一週間刻みの眺め(長め)サイト(笑)

今週、引き出しの中に容れたもの。

#キノコ雲の向こう側 とは #バーベン・ハイマー(※雑学No.498,B.D.+355)

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2023/8/20(日)
🏃🌕🌖🌗🌘✨

きょうは、プライベート・デー(フリー・デー)のため、いつもの形式の長文ブログはお休みです(笑)
今日は、ウッジューが星になって1年目+10日(375日)☆彡
リョウリョウの8歳のB.D.から339日☆彡

 (ウイズリョーリョー&ウッジュー)


きょうは、蓮池ランへ行って11,194歩(8.0㎞)走り歩きしました🐢🏃🌖そのあとは『映画『バービー』めぐり配給元が謝罪。原爆投下をアメリカ人はどのように受け止めているのか?』の文字起こし(要約筆記)をしました。今、ネット上でクルド人の方へのヘイトスピーチが酷くて、またそれらも「50代の人が主にやってるらしい」とちょっと聞いていて、ほんでウチは今頃「今年50代最後の年や」と気がついて、ほんで「そんなおかしな50代は一部の人だけやでぇ」というのを最後にもうひとがんばりして、ちょっと声をあげてみようかなという風に思いました💦🌸↓↓

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配信日:2023年8月7日(月)、発信:TBSラジオ 「荻上チキsession」、テーマ:特集「原爆投下から78年。一方、映画『バービー』めぐり配給元が謝罪。原爆投下をアメリカ人はどのように受け止めているのか?」、出演:藤田怜史×前嶋和弘×荻上チキ×南部広美
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※部分起こし(要約筆記)
🌛58:06【企画趣旨】南部広美・フリーアナウンサー:https://www.tbsradio.jp/personality/nanbu-hiromi/

https://www.tokyo-np.co.jp/article/268600
日本の敗戦が色濃くなった第二次世界大戦の末期。
8月6日午前8時15分に広島、9日午前11時2分に長崎に
アメリカ軍によって原子爆弾が投下され
あわせて 21人万が亡くなりました。


原爆投下に関するアメリカ国民の見解をめぐっては
調査会社ユーガブが 2020年8月
アメリカの成人を対象に実施した世論調査では


原爆投下を「正しかった」とする回答は39%
「間違っていた」との回答は33%
「分からない」は25%


また、世代によって 受け止め方も異なり
45歳以上では「アメリカは日本に謝罪する必要はない」
との回答が多数を占める一方


44歳以下の世代では「謝罪すべきだ」という回答の方が多く
若い世代ほど 原爆に批判的な傾向があったということです。


そのような中、映画「バービー」
原爆を開発した物理学者の反省を描いた
「オッペンハイマー」が同時公開され


「バーベン・ハイマー」という造語が生まれるなど
社会現象に。


SNS上では、ファンによって、バービー役の俳優の髪型を
原爆のキノコ雲に置き換えた画像
などが投稿され


公式アカウントが「思い出に残る夏になりそう💕」などと
好意的に反応。


https://www.j-cast.com/2023/07/31466162.html?p=all


これに対し、日本ではSNSなどで批判が殺到し
配給元の日本法人が 「遺憾の意」を表明する
などの事態に発展しました。


原爆投下から78年。
アメリカでは 人々が原爆投下について どのような考えを持ち
時代とともに どのように変化してきたのか?

専門家2人と共に考えていきます。


🌛1:12:07 荻上チキ・NPO法人「ストップいじめ!ナビ」代表。「社会調査支援機構チキラボ」代表:https://twitter.com/torakare
実際のアメリカの教科書での扱われ方も含めて伺いたいんですが 
原爆に関する教育は どのように行われてきたん でしょうか?



🌝1:12:16 藤田怜史・岐阜市立女子短期大学国際コミュニケーション学科准教授:https://honto.jp/netstore/search/au_1001944108.html
戦争が終わったばかりの時は
記述はやはりちょっとだけで


「8月6日に広島に原爆が落ちました」と
長崎については言及すらありませんでした


日本に原爆を落とされたことに関しても
「戦争を終わらせるため」というような 
単純な理解がされていました


戦後 3、40年位はずっとそうだったと思うんですけれど も 
それが 1980年代や1990年代位からちょっと変わってきて 


何で原爆を投下したのかに関しては 
「色んな理由が実はあるんだよ」


「戦争を終わらせるため」だけではなくて
「人種主義とかあったんだよ」とか
「ソ連に対する威嚇だよ」とか


多様な背景というか理由みたいなのが
説明されるようにはなっていきました


しかしながら 全体的にはやはり
原爆投下の被害等に関する記述は
ちょっと薄いと言えると思います


そこが 日本とだいぶ違うのかな
という風に思います


🌛1:13:43 荻上
なるほど 
落とすまでの意思決定の話は
より広くされるようになったものの 


落とされた側 つまり被爆の実相については
なかなか 伝えられてはいない
わけですね


教科書の記述も徐々に変わってきた
ということですけれども
しばしば 言われるのが 


「原爆投下は戦争を早く終わらせるために必要だった
 そのことによってアメリカ兵を守った
 アメリカの人々を守ったのだ」


との語りです


こうした語りは 実際には どういった
受け止められ方をしているんでしょうか ?


🌝1:14:15 藤田
昔の世論調査なんですけれども 
1995年位の世論調査
「原爆投下は正しかったか?」という質問があって


それに対し 6割位の人が「正しかった」という風に
回答してたんですけれども


一方で じゃあ
「原子爆弾投下によって戦争は早く終わったのでしょうか?」
という質問に対しては


これ 年齢差は ほぼ関係なく 9割位の人
まあ「早く終わらせたことは終わらせたよね」


という考え方をしていて
それはほぼ当然視されている気がします


8月6日に原爆が落とされて
あと9日に落とされてそして
14日 日本が降伏を決定した


と 説明抜きの書き方をすることによって 殆ど
原爆投下が戦争を終わらせたかどうかに対しての
疑問が生まれないようにはなっていたと思い ます



🌛1:31:24 荻上
では 「そもそも論」で伺いますが
本来 バービーと核は関係ないはずなんですけれども


核の爆発したキノコ雲など とても
カジュアルに消費されている印象があります


なぜ こういう風に扱われているのか
その背景についてはいかがでしょうか?


https://www.tokyo-np.co.jp/article/268600


🌞1:31:41 前嶋和弘・上智大学総合グローバル学部教授:https://twitter.com/kmaeshima
やっぱりね 一言で言うと 
キノコ雲の向こう側にあるリアリティがね
見えてないのかなあという風には思います


🌛1:33:18 荻上
ちなみに 先程 東京大空襲の話もありました
アメリカの歴史研究、歴史教育の中では
空襲から原爆への連続性 或いは空襲そのものが 
あまり 語られないんでしょうか?


🌝1:33:36 藤田
アメリカで空襲が教科書で触れられたとしても
最も犠牲者を出したヨーロッパのドレスデン
その東京大空襲がようやく触れられる程度です



ただ この東京大空襲の教科書での語られ方は


「東京大空襲で亡くなった人が10万人位」
「広島の原子爆弾投下によって亡くなった人が8万とか10万位」


などと 数字は各教科書によってマチマチなんですけども

「通常爆撃による東京大空襲の犠牲者と
 核兵器、原子爆弾による犠牲者の数は
 あんまり変わらないよね」


「原爆よりももっと酷いことが
 実は東京でもあったんだよ」


っていう書き方は 結構されてますね


つまり 放射能とか そういうのは全く関係なく
亡くなる数だけで考える書き方がされたりします



🌛1:41:37 荻上
アメリカの歴史ですと
例えば ベトナム戦争アメリカの加害性
徐々に発見していく所もあると思うんですが


アジア・太平洋戦争第二次世界大戦まで含めて 
或いは なども含めて
 
加害性を捉え直すような動きや研究は
アメリカでは起きてるんでしょうか?
どうなんでしょうか?


🌝1:42:01 藤田
アメリカの加害の研究はまあ
広くなされていると思います


原爆投下のような象徴的な出来事よりも むしろ
戦略爆撃などで いかに人が亡くなっているのか
どういった意図でそれをやっていたかへの関心が
アメリカではここ2、30年高まっていると感じます
https://kotobank.jp/word/%E6%88%A6%E7%95%A5%E7%88%86%E6%92%83-89024



🌛1:42:45 荻上
その(アメリカの加害性研究の)高まりの背景とは
どういったものでしょうか?


例えば 人権意識なのか
それとも 前線にいた兵士たちのPTSDとかなのか
どういった要素が 後押しをしてるんでしょうか?


🌝1:42:57 藤田
きっかけは研究者によってマチマチなので
ちょっと一概には言えないんですけれども


やはりベトナム戦争がまず大きなきっかけになって
政府のやってることが 全て正しい わけじゃない
というような考え方に つながっていったりとか


アメリカの場合は その後も色んな戦争を参加してますので
湾岸戦争だったりとか 9.11の後の戦争だったりとか
その現実の経験がやっぱり背景にあるのかなと考えています


🌛1:43:34 荻上
なるほど
そうした核攻撃に対する語りは
今後 どうなっていくのか

それは カルチャーで どう描かれるか
或いは 政治家がどういった発言するか
によっても 変わってくる
と思います


ましてや 核攻撃を正当化するような方が
大統領候補になったりすると 
ここまでは行っていいんだという線引きが
また 変わっていってしまうわけですよね


今後のアメリカ政治においては
こうした核攻撃に対する語りの

どういった点に注目してますか?


🌞1:43:54 前嶋
ウクライナのことです 
ロシアによるウクライナ侵攻があった後


あんまり沢山の調査はないんですけども
去年の2022年の春の世論調査で


「ロシアがワシントンを核攻撃すると思うか」と聞いた所
「思う」が 5割以上超えた ということがありました


リアリティとしてちょっと
想像し難いんですけどもね


要するに ウクライナで核が使われて
それに対してNATO軍が反撃してそれで

「ロシアがワシントンを核攻撃する」
ということだと思うんです


ただ そこから 世論は
核に対する軍縮に向かうのではなくて


今は やはり 核抑止とか あるいは 
もう1回  核に対してはしっかりロシアを
抑え込まなければいけないと言うか
逆の方向で 世論は敏感になっています


実際 使われるかもしれないと
今度は 戦略核じゃなくて
使われやすい戦術核できて


これでアメリカが核戦争に引きずり込まれる
という見方が 大分 増えてたりします


この辺りで 今の核は なかなか 軍縮の方には全く行かない
昨日の広島のお話で「核抑止は破綻してる」とありましたけど
なかなかアメリカでそういう風に見てる人は少ないと思います


この辺りがまた次の大きな課題で
ロシアのウクライナ侵攻が見せた核に対する脅威が もう一回
今 世界、特にアメリカから西側を覆ってる感じだと思います


🌛1:45:40 荻上
なるほど 
それが語り或いは具体的な選択肢に何をもたらすのかを
これからも 見ていかなくてはならないということです

お二人とも どうもありがとうございました
🏃🌒🌓🌔🌕🌖🌗🌘✨

※今日の文字起こしのソース(情報源)はこちらです:https://www.tbsradio.jp/articles/73263/


配信日:2023年8月7日(月)
発信:TBSラジオ 「荻上チキsession」
テーマ:特集「原爆投下から78年。一方、映画『バービー』めぐり配給元が謝罪。原爆投下をアメリカ人はどのように受け止めているのか?」
出演:
  藤田怜史・岐阜市立女子短期大学国際コミュニケーション学科准教授:https://honto.jp/netstore/search/au_1001944108.html
×前嶋和弘・上智大学総合グローバル学部教授:https://twitter.com/kmaeshima
×荻上チキ・NPO法人「ストップいじめ!ナビ」代表。「社会調査支援機構チキラボ」代表:https://twitter.com/torakare
×南部広美・フリーアナウンサー:https://www.tbsradio.jp/personality/nanbu-hiromi/

※動画の視聴はコチラです:https://www.youtube.com/watch?v=v3LdVRIXyus
※関連動画のご紹介はこちらです:https://www.youtube.com/watch?v=f4rOTz-HH4U

2023年8月1日(月)「映画『バービー』めぐり、日本の配給元が遺憾の意」
✅日米の間の「原爆」をめぐる認識の違いはどこからくるのか?☞解説:前嶋和弘さん(上智大学教授)
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