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2022/10/23(日)
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きょうは、プライベート・デーにつき、いつもの形式の長文ブログはお休みです(笑)

きょうは、ｳｯｼﾞｭｰが星になって74日目☆彡
ﾘｮｰﾘｮｰの8歳のB.D.からは41日目☆彡

ﾘｮｰﾘｮｰにとって　ウチは　
なんぼ　お留守番が　長引いても
まぁ待っていれば　いつかは帰って来る

ﾘｮｰﾘｮｰにとって　ｳｯｼﾞｭｰは　
毎日　思い出しては　待ってるのに　
しーんとして　帰って来ない

毎日　思い出しては　呼びかけるのに
しーんとして　返事が　来ない

啼いても　嗤っても　帰ってこないなら　
嗤わずに　過ごそうか？

啼いても　嗤っても　返事が来ないなら
啼かずに　過ごそうか？

With "Ryoryo"(ｳｲｽﾞﾘｮｰﾘｮｰ)

きょうは、Y市ぶらなどをして、12,636歩(9.3㎞)走り歩きました🏃🚋🚌🏢
そのあとは『「スポーツと生理、次世代に伝えたいこと」ゲスト：千葉真子さん』の文字起こしをしました↓

✨🌒🌓🌔🌕🌖🌗🌘✨2022/10/12（水）「スポーツと生理、次世代に伝えたいこと」ゲスト：千葉真子・元マラソン選手TBSラジオ～荻上チキ・ Session～
✨🌒🌓🌔🌕🌖🌗🌘✨

※部分起こし
千葉真子(ちばまさこ)さん(元マラソン選手。1976年生まれ。1996年アトランタ五輪1万メートルで5位入賞。1997年アテネ世界選手権1万メートルで銅メダル獲得)

陸上部に　本格的に入ったのは　高校生の頃からで　ちょっと遅いスタートだったんですね　幼少期はずっと　バイオリンとか　合唱団に入っていて　意外と　文科系　で　その後　中学生になって　今度は　母と姉が　テニスをやっていたので　憧れて　テニス部に入るんですけれども　3年生の　市の大会で　1回戦で負けるくらい　もう全然駄目だったんですが　その引退した後に　駅伝の人数が足りない　ということで　たまたま　誘われたことが　きっかけで　まず　駅伝をやってみて　「これはいいぞ」　ということで　高校生から　本格的に　陸上部に入ったんです

MC:荻上チキ
その　スポーツ環境なんですけれども　本当に今は　めまぐるしく変わっていまして　記録の出し方も　変わっていますし　トレーニングの仕方も　変わっています　また　コーチングの仕方とか　スポーツ・コミュニティの形も　変わってますね

かつてだったら　指導面で　スパルタ　と呼ばれていたものが　今は　ハラスメントなどに配慮しながら　合理的に　しっかりと筋力トレーニングとか　集団的な仕方で　変わっています　　この変化について　どういった点で　お感じになりますか？　

千葉
私の時代は　まさに　我慢　忍耐　とにかく　長い時間　たくさん走って　というようなことが　求められたように　感じますけれども　現在では　陸上長距離の世界でも　シューズも　大きく変わりましたし　ジュニア期の　練習に関しても　「できるだけ　短い時間の間で　文武両道しながら　効率よく　トレーニングをやっていった方が　成長期の体にとっても　いいんだよ」　なんていう風にも　随分変わって来たなと　思いますね

荻上
そうした中　千葉さんは　昨年から今年にかけて　ご自身の体験を　ブログで発信されて　これが　大変に　話題になりました　それが　『15年間無月経だった私…。』 　というタイトルなんですね　これは　まず　どういったことを　お書きになったのでしょうか？

千葉
本格的に　陸上を始めた　高校時代から　現役を引退する　３０歳まで　約１５年間　実は無月経　一度も　生理が　無かったんですよね　

荻上
生理がない　という状況は　スポーツ医療などに関わる　お医者さんに聞くと　「スポーツの世界では　特に　女子アスリートは　生理が止まってからが　一人前だよ」　みたいなことを言われるとか　それを　コーチ　男性コーチなどが　理解することが　あまりない　ということを　よく聞きます　生理の位置づけというのは　当時の陸上のアスリートたちの間では　どんなものだったんですか？

千葉
やはり　昔は　「生理が無くなって、一人前だ」　なんて　心無い言葉を口にする指導者も　いたと思うんですけれども　そういう言葉が　あるので　どうしても　選手としても　「あ　他のみんなも　生理がない状況なのかなぁ」　なんていう風にも　とらえてしまいましたし　あとは　実業団に行った頃に　「今は　生理が無くても　引退したら　生理は来るらしいよ」　っていう噂を　聞いたんですね　そこで実は　私　感心をしてしまいまして　もうその噂を　鵜吞みにしてしまって　「あ　今　生理が無くても　大丈夫なんだ」と　安心してしまったんですよね

荻上
なるほど　ただ　「無月経」の状況になる　というのは　例えば　体調が悪化したり　或いは　体重が　著しく減少したりなど　健康状態が　良くない時に　起きるような　症状では　あるわけですよね　この無月経の位置づけは　そもそも　どういったものなんですか？　　

千葉
私は　その当時は　まだ弱くて　「何が何でも　駅伝のレギュラーになりたい」とか　「成績を出したい」と　夢中になるあまり　無月経だということすら　生理の存在を　すっかり忘れてしまうぐらい　のめり込んでしまったんですね　

アスリートっていうのは　やっぱり　ああなりたい　こうなりたいっていう　目標があるので　夢中になるあまり　体のことについて　深く考える時間というのが　なかったように　思うんですね　私自身は

荻上
当時は　でも　知らず知らずに　それは　負荷がかかっていたということになるんですか？　　　

千葉
当然　やっぱり　負荷のかかるトレーニングも　しますし　走ると　体重も　減少していくので　最初っから　そういう状態だったので　最初生理があって　それが無月経になって　というような状況では　なかったので　その変化に　気づきにくい状況が　私の場合は　あったんですよね　

荻上
こうした　その「無月経」ということの　自覚をした　その言葉にたどり着いて　「あ　自分のことだ」と　思ったのは　　いつぐらいだったんですか？

千葉
まぁ20代なかば頃に　よくよく　生理が無い年数を　数えてみたら「あら　こんなに長い時間　生理が無かったんだ」っていうことに　改めて　気づきまして　流石に　これくらい長い時間　生理が無かったら　将来　私は本当に　子どもを産めるのだろうか　という不安な気持ちに　その時初めて　なったんですよね

荻上
それは　何か調べたというよりは　はたと気づいた　という感じですか？

千葉
そうですね　やっぱり　将来のこと　セカンド・キャリアのことを　考えるようになって　初めて　大丈夫なんだろうかという　不安な気持ちに　なったんですよね

荻上
例えば　身近に　スポーツドクターなどがいて　日々相談できて　なおかつ　様々なものも　ライフスタイルも含めて　話せるような人っていうのは　当時は　いらっしゃらなかったんですか？

千葉
いなかったですねえ

荻上
なるほど　そのあたりは　やっぱり　今こそ　課題だと言われているけれども　当時は　まだそうしたような方が　身近にいる状況ではなかったんですねえ

千葉
そうですね　指導者も　男性であることが　多いので　まぁ身近に　そういうことを　相談出来る人もいなかったですし　また　やっぱり　妊娠もしていない私が　産婦人科に行くっていう壁も　これは　アスリートに限らなくても　そうだと思うんですけども　とても大きな　ハードルが　ありました

荻上
うん　なるほど　そうしたことを　20代の後半から　お考えになって　30代になると今度は　　セカンド・キャリア　引退後の生活ということに　なります　その後の　からだの変化は　どうたったのでしょうか？

千葉
やっぱり　生理が長年　15年にわたって来ない状況だったので　このままではマズイと思い　それが　一つの要因となって　30歳を区切りに　私は　引退をしたんですね　で　引退後なんですけれども　一か月間くらい　のんびり　普通に生活を送っていて　「あ　そろそろ　無月経の治療に　行こうかな」と　思った矢先に　自然に　実は　15年ぶりに　生理が　来まして　

「ああ　生理が　来た」と　もう15年ぶりですから　改めてなんか　初潮を迎えたような　そんな気持ちにも　なったんですけれども　それから　とんとん拍子に　一か月ごとに　正確に　生理が来るようになりまして　

「あの15年間は　いったい　なんだったんだ」と　なんか　狐につままれたような気持になるぐらい　不思議な経験をしました　そこからは　もう定期的に　きちんと　生理が来て　無月経になることは　なかったんですよね

萩上
なるほど　生理のことも　含めて　ブログで公表することになりました　これ　記事に　改めて　お書きになったのは　どういった理由からだったんですか？

千葉
実は　私は　二人の娘がいまして　長女が今　小学4年生で　発育がいいんですよね　もうすぐ　私は　背をぬかされそうだというところまで　来たんですよ　ということは　小学校のうちに　もしかしたら　生理が来るかもしれない　という状況になってきまして　

娘の　健康を　守りたい　私と　同じような思いは　絶対に　させたくないと　いうのが　当然　親心として　あるんですよね　じゃあ　自分の娘だけを　守ればいいのか？　やっぱり　そうでは　なくって　で　自分の娘と　同じように　未来ある　アスリートたちを　守ってあげたいと　いうような　もう　母親的な目線から　今回　公表させて頂くことにして　私の失敗を　反面教師にして　同じような失敗を　してほしくないという　思いで　公表させて頂くことに　したんですね

萩上
今　様々な　発信活動を　行っていらっしゃいます　具体的には　社会に対して　どんなことを　伝えたいか？　どういう社会に　変わってほしいか？　こちらはいかがでしょうか？

千葉
やはり　一番　選手たちに伝えたいことは　まぁおおよそ　3カ月間　生理がなかった場合には　やっぱり　自分一人で　抱え込まずに　やっぱり　専門家　婦人科ですね　できれば　アスリートに　特化した　アドバイスを下さる婦人科に　かかることを　お勧めしたいです

で　私のように　放置してしまって　どんどん　月日が経ってしまうと　言い出しにくくなるんですよね　「そんなに長く　放置していたの？」ですとか　やっぱり　驚かれることも　あるでしょうし　そして　放置していくと　どんどん　手遅れになってしまって　行動に移しても　もしかしたら　その治療が　うまくいかないことにも　つながるかもしれないので

できるだけ　やっぱり　早めに　相談をして貰って　色んな選択肢を　聞いた上で　時間をかけて　よりよい方向に　持っていくのが　いいのかなと　思いますね　

荻上
そうした気づき　そして　知識の共有が　よりしやすい状況を　作ることが　必要だなと　思わされました　今日のゲストは　千葉真子さんでした　ありがとうございました

千葉
ありがとうございました
（2022年7月26日）
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※今日の文字起こしのソースはこちらです：

放送日：2022年10月12日(水)
配信：TBSラジオ FM90.5 + AM954～何かが始まる音がする～「荻上チキ・ Session」
「スポーツと生理、次世代に伝えたいこと(Yahoo!ニュース Voice in Session)」
ゲスト：千葉真子(ちばまさこ)・元マラソン選手、スポーツコメンテーター.
MC:荻上チキ/南部広美
※動画の視聴はコチラです:https://www.tbsradio.jp/articles/60628/　
※番組の公式Twitterはこちらです：https://twitter.com/Session_1530 
千葉真子さんの公式ブログはこちらです：https://ameblo.jp/chiba-masako/
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