佐賀科捜研不正事件に注目し続ける🎵😹えん罪の芽を摘むための第一歩(※実学No.167,B.D.+5)
2025/9/10(火)
はじめに
今日は、記事「佐賀県警の科捜研職員がDNA型鑑定で不正 7年超130件、懲戒免職 - 日本経済新聞」と「佐賀県警の“DNA鑑定不正” 県弁護士会が声明「最大限非難」「第三者機関の調査を」(佐賀ニュース サガテレビ)」を基に、投稿を2つしました。以下で、共有します。
>130件のうち証拠として検察庁に送られたのは、殺人未遂や不同意わいせつなどの事件に関する16件。佐賀地検は「処分の決定や公判における証拠として使用された事例はなく、捜査や公判に影響したものはなかった」と明らかにした。
>県警は「再鑑定なども行い、公判には影響ないと判断している」とした。監督責任を問い、県警本部の技術職員2人を本部長注意、技術職員1人を所属長注意とした。
>県警によると、この職員は7年超の期間に632件の鑑定を担当。鑑定していないのに実施したと偽った報告は9件で、依頼された遺留物について実際は鑑定していないのに「人由来の付着物は認められなかった」などとうその回答をした。
>署などから依頼され鑑定したガーゼなどの残りを紛失し、実物とは異なる新品を返還したケースも4件あった。
>職員は「上司に仕事を早く終わらせたと思わせたい」と説明。井上利彦首席監察官は8日、「県民の皆さまに深くおわびする」と謝罪した。
>昨年10月、決裁の際に上司が日付の不備に気付いたことを端緒に、一連の不正が発覚。県警は長期間見抜けなかった理由について、上司らの確認が不十分だったとし、チェック体制を見直す。
佐賀県警の「科捜研DNA鑑定不正」事件の記事を読みました。
狭山事件で、科捜研(警察学校で養成されたの職員)による鑑定
(在原鑑定、星野鑑定、三鑑定)が
科学的根拠を欠きながら 裁判長に 優先され
弁護側提出の新証拠(生越鑑定、戸谷鑑定など)が
悉く却下された歴史と 重なりました。
狭山事件の鑑定問題は 司法の硬直性により 未解決のままです。
石川一雄さんは、2025年3月11日に、86歳で、
第3次再審請求中に、帰らぬ人となりました。
石川一雄さんの 62年に渡る闘いの 無念は、
科学捜査の信頼性を 根本から 問いかけます。
佐賀県警の“DNA鑑定不正” 県弁護士会が声明「最大限非難」「第三者機関の調査を」(佐賀ニュース サガテレビ) - Yahoo!ニュース(2025/9/9)
https://news.yahoo.co.jp/articles/579c36ad2e4516cdb2131729180c0375467b0a10
>県弁護士会が発表した声明では、「佐賀県警の科捜研が行った科学鑑定すべてに対する信頼を失墜させ、弁護士会として最大限非難する」としています。県弁護士会のメンバーで、17年間刑事事件全般に取り組んできた半田望弁護士は…。
「これは佐賀の問題だけじゃなく全国的に見て鑑定の信用性というものが大きく揺らぐ非常にもうゆゆしき問題だというふうに考えております」
>さらに、声明では県警の「捜査や公判に影響はない」との主張について、「信じがたい」と懐疑的な見方を示しています。
「公判に問題があったかどうかを警察や検察だけで判断すること自体が誤りだと思っています。一方当事者である当時当該事件の被疑者や被告人あるいはその弁護人に意見を聞かずにどうして問題がないと言い切れるのかその理由を私は本当にお尋ねしたいと思います」
>そのうえで県弁護士会は、第三者機関による調査を強く求めています。
狭山事件が発生した 1963年当時は、
まだ。「DNA鑑定」の技術は 存在していませんでした。
よって、指紋、足跡、筆跡、血液型、土壌分析等の
警察の科学捜査の多くが、科捜研の化学分析に 依存していました。
それが、石川さんの 有罪の決め手になりました。
しかし、科捜研の鑑定は、それぞれ
弁護団が 民間の専門家に 依頼した鑑定書(新証拠)により
重大な問題が 指摘されました。
しかし、裁判長は、それらの新証拠を いずれも 却下しました。
土壌鑑定:生越忠教授の鑑定
たとえば、科捜研の星野鑑定は、
石川一雄さんの 靴や衣服に付着した土壌が
事件現場の土壌と 一致するというものです。
しかし、弁護団は、1975年8月25日付で、
生越忠・和光大学教授が、星野鑑定のサンプル採取方法と
比較基準に 致命的な欠陥があると指摘した鑑定書を 提出します。
生越氏は、靴の土壌と 事件現場の土壌が異なると 鑑定しました。
鑑定は、第二次再審請求(1976年)で提出されました。
しかし、裁判長は「有罪判決を覆すほどの証拠ではない」と却下しました。
https://www.blltokyo.net/siryou/sayama_jiken/tokubetukoukoku/28.html
筆跡鑑定:戸谷富之氏による再検証
科捜研の筆跡鑑定
(関根・吉田鑑定、長野鑑定、高村鑑定、通称「三鑑定」)は、
脅迫状の筆跡は 石川さんのものと 一致するとしました。
しかし、弁護団は、1986年の第二次再審請求で、
戸谷富之氏、大野普氏、磨野久一氏、綾村勝次氏による
鑑定書’新証拠)を 提出し、
科捜研の鑑定が、いずれも、
脅迫状と 石川さんの筆跡能力の 質的差異を無視し、
主観的で 科学的基準を満たさないものだと 指摘しました。
しかし、東京高裁裁判長は、科捜研の鑑定を 優先し、
弁護側の鑑定は、「信頼性が不十分」、「新証拠性が乏しい」
として 却下しました。
https://blltokyo.net/siryou/sayama_jiken/terao_hanketu/hisseki.html
06;30 ①(返信)
>科捜研の不正
やっぱりかという感じです…
不正をした技官の報告を物証として
有罪判決がなされている全件の
裁判のやり直しを!
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万年筆のインク鑑定:下山進博士の新証拠
科捜研(警察)の荏原技官による在原鑑定は、
石川さん宅(鴨居)で発見された 万年筆の インクが
「被害者の万年筆を奪い、身代金を持ってくる日付と場所の訂正を行なった」
と 石川さんが供述(強要供述)したとされる
脅迫状のインクと 一致するとしました。
これも 石川さん有罪の 決め手になります。
しかし、弁護団は、2016年の第三次再審請求で、
下山進博士(デンマテリアル株式会社色材科学研究所)の
下山鑑定を提出しました。
下山鑑定は、インクの色の違いを 「インク補充説」
(万年筆に 別のインクを補充した)で 説明しようとした在原鑑定を
科学的根拠が 乏しいと 否定しました。
下山第2鑑定も、在原鑑定の方法には 不備があると 証明し、
万年筆と脅迫状のインクの色は 異なるとしました。
しかし、裁判は 19年放置され
途中で 再審請求者の石川一雄さんが 亡くなり
第3次再審請求審は 終了しました。
https://blltokyo.net/sayama/simoyamasetumei2017.html
狭山事件では、弁護側が 以上のように
民間の専門家に依頼して 鑑定を行ってきましたが、
検察の反証を 覆すための リソースは 不足していました。
弁護団は、生越鑑定や 下山鑑定や 戸谷鑑定を提出したものの、
試料の劣化や アクセス制限により
反証への検証は 困難を極めました。
捜査機関と 弁護側の資金・人材格差は、顕著でした。
それも 裁判所の 科捜研の鑑定への 過度の信頼と
弁護団が提出した 新証拠却下の 繰り返しを 招きました。
07:00 ➁(引用ポスト)
足利事件は、1990年に栃木で4歳の女児が殺害された事件ですが、
菅家利和さんが逮捕され、1991年に無期懲役判決を受けました。
証拠の中心は、被害者の衣服に付着した体液のDNA鑑定であり、
菅家さんのDNAと一致するとされました。
しかし、2009年の再鑑定で、初期のDNA鑑定が不正確だったと判明しました。
足利事件のDNA鑑定は、当時最新とされたMCT118法に基づきましたが、後年、精度が低く、誤判定のリスクが高いと明らかになりました。
弁護側は、民間(国立遺伝学研究所)に再鑑定を求め、2008年、DNAの不一致が証明されました。
当時、服役中だった菅家さんは、17年半ぶりに直ちに釈放されました。
足利事件は、初期の裁判で、裁判所がDNA鑑定を盲信しました。
佐賀も、同じ過ちを繰り返さないことが大事です。
また、足利事件の菅家利和さんは、えん罪により、17年半の人生を奪われました。
佐賀県警は、DNA鑑定の不正が足利事件と同じリスクを生むと知ることが大事です。
そして、足利事件は、弁護団と支援者の粘り強い闘いにより、再審無罪を勝ち取りました。
佐賀県警の事件でも同様の努力が必要です。引き続き、事件への注目を。
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科捜研の鑑定が、過度に信頼されたのは
勿論、狭山事件だけではありません。
足利事件は、1990年に、栃木県足利市で、4歳の女児が殺害された事件ですが
菅家利和さんが 逮捕され、1991年に 無期懲役判決を 受けました。
証拠の中心は、被害者の衣服に付着した 体液のDNA鑑定でした。
それが、菅家さんのDNAと 一致するとされました。
しかし、2009年の再鑑定で、初期のDNA鑑定が、
不正確(MCT118法による誤判定)だったと 判明しました。
当時、服役中だった菅家さんは、17年半ぶりに 直ちに 仮釈放されました。
2010年の再審で 無罪判決が 確定しました。
足利事件の DNA鑑定は、当時「最新」とされたMCT118法に基づきました。
しかし、後年、MCT118法は、
精度が低く、誤判定のリスクが高いと されました。
弁護側は、民間の専門家(国立遺伝学研究所)に 再鑑定を求めました。
2008年、DNAの不一致が 証明されました。
足利事件では、初期の裁判で、裁判官が DNA鑑定を盲信しました。
佐賀は、同じ過ちを 繰り返さないことが 大切です。
また、足利事件の 菅家利和さんは えん罪により
17年半の 人生を 奪われました。
佐賀県警は、DNA鑑定の不正により
足利事件のような えん罪を生むことを
軽視しないことが 大切です。
そして、足利事件は、
弁護団と支援者の 粘り強い闘いの結果、
再審無罪を 勝ち取りました。
佐賀県警の事件でも 同様の努力が 必要です。
「佐賀科捜研DNA鑑定不正」事件で、
足利事件のようなえん罪が 二度と繰り返されないよう、
そして、石川一雄さんの再審無罪と名誉の回復のために、
科学捜査が、真にえん罪を防ぐ仕組みとなるよう、
心から願います。
おしまいに
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今日も、小さな1歩でした。
読んでくれて、おおきに。明日もセッセと切磋琢磨。

With "Ryoryo"(ウイズリョウリョウ)

