一週間刻みの眺め(長め)サイト(笑)

今週、引き出しの中に容れたもの。

2022/4/11(月曜日)から今日まで。(第26週ー後半②)



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2022年4月17日(日)
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きょうは、プライベート・デーにつき、通常の長文ブログはお休みです(笑)


きょうは 病猫さんが 気持ちよさそうに 日光浴しているときは かわいそうだけれども のぼせないよう 早めに 切り上げてあげましょう という みなさまには あったりまえのはなしを(笑)



きょうの大阪は、朝から三日ぶりのピーカンで


採光時間が限られているわが家でも、何十分ぐらいかなあ


上の仔が日向ぼっこしていて


体が(ぬくもるのを通り越して)ビビッてしもたらしくて


ウチの仔の場合は、それがてきめんに、おなかに来て


飲めず 食べれず 水様ウン💛二回になって


顔と体を冷やす意味で ウエットタオルで清拭して 


それでも、うずくまったままで

猫草も力及ばずなのを 様子見するしかなくて


夕方になってもう一度、顔と頭部中心に清拭して


するとありがたいことに今度は、

上の仔は みるみる復活していって 


まずはおやつをよく食べ 次第にミルクもよく飲めるようになり おなかはなんとか落ち着いていて


事なきを得ました





♪ツ ツ 月夜の「いたすけ古墳」のポンポコポン親子🦝🦝🦝は今週もお留守でした


皆出て 來い來い來い♪



きょうは、15,477歩(11.2㎞)歩きました🐾




「本日の猫さんとのツーショットは、机を下げたときに、椅子をガッターンと倒してしもて、そんで、ビビリンチョの下の仔がハイになって、ちっともじっとしてくれへんかったので、ブレまくってしもたねん😠」

「いつものことやニャイかい😹」








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2022年4月16日(土)
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朝は、オトン(元ウチの人)からのメール・チェック(備忘録的なものなので、読み飛ばしを)。


「昨日は中華居酒屋。☐☐は家で引きこもり中です。小西の料理は単品です。今日は午前中仕事で、午後から院内でワクチン、終わってから車検のため車でまで行って、そのまま食べに行きます。明日は夕方に車を取りに行って帰ります。」(※☐☐:息子氏の名前)



夜は、菟田野のお義母さん(84)に、ラブレター書き(笑、同上で)。


おかあさん コン🦊ばんは(笑)

きょうは、満月🌕家の中からでも、よく見えていますか?🌖

私は夜散歩して、バッチリ見てきて、心が綺麗になった気がしました🤗夜は気温が下がるので、早まったかな?とも、ちらっとだけ思いましたが🙄(←いい加減、歳を考えましょう、私😂)

さて、きょうは、北新地の「小西」さんより2枚目の写メ、「お刺身(鮪(マグロ)の赤身と鯛の造りかな?)」をお送りしますね✨✨👨👧


“お刺身(鮪と鯛)

鮪は柔らかく、鯛は脂がのって、おいしそー✨✨✨✨✨👨👧


では、次は明後日の月曜日に✨お互い、季節の変わり目は、なるべく体調第一で😉✨おやすみなさい😴💤」



それが済むと、要事前申込のウェビナー1つに参加しました。

テーマは、

第37回 日本環境会議九州大会シンポジウム
「“宝の海”を再び!」- =諫早湾干拓問題=
主催:日本環境会議(JEC)


※資料㊹に、総合討論の全文起こしがあります。



「今夜は、「小西」さんの「お刺身(鮪と鯛)」の「写メ」をアテに「猫ちゃんたち」と晩酌しました🥛🤤」
「僕は、カツオさんがいいニャというか、混じりっけなしのカツオさん以外、認めニャイというか🍼😿」



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資料のイメージ
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※ウェビナー(Webinar)とは、ご存知のようにコロナ禍、私たちの日常に、新たに加わった "ウェブ(Web)" 開催の "セミナー(Seminar)" のことです。
※画像が大きくて申し訳ありません🙇‍♀️


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※資料㊹


2022年04月16日(土)


第37回日本環境会議九州大会 
13:30~15:10 シンポジウム「“宝の海”を再び!」第Ⅰ部(特別講演+基調講演)
・特別講演(30分):馬奈木昭雄(有明訴訟弁護団長)
  「よみがえれ!有明訴訟の意義と展望」
・基調講演①(40分):佐藤正典(鹿児島大学名誉教授)
  「諫早湾干潟生態系の価値とその復元の意義」
・基調講演②(40分):大久保規子(大阪大学教授)
  「有明海の参加型再生に向けて」
15:30~17:00 シンポジウム「“宝の海”を再び!」第Ⅱ部(総合討論)
・司会進行:寺西俊一(JEC理事長、一橋大学名誉教)
堀良一(弁護団)、平方宣清(漁業者)、松尾公春(干拓地農業者)、大島弘三(諫早湾の干潟を守る諫早地区共同センター)、富永健司(本明川と干潟を語る会)、横林和徳(諫早湾干拓問題の話し合いの場を求める会)、時津良治(有明海漁民・市民ネットワーク)、田中克(森里海を結ぶフォーラム)、JEC諫干提言委メンバー等からの発言+総合討論
会場: 福岡県弁護士会館
主催: 日本環境会議(JEC)



※「“宝の海”を再び!」第Ⅱ部(総合討論)の全文起こし


司会:寺西俊一・日本環境会議(JEC)理事長、一橋大学名誉教授

諫早湾干拓事業(いさはやわんかんたくじぎょう)問題は 論点は いろいろあるけれどもあえて 宝の海再び 宝の海の再生 これが おそらく 未来に向けて おおくのひとたちがきょうゆうできる課題だと思い つかわせてもらいました それに向けて われわれは それぞれの立場で 何ができるか 今後どうしていくか 結論は出ないだろうけれども 議論し 考えたいと思います 


大久保 奈弥先生より まず オンラインでの質問がありました 沖縄の 辺野古の 大浦湾の みごとな自然が 破壊されようとしている サンゴ礁の保護の 第一人者の 先生ですね 自然再生協議会は 日本各地にあるが 機能しているか 疑問がある サンゴ礁 石西礁湖(せきせいしょうこ)に 航路をつくるため サンゴ群集を 破壊する工事が あって 地元協議会に 相談したら 個別案件の為 議論しないという 結論になった 諫早湾が そうならないためには なにが必要ですか?


>自然再生協議会は日本各地にあると思うのですが、その協議会が有効に機能するのかについて疑問があります。例えば、沖縄県には石西礁湖自然再生協議会というのがありますが、石西礁湖内に新たな航路をつくるために、多くのサンゴ群集を破壊する浚渫工事がありましたが、それについて地元の方が協議会に相談した結果、「個別議案は利害関係があるため議論しない」という結論に至ったそうです。諫早湾をはじめ、協議会をしっかりと有効化するためには、何か重要だと思われますでしょうか?(大久保奈弥・東京経済大学 准教授)




堀良一・有明訴訟弁護団事務局長

裁判では 自然環境の破壊 それが 地域の さまざまな 経済 文化の 負荷になっていると なかなか 受け入れられない われわれは そこの力不足を 反省しなければならない そういうことぜんたいを 最高裁に ぶつけていきたいと思います


司会

第一部への フロアからの 質問は ありませんか?


>北大・民法 吉田です 法律論をどう変えていったらよいのか 不可欠だと思います 差し戻し判決は 「お金がこれだけ積まれているんだから いいんじゃないですか」という 生態系にたいする 無理解があるんですね これを 法で どう変えていくのか 学際的に まず 現場で 我々が 議論して  ぜひ 司法の方に 「もっと 幅広く勉強してくださいよ」と 出していただければと思います(吉田 邦彦・北海道大学大学院法学研究科教)


フロアーより

>魚類の衰退の過程で 再生の方法の ご提案がありましたけれども 2752のダムが どのように 分布されているのか ダムは 瀬戸内海が 第二位 いちばん多いのは 北海道ですけれども どんどん ダムは 増えていく もうすこし ダムに 視点をすえて 複層的に やっていかないと 鉄分が 流出し 魚類の衰退が どんどん すすんでしまうと おもいます 


司会:

諫早湾(いさはやわん)の問題は 私の目から見れば 防災と 農業用地の養成 の名目で現実は 豊かな海を 壊した とおもうんですけども こういったことが 目に見えているのは 漁業者 農業者だと おもいますので 率直に どういうふうに 思われれるのか 述べて頂けたらと おもいます



平方宣清・漁業者=佐賀県太良町=

ずっと 着工前から 反対を 訴えてきました この締め切りにより 主幹漁業である 芝エビが ぜんぜん タイラギが獲れなくなって以降 獲れなくなった 多いときには タイラギ漁だけで 22億 あがった アサリも 1せんまん以上 今はゼロです クルマエビ漁 月に 400まん そmのような 大きな収入が とだえてしまいました 芝エビは 大浦から出ているのは 22から23です 若い人しか やれないから 若い人が でているだけでは  国が考えている 漁獲量の はんぶんほどしか 漁業者の漁獲量は あがっておりません ビゼンクラゲも 一トンぐらい とらないと 利益が上がらないということで 熱中症で 年寄りは できないので 若い人しかできない いつも いってるんですけど 若い後継者が 育たないことで 港に 活気がなく 火が消えていくように だんだん くらくなっている なんで なんの つみのも おかしていない わたしたちが くにから こんな 仕打ちを されなければいけないのか と それにたいし なんて言われたか 忘れません 「理屈じゃないんだ」と… 「かいもんして ゆたかなうみを もどしてください」と言ったら 「理屈じゃないんだ」と 言われました この意味が いまだに わたしは わかりません こういう人たちが 日本の国の 政治を やっているのかと 思うと 私は ほんとに日本の 将来が 不安でなりません 国を 徹底的に よくするための 問題でもあると 意識して 有明海再生に つなげていきたいと思います



松尾公春・干拓地農業者

これは 魚が獲れんことになるぞ が 私が 農業に 従事した ひとつの きっかけではあります それで 農業を しはじめて 水産会社で 農業をして おりました 2007年に 諫早湾干拓で 農業を しないかと 誘いがあり はじめました ほかの業者は 私は バカだったんだと おもうんですけど 広さが 広いということで 広い農地で やれば 安定した 農業ができるかなと 思っていた ところが 土地が 島原とは ぜんぜん 違うんですね  諫早湾干拓は 海を仕切って 作った農地で 雨がふったら 機械が 一週間 入れない程 水はけが悪い 農地でした 農法をあげたことと 取引先が あったことで なんとか 成果を あげましたが 形が 悪かったり 水はけが わるいもんですから 観光用だから かろうじて 販売できたと 同業者は 半分ほど つぶれておりました しきりに 「うまくいってるんだけど 体調不良とかで 辞めたんだ」と 言っていますが わたしは はじめて 「干拓農業は 非常に 厳しいです」 と 言いました 人件費も 設備投資も かさんだあまりに 島原の地域でやっていた 農業をしようとして さいしょ じゃがいもが 二作できると やっていましたけれど ほとんど つぶれていって レタスをつくっていますが 寒さ で 島原半島では できるのに 干拓地では 凍ってしまう トンネル栽培 これもだめですね いま 何が 起きてるかと言ったら ハウス栽培ですね 狭いところに ハウス が すごい 増えています 大型機械が 入れません 人がたくさんいる すごい 悪循環が 生まれています 大臣が来たら かならず 立ち寄る ハウスは 経営者が いくつも 変わってきました 経営が 成り立ってないんですね だから 表むきはうまくいってると  島原半島の 農業者は みんな 「あそこ(諫早湾干拓農地)で 儲かっているんだ」と おもっています 県は そこに いれようとして 宣伝を やっています  また あたらしい 農家が はいってくる また 第二・第三の 悲劇が おこるんじゃないかと 私は 思っています 「色んな対策を してくれ」と いうことで 

たちあがったんですが 「なんばいうか もんくいうやつは でてけ」 ということで 裁判にもかけられました うちは 最高 40人やといました それでも 足りない 手のいる作物を つくっていくと 人出は たくさんいります 今の 諫早湾干拓地での 農業は 時代に 逆行していると 思います  国は 面積を増やせば 農業者の 所得が ふえると 干拓地を つくっていますが 諫早干拓では 特に きびしいです できるのは 草だけです 草を 作って 牛に たべさせる  窒素分の多い 牛ふんたい肥を 海に撒く そうすると 有明へ行く 漁業が 悪くなる 益々 いいことはない 僕が 体で かんじた ことが 今言ったような 諫早干拓の 事情だと おもいます 以上です



>当事者のこういう声を、もっとたくさん聴きたかったです。厳しい現実に、驚きました。長い基調講演は、短縮すべきでした。(惇史 宝田地・地域政策・市民ネットワーク研究所 主宰)



時津良治・有明海漁民・市民ネットワーク

これが ほら貝の 養殖場です 一面に 死んで上がって来た これが たびたびであった こんな 状況でした これはアサリ 魚介が 死んだ状況です アサリは 死ぬアサリしかいません だから 問題にならない 以前は いたので 問題になったんですけど そんな状況です 動画を これは 麦畑です オオムギ若葉の健康食品ですか (鴨よけの旗です) 一向に 改善の兆しはありません 流域からの 負荷は 沈殿して 堆積する分と  浅いもんですから 波浪の影響で 巻き上げされる分と あとは 海に出すだけです  昭和32年の 諫早大水害の地図です たしかに 水に浸かったまま 1しゅうかんとか 10日とか 続いた これが 干拓事業と 並行して行われた 排水路の拡張とか ポンプの増設とかです 諌早市の本明川(ほんみょうがわ)治水事業は 最終的には 67億円ですか 費やしました それにたよざらるをえませんでした 



横林和徳・諫早湾干拓問題の話し合いの場を求める会

話し合いの場を求める 請願は 自治体では 賛成3人 反対27人で 否決されましたが その後 賛同者 200人の 呼びかけ人を 募りまして 地域で 話し合いの場を 求める 署名 4100筆 を集約したんですが 分担して 過去 水害にあわれた 被害地域を おもに 訪問して 署名を お願いして 集めたんですが そのなかで いかに 冠水被害で 苦しまれたかを われわれは 実感したんですね  何日も 水につかって 自分の 家の備蓄も 食えなくなったと あるひとは 仏壇が ぷかぷか浮かんで 隣の上に行ってたんだと 鉄骨二階建てを 建てたと 生々しく そういうことを 聞きまして 水害被害地域の 人々に 諫早湾干拓反対の理由は なんですかと 聞くと 100% 水害 なんですね 他方 農業者のところへ 行くと 「漁業者は 調整金 4、5千万だから もうかっているんだ」という イメージしか もっておられないと  おたがいの 対話の必要性を わたしどもは そこに かんじているわけです 諌早市森山町では 112軒/142軒 賛同していただけた そういうことで 県に 要望するんですけど 「あけるか あけないか ひとつしかないんだ」と 県は 言うばかりで で 諫早市も 「いま 裁判中だから 要請は きけない」と でも いただいた署名は 有効に つかおうと いうことで 「また ひとつ 懇談の場を もちましょうや」と 請願していますが いまだ 返事が ないと いう状況で 人間的つながりに ちょっと 苦労しているところは ありますけれども こんご つながりを つくっていかなければいけないなあと おもっているところです 地域での 合意形成など まだまだ やらなければいけないことは いっぱいあるなというところです



富永健司・本明川(ほんみょうがわ)と干潟を語る会

だそくながら わたしもひとこと 話させていただきます 1957年(昭和32年)7月25日の本明川(ほんみょうがわ)大水害(諫早大水害)は 539人の 犠牲者が 出ました 諫早は 水害で あふれるんだと ところが それを さも 司法は 水害には 全く 関係ないんだと  森山町とか 小野島町のひとが みんな 言ってることは 干拓事業で 「遠くなった」と それ以外に ないんだと 思いました 


有明は 生物種が 非常に 多いんです 貝類だけでも250種  わたしたちは そのうち いくつ知ってるか ですね 貝は 5万粒も 撒いてるように 2月 3月に 孵ってるんですよ それから 秋から ハゼクチですね ハゼ そういった 遊びが ぜんぜん なくなりました 河原なんかに カニが アカテガニ ベンケイガニ アリアケモドキ・・・  いっぱい いたんですよ こういった 生物種が たくさんいるっていうことは にんげんのせいかつも ゆたかになるんです いま 河川敷にはね こういう めずらしいせいぶつがね 一匹も いません   


本題に戻りますけれども 諌早地域が 消滅の地域に なっています 結局ね 有明海は ぜんぶ まわってきている いま 学術的に 有明海全体を 調べようと思っても 資料が不足です 


諌早は とくに 文系関係 豊かです 野呂邦暢(くにのぶ)さん 文学の源泉は 諌早だと 言っておられた 早くに 亡くなりました ものすごく多く 諌早の作品を 書かれた 


それから 伊藤静雄ですね 諌早出身です 高名な このような 文学者だけではなくて 地元でも 俳句 短歌 絵 動画が さかんです こないだ 亡くなった方ですね 文化が 干潟 ものすごい 範囲が 広いんだ もうひとつ 自然科学 人文科学 身の丈余るような 計画 しております ちょっと お見せしたら 専門の方に いいねということで いま のめりこんでいます そういうことで これをひとつ 賛同署名を すこし 横林和徳(諫早湾干拓問題の話し合いの場を求める会)さんにも おしえていただいて 始めたんです 市外の かたは たくさん 署名していただいて 400筆  地元で 1,000筆 あつめたら 交渉に いこうと おもっています わたしたちは あくまで 素人です これは 行政の仕事です 25年たちまして 諌早の人たちは 関心が ずいぶん 薄くなりました 当時生まれた人が 25歳 わたし 81に なりましたがね うんと そういうひとが ふえました だから 連絡のうえでは そういうことも ちょっと 困っています



田中克・森里海を結ぶフォーラム


だれをも しあわせに できなかったことが 延々と 続いている 逆に 有明海を 変えていけば この国の 未来を 開くというような感じが 感覚的には あります 80~90年代は いろんな 沢山の 生物種が ほんとに へってきて きのうは シラウオが 10匹 ヤマノカミが 数十匹くらい 獲れただけでした 宝の海には 二つの側面があって ひとつは かぎりなく われわれが 利用できること もうひとつは 生物多様性が 豊かであること このふたつが じつは つながっているんです この日本には ここだけしかいない そういうものがいっぱいいる そういうことで もっと 国民的理解が得られるんじゃないかと おもっています きれいに濁っている 生粋の海 筑後川の存在が その終末産物が 諌早湾に ながれている 大量の膨大な砂を 1950~2000年にかけて とりだしてしまった 諌早に ボディーブローを あたえてしまった さいごのとどめが 諌早 陸と海の 分断 そのもの なんですね 陸と海は 面で つながっている それを 人間の都合で 線にかえてしまった その 間を うめないと 私たち 人間は いきてはいけない 結局は 陸と海との つながりなんです 圧倒的人々は 都会にすんでいるんですね 都会の人々の 価値観が変わらないと この問題は解決できない そのことの すべての 要素が 有明海に ふくまれている 有明が なんとかできれば 日本再生の モデルになる われわれの時代に くずしてしまった ほんとに 大事な 自然遺産を 未来世代に ちゃんと 修復して もういっぺん 戻そうよ という取り組みなんですね ゆっくり 時間をかけて 未来世代の しあわせのために 最近も 高校生が 参加してくれたんです 彼らは 気候危機に 危機感を もっているんですね 高校生 絶対通ると 思っていたら 自治体で 負けてしまった こんなもまっとうな意見がとおらない おとなをしんようしてはいけないと おもった子もいました  まっとうな大人もいるということで 高校生サミットを やったんですよ そこでみなさん つながりができてきています 横林さんが 一軒一軒 尋ねておられるんですね 防潮堤が必要かで 意見が 完全にわかれて 行政は じゃあ わたしたちで やりますと そうさせないためには どうしたらよいか  諌早も 開門 非開門ではなくて ウナギの町 なんですね 足元に うなぎが いなくなった 海の存在 いかに かれらに 大事か 人間も 海から生まれてきたのに すっかり  忘れてしまって マイクロプラスチックの方が おおくなったり そんな社会に たしかな未来はあるか 諌早の場合だったら ウナギが みんなが 身の回りに 増えれば ハッピーだと 思うんですね 高校生が 主役になる ように 諌早で そういう 取り組みができれば 裁判では あらたな 自然の生態系ができたと いうけれども いろんなことを 干潟から まなぶこどもたちが 絶滅してしまった ウナギのみらいは そういういみでは にんげんの 未来そのものだと おもう そういう 申し上げ方が ひとつで そこに 文系的知恵や 市民や 研究者による 本当の意味で統合的な 研究を 研究も 分断 対立させられている どうしたら 統合的 研究になるかという 仕組みをつくりながら  もういちど 復権させないと 長崎大学でも 有明海の研究は 価値が少ない という そんな状況になっている ガラッと変わるのは みんながほんとに 知恵を出していった時です そうしないと もう 地球環境は もたない 残り10年あるかわかりませんが  最後の人生は そこで がんばっていきたいなと おもいます



司会

時間が押している関係で このまま 記者会見 にさせていただきます



>RKB毎日放送の記者です 日本環境会議(JEC)さんの報告書作成の経緯をもう少し詳しく


寺西俊一・日本環境会議(JEC)理事長

日本環境会議(JEC)は 水俣病の 被害者の人権を擁護する 世界的には 環境権の考え方を 実現する 目標で 支援活動を含めて わたしどもは 当事者ではないですから 漁民でも 農民でも 地元民でも ない 第三者として 事実に基づく 政策提言をしていく これが 日本環境会議です そういうことで 報告書を まとめさせていただいた 亡くなられた 原田正純先生は 深刻な 健康被害を受けた 水俣病の 被害者の 立場で 「第三者の 中立的な立場は むしろ ごまかしが多い 本来は 力もなく ささえられてない 被害者自身の 苦悩を どう とりのぞいていくかに 学問の力は 注いでいかれるべき」 という 考え方をされていました わたしどもの メンバーは そういう精神で つらぬかれているとおもいますので よろしくお願いします


これ全部 ごきょうりょくいただいた 専門家の メンバーで 堤先生とか 農水省側の研究者は 反論できてないんです 日本の この種の公共事業は まともな 交渉さえ 拒否している というのが 現実です 今度の 高裁判決が 端的に示している と 素人が見ても まともじゃないですね そこまで 堕落してるんですよ 25年続けてきた こんなバカな事業を 反省もしないで つづけていくことをやったら 亡国の三大事業の一つに なると おもいますと 諌早 辺野古: 軍事基地です 90メートル下に どろどろ マヨネーズ状土壌があると 分っていながら 大浦湾を 壊している それに 何十億という お金をかけている さんばんめ リニア新幹線 9兆円 10兆円 かけてやる こういう日本を つきすすむのなら しょうがないですけど わたしは 国民的意思で とめなきゃいけないと かんじています この 諌早の現場が 方向転換できるかは そういう意味で 試金石に なるとおもいます


最後は 石井徹(いしいとおる)さんの 朝日新聞の2022年3月12日の記事をもって まとめにかえたいなと おもいます



諫早湾堤防閉め切り25年 「宝の海」再生へ、残された道は:朝日新聞デジタル
(※石井徹・編集委員の2022年3月12日の記事)


石井徹・朝日新聞編集委員(環境・エネルギー問題担当)

ぼくは あの あまり楽観しておりませんで 科学的議論が できない 状況では 今度の 日本で 諌早が 社会的にも それほど むーぶめんとになっているとは 思えない中で 科学的議論を ちゃんと させるにはどうすればいいか ほんとに なやんでいて 諌早は ちょっと 行っただけでも 非常に いきものがいなくなっていると かんじたので  クラゲしか いなくなっていると 感じて ヨコエビが ちょっと 漁獲量 増えているようですけども クラゲは 水質の悪化で 増えているなら ヨコエビも おなじなのか ヨコエビは クラゲとは ちょと ちがうのか そこが ちょっと 知りたいんですけれども



回答

漁獲量が 増加しているのは 太良町 佐賀県の 芝エビだけです エビ類の 項目は クルマエビと その他のエビになっていて 鹿島市 太良町 でどれだけ 獲れたかが 年度ごとに記載されています 私が調べてみました結果 平成25年 2013年から  増えてきたのは 太良町だけです  この年 タラ漁では タイラギが ゼロに なりました それ以来 タイラギが 全く取れておりません タイラギが とれなくなって 3月ごろまで 出漁するようになったわけです 年明けからは 熊本県沖の 漁場に 移ります 原油の高騰の中 遠方に 行かなければいけない 現状です し それが 太良町の 漁獲量になります 太良町の 漁業者が 漁獲した量で 太良町だけの 漁獲では 決して ないんです 価格が 下がってます 芝エビが 増加していることは けっして 漁業者の生活が 改善している 漁場が 改善している わけではないです 深海の いろんな魚が 獲れなくなって たまたま 海の中層の魚が 獲れたということです



司会:寺西

いずれにせよ きょう 結論を だす 会議ではないので いろいろと 議論を 多面的に いただいた ということで まとめに かえさせていただきたいと おもいます キーワードをふたつ 申し上げます ひとつは 地元の意向をどうやって ありあけかい さいせいにむけての ほうこうに むけていけるか もうひとつは コロナ禍 きょうりょくいただいた 地元の 意識調査を やられた研究チーム 開田 奈穂美さん(福岡大学人文学部講師)の 報告 ギャップ等々 せいりしたところ 30代以下 高校生以上の わかいひとたちの 7割強が 諫早干拓事業を まったくしらない これは 非常に衝撃的で 逆に これは 未来の 担い手に なる この事実を フォローし 彼らの未来に つなげることができるか もちろん 裁判の争いは 上告以降も だいじですけれども 将来世代に どう この問題を つなげていけるか ここが 焦点ではないか ここが 大事なのではないかと かんがえております 長時間 お疲れだと思いますので とりあえずここで おひらきということに させていただきたいと思います みなさん どうも ありがとうございました



※諫早湾干拓事業とその影響に関する地域住民の認識
――諫早市と雲仙市民を対象としたアンケート調査から見えること――

https://www.jstage.jst.go.jp/article/kla/2021/0/2021_42/_pdf

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