一週間刻みの眺め(長め)サイト(笑)

今週、引き出しの中に容れたもの。

#宗教2世への虐待 とは(※雑学No.211,第54週,2022/10/31(月)~,B.D.+68)

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2022/11/6(日)
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きょうは、プライベート・デーにつき、いつもの形式の長文ブログはお休みです(笑)


きょうは、ウッジューが星になって81日目☆彡
リョーリョーの8歳のB.D.からは48日目☆彡


▼初登場、美原区のミケちゃんです

基本、外飼い猫さんです😽👴

With "Ryoryo"(ウイズリョーリョー)

きょうは、美原区を、25,684歩(17.0㎞)山歩きしました🏃⛰そのあとは『宗教2世作家が漫画で伝える ・菊池真理子さん 』の文字起こしをしました↓

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収録日:2022年11月5日(土)、配信:デモクラシータイムス・池田香代子の世界を変える100人の働き人73人目+α 、「2世作家が漫画で伝える」、出演: 菊池真理子・元創価学会2世 ・漫画家、藤倉善郎・やや日刊カルト新聞総裁
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※YouTubeの文字起こし機能を使って、部分起こしした後、誤字・脱字の修正をしました

「神様」のいる家で育ちました~宗教2世な私たち~ / 菊池真理子 /文藝春秋(2022/10発売)


🌛1:35 池田香代子・ドイツ語翻訳家、社会運動家
一番最後の 第7話は 菊池さんご自身  菊池さんが 当事者なんですね


   菊池真理子・元創価学会2世 ・漫画家
そうです はい 私は 創価学会の2世でして
19:34
父のアルコール依存症の問題があった時に  当事者の方だったりとか 
支援者の方だったりと会う機会がすごく 増えまして
19:49
そこで その 依存症のことを知れば知るほど 私はメンタルを壊しまして 実際は違うんだけれども 自分のせいで 父親は呑んだんじゃないかなっていうふうに  依存症の浅い知識だけ得た時に 思ってしまったん ですよね 


それで もう どうにもこうにも いられなく なってしまって カウンセリングに通うよう になって 信田さよ子 先生のところにカウンセリングに通っ て色々話していくうちに 


まあ最初は 依存症の お話をしているんだけれども だんだん だんだん 自分の生きづらさとか 内面にフォーカスを当てて いって あと日常生活の困りごととか 何でも 相談できる感じになっていったんですが  


その話の中から ふと 私の「そういう考え方はどこから来てるの?」って言われた時に  「母に教えられたことだって あ これ 創価学会だ」ってなったんですよ で ポンと結びついて 


本当にそれまで 私は 母が 私が14歳の時に亡くなっているので  もう随分長いこと 創価学会とは 離れて 自分は無関係だという感覚だったんですね  


亡くなった後も ずっと 創価学会の人は うちに 訪ねては来るんだ けれども  自分が 集会に参加するとかっていうことをしてなかったので 私はもう 関係ない人間だ 活動していない 信仰心もゼロの人間だと 思っていたんですが


もう 子どもの頃に 受けた教育っていうのが そのまま 考え方の癖みたいな感じで ずっと残ってい て それで 生きづらさを感じていたんだなっていうことが 信田さよ子先生との カウンセリングの中で分かり 


それで改めて 私 宗教2世の人とお話がしたいと思ったのが そもそも この本ができる一番最初の きっかけだったのです


21:44 池田
そう なんていうか バックボーンというかね それが ここで 作られた 作った 
それがあるから なるほどねえ


🌛35:03 池田
さっきね 藤倉さんが なんていうのかな 虐待もどきみたいなことが 
35:11
 創価学会の場合は あるとおっしゃった それ は ちょっと どういうこと?


35:20 藤倉
そうですね 例えば 虐待っていう言い方をすると 今 統一教会で
貧困問題であるとか 信仰の強要が 虐待 にあたるんじゃないかっていう議論があって


虐待っていう意味では 統一教会よりも エホバ の方が  素人目に見ても 疑いようのない虐待なんですよね  体罰ですんで  理由が宗教であれ 何であれやっちゃいけないことですから  児童相談所案件なんですけれども


一方で 創価学会っていうのは  別に 教団として体罰を奨励しているわけでは ないですし あと 体育の授業に出ちゃいけないとか  クリスマスとか クリスマスは微妙か 学校の行事に出ちゃいけないみたいな 日常生活上のタブーって そんなにないんですよ  


で まぁただ そのあるとすると やっぱり 「他宗教は 邪教 邪宗」なので
神社のお祭りに行っちゃいけないとか 神輿かついじゃいけないとか 鳥居くぐっちゃいけないみたいな 


で そういうことすると 罰が当たるとか 地獄に落ち るっていう恐怖心を植え付けながら そう いうタブーを 守らせるという面もまぁ 一応ある それ も大きな問題なんですが


必ずしも 宗教性のない 信者コミュニティの中での決まり事って言うんですかね 集会に行かなきゃいけ ないとか  南無妙法蓮華経 という お題目唱えなきゃいけない それをすればいいことがあるとか  


そういう まあなんでしょう そういう中で それにのめり込む親が 別に 子どもに 何を要求すると かではないんだけども ネグレクト状態に なってしまうとか  菊池さんの漫画に すごくはっきり書かれてますけど 


37:25 池田
お母様が 3時とか 4時とかに 新聞配達に 行くとか なかなか 
宗教のお集まりから 戻ってこないから お腹空かせたりとか


37:42 藤倉
で その母親が じゃあすごく 充実して喜んで 信仰し ているかというと 必ずしもそうではなくて


やっぱり いろんなプレッシャーとか 嫌な 思いも飲み込みながら なぜか創価学会に


関わり続けるっていう 姿を 見続ける子どもの 人間観とか


親に対するイメージとかっていうのも  やっぱり 通常と違うものに


になってしまうような 環境が出来上がっ てるんですよね


🌛38:15 池田
一生懸命 活動なさってるお母様が 組織の中で だんだん辛くなっていくのを 
子どもの目から見たお母さんの表情という ことで  表現なさっているあそこが すごいなって思ったんです


38:34 菊池
そうなんですよね これは 今 大人になったから ああいう書き方を 思い出して
できてるんですが  子どもの時って 本当に 号泣しながら「幸せです」って言ってる人と
暮らしてるわけですよ だからすべての意味がわからないんですよね だ


から 深く考えるということをやめて しまったりとか あとは 意味のわからないことなんだけど とりあえず 口先で言ってることだけを信じ ておく ということにしないと 子どもが うまく生きていくことができない  


でも 結局 やっぱり 小学校高学年ぐらいになると そういう人って 近くにいることが 辛くなってくるんですよね なので 母が泣いてても 私は逃げて  泣いてる  知らない 気づかないふりをして逃げる ということをやっていたら  結果的に 母は 自死してしまったので 


39:21 池田
14歳…


39:28 菊池
はい 14歳 中学校2年生 で  私が 無視してたからだって なってしまって でも それを 突き詰めて考えると  また私が 今度は 危ないので そこも 突き詰めて考え
ないようにするっていう風にして どんどん どんどん  考えない 考えられないっていうように 私はなってしまったんです 


これは別に 創価の話ではなく 私の個人的な話ではありますけれども やっぱり 宗教に関しての虐待って話を聞くと  体罰とか お金の制限するとか わかりやすいものだけが 取り上げられ やすいんですが  


宗教に関わらず 例えば DVとかでも 経済的DVとか 暴力の他にも 言葉のDV があったり 無視をするとか もっともっと 話を 聞いても 目だけで怒るとか  細かいことが いっぱいあるわけですよ あと



40:15 藤倉
軽い と言ったら 語弊があるんですけども  陰湿なハラスメントですよね 


40:24 菊池
ずっとそこにいる で 自分に対しては 怒鳴らないけど 壁を殴るとか 


数値化しにくいハラスメントっていう人権 侵害が たくさんあって それを宗教2世も受け


ているので なので今 統一教会以外の2世 たちが ちょっと


声を上げづらいなと思ってるのは 「 これぐらいで ひどかったって言っていいのかな」って「統一


教会の人に比べたらひどくない」とか そう いう思いを抱いてしまってる人が 多いんだ けど 全然そんなことなくって 


  池田
そんなことないですよね


40:57 菊池
本当にそんなことなくって どっちが辛いって比べることほど 意味のないことはないので
自分が辛かったら 辛いでいい ですよね 



34:23 池田
今 こうして 統一協会だけではなく 様々な 宗教に 同じような それぞれ違うし 個々にも 違うんだけれども  二世の問題があるんだということを 私たち 皆さんに知っていただきたいと 思っていますけれど 


これは 統一教会の 指摘したことを 矮小化するのでも 何でもありません 相対化するのでも 何でもありません 


ただ そのこの 問題は 大変に 根が深いということを  皆さんに 考えていただきたいという ことです



1:45 池田香代子・ドイツ語翻訳家、社会運動家
この 作品 『「神様」のいる家で育ちました 〜宗教2世な私たち〜』が こうした
形で 本になるには ちょっと大変なことが あって 藤倉さんは その辺り  関わっていらしたので ちょっとお話を伺いたいと思います


   藤倉
まあ 関わってたという か取材をしたり まあ調べたりということだったんですけども 今年の1月の終わり ですかね このずっとWebで  集英社の 読みたい というサイトで Web連載していた 同じタイトルの 神様の で  去年から連載していて 


今年の1月終わりくらいに  第5話で 幸福の科学学園という学校を 卒業した幸福の科学の2世の方の登場する 回だったんですけれども 


それに幸福の科学 が抗議をしてきて で 2月に入ってからですかね   集英社の判断で削除 非公開になったんですね その後に 集英社が ちょっと折れてしまって 幸福の科学に対して 謝罪をして 


でその第5話について 信仰を持ってる人たちを傷つける内容になっていたというようなことを謝罪する 文章を 載せた上で 1から4は こちらは幸福の科学と 全く関係ない 内容だったんですが それも全て 非公開にしてしまって で 最終的には連載自体が 終了という形で すべて Web上からは 消えてしまうということに なりまして
 
3:40 池田
読めなくなったんですよね それで あれを 読めるようにしてくださいというハッシュ
タグができて  Twitterの中でたくさん繰り返されました 


ちょっと 言いますと  第3話が統一教会 そして  第5話が 今 問題になりました抗議をした 幸福の科学で そして 第7 話が 菊池さんご本人の 創価学会という構成になっています  で ウェブ連載されてたのは第5話まで ですね



59:51 藤倉
宗教二世の話で言いますと  統一教会2世の小川さゆりさんが 外国特派協会で 記者会見をやっていた際に ご両親の 署名付きの ファックスを 教団側から 送りつけてきて その小川さんを誹謗中傷し たり  その会見を中止するように求めたりという圧力をかけて くるということがあって 


敵対する人間に対しては ここまでやるっていうのが 小川さんのケースだけでも わかると思うんですけど  


僕は別に 幸福の科学の2世とかではないですが やっぱり敵対すると こういうことをすると いう ちょっと普通では考えられない攻撃の仕方をしてくる人たちなんだという ことも 2世がなぜ声を上げづらいのか あるいは 顔出しで メディアに出られる人が少ないのかっていう こういうことも 原因の一つなんですね  


こんなことをね してくる 団体相手に 幸福の科学2世の人が 顔出しでこんな ひどい目に遭いましたなんて 語れるわけがないんで


このメディアの皆さんに やっぱり 期待したいのは 出にくい人が もう顔も名前も出さない 声も出さない 文字だけですよでも  何かしらの形で 出やすい形にして 少しでも その声を メディアに乗せていくっていうことを もう ちょっとやっていただきたい


1:01:39 池田
それは大切ですね


1:01:51
菊地さんも 作家として抗議文をね  送りつけられたり やっぱり大変な思いなさってるし 小川さゆりさんに至ってはね 本当に ああいう 記者会見なんていうところで 「この人は 病気だから 嘘つくんです」みたいなね 


そういう体質がまあを持っているそういう集団が 多いんだということですから 本当に メディアの方々にも  2世の皆さんの話を聞いていただきたい  けれども その 伝え方に ちょっと一工夫をしていただきたい 


そしてこれが 統一教会に 限らない問題であるということ 特に 若い方々の これからの問題に 関わっている ということを 伝えていただければと思います


45:05 池田
でも 今 苦しんでいる子どもたち その 虐待もどき
未満 いや それ 本物の虐待 みたいなね ことを
子どもたちって 自分で 表現できないですからね どうしたらいいん でしょうか?


17:55 菊池
学級文庫みたいに この本を 子どもが 家に持って帰らずに 読める 読んでるようにしてほしくて 


図書館だとか 保健室とか そうというところに置いて 持って帰らずに 読める 


あと  子どもの 時って 自分が宗教二世の こんな問題を抱えてるかもって あんまり思わないんですよ


そんな時に 何これって 何の気なしに 読んでほしくて  
わざわざ探し出して 読むんじゃなくって  
ん?って思った時に 手にとって という本にしてほしいので 


本当は  わざわざ出してくださった文藝春秋さんの ために 売らなきゃいけないんですが いや もう それ よりも 借りられるようにしてほしいって いうふうに 実は思ってます


46:41 池田
この中でも 出てくるけど
「あ 宗教が 関係してるのねそれはちょっと」で 引い ちゃうところがあります 私たちの社会に  宗教リテラシーが あまりにも 乏しいということがある
 
もっとね 「やや日刊カルト新聞」もね 読まれるようになるとね 
状況も 変わってくると思いますが なかなかね


53:10
 本当に 胸を突かれる言葉がいっぱいあったんだけれども 
私は 神様じゃなくって 親に愛されたかった」
っていう言葉がね この 全編をね 貫いていると思いました



47:46 菊池
私自身  宗教のことって書けないなと ずっと思ってきたんですが そうやって 私も含めた人が みんな が  宗教はセンシティブって思ってたけど 全然センシティブじゃないなと  センシティブにしておく必要はないなっ ていうことを 最近 気づいたので


宗教は難しいよねとか 宗教のことはちょっと 信教の自由があるからとかっていう逃げ道を今 なくなってきたかなっていう気がするん ですよね はい  みんなが 割と 話してくれるようになったし


専門家の方々も そういう 宗教だってことで逃げちゃいけないんだ なっていう風な風潮になってきてくださってるので ちょっと変わっていくのかなとは 思います


※署名サイト「統一教会の宗教法人解散(法人格取消)を求めます」は、こちらです:https://chng.it/LDYRVSscs4


1:03:42 池田
今 17万人 を 突破 11月の17日までなので あと2週間ぐらいですね
 
1:03:58 藤倉
池田香代子さんにも 呼びかけに 加わっていただいているんですけれども この 宗教法人解散はあくまでも 宗教法人の解散だけで 団体そのものを消滅 させようとか 信者たちの信仰活動を禁止させようとか そういうことではなくって あくまでも 法人を解散させることで  被害の抑制を目指す やっぱりそう法人を取り消されるような宗教団体だからこそ  そこに関連するような二世問題とか 金銭被害の問題とか あらゆる部分に また別 の 法律で 救済 予防の 制度というものを作っていかなきゃいけ ない そのためのもう最低限定の第一歩という位置づけですので 宗教法人署名をしていただいた さらにその先も まだやらなきゃいけないことがあるってことも含め 考える きっかけにしていただければと 思います
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※今日の文字起こしのソースはこちらです:

収録日:2022年11月5日(土)、配信:デモクラシータイムス・池田香代子の世界を変える100人の働き人73人目+α
「宗教2世作家が漫画で伝える」 - 
出演:藤倉 善郎・ジャーナリスト、やや日刊カルト新聞総裁、
   菊池 真理子・漫画家、宗教2世
聞き手:池田香代子・ドイツ語翻訳家、社会運動家

※趣旨:宗教2世の問題は統一教会に限りません。エホバの証人、崇教真光、プロテスタントの一派、幸福の科学、真如苑、創価学会。ここに取り上げられていない宗教にも、同様の問題は遍在します。2世たちが声を上げ始めた今、社会に求められるのは、まず知ること、遠ざけないこと、そして信仰に生きる親のもとにいる子どもや子どもだった人々の困難に想像力を働かせることです。2世当事者で漫画家の菊池真理子さんの作品を中心に、菊池さん、そしてこの問題を追い続けてきたジャーナリストの藤倉善郎さんにお話を伺いました
※動画の視聴はコチラです:https://www.youtube.com/watch?v=Dna4y5t5_JQ
※菊池真理子さんのTwitterはこちらです:https://twitter.com/marikosano_o
※藤倉善郎さんのTwitterはこちらです:https://twitter.com/SuspendedNyorai
※池田香代子さんのTwitterはこちらです:https://twitter.com/ikeda_kayoko
※やや日刊カルト新聞社のHPはこちらです:http://dailycult.blogspot.com

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