戦前から続く警察の「自白」依存🎵😹えん罪の連鎖を断ち切る(※実学No.131,B.D.+328)

higurashii

2025/7/30(水)


はじめに


今日は、記事「なぜ「違法・不当な取調べ」は続くのか? 日弁連が訴える刑事司法の「根本的見直し」 (弁護士ドットコム)」と、「大川原化工機冤罪事件は記載なし 警察白書「検証踏まえ今後検討」(共同通信)」を基に、投稿をそれぞれ1つしました。以下で、共有します。




警察白書 (令和7年版)

大川原化工機冤罪事件は記載なし 警察白書「検証踏まえ今後検討」共同通信(2025/7/29)

https://www.47news.jp/12932029.html

>29日公表した警察白書には、警視庁公安部が捜査した大川原化工機の冤罪事件についての記載はなかった。警察庁は「警視庁による検証結果などを踏まえ、来年以降に掲載するかどうか検討する」という。

 

>事件は同社幹部の逮捕・起訴後、初公判直前の2021年に起訴が取り消された。起訴取り消しや関係者の削除要請などを受け、警察庁は23年、摘発例としての白書などの記載を削除した。



共同通信の記事は、昨日の荻上チキ氏の番組「Session」(袴田事件の年表記載や、えん罪への謝罪がない点を指摘)に続き、警察白書 (令和7年版)えん罪問題(大川原化工機えん罪事件)が載っていないことを指摘しました。


警察庁は、更に「検証踏まえ今後検討」と、姿勢が曖昧であったことも強調されました。


大川原化工機えん罪事件の背景には、違法捜査、証拠ねつ造、被害者の死亡、謝罪の不適切さがあります。


それを載せないことは、警察白書 (令和7年版)が単なる広報誌的性質を持つものであり、透明性は欠如していることを表わします。


えん罪の再発防止のためには、警察の透明性は不可欠です。



24:00 ➁(返信)

「検討」だけでは、足りないですよね。


1「リポスト」、5「いいね」、閲覧数104人



警察庁は、警察白書 (令和3年版)(2021年7月20日発行)では、大川原化工機事件のことは、「社名を匿名化して、摘発例」として、掲載しました。


起訴取り消し(2021年7月30日)後、2022年8月に、大川原化工機側が記載削除を要請して、2023年7月6日にそれは削除されました。


この経緯は、警察の「組織防衛意識」や無謬性(むびゅうせい)維持の体質を示します。


大川原化工機えん罪事件では、警視庁公安部は、経済産業省に誤解を誘導し、噴霧乾燥機が輸出規制対象と誤認させて、逮捕に踏み切りましたが、


裁判での警部補の証言(「証拠はねつ造」、「捜査員の個人的な欲」)が、組織的な隠蔽と評価重視の体質を示しました。


2024年11月20日の、証言した捜査員3人の書類送検(不起訴)や、2021年8月実施の内部アンケートの廃棄は、警察の自浄作用が不十分であることを示しました。


追跡公安捜査:大川原化工機事件 警察庁幹部「やるな」 消えた警視庁の検証アンケ | 毎日新聞(2024/11/13)

https://mainichi.jp/articles/20241112/k00/00m/040/032000c


「検証踏まえ今後検討」が実行されるかどうかは曖昧であり、多くの人から今、批判を受けています。



全事件録画と弁護人立会い

なぜ「違法・不当な取調べ」は続くのか? 日弁連が訴える刑事司法の「根本的見直し」 - 弁護士ドットコム(2025/7/30)

https://www.bengo4.com/c_18/n_19156/



弁護士ドットコムニュースは、日弁連の会長声明を通じて、密室での取調べの違法性と、取調べ可視化の不備を批判し、全件録音・録画と弁護人立会いの必要性を訴えています。


現在、警察の取調べは、弁護士の立会いを排除し、外部連絡を遮断した「密室」で行われています。


警察は、客観的証拠(DNA、監視カメラなど)が不足する場合、「自白」を強引に引き出すことで、事件解決を図ります。


袴田事件の袴田巌さんも、長時間にわたる威圧的質問、トイレ制限などによって、心理的に追い込まれ、虚偽「自白」を誘導されました。 


「自白」依存の捜査に頼り、密室での強引な取調べで、警察は、成果を上げてきた歴史があり、戦後何年経っても、捜査の質は高まりません。



「日弁連が取り調べ拒絶を志向している」 警察に広がる注意喚起:朝日新聞(2023/11/17)

https://www.asahi.com/articles/ASRCD5GV5R68PTIL00Q.html


警察は、そもそも、取調べ可視化や弁護人立会いを、「捜査の妨げ」とみなします。.


警察の「自白」依存と密室取調べの体質には、歴史的(戦前の「自白」重視)、制度的(取調べ可視化の3%限定、証拠開示義務の不在)、組織的(無謬性維持、評価制度)背景があります。


法務省の有識者協議会(2025年7月24日)も、報告書では「取り調べ可視化、拡大示さず」で、改革を停滞させています。


23;30 ①(返信)

警察の改革の遅れは、逮捕件数を重視する評価制度が、人を人とも見ない強引な取調べを後押ししていることも大きいですよね。


大川原化工機事件では、警視庁公安部の証拠ねつ造で相嶋静夫さんが亡くなり、「警察白書」には記載すらありません。


全件可視化や弁護人立会いは、「捜査の妨げ」ではなく、評価制度をなくすもの。


11「リポスト」、26「いいね」、閲覧数570人



「警察の自白依存と密室取調べの体質」の「歴史的(戦前の「自白」重視)」背景に関しては、

「戦後の占領期における外国人犯罪」と「身代わり逮捕」を「自白」依存の起源とし、「米国の奴隷制度」と比較するコメントなども寄せられました。


これは、刑事司法における「歴史的(戦前の自白重視)」背景とは視点が異なります。


「占領期の外国人犯罪・身代わり逮捕・奴隷制度との比較」に関する客観的なデータについて、以下に補足します(2025年7月現在)。



ファクトチェック

警察の「自白」依存の起源は、1920~1945年の戦前の「治安維持法」下での「特別高等警察(特高)」による「自白」重視の取調べ文化に焦点を当てて、説明されます。


コメントは、「自白」依存の起源を、戦後の占領期(1945~1952年)の占領政策や外国人への優遇と結びつけます。


占領初期の警察の無力化は事実ですが、「欧米系とアジア系の外国人が窃盗や強姦を働いた」という主張は、統計、事件記録が不足しています。


米兵による犯罪は記録されていますが、「アジア系の外国人」の犯罪を強調する歴史資料も、限定的です。


「敗戦国の日本は、逮捕や処罰ができなかった」は、占領初期(1945~1946年)では一部当てはまりますが、1946年以降は、警察の再編で、対応可能になりました。


「身代わり逮捕が横行」は、具体的な事件や資料で裏付けられていません。


占領期の治安混乱(1945~1946年)は、警察の捜査能力不足による誤認逮捕の具体例はありますが、「外国人の犯罪を隠すため日本人を逮捕」という意図的制度は歴史上、確認できません。


えん罪の実例は、「身代わり逮捕」とは異なる原因(密室取調べ、証拠開示の不備)によって起こっています。


「米国の奴隷制度も同じで、白人が黒人に対して行った犯罪は犯罪になっていない」は、奴隷制度の歴史の事実としては正しいですが、日本の占領期との比較は不適切です。


占領期の外国人犯罪は、GHQの管轄や警察の無力化によるもので、人種差別を制度化した奴隷制度とは構造が異なります。


「占領を続けるためには、犯人を日本人にして、差別をし続けないといけない」は、占領政策が、意図的に日本人へのえん罪を推進したという主張ですが、歴史的証拠(GHQ文書、国立公文書館)は、これを支持しません。


占領期のえん罪は、「身代わり逮捕」の意図的な制度は確認できず、先程言ったような治安混乱や捜査能力不足による誤認逮捕が、主です。


コメントは、占領期の歴史的背景を訴えますが、外国人への一般化は分断を招くリスクがあり、事実に基づく議論が必要です。


占領期の治安混乱や米兵の犯罪は事実ですが、「欧米系とアジア系の外国人」による広範な犯罪や、「身代わり逮捕」の横行は、証拠が不足しており、誇張的な表現と言えます。


「占領を続けるため」、「米国の奴隷制度も同じ」は、歴史的事実を誇張し、外国人(特に欧米人)を日本のえん罪の原因とする、陰謀論的なニュアンスを含みます。


「欧米系とアジア系の外国人が、日本で窃盗や強姦を働いた」、「犯人を日本人にして差別」は、外国人集団を犯罪者として一般化し、日本人を被害者とする二元論です。


これは、外国人への偏見や敵意を煽るリスクがあります。


「アジア系の外国人」を含めている点は、在日韓国・朝鮮人や中国人へのヘイトスピーチに繋がり、過去の歴史の教訓からも、事実に基づく議論が大変重要です。


外国人への責任転嫁は、刑事司法の正義も歪めます。


全件取調べ可視化と証拠開示の法制化による、公平な司法の下で、

すべての人への尊厳と、真実が守られる社会が築かれることを願います。


出典:

ジョン・ダワー『敗北を抱きしめて』上巻(岩波書店、2001年、p.124-131)

警察庁『警察史』(警察庁、1977年、p.320-325)

国立公文書館アジア歴史資料センター「GHQ/SCAP Records, Reel No. A-123(横浜強姦事件)」(公開資料)

国立公文書館「GHQ/SCAP Records, Reel No. B-456(阪神教育事件)」および「外国人登録令関連資料, Ref. C-789」(公開資料)

警察庁『昭和62年警察白書』(1987年、p.15-20)

川崎市「ヘイトスピーチを許さないかわさき市民ネットワーク」(2019年条例解説書)


ジョン・ダワー『敗北を抱きしめて』上巻(岩波書店、2001年、p.128)

国立公文書館アジア歴史資料センター「GHQ/SCAP Records, Reel No. A-100~A-150」(公開資料)

日本弁護士連合会「取調べの録音・録画の全件義務化を求める意見書」(2003年7月14日)

毎日新聞「大川原化工機事件、警視庁公安部の証拠捏造」(2025年6月19日)

共同通信「警察白書に大川原化工機事件の記載なし」(2025年7月29日)

『帝銀事件資料集成』(東京大学出版会、1980年、p.45-50)


アレックス・ヘイリー『ルーツ』(1976年;米国歴史学会「Slavery in America」)

ジョン・ダワー『敗北を抱きしめて』上巻(岩波書店、2001年、p.131)

国立公文書館アジア歴史資料センター「GHQ/SCAP Records, Reel No. A-123(横浜強姦事件)」(公開資料)


川崎市「ヘイトスピーチを許さないかわさき市民ネットワーク」(2019年条例解説書)

日本ファクトチェックセンター「外国人犯罪の誤情報に関する注意喚起」(2024年)

Wikipedia「外国人犯罪」(日本語版、2025年7月閲覧)

Wikipedia「移民と犯罪」(英語版、2025年7月閲覧)

日本弁護士連合会「取調べの全件可視化と弁護人立会いを求める会長声明」(2025年7月30日)



改めて、「自白」とえん罪の歴史を振り返ると、


戦前(1920~1945年)の日本では、治安維持法下で、反体制思想を持つ人を摘発するため、警察(特高)が「自白」を強要する取調べ文化が常態化していました。


特高は、思想犯を「転向」させるため、長時間の取調べ、殴打、水責め、後ろ手吊り、性的屈辱などの拷問を用い、虚偽「自白」を引き出しました。


この時代、裁判は非公開で、証拠開示や弁護人立会いがありませんでした。


よって、自白調書が主要な証拠とされました。


「自白=有罪」の構造は、戦前の刑事司法の根幹でした。



1945年の敗戦後、刑事訴訟法(1948年改正)で、人権保護が強化され、拷問は禁止されました。


しかし、「自白」重視の文化は、根深く残りました。


警察は、迅速な事件解決を求められる中、「自白調書」を重視する捜査慣行が続けられました。


戦前の特高の手法(密室での威圧的取調べ)も、戦後の公安捜査や特捜部に、部分的に引き継がれました。


それは、大川原化工機えん罪事件の、警視庁公安部の証拠ねつ造などに表れ、相嶋さんが亡くなられました。


えん罪の連鎖を断ち切るには、全件取調べ可視化や再審法改正による捜査の透明性が不可欠です。




おしまいに


今日の結果は、総閲覧数 1,913人、総「いいね」70、新規フォロワーさん0人でした。


昨日は、総閲覧数 978人、総「いいね」43、新規フォロワーさん0人でした。


今日も、小さな1歩でした。



読んでくれて、おおきに。明日もセッセと切磋琢磨。




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With "Ryoryo"(ウイズリョウリョウ)

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