※今回の記事の「文字起こし」以降に、記事の都合上、在日コリアンの人に対する嫌がらせ、ヘイトの表現が一部出てきますので、ご自身の体調や心の状態を優先された行動をとられるようお願い申し上げます。
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2023/5/11(木)
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※きょうは、ノーペン🖊デーのため、通常のメール・チェックと、レター書きと、『根っこばなし』と、お食事の写メ特集は、お休みです🙇(笑)。

今日は、ｳｯｼﾞｭｰが星になって38回目の水曜日＋1日(267日)☆彡
ﾘｮｳﾘｮｳの8歳のB.D.から234日☆彡
きょうは、美原区＆野暮用ランへ行って、26,215歩(20.1㎞)走り歩きしました🏃🐱🤧

With "Ryoryo"(ｳｲｽﾞﾘｮｳﾘｮｳ)

夜は『2023/05/01「ニュース女子・DHC」裁判勝訴記者会見』（最終編①）の文字起こしをしました↓↓
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配信日：2023/05/01(月)、発信：のりこえねっと、テーマ:20230501「ニュース女子・DHC（現・虎ノ門テレビ）」裁判　のりこえねっと勝訴記者会見 、出演：辛淑玉さん×佃克彦弁護士×金竜介弁護士
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※部分起こし（要約筆記）

25:24　辛淑玉・「のりこえねっと」共同代表、人材育成コンサルタント、東京生まれの在日コリアン3世：https://twitter.com/shinsugok
🌛「のりこえねっと」を始めた時に　会社を全部辞めました
会社に被害が被ると 思ったから　会社を全部辞めました
3年やって　それなりにある程度蓄えが溜まって
3年経って　反ヘイトの闘いが少しマシになったら 
働き始めようと思ってました
自分一人で 
自分一人の
食べ物だけは何とかやっていけると思ったから
会社を全部辞めました
 
それが　2017年でした
それが　2017年の1月の2日に（DHCテレビ「ニュース女子」で「のりこえねっと」へのデマ放送が）流されて
それは「キツかった」というレベルじゃなくて

強く 
明るく
かっこよく
堂々と笑いながら闘わなければいけないと思った んですができませんでしたごめんなさい

それでも　「私のような生き方をしないでほしい」と願う在日の親たちの思いがふとヨギリ
それでも 　犬のように平伏して生きるよりは震えながら立って行きたいとその震える足で

沖縄の私の友達や 
弁護士や
それから私の知らないところでDHCに対して不買運動をしたり声を上げ てくれてる人たちのおかげで

ここまで来れたと　思って
ここまで逃げなくて来れて良かったと　思って

あの時にちゃんと逃げられたら　ここまで頑張れたかなと　思って 
あの時にちゃんと逃げられなくて　ここまで来たことで得られたものはとても大きいと　思って

28:53
🌜かつては　いわゆる「右翼」の看板があったりとかそれなりの人たちが　敵でした
今は　大衆が　敵になりました
インターネットの時代は　大衆が　敵になるって思いますよね

今は　例えばTOKYO MX（東京メトロポリタンテレビジョン）であれが出た後のように
今の　嫌がらせの量の凄まじさ
今は　知らない人に　特定されたりする
今は　知らない人に　罵倒されたりする

かつては　本当に「右翼」看板を背負ってる人が来たり
かつては　明らかに「右派」的なメディアが嫌がらせを言ってきましたよね

今は　日常生活の中で　知らない人が私を罵倒する
今は　日常生活の中まで　ヘイトが広がった
今は　嫌がらせがとてもカジュアルって思いますよね

今は　大衆は　なぜ敵になるのかというと
今は　大衆は　正義のために敵になりますよね

みんな最初は　ゲームなんですよね
楽しいんですよね
国家の敵を叩く楽しさがあるんですよね

ゲームから正義に変わってきたんですよね
正義で叩く大衆の前に行く時は「次は殺されるか」と思いますよね
在日の親の世代はそれで殺されてきましたよね

ヘイトクライム（憎悪犯罪）は　朝鮮学校だけではなく
ヘイトクライムは　国際学園だけでもなく
ヘイトクライムは　あらゆるところで 
暴力事件が起き
暴行事件が起き
今　この国で例えば朝鮮人であることで何か得することは何もないですよね

北朝鮮で何かが撃たれたということになれば
J アラートが鳴れば 
朝鮮人の在日の人たちに（彼らの）拳が振り落とされますよね

統一教会の問題があれば　「朝鮮人が」って（彼らに）また叩かれますよね
日韓関係が酷くなれば　（彼らに）また叩かれますよね

よく「K-POPや韓ドラがあるでしょ」とかって
だから「日韓関係は良くなってるでしょ」とかって
言いますけれどもあれは消費財ですよね
「鶴橋大虐殺」を叫んだ中学生の少女はK-POPの大ファンでしたよね

K-POPも
朝鮮人叩きも
Jアラートも
一つの消費財で

（彼らが）何をしても許される
（彼らが）何をしてもいい存在として　在日があり
（彼らの）在日のランドマークとして　私がいましたよね

今　ハードルがものすごく下がりましたよね 
今　裁判やっても嫌がらせが止まることは実際ないですよね

これは　DHCやTOKYO MXテレビがやったことの罪深さですよね
これは　DHCやTOKYO MXテレビがやったことの取り返しのつかなさですよね
これは　フェイクニュースを流し　流し続けて開き直るということが
これほど　社会を壊すということですよね

34:26
🌛全くおっしゃる通りですよね
姜尚中 （カン・サンジュン：https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A7%9C%E5%B0%9A%E4%B8%AD)に（彼らは）同じことをしないと思いますよね 
女の方が叩きやすいから（彼らは）ああいう時にはいつも女を持ってきますよね

沖縄レイシズムと
朝鮮人に対するレイシズムの他に
ミソジニー（女性嫌悪、女性蔑視）抜きには考えられないですよね

（彼らにとって）生意気な朝鮮人の女性の口を塞ぐということは
これほど　気持ちのいいことなんですよね

それが（それを観ていた男の子、男の人たちにとっても）女性を叩くということは
これほど　気持ちのいいことなのかと受け止められたら　
これほど　取り返しのつかないことはありませんね

実際　記者会見をするたんびに嫌がらせが増えますよね
女性は　抵抗すればするほど嫌がらせが増えますよね
ミソジニー（女性嫌悪、女性蔑視）の強さは　
女性の　誰もが身に滲みていることですね

キャスターのテレビ番組に
私が　出てて
私が　活躍してたっていう風に先ほど言って下さいましたけど 
私は　そうは思ってないんですよね

私よりもっと　優秀で弁舌爽やかな
私よりもっと　知識のある在日の先輩がいっぱいいましたよね
そういう人たちは　日本人と論破して勝っちゃいますよね
そういう人たちは　番組に呼ばれなくなりますよね 

反論できなくて
中途半端で 
小生意気で
若い女の私はテレビの消費財として都合が良かったんですよね

番組で専門性のない私を叩くことによって
それほど　多くの人が気持ちよくなったんですよね
そのため　需要があって私が出ていたんですよね

どれほど何回も隣に　金 敬得（キム ギョンドゥク）さんhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E6%95%AC%E5%BE%97がいてほしいと思ったかわかりません
金 敬得さんは　在日のトップバッターの弁護士さんでしたよね
金 敬得さんみたいな人には　オファーはかからないんですね

じゃあ　何で番組に出たのか
発言する場を　私が与えられたからですよね
出たくなかったんですよ出るたんびに嫌がらせが来てましたから

東京新聞元論説副主幹の長谷川幸洋さんは　「表現の自由だ」と言いましたけれども
私たちに　「表現の自由」はないですよね 
私たちは　「ノー」と言った瞬間に叩かれますよね
だから　少しでも発言できる場所があったらそこに行って叩かれてでも発言するんですよね
それは（在日として生まれてきた女にとっては）大人になることの一つだったんですね

39:28
🌛逃げたいと思ったことは100万回ありますよそんな綺麗ごとじゃないですもんねでも逃げたら終わっちゃいますよね

40:10
🌜私たちは　「人間」であり
私たちは　何か特権を求めているのではなく日本人と同じ「人間」であり

私たちは　ここにいて
食べて
美味しいと思ったり 
花粉に悩んだり 
暑さに苦しんだり 
寒さに震えたり

私たちは　ここにいて
子どもを産んで 

私たちは　ここにいて
恋をして

私たちは　ここにいて
病気になり

私たちは　ここにいて
隣近所の人たちと一緒に生きている

私たちは　「人間」であり
私たちは　「想像力」があり
私たち朝鮮人に対しこれだけのことをするならば
（入管が）移住者に対しどれほどのことをしているのか
私たちは　想像できて

移住者は　「人間」であり
移住者は　何か特権を求めているのではなく日本人と同じ「人間」であり

入管の酷さの根っこに　朝鮮人差別があり
入管の酷さの根っこに　朝鮮人差別が解決されないままあり

朝鮮人差別を解決することは
入管が、この国が、
移住者を「人間」として扱う感覚を育てることに繋がっており

彼らより　少なくとも 日本語ができ
彼らより　社会のネットワークのある在日である私は
声を上げ続けなければいけないと　私は思っています
（つづく）
※続きはこちらからご視聴できます（41:39～56:00）

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※今日の文字起こしのソースはこちらです：

【15分ライブ】2023.5.1 辛淑玉さん勝訴
配信日：2023/05/01(月)
発信：のりこえねっと
テーマ:20230501「ニュース女子・DHC」裁判　のりこえねっと勝訴記者会見 
出演：
　辛淑玉・「のりこえねっと」共同代表、人材育成コンサルタント、東京生まれの在日コリアン3世：https://twitter.com/shinsugok
×佃克彦・弁護士：https://twitter.com/search?q=%E4%BD%83%E5%85%8B%E5%BD%A6&src=typed_query&f=top
×金竜介・弁護士：https://twitter.com/search?q=%E9%87%91%E7%AB%9C%E4%BB%8B&src=typed_query
※趣旨：
2023年4月27日、最高裁からDHCテレビジョン及び長谷川幸洋の上告不受理棄却決定が送達されました。これで一審、二審の判決が確定し、「のりこえねっと」共同代表辛淑玉の名誉棄損が認められました。最高裁判所の控訴棄却を受けまして、辛淑玉共同代表と弁護団の記者会見を配信します。
※当日配布資料：https://drive.google.com/file/d/1LaGefQhxCKTk2yn2NfjVnYJjF8Cd1oY1/view
※動画の視聴はこちらです:https://www.youtube.com/watch?v=0jiauHyXjYo&t=2s　
※関連ブログ（後編）のご紹介はこちらです：https://whimeda.muragon.com/entry/987.html

※関連動画のご紹介はこちらです:https://www.youtube.com/watch?v=8f8cZIRE3iM&t=388s

20230501「フェイク報道と人権」DHC裁判報告会
※当事者である東京新聞の本件記事はこちらです（小嶋麻友美・記者）：https://www.tokyo-np.co.jp/article/247433
「訴訟では、番組司会者で本紙元論説副主幹の長谷川幸洋氏に対する請求は認められなかったが、辛さんは「日本のジャーナリズムも問われるべきだ」と注文を付けた。」
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