一週間刻みの眺め(長め)サイト(笑)

今週、引き出しの中に容れたもの。

*女性の痛みとは(※雑学No.177),第51週,2022/10/3(月)~,B.D.+34,

🌒🌓🌔🌕🌖🌗🌘
2022/10/9(日)
🌒🌓🌔🌕🌖🌗🌘
きょうは、プライベート・デーにつき、いつもの形式の長文ブログはお休みです(笑)


きょうは、ウッジューが星になって60日目☆彡
リョーリョーの8歳のB.D.からは27日目☆彡


きょうは、雨音が激しかったので、神輿見物もお月見ランも取り止めて、せっかくなので、頂き物のモフモフの毛布に替えて、くるまって眠りました☔ウッジューがいた頃は、念のために、家で洗える毛布を使っていました。でも、ウッジューは人間のベッドにお漏らしすることは、兄貴風を吹かせていたせいか、生涯一度もありませんでした。もっと早くこれに替えて、ウッジューも寝かせてあげればよかったなあと今更ながら思いました。


結局、リョーリョーに何回も起こされて、いつも通りに過ごしました。

With "Ryoryo"(ウイズ "リョーリョー")

そのあとは「『「女の痛み」はなぜ無視されるのか?』から読むジェンダーペインギャップ」(深澤真紀先生)』の文字起こしをしました↓↓

✨🌒🌓🌔🌕🌖🌗🌘✨
放送日:2022年10月4日(火)、提供:文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」、『「女の痛み」はなぜ無視されるのか?』から読むジェンダーペインギャップ、出演者深澤真紀 小島慶子 武田砂鉄 鈴木純子
✨🌒🌓🌔🌕🌖🌗🌘✨

※お話をYouTubeの文字起こし機能を使って、全文起こしした後、誤字・脱字の修正をしました
深澤真紀・獨協大学経済学部特任教授、企画会社タクト・プランニング代表取締役社長
0:57
🌛昨年あたりからですね
0:58
ジェンダーペインギャップって言葉があっ
1:01
て これ ジェンダーペイギャップだと
男女間の賃金
格差
なんですけど
1:06
ペイン:痛みなので
1:07
医療現場において
痛みに対する対応が
男女間で異なる
 医療現場でねっ ていうのが
1:15
あって
1:26
ちょうどですね
1:27
来週10月12日に
1:30
「女の痛み」はなぜ無視されるのか?』 ( アヌシェイ・フセイン/堀越英美) という翻訳
1:33
書が 晶文社から発売されます

1:42
バングラデシュ出身でアメリカで
1:45
フェミニスト政策アナリストとして知
1:47
られる
1:48
アヌシェイ・フセインさんという女性の
1:50
ルポなんですけどね 

「この医療現場では長年 女性の痛みは
男性に 定義されてきた」
 
で 性差別や 人種
2:00
差別がある ということで あと この本は
2:02
今日ちょっと 深く話せないですけど
2:05
原著が 昨年 刊行なので 
コロナの影響で
女性とか
黒人の方とか
有色人種とか あと妊婦が どれだけ コロナの
ために苦しめられてきて 出産とかで
亡くなってしまったか みたいなことも

2:19
非常によく
2:20
描かれている本なので 今まさに 読むべき本
2:22
だなと 思うんですけれども 


🌛まあね 女性って
よく言われるのは 生理があるし 出産もする
から

出血や 痛みに強い とか
2:32
言うじゃないですか あと 出産の痛みは
2:34
男なら死ぬレベル みたいなことをよく
2:36
飲み会で 言う人とかね いますよね
2:38
あとはね 女は自然で
男は文化 とか

2:42
いかにも 女性をあげているような 母親を
2:45
上げているような 言葉なんだけど この言葉
2:48
って 裏に返すと どうなるかっていうと
2:50
女は
感情的で 大げさだから
痛みをね 過剰に 表現する
 
一方 男っていうのは まず泣かない
2:58
しね 痛みも弱い吐かない その男が 痛い痛
3:01
いって言うんだから
3:02
男が痛いって言ったら よっぽどのことだ
から
すぐ 何とかしてあげなくっちゃ っていう
偏見 
があって
 
これは 古今東西 ずーっとある偏見なので
女性が痛いと言っても その痛みは軽視される
3:15
っていうね


🌛で これは実際に ここ数年
3:18
欧米で いろんな調査がされていて 例えば
3:20
イギリスでは
3:21
同じ 腹痛なのに
男性は 病院で49分 待たされるんですけど
女性は 65分

3:28
平均で 女性の方が 長い


やっぱり 男の人の方が
早く 診なくっちゃ
男が痛がるなんて よっぽどだ
女は生理痛かもしれないし
放っとけみたいな
ことであったりとか あと
3:38
痛み止めも
男の人が痛い 痛いって言ったら 割とすぐに 痛み止めが出るんですけど 
女性は25% 少ない

3:44
女はやっぱり 生理痛とかで 慣れてるからと 
3:46
あとはまあ 
3:49
妊娠するから あんまり薬を飲まない方が
いい的なこととか よく言うじゃないですか 女性って

3:53
それで というようなデータも 実は
3:56
欧米とかで かなり取られている ということ
3:59
なんですよ


4:19
🌛すごくよくわかるのは 私もう 子どもの時から 病弱人生 55年なん
4:22
ですけど
4:23
例えばね もう生理も 20歳ぐらいから重くて
4:26
35年ぐらい前の 婦人科だと もうおじい
ちゃんの婦人科 産婦人科医しか いないから


「生理痛は 病気じゃないから」ってほっとかれて
「バファリンでも飲んどけ」みたいなことを
 
4:37
結局ね 実は
4:38
子宮内膜症とか 子宮筋腫で
4:41
後に 「よく これ我慢できましたね」って言われる
ぐらいの
痛みだった
んですけど 
4:46
あと婦人科の病気も いろいろ やってきてで
4:49
婦人科の検査って
むちゃくちゃ 痛いのがあるんですよ

4:52
去年 私ほら ちょっと病気でお休みした時も
4:54
あの時も いろんな痛い検査があったんだけど
4:57
途中 失神しちゃって で 麻酔とか してもらえ
ないんですか?って 聞いたら
「みんな 我慢してます」って言うけど


みんなも色々じゃない? でもそれで 本当に
断られたり
 


5:08
不妊治療の
検査や処置も すごく痛いらしいんですけど


「子どもが欲しいんなら 我慢しろ」って
言わ
5:14
れるらしくて あとはね
5:17
先進国の中では 圧倒的に 無痛分娩が少なくて
日本はね6% アメリカは60% フランスは80% 
なんですけど 
5:25
小島さんとか鈴木さんは
5:28
ご出産とか
5:29
婦人科に関して 無痛分娩とかそういうことって
5:32
小島さんなんかどうですか?


小島慶子・エッセイスト、タレント、東京大学大学院情報学環客員研究員
5:34
2003年だったんですけれども
(中略)


6:24
鈴木さん どうですか?


鈴木純子・文化放送のアナウンサー、気象予報士
6:27
🌛私は 無痛分娩だったんですけど
痛みに弱いからではなくて もうとにかく
6:30
計画的にというか いろんなイレギュラーな
ことがそれまでにあったために とにかく
先生のいるところで
ちゃんと産みたいっていうことで
時間決めて っていうことで

6:41
したんですけど
6:42
結局 陣痛が
6:44
強くならなくって
6:46
翌日になって で 破水しちゃって ある程度の
時間が経ったんで もう薬を減らして
 「3割ぐらいの痛みが出ますよ」って 先生に
言われたんですけども 


3割だとか 初めて
だから あまり わかんなくて で 「痛みは別に結構です」
って言って 薬を減らして出産
したん
7:03
ですけど やっぱり無痛だと 3割の痛みでし
7:07
たけど
7:08
高齢出産だったんで よく
回復が
早くて やっぱり 本当に助かりました

7:15
同じ日
7:18
に出産した人で
7:20
会食したりしたんですけど もう本当に
ヘトヘトの若いお母さんに混じって 私 結構
元気じゃん って
思って



武田砂鉄・フリーライター、ラジオパーソナリティー
7:28
無痛分娩が
この日本で
少ない っていうのは やっぱりこれは
それこそ
精神的な面というか
かくあるべきみたいなことが まだあるわけでしょ

 
深澤真紀
7:43
🌛帝王切開ですら 差別される社会ですよ そういう社会なので
7:46
子どもをね 産むっていうこと自体が どんな
手段であれ 大変なことである ということで
はなくて
 
やっぱり経膣で 痛んで で
7:53
もちろん 痛みをそのまま感じてやれ って いうようなことを 
せいぜい 呼吸法ぐらいで
っていうようなこと
を ずーっと 言われてきていて
8:00
そういう社会なんですけど そもそもね
8:04
「ヒステリー」という言葉あるじゃないですか
8:05
あれ もともと
8:07
「子宮」が 語源なんですよね 
8:10
「女性は 子宮があるから 感情的で ヒステリック」
という言葉が
 これはね ほんと
8:15
フロントの時代ぐらいまで
8:17
女性の痛みというのは 子宮 すべて子宮発信で
女は感情的で理性的ではない


ただ一方では
さっきも言ったように 「だけど 出産の痛みに
は耐えられる」って言って 矛盾してるわけ
ですよ

8:28
ヒステリックなら そんなに痛かったらさ
もっと出産の 痛みをね
弱くしてくれればいいじゃないですか


武田砂鉄
8:34
まさにこの 「女の痛みはなぜ無視されるのか」
っていうタイトルですけど まぁなんて
いうか 女の痛みを
社会がとか 男性が こう決めてきたってこと
ですよね


小島慶子
8:59
鈴木さんおっしゃったように 産後の回復も
違うと思いますし 例えば 1回目の出産が
すごく痛くて辛かった人って
やっぱり 出産に対する 色々ね 心理的ハードルも
あると思うので
 
安全に快適に産めるに
9:12
越したことないと思うんです


深澤真紀
🌛そうなんです そうなんです でね
9:14
医学ってそもそも 男性の体を対象にして
発展してきた
 ということなんですけど
9:19
つまりね
9:20
男女がかかる病気だけじゃなくて
例えば
肥満してる人が
乳がんや子宮がんに 悪い影響があるか
って
いう研究すら
男性だけが 被験者だったんですって 


9:34
乳がんはギリギリ 男性が 罹ることもあるん
だけど そもそも男性には 子宮がないじゃ
ないですか
 でもね これ1980年代の
9:40
アメリカまでは
9:41
男性だけで
9:43
研究されてきて で あとはね 薬剤の治験とかも
全ての女性が 妊娠の可能性があるから
そもそも 治験が行われない 危ないからと
 でも
9:54
ちゃんと スクリーニングすればいいだけ
ですよね
 とか あとは
9:57
検査を ちゃんと
9:59
値を 色々 私たちはね 血液とか 血糖値とかやる
10:01
けど 女性は どうしても
卵黄ホルモンの影響でね (基礎体温が)2層式になったりして
まあ確かに 私たち 体温が高い時と 低い時が
あったりするので 


そうすると
「基準がない」って言って これもちゃんと
調べればいいのに 研究体制から外れてきてね

 
つまりね 女性の研究は 
女性に ホルモンの動きがあったり 
妊娠の可能性があったりして コストが
かかるために
男性のみを


10:36
だから やっぱり男性
の薬って 効きすぎることありません?


 私は
二錠の薬とか
二錠飲めないので いけないんだけど
勝手に一錠にしたりとか 聞きすぎ
ちゃうなって思うことがすごくある
し 
10:49
なので とにかく
女性は 大変なので 男性の研究結果だけで やるのはね


でも 女性に多い病気とか 本当 色々あるんですよ 免疫
の病気とかね そういうものも 男性の結果
だけで やってきているので
 


まあ 現在は少し
11:05
ずつ 改善はしてるんですけど 


🌛で この話をね
11:07
私が いろいろすると 「お前は 男女平等って
言ってるくせに
女性のね ことをね 重視しろっていうのか」って


そうじゃなくて 男性の痛みの方が 今まで
重要視されてきた っていうことだし
 あとは
11:21
性とか 年齢で 医療が違うの 当たり前じゃないですか 


子どもに与えられる薬 
ご高齢の方に与えられる薬 

妊娠の可能性のある人 あるいは 
もともと臓器とか
いろんな機能に問題がある人 

その人その人に対して 医療って
提供されるべきなのに
 これがね また
11:40
ジェンダーペインクリニックとか 言うと 
「また出た 女様」 みたいなこと言われるわけですけど

11:45
そうではなくてね
11:48
様々な状況にあった治験とかを だから
11:50
コロナでも 本当に 最初から 「妊婦の人に
ワクチンは危ない」とかそういうようなこと
言ったのも 治験が やっぱり大変なので 
でも
11:58
大変でも やっぱり やらざるを得ない 妊婦の人の方が
コロナになったら 困るわけだから
 そういう
12:03
ようなことがですね この本を読むととても
12:05
よくわかるのです

12:12
例えばね 私は
健康診断をすると 血液とか 血圧とか
血糖値が すごく上がる
んだけど これは
12:20
更年期の人には よくあるんだけど
12:22
内科の若い男の先生だと 知らなかったり
12:24
するから
12:24
すぐにあの
12:26
血圧とか血糖値を下げる薬を あげようとする
12:28
から 「私 婦人科にかかってるので これから
婦人科で ホルモン治療するから
血圧とか血糖値は 薬では やりません」
って
12:36
言ったら 「へえ~ 更年期って そうなんですか」みたいな
12:38
そういう 「なんかまた 面倒くさいこと
言ってくるやつが来るぞ」 みたいな

12:44
感じに 「どうせ ネットで見たんでしょ」みたいな
12:46
「いや 違います ちゃんと
12:49
婦人科の先生と話して やってますから」とかっていう 

12:51
本当に 女性の
様々な
ライフサイクルとかさ ライフゾーンに対して
医療がなかなか きちんと
対応してない
 っていうことが 実はあるので


武田砂鉄
13:05
医療の現場の中でも このジェンダーペイン
ギャップ
というものは あまり把握してなくて
13:09
「いや これもう 自分の管轄外だから」
みたいなことで
処理してしまってる っていう実情もあるってことですよね


深澤真紀
そうです やっぱり
13:18
「面倒なことを 言うからな」っていうような
13:20
扱いを どうしてもされるし 私たちも お医者
さんに 嫌われたくないから
変だなと思っても やっぱり ハイハイ 聞いて
しまうところもあるし

13:28
ほんと お医者さまって メモするだけでも
13:29
嫌がったりする人 いますから
13:34
「俺を訴えてきた」みたいな そうではなくて
13:36
私たちは 主体なので 今まで 医療って
やっぱり 患者って 客体だったわけですよね
特に女性は 客体っていう意識が 強かった
わけだけれども


武田砂鉄
13:46
確かに いろんな病院に行って 当然 お医者
さんの方が 知識はあるわけだから 「これを
やってくれ」って言われた時に やらざるを得
ないというか 我慢をするっていうことは
いろんな局面であるんでしょうけど

その我慢の度合いが
ジェンダーで全く違うっていうこと
ですよねぇ


深澤真紀
そうですよね 痛みって
人と比べられない
から なんかそんな
14:03
生理痛なんか大したことがないとか つわり
なんか大したことがないとか 更年期なんか
大したことがないとかって言われちゃうと 私が
悪いのかなっていうふうに ことに 女性を
思いがちだと
思うんですけど 


小島慶子
14:15
残念ながら 医療の現場にいる専門家は
14:18
そういう ジェンダーの方より 男性中心の
治験とか 男性中心のデータをデータを見て
勉強している可能性があるんだなという
前提で できれば
「生理痛は これぐらい 痛いんです」とか いろんな
ことを 具体的に説明するってことも大事ですね


深澤真紀
14:35
そうです だって 健康診断の 中央値とかだって 絶対 
年齢と 性別によって OKな数値とか 
20代の男性と
60代の女性が同じなのは おかしい
ですからねえ
✨🌒🌓🌔🌕🌖🌗🌘✨
※今日の文字起こしのソースはこちらです

配信日:2022年10月4日(火)、発信:文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」、
「『「女の痛み」はなぜ無視されるのか?』から読むジェンダーペインギャップ」
出演者:
深澤真紀・獨協大学経済学部特任教授、企画会社タクト・プランニング代表取締役社長
小島慶子・エッセイスト、タレント、東京大学大学院情報学環客員研究員 
武田砂鉄・フリーライター、ラジオパーソナリティー
鈴木純子・文化放送のアナウンサー、気象予報士

※動画の視聴はコチラですhttps://www.youtube.com/watch?v=qwpQrJ2FnnA 
※「大竹まことゴールデンラジオ」の公式Twitterはこちらです:https://twitter.com/1134golden 
※深澤真紀先生の公式サイトはこちらです:http://www.tact-planning.com/
✨🌒🌓🌔🌕🌖🌗🌘✨

×

非ログインユーザーとして返信する