一週間刻みの眺め(長め)サイト(笑)

今週、引き出しの中に容れたもの。

2022/8/8(月)から今日まで。(第43週ー後半②)※資料No.127(ミャンマー)

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2022/8/14(日)
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きょうは、プライベート・デーにつき、いつもの形式の長文ブログはお休みです(笑)
きょうは、行基さん巡りがてら(堺の墓地から墓地へと)、12,452歩(9.0㎞)走り歩いて、一杯懺悔してきました🏃♰💦


With "Ryoryo"(ウイズリョーリョー)

そのあとは、笠井哲平さんの「ミャンマー国軍と日本政府」の文字起こしをしました↓
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配信日:2022/8/10(水)、提供:Radio Dialogue 071、MC:安田菜津紀、佐藤慧
「ミャンマー国軍と日本政府」:笠井哲平・ヒューマン・ライツ・ウォッチ プログラムオフィサー
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※対談の部分起こし
0:20:10~
安田菜津紀・Dialogue for People所属フォトジャーナリスト
「今 日に日に 悪化している」の一端かと思いますが 先月(2022年7月) 下旬ですね 民主活動家ら 4人に対する 死刑が 執行されてしまった というニュースが 日本の中でも 大きく 報じられました 1976年以来 46年ぶり ということで この件に関しては 笠井さん どんなふうに 受け止めていらっしゃいますか? 


0:23:45)
安田
コメント欄でも 頂いていますが 「ウクライナの問題の影で 報じられないのを いいことに 状況は どんどん 悪化していく…」と こうした状況の中で えっ?というふうに 思ったのが 日本政府の 対応です まぁこれまでも 多々あって どこから 始めようかなぁと 迷うほどなんですが 直近の 課題と 言えると 思うんですけど 安倍元首相の国葬を ミャンマー国軍側に 日本政府が 通知した まぁこれ 事実上の招待 ということに なるわけなんですけども え? 政府関係者が 掲げていた 国葬の 外交的意義って こういうこと?って 私も 驚いてしまったんですけど 笠井さんは この件に関しては どういうふうに 感じておられますか?  


0:29:38)
安田
その「お墨付きを 与える」というのも 深刻ですけれども むしろ お墨付き以上に 加担してしまっているのではないかなと 思っているのが これは 笠井さんが 以前から 指摘をされている 問題ですけれども 先月の27日(2022年7月27日)防衛省が 今年度の ミャンマー国軍の 幹部ら4人を 留学生として 受け入れていますよ ということを 明らかにした と これが一体 どういう事体なのか というところから まず 伺えますか?
この件に対する 日本政府の反応とか いまのところ 表明しているスタンス というのは いかがですか?


0:31:34)
笠井哲平・ヒューマン・ライツ・ウォッチ プログラムオフィサー
毎回 頂く 防衛省の回答 というのが 「ミャンマー国軍の 軍人を 国内で 訓練することによって 日本の自衛隊が いわゆる シビリアンコントロールの元で どううまく 機能しているか というのを  ミャンマーの 軍人に 見せることによって ミャンマーに 帰国した際に ミャンマー国軍を 内部から いい方向に 変えてくれるんじゃないか という 期待がある」 っていうふうに おっしゃるんです
去年の12月に 頂いた 回答では 「追跡調査は まだ 一度も やっていない」と いうことで 政策として フォローアップが されていない まぁほんとに 建て前にすぎない. こじつけた理由で 正当化しているのかな っていうふうに 私は 思いました


0:33:20)
安田
今 亀山仁さん ミャンマーのことを ずっと 発信していらっしゃる 写真家の 亀山仁さんだと 思いますけれども 「ミャンマー軍留学生の 学費や滞在費 生活費なども 日本の税金が 使われています」 と そうなんですよね やはり そう考えると 一部の人たちの 問題でしょ?ということには ならない問題なわけ なんですけれども  
実際に 日本に留学した ミャンマー軍の 関係者が じゃあ その後 どういう形で どういう部隊に所属をして 市民の弾圧に関わった可能性 そのあたりは 笠井さん いかがですか?   


0:36:56)
安田
なるほど みなさん 本当に 重要な 追跡調査を なさっていると 思うんですが ただ  これって 本来は 留学生として 受け入れた 日本政府が 責任を持って 行うべきところだと 思いますし… 


0:44:45)
安田
どうでしょう この 言ってみれば 経済的な 利益を 念頭に置き 人権を 後回しにしていくということが 綿々と 続いてきてしまっている 在 日本のミャンマールーツの 方々からも 日本政府に対する 失望の声というのは 本当に たくさん 聞かれてきたなというふうに 私も 思うんですね この 日本政府に対して じゃあ どんなことを 求めていくべきなのか? 日本政府が これから どんなふうな 態度を とっていくのが 望ましいのか?
      
ミャンマー国軍側に 声を上げていく ということは 勿論なんですけども それに対して  お墨付き もしくは 加担していくような 日本政府に対しても 声を 届けていくということが 必要なことだと 思うんですね


最後に 伺いたいんですけども じゃあ 本当に もどかしい 続いている状況に対して 私たち 一人一人が 何ができるんだろうか? どんな役割を 持ち寄っていくことができるんだろうか? ということについて 最後に 笠井さん 伺えますか?


0:45:37)
笠井
そうですね まず 「国葬」に関しては ミャンマー国軍の 存在を 認めない ということですね 或いは 他に 彼らに対して 国際的な場で お墨付きを 与えてしまうような 政策を 取らない ことだと思います 


あとは 「軍人の(留学生の)受け入れ」というのを 停止すること   
それから 国軍の幹部 及び 軍系企業に対して 経済制裁を課す 彼らの 資金源というのを とにかく 絶って 孤立させる っていうのが 凄く 有効なので そういうことを しないといけないと思います 


あとは 人道支援は 増やしつつ 人道支援以外の ODAっていうのを 停止する そうすることによって ミャンマー国軍に 対しても 明確なメッセージになる と思うので そういった 5つぐらいをセットで やる必要が あるかなっていうふうに 思います  


0:48:12
安田
昨年の2月に クーデターを起こしてから 今で 1年半が 絶つわけですけれども ミャンマーの 人権団体によると 2,100人以上の 市民の方々が ミャンマー国軍に 殺害されて およそ 1万5千人が 拘束中 十代の方々 含めて 120人近くが 死刑判決を 受けています 勿論 人命が すべて数字に 置き換えられるというわけではないんですけれども この人数だけを見ても 凄まじいな というふうに 思うんですが 実態は これ以上と 言われています


これ以上の 失望と 悲しみを 拡げないために 私たち 身近に あげられる声というものも ありますし ヒューマン・ライツ・ウォッチのサイト であったりですとか 笠井さんのツイッターでも 日々 色んな情報発信が ありますので そういったことを受け取って それを少し 拡げていくということも 私たちに できることかと 思います


この問題 根深いですし 闇深いですし 掘り下げなければならないテーマが このテーマ一つをとっても まだまだ沢山 ありますので 笠井さんに ぜひまた お話を伺えたら 幸いです 長い時間 今日はありがとうございました


笠井
はい こちらこそ 今日は ありがとうございました
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※今日の文字起こしのソースはこちらです

配信日:2022/8/10(水)、提供:Radio Dialogue 071、MC:安田菜津紀、佐藤慧

「ミャンマー国軍と日本政府」ゲスト:笠井哲平・ヒューマン・ライツ・ウォッチ プログラムオフィサー
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※動画の視聴urlはコチラです:https://www.youtube.com/watch?v=O3ui_InQl1k 
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