一週間刻みの眺め(長め)サイト(笑)

今週、引き出しの中に容れたもの。

人文科学系の教育は暴走を止めてくれる(*´ー`*)生成AI(※雑学No.659,B.D.+145)

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2024/1/28(日)
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きょうは、プライベート日のため、いつもの形式の長文ブログはお休みです(笑)


今日は、ウッジューが星になって1年目+171日(536日)☆彡
リョウリョウの9歳のB.D.から138日☆彡
ウチの?歳のB.D.から145日☆彡😅


With "Ryoryo"(ウイズリョーリョー)


きょうは美原区方面ランへ行って25,498歩(19.1㎞)走り歩きしました🌂🏃✨♪♪ゼイゼイ… バタッ…♪♪ (←息切れしたウチ😱)


夜は『国立大学法人法”改正”は30年の破壊の総仕上げ』の文字起こし(要約筆記)をしました。


今、ネット上でクルド人の方へのヘイトスピーチが酷くて、またそれらも「50代の人が主にやってるらしい」とちょっと聞いていて、ほんでウチは今頃「今年50代最後の年や」と気がついて、ほんで「そんなおかしな50代は一部の人だけやでぇ」ということで、最後にちょっともうひとがんばりして、声をあげ続けようかなという風に思いました💦🌸↓↓


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配信日:2023年11月26日(日)、発信:デモクラシータイムス【内田樹の談論風発】、テーマ:国立大学法人法”改正”は30年の破壊の総仕上げ、出演:内田樹×池田香代子
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※部分起こし(要約筆記)
🌛55:07 池田佳代子・ドイツ語翻訳家、平和運動家:https://www.youtube.com/playlist?list=PLtvuS8Y1umY9PiDV9zwH7WoLmH_KMC8QW
文科省関係の文書を見ていますと
とにかく科学技術に関する論文


質だの量だのが話題に上がっているんですが 
人文系の論文については あんまり話題にも


ならずどころが 日本の人文系の論文
世界的に見て凄く少なくなってるんです


人文系の学問は すぐにはお金は儲からない
かもしれないけれど
 これからやっぱり凄く


重要で 例えばAI(人工知能)について  社会として
どう考えばいいのかとか 生殖科学についてとか


生命科学についてとか 何をやるにせよ
人文系の哲学ですとか そういうものの


知見というのが必要になって そういうものと
一緒になる所で 新しい価値観が生まれるから
新しい研究が生まれてくるわけじゃないですか


でも 日本はそういうのを物凄く軽視していて
全く お金儲けには関係ないと思われています


🌝56:34 内田樹・フランス文学者、武道家、神戸女学院大学名誉教授:https://twitter.com/levinassien
だから なんて言ったら いいんだろう
哲学とか 歴史学とか そういうものは
哲学は深くものを考えるということだし


歴史学は広い視野でものを考えるということだし
要するに 具体的にどういう成果が出るかという


ことではなく 物の考え方とか 物を感じる
吟味していく 精査していく 検証していく


そういう作法みたいなものが 人文科学であって
もっと平たく言うと 頭が良くなる方法というか


知性の機能を上げていく方法なんですよね(笑)


ましてや 哲学は はっきり言えば 賢くするための方法で
哲学に書いてあることは それ読んで覚えても 全く意味が


ないことで 何を書いてるのか 全然わからないことを
ギリギリギリギリ読んで ああでもないこうでもないと


言ってるうちに 頭のソフトウェア(機能)が
向上してくるんです そのための ある種
仕掛けみたいなものが 人文科学であって


そういうものを やることによって どんどんどんどん
知性がバージョンアップしていって その知性を持って


現実を眺めるといういうことができると そこで色々と
判断を間違えないとか 正確な選択ができることになる


それとは逆に 今の日本の学術教育の 例えば
相互に競争させて 疑心暗鬼に追い込むような


やり方は 確かに競争はできるかもしれないけれど
競争させてる結果 知的パーフォーマンスが下がり 


全体の知性が下がっていくだけなわけですね


🌛59:17 池田
例えば 生成AIとかで 大阪がバっと飛びついて
大ちゃんという生成AIで喋る犬を提供したけれど


「万博中止やって」と生成AIも皮肉か?費用はガザ支援の150倍…
https://www.tokyo-np.co.jp/article/285968


やはり そういうことに走って終わるのじゃなくて


生成AIは ネットにあるものを何でも食べてしまって
ディープラーニングしてしまうので偏見や差別までも


増幅して再現してしまうことがあると踏まえて 
じゃあ 考え方として 「生成AIが 人間に


役に立つためには どうしたらがいいのか」
と立ち止まって考えるとかそういうのを


システムを作る側の人間ではなくて 
やはり そこは人文科学系の人間が
考えるべきだと 私は思うんですよ


🌝1:00:40 内田
テクノロジーの進化に関して言うと


(先程言った人文科学の哲学や歴史学の仕掛けに対し)
テクノロジーの開発現場にいる人たちは 基本的に 
とにかく 無限の進化に向かっていくわけですよね


それに対して 今おっしゃった生成AIの場合
アメリカでは もう既に言われてるけれども


足を止めろと 何人かのエンジニアが 暴走し始めていって
結果的に軍事転用したら 世界の地図が変わってしまうとか


国民監視システムができるとか 或いは 
ある種の業界の雇用が 全部消える
とか
物凄いリスクの大きい研究分野なんです


だから 予想される
ベネフィットとリスクを考えた時に
リスクの方が圧倒的に大きい場合は


テクノロジーの開発をストップすること
も 選択としてあり得るわけですけれど


僕の知る限り この20世紀~21世紀の間で
「テクノロジーの開発をストップしろ」と
言ったのは 核兵器と生成AIなんですよね


で それを誰が判断するかと言うと
やっぱり 市民的常識なんですよね


「ちょっと待って」
「もうちょっと ゆっくり考えさせて」


という それは 別に
理系でも文系でもない
市民的な 常識として


「そんなに 次々と テクノロジーが進化していって
 その結果 自分たちの生活が劇的に変わる可能性が


 ある時に そんな 自分たちの意見を全く聞かないで
 ちょっと 早すぎませんか ちょっと 立ち止まって 


 今ここで生成AIの研究を止めたら 人類が滅びるとか
 ならないわけでしょ ちょっと 止まってくださいよ


 それでは あなたの会社の株価は上がらないかもしれない
 でもちょっと待って 何ができて 何をしちゃいけなくて 
 何が起きるのか 何が起きないのか ということについて


 少なくとも 人類の多くが周知できて 意見を聞ける
 くらいになるまでは 研究開発を 止めてくださいよ」


と言うのは 言い分として ありだと思うんですよね


🌝1:02:53 池田
3.11の原発事故の後に ドイツ
原発を進めるかどうかという時に


メルケル首相は 科学者たちの会議と 
哲学者や宗教学者たちの会議と 二つ
作りまして
 その意見を総合しました


『哲学者が決めた「原発ゼロ」|原発事故10年目の真実 ~始動した再エネ水素社会』菅直人
https://www.gentosha.jp/article/17948/


でも メルケル首相は 最初は原発推派だったし
そういう学者の意見を聞くんだけれども やはり


人文系の中に「事故学」のベックも入っていて
そういう意見も聞く中で方向転換したわけです


そして
様々な宗派の代表とか 宗教の代表とかが入った
そちらがリードする形で「原発をやめましょう」


という風になって 今 再生エネルギーの方の
産業が凄く盛り上がっている
わけですけれども


私は そういうシーンが これから色んな
先端科学で 出てくる
はずだと思うんです 


🌝1:04:12 池田
で そういう機能を果たしていたのが
学術会議でもあるわけじゃないですか


学術会議は どんなテーマにも
理系と文系との専門家が入って
議論するという形
にしています 


で はっきり言って (学術会議は)
とにかくそういうのが邪魔なんですね


だから 生成AIでも人文系の人たちが
めんどくさいことを 言ってくるのも


なんですね それで 日本のAI
ただの後追いになってしまいました


🌛1:04:56 池田
で 大学の場合は 学長さんとか
一握りの人たちが 実権を握って


内部的には 独裁的にし そして
学長の首根っこは お金によって


外部の政財界が掴んでいるという
そういう形に仕上げる
というのが


今回の国立大学法人法”改正”なんですよね


🌝1:05:26 内田
あと とにかく本来であれば 大学の場合は
大学がどういうことを達成したかに関しては


学術的な発信力で見るしかないわけですけれど
学術的発信力は やっぱり 見るのは難しいし


実際 どんどん落ちてたりするわけで 結局
金で計算するのが 一番簡単だからなんです


学術的な発信力は 複雑すぎて
単純な指標では 評価できない


で そのために (学術会議は)
金という物差しを 持ってきた
もう 頭の悪さが見え見えです


🌛1:06:24 池田
でも これ 法案が閣議決定してから 
提出されて衆議院を通ってしまうまで


あっという間で私たちが知る
暇は 殆どありませんでした


だから ちょっとこれ危ないところに 日本は来ていますので
またこのことでお話伺わなきゃいけないかもしれませんけども


また その時は よろしくお願いいたします


🌝1:06:50 内田
日本の教育行政の立案者は犯罪的に頭が悪い
っていうことは断言したいと思いますね(笑)


🌜52:55 池田
はあー、なんか
ため息をついてしまいました
やっぱり 政権交代ですかね


🌝53:02 内田
政権交代ですね

🏃🌒🌓🌔🌕🌖🌗🌘✨

※今日の文字起こしのソース(情報源)はこちらです:https://www.youtube.com/watch?v=AQkGLqVLGwo&list=PLtvuS8Y1umY_qhIB3elBNBavcQJWLS-8Q&index=3&t=2896s

配信日:2023年11月26日(日)
発信:デモクラシータイムス【内田樹の談論風発】
テーマ:国立大学法人法”改正”は30年の破壊の総仕上げ
出演:
  内田樹・フランス文学者、武道家、神戸女学院大学名誉教授:https://twitter.com/levinassien
×池田佳代子・ドイツ語翻訳家、平和運動家:https://www.youtube.com/playlist?list=PLtvuS8Y1umY9PiDV9zwH7WoLmH_KMC8QW

※動画の視聴はコチラです:
https://www.youtube.com/watch?v=AQkGLqVLGwo&list=PLtvuS8Y1umY_qhIB3elBNBavcQJWLS-8Q&index=3&t=2896s
※関連動画のご紹介はこちらです:https://www.youtube.com/watch?v=jySLsCU5kcg

※先生のブログで学ばせて頂いています。いつもお世話になります:https://syougo.muragon.com/entry/399.html

https://syougo.muragon.com/entry/402.html

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