一週間刻みの眺め(長め)サイト(笑)

今週、引き出しの中に容れたもの。

北と南と米は来年どうなるんだろうか(˘ω˘)(※雑学No.628,2023/12/25(月)~,B.D.+114)

ちょっとこれからは夜に更新します
✨🌒🌓🌔🌕🏃
2023/12/28(木)
🏃🌕🌖🌗🌘✨
※きょうは、オフ日のため、通常のメール・チェックと、レター書きと、『根っこばなし』と、お食事の写メ特集は、お休みです🙇(笑)。


きのう、2023/12/28(木)は
ウッジューが星になって1年+140日(505日)☆彡
リョウリョウの9歳のB.D.から107日☆彡
ウチの?歳のB.D.から114日☆彡😅


With "Ryoryo"(ウイズリョーリョー)


きのうは美原区方面ランへ行って、26,160歩(18.8㎞)走り歩きしました🐈🏃🌟♪♪ゼイゼイ… バタッ…♪♪ (←息切れしたウチ😱)


夜は 『北朝鮮のICBM級のミサイル発射について』の文字起こし(要約筆記)をしました。今、ネット上でクルド人の方へのヘイトスピーチが酷くて、またそれらも「50代の人が主にやってるらしい」とちょっと聞いていて、ほんでウチは今頃「今年50代最後の年や」と気がついて、ほんで「そんなおかしな50代は一部の人だけやでぇ」ということで、最後にちょっともうひとがんばりして、声をあげ続けようかなという風に思いました💦🌸↓↓

🏃🌒🌓🌔🌕🌖🌗🌘✨
配信日:2023年12月18日(月)、発信:TBSラジオ『荻上チキSession』、テーマ:北朝鮮がICBM級のミサイルを発射、出演:礒﨑敦仁×荻上チキ×南部広美
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※部分起こし(要約筆記)
🌛0:17 南部広美・フリーアナウンサー:https://www.tbsradio.jp/personality/nanbu-hiromi/
北朝鮮がICBM級のミサイルを発射』


北朝鮮は今朝2023年12月18日午前8時24分頃
平壌(ピョンヤン)近郊から 北東方向に向けて


ICBM級弾道ミサイルを発射しました 防衛省によりますと 
ミサイルはおよそ1,000km飛翔し 最大高度は6,000km以上 


最大射程は 1万5,000km
超えると推定されています 


【北ミサイル】アメリカ全土が射程内に (2023年12月18日)
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/900881?display=1


三宅伸吾防衛政務官「破壊措置命令を実施したか
どうか」について「内容を控える」としています
総理官邸では NSC=国家安全保障会議が開かれ


政府は北朝鮮に対し 北京の大使館ルートを
通じて厳重に抗議しました 北朝鮮は昨日夜
にも弾道ミサイル一発を発射したばかりです


韓国ソウル市内の駅で、北朝鮮の弾道ミサイル発射を伝えるニュースを見る人々(2023年12月18日)
https://equity.jiji.com/oversea_economies/2023121800190


🌛1:24 荻上チキ・「社会調査支援機構チキラボ」代表:https://twitter.com/torakare
さて 昨夜 2023年12月17日に続いての
ミサイル発射となりましたが ミサイル


発射が続いている要因について
礒﨑敦仁(あつひと)さんはどの
ようにご覧になっていますか?


🌝1:33 礒﨑敦仁・慶應義塾大学法学部教授(北朝鮮政治):https://www.tbs-casting.com/speakers/683-isozaki-atsuhito
北朝鮮は 2019年2月の米朝首脳会談の決裂から
ミサイル発射実験を 立て続けに
やってきている


わけですけれども 今年2023年は 一時期 ミサイル
発射実験が少なく 軍事偵察衛星の打ち上げ等の方が 


むしろ 注目されるということはありましたが 
それが 通常通りに戻ったという感じがします


🌛2:00 荻上
これ 軍事偵察衛星の打ち上げの
成功等の影響もあるのでしょうか?


🌝2:06 磯崎
今回は どのようなミサイル(ICBM)が撃たれたかは
分かりませんが これと先般「偵察衛星の打ち上げ


が成功」と発表されたものとの 全般的な関連性は
北朝鮮が今やろうとしていることは 軍事力全体を


上げていくということで 金正恩(キム・ジョンウン)
国務委員長は 「目と拳」と言いまして つまり


「共和国武力が 今や 万里を見下ろす『目』と
万里を攻撃する強力な『拳』を手中に収めた」


https://japanese.joins.com/JArticle/311788?sectcode=500&servcode=500


この場合 アメリカや韓国等 敵を叩くための「拳」
これが「ミサイル核開発」等に当りますし それを


正確に打ち込むためには「目」が必要である
ということで 「軍事偵察衛星の開発」にも
力を入れてきたということになると思います


🌛2:48 荻上
片方がうまくいったから もう片方に専念すると
いうことではなくて これからも両方の開発等は
進められていく
といった考えが必要でしょうか?


🌝2:57 磯崎
その通りです 北朝鮮が大きく計画を出しているのは
昨年、2022年1月の「核兵器開発に関する5ヶ年計画」


(「国防5か年計画」)というものがありますけども その
中期的な計画に則って ミサイル開発・核開発 潜水艦


等も含めて 軍事力全体を底上げして
いくという大きな目標を持っています


https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM0108M0R00C23A1000000/


🌛3:19 荻上
この北朝鮮の計画では 今後どういった
ことが めざされているのでしょうか


🌝3:27 磯崎
既に作り上げられたミサイルについては
それを増産化して 更に小型化・軽量化


等をしていくことによって 精度を上げる
ということです で 今回注目されている


ICBMのような大陸間弾道ミサイル、長距離の
ミサイルについては「液体燃料」を注入している


間に 徴候を米韓等に掴まれてしまうわけですね
だから 「液体燃料」から より 起動性が高く 


より 実践に使いやすい「個体燃料」に
変えていきたいという理由で 北朝鮮は 


これまでのような実験を繰り返して
いるという風に 考えられています 


北朝鮮ミサイル 「固体燃料型」試射で 奇襲能力強化か
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM131F70T10C23A4000000/


🌛4:03 荻上
また 今回の発射実験のミサイルの特徴はいかがでしょうか?


🌝4:08 磯崎
これは今の所 ICBM=大陸間弾道ミサイル、
アメリカ本土に届くような距離のミサイル


考えられていますけども 実際は北朝鮮側が
どういうミサイルを発射したのかと 北朝鮮


自身が公表して 動画映像等を対外的に発信する
ことによって それを分析して ようやく分かる


面も出てくるわけですね だから 今はまだ
「ICBMではないか」と言われている段階です


🌛4:35 荻上
なるほど  軍事的な目標に向けて
開発を続けているということですが 


こうした発射の 例えばタイミング 
狙い 外交メッセージ等について
は 
どう読み解けばいいのでしょうか?


🌝4:47 磯崎
そもそも 兵器開発、
ミサイル発射実験は


なぜ行われるかと言うと 


北朝鮮が 米・韓
アメリカ・韓国を


脅威だと思っているから 
行われているんですよね


ですから 
米韓のどんな具体的な政治的な動きに対しても
米韓と対立状況にある以上は 軍事的な開発を


続けていかざる得ないというのが
北朝鮮の立場だと いうわけです


ですから 例えば 米韓が
(核に関する問題での)協議で
何らかの協力を 深めている


ということが起きたならば 当然
そのタイミングを見ながら 撃つ
ということもあろうかと思います


🌛5:26 荻上
そうした中での 今回の実験ということですけれども
これまでのミサイル実験等は 北朝鮮の国内でも度々


報道されているのか その成果等が
強調されて来てもいるのでしょうか


🌝5:41 磯崎
報道では主に
ミサイル発射実験については
新しいものは「実験」と言い


既に 作り上げたものについては
(量産化していつでも撃てるよう)
「訓練」という風に言っています


「訓練」については必ずしも
国内に向けて報道されるとは
限らないんですけども 他方


新型ミサイルを開発したというのは
北朝鮮の国内では それを国威発揚


としても使いたいという思いがありますので
他の経済分野で なかなか目覚ましい成果が


出ていない中 軍事分野については
これだけの成果があるということを 


誇示する上でも国内で大きく
報道されることが多いですね


🌛6:19 荻上
今回のミサイルのみならず 以前の衛星等についても
大きく報じられた印象があります いかがでしょうか?


🌝6:26 磯崎
「軍事偵察衛星」 今は 「北朝鮮偵察衛星」
という言い方をしていますけれども これは


本当に 最高指導者の 肝入り、鳴り物入り
での国家的事業であったという風に思います


ですので 実は 3回目でようやく打ち上げを
成功させたという風にしているわけですけども


北朝鮮は 1回目の失敗の時には2週間以上
経ってからようやく国民に伝えていますし


2回目の失敗については 未だに その打ち上げ
失敗の事実すら国内では報じられていないんです


それ位 重視して それ位 失敗は許されない
として これまで 打ち上げを続けてきたので 


成功した時はずっと一週間以上に渡って
お祝いムードが 続いていた
と思います


🌛7:15 荻上
そうした中で 今でもなお 「実験」や
「訓練」
は続いているわけですけれども


たび重なる発射に対しては 韓国や
アメリカの反応はいかがでしょうか?


🌝7:23 磯崎
非常に(韓国は) 強硬的ですね
アメリカは それ程変わらない


かもしれませんけれども とにかく
韓国の尹錫悦(ユンソンニョル)政権


以前の 進歩的な文在寅(ムン・ジェイン)政権
勿論のこと それ以前の朴槿恵(パク・クネ)政権


李明博(イ・ミョンバク)政権という
保守政権と比べても もっと北朝鮮


に対して強硬的で一歩も引かない姿勢です


https://www.asahi.com/articles/DA3S15720005.html


尹錫悦(ユンソンニョル)大統領というのは
日本との関係もそうなんですけども非常に


やろうと思ったことをやろうという面 そして
私が思うには 対北朝鮮政策については以前の


文在寅(ムン・ジェイン)大統領の対話路線
というものをほぼ全面的に否定するような


ことを非常に明確に分かりやすく
やっている
なという風に思います 


以前の時代と非常に違う印象です


🌛8:27 荻上
そして 日本の対応なんですけども
Jアラートの鳴る鳴らない 或いは


破壊措置命令があったかなかったか
この点についてはいかがでしょうか?


🌝8:37 磯崎
その飛翔体、ミサイルロケットが
どこを飛ぶかによってJアラート


を鳴らすかどうかという判断
になろうかと思いますけども


日本の対応ということでは
非常に重要なのは
 先程の


ニュースにもあったように ずっと
「北京の大使館ルートを通じて厳重に抗議した」
という所に終始しているんですよね


でも 北京の大使館ルートと言っても
それは本当に強い抗議となって効果の


あるものなのかどうかっていうことを
考えた時に事実上 もう長年に渡って


ファックスを1枚送って終わりとか
相手に電話しても電話に出ないとか


なので そういうことを 10年、20年と
続けてもいいのかなという感じはします


🌛9:30 荻上
確かに 我々も(ニュースで)伝えてはいるんですが
北京の大使館ルートって これ そもそも何なのか


というと ただ 北京にある大使館
経由で ファックスを送っていると
これ そういうわけだったんですか?


北朝鮮へ抗議する手段「北京大使館ルート」
https://www.asahi.com/articles/ASMB75VDWMB7UTFK018.html?iref=pc_photo_gallery_bottom


🌝9:39 磯崎
私も北京の日本大使館にまあ下っ端ですけど
勤務したことがあるので ある程度は分かる


所もあるんですけども 簡単に 申し上げると
北京には日本大使館も 北朝鮮の大使間もある


ので そこは外交ルートとなり得る場合も
あるんですが じゃあ日本側が抗議しよう


とした時に 北朝鮮が果たして電話を取るのか
面会に応じるのかというと 必ずしもそうでは


ないわけですから 以前からやられている
メールを送ること、ファックス1枚送って


終わりということ「厳重な抗議」
いう風に言っていいのかとは思います


🌛10:18 荻上
文面として 尚且つ 速度として
これは 「厳重な抗議」なのだと


政府は主張しているけれども 結局は
それが届くかどうか 或いは 本当に


厳重な効果を持つのかどうかを見分け
なくてはいけない
ということですか?


🌝10:31 磯崎
実際に 首脳会談を実現させるのは
非常に難しいわけですけども ただ


チャンネルがない中で抗議をする
というのはやはり効果は限定的と
言わざる得ないということですね


🌛10:44 荻上
また 破壊措置命令であるとかその他の
対応等については いかがでしょうか?


🌝10:49 磯崎
これは 北朝鮮が 予定通り 周りに影響を
及ばずに 予告通り もしくは 予定通りに


彼らが狙った通りに 発射実験が撃てるか
どうかというところが 問題なんですよね


当然 実験には失敗も
あり得るわけですから


万が一のことを考える
と安全保障上の問題は


当然 考えていかないと 
いけないんですけれども

「過度に心配する必要は

ない」とは言いきれない


難しいんですよ これ 
心配することは 必要


なんだけれども 必要
以上に心配することは


煽るということは
宜しくないという


そのバランスが
難しいんですね


🌛11:33 荻上
確かにそれが目的通りに
果たされなかった場合に


ルートを逸れて
どこかに落ちて


市民等が 怪我をすることは
あってはならないが 一方で


そこを直ちに狙われるかと言えば大変
難しい判断になるというわけですか?


🌝11:47 磯崎
そうですね でも 
やはり 2018年の一年間だけは
一度も 北朝鮮が弾道ミサイル


発射実験を 行わなかった 
その年は 米朝首脳会談
初めて開催された年である


史上初の米朝首脳会談「北朝鮮との関係は大きく変わる」( 2018年6月12日)
https://www.bbc.com/japanese/44447585


そういうことは注意して
見ておくきだと思います


🌛12:03 荻上
分かりました 礒﨑さん
ありがとうございました

🏃🌒🌓🌔🌕🌖🌗🌘✨


※今日の文字起こしのソース(情報源)はこちらです:https://www.tbsradio.jp/articles/78401/

配信日:2023年12月18日(月)
発信:TBSラジオ『荻上チキSession』
テーマ:北朝鮮がICBM級のミサイルを発射
出演:
  礒﨑敦仁・慶應義塾大学法学部教授(北朝鮮政治):https://www.tbs-casting.com/speakers/683-isozaki-atsuhito
×荻上チキ・「社会調査支援機構チキラボ」代表:https://twitter.com/torakare
×南部広美・フリーアナウンサー:https://www.tbsradio.jp/personality/nanbu-hiromi/

※動画の視聴urlはこちらです:https://www.youtube.com/watch?v=HGG_CEoYN4U
※参考文献のご紹介はこちらです:https://str.toyokeizai.net/books/9784492211922/


『LIVE講義 北朝鮮入門』著者 : 礒崎敦仁 澤田克己、東洋経済新報社 (2010年11月12日発売)

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