一週間刻みの眺め(長め)サイト(笑)

今週、引き出しの中に容れたもの。

2.26事件を償い続けておられる父子のこと👨‍👦𖤣𖥧𖥣※雑学No.687,B.D.+173)

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2024/2/25(日)
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きょうは、プライベート日のため、いつもの形式の長文ブログはお休みです(笑)


今日は、ウッジューが星になって1年目+199日(564日)☆彡
リョウリョウの9歳のB.D.から166日☆彡
ウチの?歳のB.D.から173日☆彡😅


With "WouldYou"(ウイズウッジュー)


夜は『2.26事件が現代に鳴らす警鐘とは』の文字起こし(要約筆記)をしました。


今、ネット上でクルド人の方へのヘイトスピーチが酷くて、またそれらも「50代の人が主にやってるらしい」とちょっと聞いていて、ほんでウチは今頃「今年50代最後の年や」と気がついて、ほんで「そんなおかしな50代は一部の人だけやでぇ」ということで、最後にちょっともうひとがんばりして、声をあげ続けようかなという風に思いました💦🌸↓↓


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配信日:2024年2月21日(水)、発信:TBSラジオ『荻上チキ・Session』、テーマ:特集「2.26事件が現代に鳴らす警鐘とは」、出演:栗原俊雄・毎日新聞専門記者×今泉章利さん(2.26事件で禁錮4年の刑を受けた今泉義道少尉の次男)×青木理
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※部分起こし(要約筆記)
趣旨:
1936(昭和11)年2月26日に起きた「2.26事件」からまもなく88年となります
「2.26事件」は「昭和維新」を目指した陸軍の20代から30代の青年将校が、
兵士およそ1,500人を率いて総理官邸などを襲撃。高橋是清蔵相や、斉藤実
内相を殺害した日本近現代史で最大のクーデター未遂事件です。また、この
事件を機に日本国内の政治が軍事主導体制に傾いたため、戦争への道を突き
進むきっかけとなった事件とも言われます。では、青年将校たちは当時、何
を思い、何を目指して、暴力という道に進んだのか
。今夜は2月26日を前に、
この事件の背景を知ることで現代社会との共通点を見出し、そして、同じ道
を歩まないためには何が必要なのかをみなさんと考えていきたいと思います


🌝3:16 栗原俊雄・自称「一年中8月ジャーナリズム」の常夏記者、毎日新聞専門記者:https://twitter.com/kurishimu
1つはいわゆる昭和大恐慌による貧富の差
非常に社会の分断が進んでいたことですね
当時の第一産業の農業は大打撃受けて冷害
もあって東北地方は物凄く被害を受けて教
科書にも載っていますけども農家の子女が
まともに食べられないで「欠食児童」だっ
たりとか「身売り」だったりとか行政もそ
れを斡旋したりという状況がある一方で何
とかしようとした人たちがいたわけですね



🌜19:42 今泉章利さん・2.26事件で禁錮4年の刑を受けた今泉義道少尉の次男、「慰霊像護持の会」世話人:https://mainichi.jp/articles/20230222/dde/014/040/003000c


中学1年か2年の頃にテレビの番組に父が出ることになって
その時に初めて「実は…」という話聞きまして当時「へえ
ー」という感じでしたけども真面目な父でして何らかの理
由はあるんだろうなとは思っていましてその後父に「他に
手立てはなかったのか」と聞きましたら「人を殺すなんて
ことはできるもじゃない」という言葉が返ってきまして結
果としてずるずる引き摺られるような形で「よしじゃあみ
んなの身代わりになろう」と思って参加したようすでした


(この事件に参加したことを肯定するか否定するかの評価は
ちょっと横に置きまして)参加したうちの80人の方たちの票
がありまして結婚状況とか健康状態とかが書いてあるものな
んですけど「家計困難」というご飯食べられない人が4人
いたので「各都道府県庁が推薦してくる人にそんな人がいる
のかとまず驚いた」という風に言ってまして「貧しかった」
当時の状況は何となく分かっていたとは思いますがやっぱり


父がよく理解し始めたのは衛戍(えいじゅ)刑務所という今の
NHK前や渋谷の税務所のある所が元刑務所だったんですが
そこに入りましてその衛戍刑務所の通りにあるNHKのパラ
ボラアンテナの下の狐塚という所の下にバラック造りの
判所
がありましてそこで東京陸軍軍法会議という法会議が
父を含め23人で事件が起こってすぐの3月から25回に渡り
開かれましてずっと参加してましたので皆さんの言うこと
やなぜ事件が起こったのかは非常によく分かったようです


二・二六事件慰霊像(東京陸軍刑務所敷地/現・東京都渋谷区宇田川町1-1)
https://www.youtube.com/watch?v=DZ0KFv5EH64&t=212s


私には「みんな凄く立派な方だった」ということだけを
言っていまして
3月から7月まで計25回4ヶ月間の裁判の
中ですぐそばでみんなが話しているのを聞いていたわけ
ですので勿論人をそういう風に殺めたりすることは間違
っているけれども事件がなぜ起こったかは非常に理解し
ていたと思いますしそれをいいとか悪いとかいうような
ことを一切言わなかったのはそういうことは胸に秘めて
いたんでしょう
とは思いますけれどもただ戦後父はやっ
ぱり悶々としておりまして人には言えませんし昭和40年


(1965年)位に四国の巡礼に廻っていた時に「声が聞こえ
たような気がした」
というわけで東京に帰り今の宇田川
町にある慰霊像「お掃除をしよう」「花を手向けお香
を焚こう」「お経もあげよう」「そういうようなことが
自分の勤めなのだな何もできないけれども」
という風に
言いまして鎌倉から1番電車に乗ってお花とお水とお線香
を持って26日の2のつく日それから6のつく日にこれをい

つも1人でずっとやってまして今はもう無いんですけれど


父が昔入っていた牢屋が中野刑務所という所でしてそこで
日中戦争に向かう爆撃機が飛んでいく音が聞こえたとか凄
く印象的だったとか言っていましたのとあと帰ってきます
国賊ですから非常に相手にされないというか皆がそっぽ
を向いて村八分にするので上海に行ってそこで骨を埋めよ
うとしたこと等は当時のこととして話していましたけれど


🌜32:15 今泉
父があそこまで自分の一生を引き摺ってそしてずっと
なるべく人に見られないようにしながら朝早く花を手
向けていた
のを見まして正直私自身は暴力を使ってや
った行為そのものがどうのこうのでなくこれはきっと
何かあるのかなといういう気持ちで今父のやっていた

ことを続けているんですけれども同期の方とかお友達
の方も沢山来られていてお話を聞く機会もあったんで
すけれど皆さんとても立派で知的な方でしたのでどう
してこういうことになっちゃったのかなという気持ち
はありましたけども事件の重さ、誤ちのようなものは
全員の方がずっと胸に秘めておられたように思います


https://www.youtube.com/watch?v=DZ0KFv5EH64&t=212s


一番大きいのは宮中からの情報が全くなかったことだと
思いまして今色んな天皇の記録みたいな本が出てますけ
れど寺崎英成さんの『昭和天皇独白録』という本が出た
時にある方が「こんなことが分かってるんだったら誰も
事件を起こさないよ」
という風におっしゃっていまして
「天皇はご存知ない」「天皇は全くご存知ないからそ
のことをお知らすれば天皇は帝王学というのをやられて
いるからいい世の中が来るんだ」という風には父もよく
言ってましたけれどもみんな信じておられたんですよね


ですからちょっと悲しいですけどだからこそ情報が全く
ないのは大きいことだと思いますし或いは最も大きいと
思いますのは地主制で日本は平安時代の前からずっと続
ている凄まじい地主制度というのがありましてこれを
崩すことができませんでしたから百姓と言えども本当に
雇われと言いますか食べるに食べられないような状況が
続きましてそこへ海外のいわゆる植民地主義が進んでき
ましたからこれは大変というのが先に立っちゃいまして
こういう悲劇が生まれてしまったかなとも思いましたね



🌛43:23 青木理・ジャーナリスト:https://spinear.com/hosts-and-guests/osamu-aoki/
2.26事件で禁錮4年の刑を受けた今泉義道少尉の次男今泉
章利さんでした夜遅くに貴重なお話を有難うございました


比べるべきなのかどうなのかという議論もありますけれど
安倍晋三元首相がああいう形で亡くなられてその安倍首相
に対しては今批判的な声もあれば物凄く熱狂的に支持され
ている方もいらっしゃるということで全く毛色の違う暴力
ではあるんだけれども権力者がああいう形で命を落として
一部ではそれを肯定的に捉えるような言論もある
というこ
とを考えるとやっぱりそれだけ鬱積しているものが右にも
左にもあってというような暴力の素地みたいなのは若干整
備されつつある
と言ったらちょっと語弊がありますけども



🌝46:16 栗原
僕は暴力例えば戦争をするとどれだけ被害が深く広く長く
残るかということを具体的に伝えたくて
例えば原爆がいい
例で未だに苦しんでる人がいっぱいいるし原爆だけじゃな
く空襲被害を負って戦災孤児になってPTSDになっている

人もいっぱいいるしあるいは遺骨だって100万体以上行方
不明ですしそういう現実を1個1個突きつけていくというこ
も「暴力、戦争はダメだねとんでもないよね」という意
に拡がっていくことだという風には思っているんですね



🌛47:24 青木
今日の今泉さんのお父様もそういう意味で戦後ずっと
長いこと2.26事件のことを考え続けられたというのは
やはり被害者だったのかなという気もするんですよね


🏃🌒🌓🌔🌕🌖🌗🌘✨

※今日の文字起こしのソース(情報源)はこちらです:https://www.tbsradio.jp/articles/80544/

配信日:2024年2月21日(水)
発信:TBSラジオ『荻上チキ・Session』
テーマ:特集「2.26事件が現代に鳴らす警鐘とは」
出演:
  栗原俊雄・「一年中8月ジャーナリズム」の常夏記者、毎日新聞専門記者:https://twitter.com/kurishimu
×今泉章利さん・2.26事件で禁錮4年の刑を受けた今泉義道少尉の次男、「慰霊像護持の会」世話人:https://mainichi.jp/articles/20230222/dde/014/040/003000c
×青木理・ジャーナリスト:https://spinear.com/hosts-and-guests/osamu-aoki/

※動画の視聴はコチラです:https://www.youtube.com/watch?v=0krvU09q4l8
※関連動画のご紹介はこちらです:https://www.youtube.com/watch?v=DZ0KFv5EH64&t=212s

https://www.youtube.com/watch?v=f4cJhZ0BW88

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