ろうとすること」に 出鱈目が たくさん書いてある それをみて ほんとに びっくりして で この論文がでたときに ちゃんと読もう 読まなきゃいけないという バックグラウンドが できてたんです そしたら 見つけちゃったんですね ただね 半分に 縮めると 書いて いくらなんでも こんなことをしているとは 思ってませんでした ゆめにもおもわなかったですよ 


>磯野弥生さんも 出を上げておられます 


黒川

お久しぶりです


>お久しぶりです 査読のことで ちょっとだけ お伺いしようと 思ってたんですけど あの雑誌は いわゆる 原子力村の雑誌であって かなり 意図的に スルーしたんじゃないかと でも そうじゃないと おっしゃるので まあ そうじゃないのかなと 


黒川

要するに ちょっと説明しますとね 私のレターを査読したひとは 非常にまじめに査読している だから 全てが腐っているわけではない それが 第一点目 第二点目は 私の論文に対する扱いが 非常に不当である だから 腐っている 編集部および 編集長が 腐っている 編集長はね ウェイクフォードという 有名な学者です 名前 聴いたことあるでしょ ウェイクフォードが駄目なんです で ウェイクフォードが 原子力村の 有名な 易学者です 


それで ウェイクフォードが何をしたか ウェイクフォードがしたことは こういうことですよ 色んな事を やってますけど 私に対して 何をしたかと言うと 私のレターを 著者に見せていながら 私のレターを出版しないと 言ったんです 分ります これ? 私は 査読を通って 相手に 見せられているんですよ それを 出版しないというのは 大変なことですよ これ 分りますでしょ これって 大変なことですよ そしたらね 一か月後くらいにね 出しますって 言って来たんです でもね なんで 出さないかって そしたらね 「著者に 修正を 出さすことを決めたから あなたのは出さない」って 言った あのねえ 原稿を見せた以上 絶対に出さなくちゃ駄目ですよ 原稿を見せてない段階だったら なんかありますよ それは 編集部の判断で できますよ でも 原稿 見せてるんですよ 私の 私が何を示しているか 見せてるんですよ それを 出版しないというのは 大変なことですよ 「泥棒」ですよ 分かりますでしょ 


あ それとですね もう一つ これはね 私の想像で というか ゲスなんですけどね 例の 半分になった という 話なんですけどね  あれ 正確に 計算しますと 0.46倍 なんです 私は物差しで測ってますので 半分ぐらい 0.5って 論文に 書いたんです それは 物差しのレベルで 書いてるんですよ ところがね やっぱり 若い人はね PDFをちゃんと計って 0.5じゃありませんよ 0.46ですよって ちゃんと やってくれたんですよ でね その人と一緒にね 私 「宮崎・早野論文」第2論文批判 というのを 岩波の科学 に書いているんです その中に こういう一説が あるんですよ 「0.46倍に 縮めるというのはね こういう計算をすると 縮まりますよ」と 例を示してるんですよ 「こういう間違いをすると 0・46というのが 出てきますよ」と 私じゃなく 私の共著者が 見つけたんですけど 「でも 物理学者は こういう間違いはしませんね」と 書いてある それで 早野氏が そのうち 0.46に なったんです それが おんなじ式なんですよ わたしたちが 示したのと あのね 自分のインチキをね 弁明するのも 盗用してるんじゃないかと 疑っちゃうんですね



>それと もうひとつ 伺いたかったのはですね 早野先生にとっては 単なる請負仕事っていうか 自分のメインロードじゃないから こんなものは 何を書いても あんまり 自分に傷がつかないと おもわれたんじゃないか っていう気も しないでもないのと もうひとつ思うのは これ全部 島さんが おっしゃっているように 必ず個人線量計を つけてるとは限らないというのは 誰が考えても常識ですよ しかも 宮崎さんも 早野さんも かかわらないというか きちんとコントロールしないかたちで こういう調査が行われていると つまり 調査対象者を どのような形でコントロールしているのか ということについて なんのメンションも ないような論文 それ自体として すごく不思議な気がしているんですが なんかね こんないい加減なことが 通用する 学会誌って どういうもんなんだろうと つくづく そういうことを 考えているんですけど


黒川

第1論文でね 言い訳が 書いてあるんですよ 要するに この論文は 大きな弱点がある  それは ガラスバッジを 人々が 使っているかどうか よくわからない それが 弱点である」 と 書いてあるんですよ それで その弱点について でも 弱点じゃないと 理由が 書いてあるんです なんて書いてあるかというとね  南相馬で 小学生に ガラスバッジをつけてやった結果が あるんですよ で 「それによると (南相馬で) ガラスバッジを つけてもつけなくても 結果が おなじだから 伊達市だって ガラスバッジを つけてもつけなくても おんなじでしょう」と 書いてあるんですよ ガラスバッジを 常に 携帯していなくても と言う意味です それが かつての共著者の 論文に書いてあるんですよ


>だから そういうことで 査読者が そうですねと 言ってしまうということが 雑誌なんですね っていう


黒川

というかねえ 私の 物理学者としての常識から考えたときに 呼んでないとしか おもえないですね


>なんていう雑誌ですか(一つ前の質問者)


黒川

「ジャーナル・オブ・レディオロジカル・プロテクション」 イギリスの雑誌です これはね イギリス保健物理学会の機関紙です 


>つぎは 西尾さんから 手が上がってます どうぞ


>論外で 科学的根拠がない 論文に こんなに 時間をかけて 論議するのはなんか 損な気がします じっさいには ガラスバッジのよな ものは 空間線量が 低い場合 5%ぐらいしか 出なくて  早く 帰還させるために だましのテクニッくに 使われたんです  モニタリングポストの インチキから まずは きちっと 考証しないと と 僕は 思いますが どうでしょうか 


黒川

ガラスバッジは JIS企画がありますよね 0.1ミリシーベルト刻みくらいの精度しか ありません おっしゃる通りです


>Dシャトルという 個人線量計は 社長が 受注がないんで 作れないんですよと 言っておりました でもそれは すごくいい 日本の技術は そういうものは 作れるんですね だけども 全く 普及しておりません


黒川

Dシャトル 私は ちょっと 見解が 違うんですよね Dシャトルはね 放射線を かんじる場所が 非常に小さいんですよ これ ダイオード 半導体検出器でね 非常に小さな 電流を 計ってるんですよ 使うことには いいんですけどね Tシャトルには もうひとつ 大きな欠陥があって 方向性が 斜めからくるやつとか 後ろからくるやつとか に対する 一様性が 悪いんですよ だから 結局 福島における 公衆に対する被ばくっていうのはね 基本的に あらゆる方向から くるんですよ だから あらゆる方向に感度を一応持っているような 線量計を使わなければ いけないんです これ かなり 重要な 問題ですよね だから 空間線量で 計るのが 正しいんです



島 明美さん(福島県伊達市在住、個人被ばく線量計データ利用の検証と市民生活環境を考える協議会代表)

ちょっといいですか 伊達市は 2011年の8月から ガラスバッジで測定していまして Dシャトルも 希望者には 貸し出しをされています まあ 田中俊一さん(・原子力規制委員長)が アドバイザーに来て 千代田テクノとの 関係もあってなのか 伊達市民全員に ガラスバッジを 配ったということなんです 政府が 止めたというのが 私 すごい 意外な話だったんです



>それは 事故直後に がんセンターの 総長が 配ろうとしたら 政府の 次官から 止められたんです 



司会者

要するに 線量が 高いのを 計られると 困るから 政府は 止めた ということじゃないんですか ガラスバッジを使って 安全だって いうことを 宣伝したい ということじゃ ないんですか


島 明美

ちょっと ガラスバッジの話に もどらせていただくと これ 2014年に 宮崎さんから 伊達市に 送られた メールなんですけど ガラスバッジのデータのことなんですけども 「ガラスバッジ単独の結果からは 学術的な見解を得るのは 難しい 理由は 個人個人の 持ち方が 異なるため」と 分ってる話なんです こういうことは 分ってる でも 学術的に するために 個人で 違うものを 一緒と することで 学術的なものが できるであろうと するみたいなことが ここに 書いてあるわけなんですけれども ガラスバッジそのものは 学術的には 使えないものと 分っていて この論文に 使ったということ 

これが 問題だと 思っているんです


司会者

安心神話をつくるための論文を書いたと いうことですね 先ほどの さんの質問は?


>(略)


黒川

300メートル上空にある航空機で 無限に 平面に 一様に 広がっている 放射線量を計るとすると だいたい 300メートルの間を 平均すると 言われてるんですけど 私 じっさいに 計算して見ましたら やっぱり そうなったんです だいたい 300メートル越えたところでは 殆ど感度が なくて 100メートルぐらいのところが 割と きいて 300メートルぐらいのところから ヒューッと 落ちて だいたい 半径300メートルくらいの 円の 平均になりますね ヘリコプターで 計ったときは 


司会者

>ひじょうに 広範囲のところの 線量を はかっているということですか


黒川

そうです  広範囲の平均値になります だいたい半径300メートルの円ぐらいのところで 平均値が とれると 大雑把にかんがえていただければ そういうことになります


司会者

中心から 300メートル 離れたら だいぶ 線量は 違うかもしれませんね


黒川

違うというか 例えばですね 伊達市のように 森林の 多いところだと 必ず どこでやっても 森林が 見えちゃうんじゃないですか 比較的 放射線量が 高い 除染されていな 森林がね 見えてしまうんで だから 航空機線量は 航空機で計った線量は 市街地なんかのところを 過大評価するんですよねえ それは 周りを見ちゃうんだと 思うんですよ 


それと もうひとつ 大事な点は 汚染された場所はね 見えないんですよ 見えないっていうのは どういうことかというと 半径300メートルの円というのは 非常に 大きいんですよ でね たとえ 農家が大きいと言っても 農家の宅地はね せいぜいね 数百坪なんです で 数百坪ってうのはね 例えば 300坪だと 1,000へーべーしか ないんですよ で 1,000へーべーに対して 30メートルっていうのはね 10万へーべーの ボーダーなんですよ だから 除染したってね 航空機による測定ではね  一生懸命 たとえば 飯館村の農家の宅地を除染したってね そんなの 航空機線量のなかに 反映するはずないです

で その間違いを やってる論文もあるんです だから 飯館村で すごく 係数が小さいと言ってる 内藤論文というのが あるんですけど そりゃ当たり前ですよ 除染するとろろへ 行ったらね 航空機で見た線量はね 周りの森を 見てるんですからね 宅地は いくら 除染されたって 見えません だから パーセントとか 数パーセントのところを 除染したってね 周りに 100%あればね そんなに 見えないですよ 飯館村に いってみれば わかります ああいう山村ってうのは 山があって 山の麓に家があって 山がみんな森林なんです そういうところの 麓にあるようなところで 少々 除染したとことでね そんなの きかないんですよ 線量をへんかさせることは できない 



>田島さん どうぞ


>ガラスバッジというのは 原発の作業衣などに つけて  既定を越えると 働くことはできない 目的で活用していると 思うんですけども 伊達市の子どもたちで もう おまえはここにいてはいけないよ というような つまり 年間1ミリシーベルト以上の数値が 出た例はあるんでしょうか 


黒川

年間1ミリシーベルト以上の数値がでたことは たくさんあります


>あるんですか そしたら こどもたちは よそへ行かなきゃいけないわけですね



島 明美

じゃあ 私が アラームはならないタイプです 高い方がいた場合 その方にどういった生活をしているのか 聞くという 要請は やっているということは 聞いたことがあります ただ 積算線量で 年間1ミリシーベルト以上と言う方は もう かなり 多いので 平均で 年間0.9ミリシーベルトとか 言われてるので 半分以上の方が 年間1ミリシーベルト以上です 色んな記者の方が 年間年間1ミリシーベルト以上になっちゃったから 福島におれないっていうことを 聞いたことがありますけれども わたしたち市民は そういう通知っていうか で 守られていないので 移動することはないです


伊達市の 始めの目標は 年間5ミリシーベルトです なので 1ミリシーベルトを越えていても 特に言われない 5ミリでも大丈夫だと 言われていますね はい 


>主に誰から言われているんですか?それは


伊達市長でした IAEまで行って 5ミリシーベルトにした方がいいっていうことを 提案してきた市長です 福島原発事故後 終息 落着くまで 当面 5ミリシーベルトが 妥当ではないか ということを 日本に 提言してくれということを IAEまで行って


黒川

いま もっと 状況悪いですよ 今はね 要するに 参考レベルがね 0~20ミリシーベルトのあいだの 2ミリシーベルトを 下回る できるだけ 1ミリシーベルトに 近い を なくそうと してるでしょ そういう制限を そうですよね 要するに 現存被ばくの 参考レベルをね 緩めようとしていますよね


司会者

ICRPの 一昨年かな やってた改定が


黒川

あれはね 放射線審議会が そのあたりを ぐちゃぐちゃにしようとしている はずですよ 既にね 「宮崎・早野論文」の係数の時に 私は 中央値とか 平均値とかいうのはね 被ばく防護の考え方とは 全く別のものだと 言ったんですけど あのね ICRPのね 2007年勧告の 主体はですね 要するに 現存被ばくのときに 参考レベルを使って その参考レベルに できるだけ 下げていければいいという 考え方なんです 放射線防護じゃないんですね 考えが 放射線防護っていうのは 線量の限度っていうのを 決めて それ以上になったら 移住させる 作業させない っていうのが 放射線防護ですよ でもね ICRPの 考え方は 放射線防護じゃないですよ 


私は 加速器の 研究者なもんで 大学院の時代から ずっと 放射線作業者なんですよ ガラスバッジ ずっとつけて 仕事してたわけですよね  それでね 加速器は ものすごくきつい管理を するんですよね 当たらないように わたし一生の間に というか 働いてる間にね トータルで 1ミリシーベルトですよ 被ばく そのくらい きつくきつく 管理するんですよ それが 放射線防護 というものなんです だから 生涯線量 1ミリシーベルトですよ 被ばく線量 で そういう文化が まさに 放射線防護だった はずなんです 

 

ところが 現在の放射線防護の研究者はね 平気でそれを崩すでしょ?5ミリシーベルトでいいとか 参考レベルだなんて 平気で 言い出すでしょ 完全に この現象って 僕 転向だと 言ってるんですよ 戦争前に起こった 転向 だと 思いますよ だって 自分の主体である 仕事の 眼目である 放射線防護を やめる っていうことなんです


>チェルノブイリ原発事故がおきるまでは どのくにも 放射線管理 放射線防護が いい せんでんざいりょうだったから やったと それが…


黒川

私 いまのご指摘 すごく 感動したんですけど 私 加速器を 作るときに 周りの住民を 説得するってことが いかに大変かっていうことがあって まさに 今の ポイントなんですよ わたしたちは 放射線管理を きちっとやってますよと だから 危険を 与えることは いっさいありませんよと いうことがね 非常に強く強調してるんですよね こういうときに 私は 放射線作業従事者に なってますんでね  やっぱり 放射線防護っていうものは こういうものなんだ ということは 基本の そういう世界で 生きてきたわけですよ それがこの有様は とんでもないことだと 思いますよ  例えば KK(加速器)の懲戒線量ってね 目標は 自然線量にくらべて 優位に 差がないってことですよ 優位っていうのは 自然線量の1/10とか そういうもんじゃないですか あがるのが


要するに 基本的に 上げちゃいけないっていうことです 加速器はね そういう意味では 防護しやすいんですよ まず 巨大加速器は 地下にありますしね  早野氏は スイスで 加速器の 研究グループの リーダーを やってた わたしは 日本最大の 加速器のリーダーをやったことがあるんですよ それで とにかく 放射線防護というのはね 非常に重要な題目で もしこれを緩めたらね 周りの住民に対して 自分たちの存在理由を 言えなくなっちゃうもん そこはやっぱり 原発… 原発だって 基本的に そうだったはずなんです 


>早野氏は 加速器をやっている人たちとは 放射線防護の考えとは 違うところにあった


黒川

違うと思いますよ それから 早野氏が使ている加速器は 小さい加速器ですよ セブンから見たら 極小さい加速器を使った 実験をやってるんです 



司会者

>最後に 私から 黒川さんへの質問なんですけれど スライドの中で なんで 0.15っていう係数になるかという説明をされてたと思うんですけれども ガラスバッジで 計る場合に 背中の方面からくる線量は体で遮蔽されて 測定されないんですよね それで 7割ぐらいにはなると それも一応 要因としては はいっているんでしょうか?



黒川

だいたい大人が 線量計を胸に付けたときに 線量計は 空間線量に対して 6割ないし7割になるというのは これは 実験的事実 計算的シュミレーションという 事実なんですよね で それは ただし それを どう扱うか それを どう考えるか ということで 「宮崎・早野論文」もそうなんですけど 多くの放射線防護の人たちは 自己線量も 6割ないし7割だから いいんじゃないのっていう 立場をとるんですね で それは 間違いです 間違いっていうことは 要するに 放射線防護の法律 でんりそく で 要するに その考えは でんりそく に反する でんりそくは たとえば 後ろから放射線が来るときは 後ろに線量計をつけなさいよと それと 等価おことを 言ってるわけですね 結局 だから 線量の状況にあわせて ちゃんと 放射線が どこにあって どういう具合に あたってくるか ということを 考慮に入れなさいということを でんりそくは 言ってるんですね 


だから 福島に住んでいる方が 周りに一様に前後左右に来るという条件で 暮らしてるなんていう 証拠なんか どこにもないんですよ だいたいそれに近いだろうなというしか 無いと思いますよ  だから やっぱり 空間線量で 計るのが もっとも正しいんですよ

空間線量上 当たりませんもんね 


司会者

>当たりようがない 結局 「宮崎・早野論文」の問題と言うのは 基本的に 住民の 被ばく線量をどうやって計るかというときに  やっぱり ガラスバッジじゃなくて 空間線量で 判断すべきものだと 思うんですね やっぱりそこを軸に どんどん 過小評価していったのが 「宮崎・早野論文」ということで まあ


黒川

0.15というのだけを係数表示させて 誘導してるんですよ  だからそれは 航空機によって 計られたものであるということを そういうことを全部差し置いて  ロット条件だと6割ないし7割になるとか 全部なくして 0.15という係数だけを 強調して それを言ってるだけでしょ これ 科学でもなんでもなくて これ〇談なんですよ


司会者

論文だと A BCのエリアごとに 係数 違ってますよね だいたい あれ おかしんじゃないか


黒川

そう あれは 生涯線量を 過小評価するための 仕組みですよ だから あれで 7割 7割って 言ったのは あすこを いじることによって 半分にできるんですよ だから 本来 平均的な 周辺線量は 2.7μ㏜(まいくろしーべると)のところを 2.1μ㏜ っていって 係数は 0.15と これは 0.10の 半分に落ちるんですよ だから 半分に 落とすのが 目的なんです 最初から 


で ところがね その 半分に落ちたものだけだしてたら 見抜かれなかったんです 落としてないやつを示しちゃったから 分かっちゃった それは なんのために 落としてないやつを 見せたかっていうと 除染が 効果がないということを 示したいがために 出しちゃった 


司会者

それが余計なんです 


黒川

だから 結局ね 簡単に言うとね 読者を馬鹿にしてるっていうことですよ こういうインチキ 誰も見抜けないだろうって 甘く見てる 私が見たから 見抜いたとかじゃないですよ ちゃんと 読めば 見抜くんですよ 


司会者

専門家が見ると


黒川

もちろん ある程度の 予備知識がないと 駄目なんですけど でもそれは わたしだからできるとか そういうはなしじゃないんですよ ちゃんと 論理的にかんがえれば そういう結論になっちゃう 論文を 読めば 例えばなんで0.21かって 根拠が ないじゃない そういうことを 詰めていけばね 必ず こう 行っちゃうんですよ それが 科学っていうもんなんですよ それが 論文の読解っていうことです だから 科学的方法って 僕は 自分でね わたしは科学的方法を使ってます と 言ったことないんですけど 要するに 科学の手法っていうのは やっぱり 検証ができる物事であるっていうこと に 尽きるんだと 思うんですよね 


検証ができるってことについて あと 1、2分 ご説明させてください


昔 1800年ごろね 化石がたくさん見つかって どうも 聖書に書いてあることと 違うようだと 進化論の登場ですよね そのときに あるかたが 本を書いてね イギリスの人 こういう 凄い説をだしたんです それはね 「すべて神が創造したことである」 だから 要するに 化石というものも 神が創造したと いう説を 出したんですよ これってさあ これ 科学じゃ ないんですよね  これって検証できないですよ 反論できないです だってすべて 進化論が示す様に 化石は あるんですよ でも 神様が あらかじめ 置いといたんですと こういう本を 一生懸命 書いてね すごく 売れると思ったけど 売れなかった という話があるんです これがね 科学であるか 科学でないかの 境目なんです  反証不能命題 だからこれは 科学の対象に ならない でもほんとに 下手をすると この 反証不能命題を 物理学者が やっちゃうことがあるわけです



司会者

感情表現ですね(笑)さすがに 11時 だいぶ過ぎてますので きょうの学習会は.これで終わりにしたいと思います みなさん ミュートを はずしていただいて 島さんと黒川さんに お礼の拍手をしたいと思います みなさん どうもありがとうございました




※質疑応答の動画はこちらです
 https://www.youtube.com/watch?v=gr95I0683Cg#t=2h18m7s





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