一週間刻みの眺め(長め)サイト(笑)

今週、引き出しの中に容れたもの。

#元徴用工問題・その後 とは(※雑学No.334,第70週,2023/3/6(月)~,B.D.+191)

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2023/3/9(木)
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※きょうは、ノーペン🖊デーのため、通常のメール・チェックと、レター書きと、『根っこばなし』と、お食事の写メ特集は、お休みです🙇(笑)。


今日は、ウッジューが星になって29回目の水曜日+1日(204日)☆彡
リョウリョウの8歳のB.D.から171日☆彡


あれは伸びてきたなぁ、これも伸びてきたなぁ思うて見とる 
 ここでこうして毎日見とる
 剪定もせんとここで見とる
 息子二人はワシがやるやろうと思うて見とる
 早うに片親亡くして 
 ワシが何ーんもかんもやってきたで見とる 
 大っきぃならんでええもんばっか 大っきぃなりよる(美原区、86歳、元剪定業)


「ドキッ」(ウチ)


With "Ryoryo"(ウイズリョウリョウ)

きょうは、美原区・野暮用ランへ行って、26,154歩(19.8㎞)走り歩きしました🏃🐱🌼そのあとは、一からわかる徴用工問題』(最終編)の文字起こしをしました↓↓
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配信日:2023/2/01、発信:ポリタスTV 、テーマ:『解決は近い!?一からわかる徴用工問題|韓国政府が財団肩代わり案を出し解決に向けて動き出した元徴用工問題。なぜここまでこじれたのか複雑な背景と経緯を紹介』、出演:津田大介(MC)
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※後編の続きからの部分起こし
※後編はこちらです:


🌛50:56 津田大介(MC):https://twitter.com/tsuda
で 話が 結局 安倍政権の末期ですけれども 2017年 当時の安倍元首相と 文 在寅(ムン・ジェイン)前大統領が 電話会談しました
電話会談して この徴用工問題に対してどうするのかという所が まだ 火種があったっていうことですね


で ただ この 文在寅(ムン・ジェイン)大統領は この電話会談では 1回 この電話会談の直前 に「徴用工への個人請求権は消滅していない」という風に言ったんですよね


それってどうなのっ て 韓国政府の立場と違う それまでの韓国政府の立場と違うじゃん ってという話に なるわけですね
韓国政府も 一応 「徴用工 の個人請求権に関しては 消滅している」と考える立場だったんですけれども でも その「解決済み」とする韓国政府の従来の見解を示したんですよね


🌛52:06
で まあこういうので 火種が残っている中 先ほどのこの最高裁大法院での 新日鉄と三菱重工業に対してのこの裁判がありましたと 


で これに対して  目を真っ赤にして起こったのが まぁ安部さんですね
もう これはもうありえ ないんだと もう 国際司法裁判所に提訴すると
で 法的措置で対抗する ということになり ました


でも 実は この時にまさに 2018年国会で 「個人請求権が なくなったかどうか」のやり取りがあるんですよね 
さきほどの1992年(の伊東秀子議員と柳井さん)の国会答弁を受けて 2018年こんな やり取りがありました


共産党の穀田恵二議員と 外務省の三上正裕さんですか ね 
「92年のやり取りから 政府見解 変わったの」っていうことを 問い合わせているわけですけれども  「日韓請求権協定で 個人の請求権は消滅したのか してないのか」っていうのを 聞いていると


「外務省 どうですか」と聞いたら 「この個人の財産権請求権そのものを 国内法的な意味で 消滅させたものではない」と言っている
だから 「個人の請求権は 日韓請求権協定(1965)で 無くなってない」って話をしてるわけですよね


もう1個  こちら(同じく穀田議員と三上さんのやりとり)も やはり そうなんですよね
慰謝料の請求権は その他 日韓請求権協定で消滅させた実体的権利の中に入っていない
つまりは 「残っている」ということの確認のやり取りっていうのが ここで 行われている


で ただ (三上さんは)こうも述べてます
「最初に申し上げたように 不法行為に対しての慰謝 料を請求するという個人請求権の権利自体は 消滅していない しかし  裁判に行った時には それは救済されない  実現しませんよということを 両国が約したということだと思います」


ということで  「請求権は残っているんだけれども 裁判では 救済されない」というのが基本的に この日本 政府の立場だったっていうことなわけですよね


でもまあそれ 被害を受けた側からしてみれば 「そんな不条理なことないですよね」っていうところが やっぱり この問題の一番 根っこにある ということなわけですね


でもまあこれ こういうのが  2018年の時点で 確認されているわけですよね
だから この状況を受け て考えるんだったら 「まあ確かに 韓国大法院 の判決というのも ありえるんじゃないか」って考える 専門家もいるということです



🌛54:52
ただまあ 韓国側がね 司法が こういう踏み込んだ 判決を出してきたことに対して じゃあ ここから 日本政府 安倍元首相は何やったのかって いうと 大人気ない対応をしましたね はい びっくりしました 僕も


2019年7月 6月の終わりかに 「韓国への半導体の材料を禁輸する
これ だからもう 読売新聞がね  しっかりね 「徴用工問題に対抗措置」って 言ったわけですね
政治の問題を 政経分離って言われてたのがね 経済の問題で報復をするっていうことを 日本側 から 仕掛けたわけですよね


これはね あまりにも 問題が「国際的にも これ どうなの」っていう風に言われたので 「いや 徴用工問題って 関係ないです」って言って  慌てて 否定してましたけれども 


まあいずれにせよ 日本側から  徴用工問題で 「向こうが そんな判決を出してくるんだったら」っていうことで 「半導体の素材を 韓国に禁輸する」という そういう方針を出し これ 韓国側が もちろん怒ります


で 「WTO(世界貿易機関) に 提訴するぞ」なんていう話に なったんですが まあ安倍元首相が 「信頼低下が 理由なんだ」という風になりました


で ただ ここの問題で 日本政府は とにかく もう「解決済み」っていう立場を ずっと言っているので メディアでもね そういう論調が あって 世論調査を見ても 「はっきり言って 韓国 何 やってんの」と


で この安倍元首相の 強気の 対応に対して 支持する世論の方が 大きかったということで 強気になって 当時ね  外相だった河野太郎さんが 駐日大使を呼び出してね 「韓国の対応は  極めて無礼だ」なんていうね そんなような ことで 抗議をしたっていうこともありました 


🌛56:41
で これに対して 韓国側が まぁ「そっちがそういうことやるん だったら こっちはこうしてやる」ということ で 「日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)」を 破棄するぞ ということを出してきて  


政治の歴史認識でのズレの 政治の問題が 経済に飛び火して で 経済の報復を 日本政府がしたことによって 「であれば もう 今度は 外交安保で」っていうことで これで アメリカも 巻き込まれる というわけですね
まあ そういうような形で波及するっていうことですね 
「お宅のところとは もう本当に 何もやらない」っていうよう な状況になって まあ日本側に対して 韓国から 揺さぶりをかけてきたと


で 2019年8月には この「日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)」破棄を 日本側に通告をして これ このまま行くと 11月に失効することになって それで 「ちょっと お前ら待てよ」という風に  「やれやれ」っていう感じで 乗り出してきたのが  アメリカですね


🌛57:43
これ アメリカが 「日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を 破棄? それはね いやちょっと 東 っていうか 中国が台頭してるし 北朝鮮だってあるんだから もうちょっと ちゃんと お前ら 何 喧嘩してんの そんな問題で」っ ていう風な感じで アメリカの方が 韓国に対して 撤回要請をし ているわけですね
で 「11月の執行までに なんとか 撤回をすれば 日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)は 破棄されない から」っていう状況でした


どうなるのかなと思ったらまあ もう事態はね どんどん どんどん 泥沼化していって 日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)破棄 そして 韓国がこの日本側の(半導体3品目の)輸出 規制について WTO(世界貿易機関) に提訴をする ということになり


🌛58:32
これ 2019年の9月11日だから 僕が 多分  名古屋(※「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」等で、芸術監督を務めた)でね もう 正直 もう 凄い毎日 めちゃくちゃ 大変な時期だったんで  あんまり この時期のニュースを 追いかけ られてはいないんですけれども  


こういう めちゃくちゃことになってるなっていう雰囲気の中 あの(慰安婦を象徴する)「平和の少女像」を展示した 展覧会が やっぱり狙われて 脅迫され るっていうのが あったんです


だから はっきり言って この日韓関係が この2019年 7月1日以降 めっちゃくちゃ 険悪になったんですね 
険悪になっていて その時に「あいトリ」が 始まったので これはね ちょっと ここまでのことは やっぱ 予期できなかったし なんて ことしてくれてんだ  っていう感じでしたよ 本当に もう ほんと困った
 


ということがあって いやーこれどうなんのっていうふうに思っ ていた その泥沼が まあ いよいよ もう これ 11月に なって 日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)が破棄されるかもというところのギリギリの タイミングで 韓国政府が日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の執行を先送りして 一応 これが継続することに なり


WTO(世界貿易機関) への提訴も 一旦 停止をするということになって それでまあ じゃあ 徴用工問題の解決を図りましょうと  そういう方向になるのかと思いきや


まぁ安倍政権だから なんないんですよね で  結局 全然 進まないと これ 日本政府は 「韓国が対応しろよ」ってその一点張りで 「もう 解決済みなんで 韓国が何言っても 俺ら 聞く 必要ない 一切妥協しない 1ミリも妥協しませーん」っていう感じなので どうなったかと いうと 結局 動かないので


🌛1:00:10
翌年 2020年の6月に 水面下ではね  結構 進んでた そうなんですけど  「安倍政権では 埒があかぬ」ということで 韓国が 一旦停止して たWTO(世界貿易機関) への提訴手続きを再開をするということで


で ただまぁ この時期 日本は何があったのかっていうと コロナで大変なことになってましたね で コロナで大変なことに なってて 安倍さんが 病気で もうちょっとっていうことで 安倍政権がまさかの退陣ということになり  菅政権なりました 


🌛1:00:41
菅政権になって これ動いたかというと 日韓の局長級協議なんかも 行われたんです けれども 徴用工では まあ基本的に 安倍さんと同じ まあ「1mmも妥協しませんよ」という 方針を継続して  首脳会談も実現しないという状況ですね


ちなみに  文在寅(ムン・ジェイン)大統領は 2018年の韓国大法院 最高裁判決で その後 この 徴用工の訴訟の問題で 「日本企業の資産を 強制執行して 現金化するかどうか」っていう この問題があったわけですよね


判決は出ている で 日本側は認めない 
でも  韓国の裁判所では 「それを認められているので 支払え」と 
いや でも 日本企業の側は「支払いませ ん」と
いや 「支払わないんだったら じゃあもう 強制的に 現金化して執行するぞ」っていうことで これを するか しない かっていうので 日韓関係ってのが またすごく険悪になっていったんですが


まあ そういう 状況を受けて 文在寅(ムン・ジェイン)大統領は 「現金化は 望ましくない」と  まあそういうような立場の発言を 2021年の1月にしています
で 結局 そこから  菅政権の時に改善するかと思いきや


その2021年に 東京オリンピックが 夏 にあったわけですけれども それで オリンピックに合わせて 首脳会談をするかって話になったんですけど 首脳会談 しても  この徴用工の問題で 何か進展させられるような気配もないということで 結局  訪日は 見送られていました


🌛1:02:29
そしてこの直後ぐらいに また この 2018年の韓国大法院裁判から 一歩進んだ出来事が起きます
それは何かというと  資産の差し押さえ 資産の売却の命令などが 始まるんですよね
で これがなって で 三菱重工業の資産の売却命令が出て そして 日鉄(新日鉄)に対しての資産売却命令も この年の終わりに出て


そして さらには 日本側も抗議しますし  企業側も いや その資産売却命令に対して 抗告を 行うことで  不服を申し立てることができて それを何度も何度も抗告して まだ 実際の売却には至って いないんですが この時に 実はもう 日本の政権 変わってます 菅政権から岸田政権に なりました


🌛1:03:25
で 岸田政権になって で 去年2022年の3月に 韓国の大統領も 保守の大統領 になりました 尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が誕生しました


尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は 日韓関係を 「もう最悪の中で とにかく よくしよう」ということを 当初から言っていたので ここから少しずつ 徴用工問題も 動き始めます


で 大統領就任の 4ヶ月後 元徴用工問題で 韓国でこの 官民協議会というのが発足されて とにかく 現金化もされてしまうと もう本当に 泥沼に なっちゃうので まあ 現金化をしないために 何ができるのかということで この 官民の 協議会がスタートしてるんですが


まあでも この官民協議会に対して  徴用工を 支援する団体からは やっぱり 批判的な声も 出てきていると
で これが 2022年の7月5日でした


🌜1:04:33
で この3日後に 何が起きたのかというと 安倍 元首相が 銃撃されて亡くなるということが起き ある種ね これも 徴用工問題に関してはね 蓋になっていた、大きな重しの蓋だったということも 言える んだと思いますけれども


ここからまた 少しずつ 安倍さんが亡くなった10日 後ぐらいには この 徴用工問題で 林外務大臣と韓国の 朴外相と この徴用工問題での早期解決で一致という こういう会談が行われてい ます


とにかく 現金化になる前に 解決 しようと ここでまた 少しずつ 時計の針が 動き出し始めました


で 2022年9月には 韓国の朴外相が 「徴用工訴訟の原告と 面会をして 速やかに解決をしたい」ということを 述べるということになりました


で この広州にお住まいの原告が2人いるんです けど 98歳と91歳の原告がいて このうちのちょっと 今1人 取材のオファーを かけていて 明日 明後日かな 取材ができるのではないかと思っ ています


※この取材の動画のご紹介はこちらです:元徴用工訴訟原告梁錦徳(ヤン・グムドク)さんインタビュー(2023年2月3日):https://www.youtube.com/watch?v=hk9T8zeN1sk


🌜1:06:16
そして 年が明け でも 年が明ける前 この3日後に そうなんですよ 年明けのニュースの前 に 実は出てたんですね 


この官民協議会の第4回会合の中で「財団・基金を作って補償をする」ということが 大事で まあ ただそれに対して 日本製鉄、三菱重工業が加わるかどう かっていうのが 一つ やっぱりポイントに なってるわけですよね


で どうなるのか 
で 年明けて 政府も まあ岸田政権が またちょっと 変わってきたのが 「広島サミットに 韓国を招待する」と
やっぱり 「徴用工問題の 見極めじゃないか」なんていうことも言われ て まあ少し だから 譲歩というわけじゃないけれども 譲歩に 近い姿勢を 少し 示しながら


この1週間後に この 官民協議会から「韓国財団の賠償肩代わり案」っていう提案が 出てきているのですが


でも やっぱり  日本企業や日本政府が そこの財団に お金を払うというのは 困難であるという状況ですよね
日本側は やっぱり この問題で「1ミリも妥協するつもりはない」という状況です


なんですが  韓国側からすれば これ ある種の譲歩なんですけれども まあこの財団作って賠償 肩代わりするということに対しては 韓国内でも 強い逆風がある


尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権はね  日韓 関係を改善したいというね  やっぱ実を得たいという まあそういうところがある から ある種これを このスキームで なんとか 解決しようということを進めているんです が


かなり 韓国国内では 反対意見が強く そして 最新のKBSの世論調査だと この韓国政府案には 賛成が33% 低いですね という状況で  果たしてこれは 本当に 妥結まで向かうのか ということの状況になっています


🌜1:08:19
はい ここまで やっぱり 結構ね  じっくりと解説すると時間がかかって しまいますけれども なんとなく 何がすれ違っているのか ということは それの一端は 伝わったんじゃないかなと思います
まあいろんな 参考資料とか本が これ 出ているので ぜひ それを読んでいただければなと思います


ということで 思ったよりね 長くなってしまいましたけれども まあでも徴用工問題 がどういうものなのかというのが  資料を見ていただいたことで なんとなく分かっていただいたんじゃないか なっていうふうには思います 


まあね ほら ちょっとぐらいね やっぱ 日本は妥協すればいいと思うんですよね 
せっかく こういう財団の案っていうのが 出てきたんだったら さっきも紹介したけど  90年代には 三菱重工業とかは 別に 和解して 金出してるわけですよ だから それで 個人の請求権も認めてたわけです よね


だけど それが 安倍政権になって もう三菱重工業とか 新日鉄とかに対して 「出すな」と 「絶対落ちるな」っていう風に 政府から ある種の国策企業ですよね そこに対しての 締め付けも すごい強くなっているから  企業の側もね なんか出すに出せないみたいな状況になっているというところはある でしょうから


そこがね 今 政権が変わって 安倍さんが亡くなったことで 動くかどうかというのが まさに今 問われているという ですね


そういう でもそのすごいタイミングで 本当に韓国に現地取材できるというのは まあ本当に まあ何かの縁だと思う ので この問題 じっくりと取材して 日本で一番詳しく きちんと これを取り上げたいなと思って おりますので ぜひ 今後とも 応援していただければなと思います
はい ということで 本日のポリタスTVは 以上です。
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※今日の文字起こしのソースはこちらです:

【ポリタスTV 2023/2/1】
1⃣コリタスTV連動企画「一からわかる徴用工問題」
2⃣韓国政府が財団肩代わり案を出し解決に向けて動き出した元徴用工問題
3⃣なぜここまでこじれたのか
4⃣複雑な背景と経緯
【出演】津田大介(MC):https://twitter.com/tsuda
※動画の視聴はこちらです:https://www.youtube.com/watch?v=xNaw-q4Byc8 
※関連動画のご紹介はこちらです:

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