警察の違法取調べ🎵😹参院選で争点化(※実学No.113,B.D.+310)

higurashii

2025/7/12(土)


はじめに


今日は、湖東記念病院事件の記事「「警察が虚偽自白誘導」違法性は 再審無罪で国賠、17日判決」と、「不同意わいせつの罪で元塾講師に有罪判決 一方で「自白を不当に誘導」と警察批判」を基に、投稿を1つしました。以下で、共有します。




「警察は虚偽自白誘導を認めてほしい。ただそれだけ」

「警察が虚偽自白誘導」違法性は 再審無罪で国賠、17日判決:東京新聞デジタル(2025/7/12) (湖東記念病院事件) 

https://www.tokyo-np.co.jp/article/420365



滋賀県東近江市の湖東記念病院で、2003年に起きた患者死亡事件で、元看護助手の西山美香さんが、殺人罪で12年服役後、再審で無罪が確定しました。


西山美香さんは、国と県に対し、損害賠償を求めた訴訟の判決は、2025年7月17日に、池田聡介・大津地裁裁判長が、言い渡します。


西山美香さんは、取調べ中に、刑事への好意から「嫌われたくない」という思いで、「私が人工呼吸器のチューブを外しました」と虚偽の「自白」をしました。


公判で「うその自白をしました」と無罪を主張しました。


しかし、長井秀典・大津地裁裁判長は、懲役12年の有罪判決を言い渡しました。


西山美香さんは、服役中に、再審請求を行いました。


医師の意見書などの新証拠により、2017年に大阪高裁が再審開始を決定しました。


そして、2020年3月31日、大西直樹・大津地裁裁判長が、自然死の可能性を指摘し、無罪を言い渡しました。


警察が、被疑者の供述を誘導し、意図した内容の調書を作成することは、日常的な捜査運用に根ざし、湖東記念病院事件に限ったものではありません。


そして、湖東記念病院事件では、再審で無罪が確定した後、違法捜査を行った警察官に対する責任追及は、損害賠償訴訟に委ねられていますが、これもこの事件に限ったものではありません。


西山美香さんの「間違いを認めてほしい。ただそれだけ」との声に、胸が締め付けられます。


警察の違法な取調べが、虚偽の「自白」を引き出し、えん罪を生みながらも、警察個人の責任が問われないことは、看過すことができません。




「否認したら、反省していないと取られ、刑務所行き」

不同意わいせつの罪で元塾講師に有罪判決 一方で「自白を不当に誘導」と警察批判【徳島】(JRT四国放送)(2025/7/11)

https://news.yahoo.co.jp/articles/919fd2bcc98aed1d2a7b5c80a3d48aec3475d00e



徳島市で、2023年9月に学習塾で女子児童(当時7歳)に対する不同意わいせつの罪に問われた元塾講師の男性(33歳)に対し、徳島地裁は、2025年7月11日、懲役1年6か月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。


注目すべき点は、弁護団側は、

・被告が女子児童に接触したことは「意図的ではなかった」

・証拠は「自白」のみである

・その「自白」は、警察官の「否認したら反省していないと取られ、刑務所行き」、「認めれば被害者の母親が許してくれるかも」といった発言によって強引に引き出された

として無罪を主張し、裁判所も、警察の取調べは「自白を不当に誘導した」、「威圧的な態度で自白を獲得しようとした」と認めたことです。


にもかかわらず、細包寛敏裁・徳島地裁裁判長は、被告の「自白」を信用できるとしました。


そして、有罪判決を言い渡しました。


警察が違法な取調べを行い、それによって、いったん虚偽の「自白」をしてしまうと、それがどれほど、その後の被疑者の人生に影響を与えることかと考えます。


取調べの全過程の録音・録画の義務化と、「自白」に過度に依存しない証拠中心の捜査の徹底で、誰もがが公正な司法の下に守られる法制度への改革が必要です。




虚偽自白は「信用できる」

不同意わいせつ罪で有罪判決も警察取り調べを批判 徳島地裁|NHK(2025/7/11)

https://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/20250711/8020023507.html



同一の事件を、NHKや他紙は、実名報道しています。


実名報道は、被疑者の社会復帰や名誉に大きな影響を与え、性被害事件の被害者への二次被害リスクも高めます。


西山美香さんのように、えん罪が後で明らかになるケースも少なくありません。


その場合の被告に与える影響を考えると、メディアは責任の重大性の自覚がもっと必要ではないかと考えます。


性被害事件では、デリケートな事件であることから、被害者への配慮が重視され、警察の違法な捜査が擁護されてしまう傾向があります。


被害者の保護と、被疑者の権利のバランスが崩れることは、えん罪のリスクを高めます。


性被害事件においても、警察の違法な捜査手法への批判は必要です。




高圧的態度・自白誘導・弁護人妨害

県警の不当取調べ認定 高圧的態度・自白誘導・弁護人妨害  地裁、不同意わいせつ捜査で 元塾講師は有罪|徳島新聞デジタル(2025/7/12)

https://www.topics.or.jp/articles/-/1270541



同一事件を扱った徳島新聞の記事は、警察への批判を、前面に押し出しています。


記事で、警察の違法捜査は、「自白」の誘導だけではなく、被疑者の弁護を受ける権利の侵害行為にも及んでいたことが明らかになりました。


被疑者の基本的人権を損ない、えん罪のリスクを高める重大な問題です。


警察の違法な取調べは、個別の事件での「誤り」ではなく、捜査文化や制度に根ざすことは、これだけ似たケースが多いことから明らかであり、見過ごせません。




「司法問題」が争点になっていない

【参院選「私の論点」】2025/07/12 荻上チキ・Session~

解説:神保哲生さん(ネットメディア『ビデオニュース・ドットコム』代表、ジャーナリスト)

https://www.youtube.com/watch?v=1ZOnmci4NSc


23:00 ①(引用ポスト)

神保哲生さん:

今回の選挙は、袴田さんの再審無罪を受けて、去年の9月26日に判決が出て、前回の衆院選は10月27日だったから、ちょっと争点になるのが難しかったんですね。


だけど、その後に、大川原化工機えん罪事件とかもあったわけでしょ?


「司法問題」が全く争点になってないじゃないですか。


これ、驚くべきことでね。


争点になってないってことは、つまり、ああいうことがあったのに、選挙が終わっても変わらないってこと、やらないってことですよ。


つまり、また起きるってことですよ。


えん罪事件が、このままだったらまた起きるでしょう。


抜本的な、やっぱ制度改革や法制度を変えなくては。


「しばらくは気をつけます」みたいな話では。


これ、国政選挙なんですよね、実は。


とても重要な選挙の割には、日々ニュースで見てきて「これは問題だな」と思うことが、なぜか選挙の争点に直結するようになってない。


有権者側にも問題があるし、政治の側もそれを争点化することを避けてんのか、する能力がないのか、色々なんだろうけど、そこがやっぱり非常に残念ですね


9「リポスト」、10「いいね」、閲覧数468人



番組「荻上チキ・Session」(7/12)【参院選「私の論点」】で、神保哲生さんは、袴田事件や大川原化工機事件などのえん罪が、2025年参院選の争点になっていないことについて、「司法問題が争点にならないということは、選挙が終わっても変わらない。つまり、えん罪がまた起きることだ」と警告します。


神保さんの警告は、繰り返される警察の違法取調べの問題にも通じるものです。


或いは、メディアが、被疑者と捜査機関の扱いに二重基準を適用し、被疑者は実名報道をするが、違法捜査を行った警察・検察は匿名報道をすることを繰り返し、二次被害の要因となっていることにも通じると考えます。


制度改革と再審法改正により、えん罪や二次被害をなくすことを争点とすることが、今参院選で必要と考えます。




「犯罪者に乱用される」

⑯不備が指摘されている再審法改正に向けた考えは?(静岡新聞より) 


参政党・松下友樹氏の回答:

えん罪者の救済という点では重要であるが、再審査を犯罪者に乱用されるリスクもあり、改正すべきかどうかは判断が難しい

https://x.com/m_nkgw2000/status/1943460295432900835



先日、静岡新聞が実施した「2025年参院選各候補者へのアンケート」の「不備が指摘されている再審法改正に向けた考えは?」の問いに対して、


参政党の松下友樹氏は、「えん罪者の救済は重要だが、犯罪者の乱用リスクがあり、改正すべきかどうかは判断が難しい」と回答しました。


袴田事件は、松下友樹氏の地元静岡で起こった事件ですが、


袴田事件の再審請求は、2度再審請求(1回目は1981年、2回目は2008年)しても、無実となるまで、58年の歳月がかかっています。


それを考えると、「乱用リスク」という言葉が、えん罪被害者の苦しみをどれほど軽視しているかを痛感させます。


加えて、参政党は、今国会で、再審法改正法案を野党と共同で提出し、えん罪防止に取り組む姿勢を示した党です。


今回、松下友樹氏の「犯罪者に乱用されるリスク」との発言は、多くの人々を「今後も警察の違法な取調べやえん罪が続くのか」と失望させました。


参政党は、野党6党で再審法改正法案の共同提出したことを活かし、「再審法改正は待ったなし」の姿勢に転換してほしい。


参政党が、今回の参院選で、公約に、取調べの全過程の録音・録画の義務化や、違法捜査をした警察・検察個人の責任の明確化や、自白偏重でない取調べや、全証拠解除の義務化の刑事問題を掲げることが、司法の改革を後押しします。


最後に、参政党の姿勢が変わるように、たとえば、候補者に「再審法改正」の具体的な見解やえん罪へのリスク対策を求める質問を行うことで、司法改革を参院選の争点にする一歩が可能になると考えます。




おしまいに


今日の結果は、総閲覧数 2,305人、総「いいね」60、新規フォロワー1人でした。


昨日は、総閲覧数 878人、総「いいね」34、新規フォロワー2人でした。


今日も、小さな1歩でした。



読んでくれて、おおきに。明日もセッセと切磋琢磨。




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With "Ryoryo"(ウイズリョウリョウ)

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