一週間刻みの眺め(長め)サイト(笑)

今週、引き出しの中に容れたもの。

2022/5/16(月)から今日まで。(第31週ー後半①)




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2022年5月20日(金)
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朝は、オトン(元ウチの人)からのメール・チェック(備忘録的なものなので、読み飛ばしを)。


「水曜日は、◇☐の作った回鍋肉と餃子、焼き飯。昨日はM保育園のあと、ミナミへ、夜は天下茶屋の鮨。明日の仕事は午前中だけです。」(※◇☐:息子氏の名前)



夜は、菟田野のお義母さん(84)に、ラブレター書き(笑、同上で)。


「おかあさん コン🦊ばんは(笑)


5月も下旬となり、今朝は大阪では、蛇口をお湯に切り替えなくても、顔を洗えるほど暖かでした💧😉✨


では、きょうは「根っこばなし」より、『神馬(しんめ)の鞍(くら)🐴』の第10話(最終話)をお送りします👵👶🐴


訳あって、神職の神馬の鞍を踏みつけた美濃の部落の馬具屋の人を、引っ張られてはいけないと、日ごろお世話になっている馬方たちが、結託して、その場から逃がしてくれた話からの続きでしたね🐎


なお、今回の話は、たぶん「切ない系」ではないので、どなたも安心してお読みいただけると思います🤗たぶん?(笑)



「根っこばなし」より『神馬(しんめ)の鞍(くら)🐎』


👵👶🐴
最終話


明治になって 部落の者が、街道ばたに 店をだし
「馬具屋・鞍づくろい所」の 看板でな。
馬方相手に 繁盛したと。


神馬の鞍を 踏みつけたで、
宿場の 馬方仲間から 
「飾り太鼓(※飾っておくだけで、叩かぬ、つまり撥(ばち・罪)が当たらない)」と 
評判とった 馬具屋のおやじも 長生きしてな。


街道沿いに 貨物列車が 走るまで、
曲がりもせなんだ(※神罰が当たらなければ、足の曲がりようもなかった)達者な足を、
平手で ぴしゃ、ぴしゃ、叩いてや。

馬方相手に あきない したと。


(おしまい)


最後まで、おつきあいありがとうございました🐴
馬のいななき🐎ヒヒーンは、とうとう最後まで、聞こえてきませんでしたが
その代わり、もし、ちょっとでも、

強さと、優しさと、そしてしたたかさの「根っこ」が自分にも殖えた気がするな

と、感じていただけたならば幸いです🤗おやすみなさい💤😪✨」



それが済むと、要事前申込のウェビナー1つに参加しました。


テーマは、


主催: 日本環境会議・沖縄環境ネットワーク 
演題: 「やんばるの森の世界自然遺産登録と米軍北部訓練場」
講師: 吉川秀樹(Okinawa Environmental Justice Project)

※資料72に、講演と質疑応答の部分起こしがあります。


ウチは、講師の名護市出身の吉川秀樹先生の話を聞かせてもらうのは二回目やったんやけど、やっぱり、始めから終いまで、はにかみながら話しはる話し方には魅了されて、勿論、前回ウチがちょっと興味を持った“ワールド・ヘリテージ・ウォッチ”についての、よりリアリスティックな話が聞けたことが、なにより一番よかったです(笑)


前回、2022年3月17日の「沖縄の⽶軍基地問題の解決をめざして ー環境の視点からの国際社会への発信(吉川秀樹)」のウェビナーのアーカイブはこちらです(開始21分~)

https://www.youtube.com/watch?v=j_CfSopo6nU





「いいウン💛は出ているのにニャァ…

兄ちゃんの飲食拒否は、二日目に入りました

今日もまともに食べたのは、〇ゅ~るさんの液状おやつ1本だけ

そんな中、食べなかったご飯は 残飯処理係(ボク=リョウリョウと、カアサン=ウチ)に回り

パウチ、猫ミルクさんの空き袋、空き箱だけが、台所の調理台の片隅に溜まっていく

それが、夜7時ごろだったでしょうか、調理台の上にどねんかして上がって、

仁王立ちする兄ちゃんの影を、寝落ちる寸前に、目撃したのは…🙀」


「ウッジュウ(兄ちゃん)は、その場で、パウチ18歳猫用、2袋を一気に平らげ、そっから

猫ミルクに切り替えても、10回くらいお代わりして、また二日ぶりに飲食し出しました😲

そのあと、またいいウン💛して、眠って、信じられんくらい穏やかな時間が、続いています

さっき与えた3袋目は、ウチは、「もう用なしか」と思って、「余りものですが」と書いて、

梱包しかけてたパウチの中から、使ってしまいました🍐

「余りもの」の〇ゅ~るさんで、また荷物をこしらえたらええかな?👩🏻‍🦰.」


😽👩🏻‍🦰😺



~☆・*。.:*・゚☆・*。.:*・゚☆~


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資料のイメージ
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※ウェビナー(Webinar)とは、ご存知のようにコロナ禍、私たちの日常に、新たに加わった "ウェブ(Web)" 開催の "セミナー(Seminar)" のことです。
※画像が大きくて申し訳ありません🙇‍♀️


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※資料72


2022年5月20日(金)

第2回 沖縄環境問題オンライン連続市民セミナー

 演題: 「やんばるの森の世界自然遺産登録と米軍北部訓練場」
講師:吉川秀樹・Okinawa Environmental Justice Project、琉球、名桜、沖縄県立芸術大学大学院非常勤講師

主催: 日本環境会議・沖縄環境ネットワーク




※趣旨(抜粋

日本環境会議では、こうした沖縄で発生している問題を、日本社会全体が直面する危機の表れとして捉え、JEC沖縄特別シンポジウム(2022年06月25日(土))を開催するに先立ち、この問題への市民の関心を高めるべく、オンライン連続市民セミナーを実施することにしました。今回はその第2回目です。






※講演の全文起こし


「やんばるの森の世界自然遺産登録と米軍北部訓練場」
吉川秀樹・Okinawa Environmental Justice Project、琉球、名桜、沖縄県立芸術大学大学院非常勤講師


昨年2021年7月 「やんばるの森」(沖縄県国頭(くにがみ)村、東村、大宜味(おおぎみ)村)は  国連教育科学文化機関(ユネスコ)の 世界自然遺産に 登録されました


二度目の挑戦で ありがたい という声もありました もう一方では まだまだ 演習が行われている 2016年12月に返還された 米軍北部訓練場 跡地から 廃棄物が 発見されて 除去されていない 状況がある これでほんとに 世界自然遺産と 言えるのか 大きな疑問 疑念が 起こっています  


チョウ類研究者の宮城秋乃さんは その ガラス片や鉄くずなどの 廃棄物を 米軍訓練場ゲート前にもっていって 抗議したので 国 警察から 道交法違反と威力業務妨害で 在宅起訴(※自宅にいながら刑事事件が進行し、裁判を行う手続きが行われる。身柄拘束が必要ないと判断された場合のみ認められるが、無罪になることが多いわけではない)されました 人権問題としても 懸念されているということが 背景としてあります

 

ここから あまり お聞きになったことのない はなしだとおもうんですけど そこを おはなししていきたいとおもいます



Okinawa Environmental Justice Project(OEJP) とは なんぞや


OEJPの方法論・テーマ・モットーは 緑の点をつないで沖縄の環境を守ろう です


アメリカは 三権分立が 存在していて 国家歴史保存法(NHPA、立法)という 法律があって


ジュゴン訴訟(2003~2020)という アメリカの裁判の中でも 最も長い 訴訟で この 国家歴史保存法(NHPA)が 海外(※沖縄)で最初に使われ 動物にかかわる案件で 使われたのも最初で その裁判(司法)によって 米国国防総省(行政)が 敗訴したということで


米国国防総省が 専門家をやとって 辺野古に 基地を作ったら どうなるかを 調べたんです 結果 「日本の場合 それは あまりにも 不適切である 作る価値がない」と 米国の 国防総省の 専門家から 日本政府に 突いていくということが おこりました この法律の枠組みにより 日本も そういう前例を つくることができました


もうひとつの枠組みは 「国際自然保護連合(IUCN)」で IUCN(国際自然保護連合)を わたしたちは 「希望の宮殿」 として 捕えていて この枠組のなかで もっともっと よくなるんではないかと 考えています

簡単に言うと 米国の政府機関や 世界制度に 沖縄問題を きちんと訴えていけば ここではがんばれば交渉できるんだ と とらえています


「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」に関する世界自然遺産推薦書の 提出までには さまざまな 紆余曲折があり 前提として 素晴らしい 自然環境がある そこに 米軍の 訓練場があり それが あたりまえの 現実がある それを しっかり おさえていくこと それが われわれが 訴えていった 根本的な 背景になります 


1996年に 日米SACO(沖縄に関する特別行動委員会)合意により 北部訓練場の 一部が 帰って来ました 2000年 IUCN(国際自然保護連合)の勧告の中で 返還と 引き換えに やんばるの森に 新しい ヘリパッドを 高江に作る 計画があるが それが 環境に どういう影響があるかを 政府は まず 調べるよう 言われました 2007年 とうとう ヘリパッド 建設が 始まってしまいます

 

2010年 ご記憶の方も 多いかと 思いますが COP10(生物多様性条約第10回締約国会議、こっぷてん)に 参加してきました 環境・平和・人権という その時のテーマが まさに 沖縄中で つながっている という思いでした 


一方で 世界遺産登録への 取り組みは 進む だけど なかなか ヘリパッドは 作られるわ 演習は ずっと 行われるわ その中で じぶんたちが できることを 一生懸命 やっていきました 


2016年 懸念と要請の手紙を 出します 2017年 政府の 要請書が 出る きちんとしらべているし すばらしい部分があります ただ 問題は 北部訓練場の 使われ方でした 実は 北部訓練場の推薦書でした それなのに なぜ 北部訓練場のことを 記載しないのか 聞いて行ったのですが・・・


北部訓練場を きちんと可視化しようということで  いろんなことをゃってきました アメリカの ジュゴン訴訟から 貰ってきた資料を 渡して 普通の 一般市民が得られる 情報を 日本政府が 出さないのは おかしいよね アメリカが 書けることを 日本政府が 書けないのは おかしいんじゃないか 問題があると そういうことを 交渉の場で 訴えたり 手紙を たくさん書いたりしました


2018年5月の 登録延期は 環境省は 全く予想してなかったと おもいます 環境省の説明は 「北部訓練場は 問題でなかった」と そういうふうにしか聞こえない ものでした

  

IUCN(国際自然保護連合)の なぜ延期なのかの 評価では 「生態系については 無理だろう ただ 生物多様性では 可能だろう 飛び地の問題がある 北部訓練場に関しては 調査が行われていない 辺野古新基地は 県外からの土砂が使われて 外来種が はいっているかもしれない 」と 


IUCN(国際自然保護連合)は そういうことも 調べていて そういう 文言もありました だいたい 12頁です 環境省は なぜ IUCN(国際自然保護連合)の評価の 全12頁を 和訳して みんなに 渡さないのか 見せないのかと 思います



2019年の 推薦書 ここからが 北部訓練場についての 情報が たくさん 記載されています 宮城秋乃さんが 一生懸命 報告していたからです 米政府との協力を 明記している きちんと 問題解決の 提示を している 


書類の上では 少なくとも 前回とは まったく ちがうくらいの情報を 記載しています たとえば ジュゴン訴訟で わたしたちが アメリカから ひっぱってきたもの それと おなじものを 日本政府は あげています 


新しい推薦書の中で やはり 一番 重要だと おもったのは わたしたちの ようきゅうしてきことが こういうふうに でてきた ということでした


もちろん 演習は 続くし ヘリパッドは うるさい でも 日米合意してやっていくことを 明確に 記載させたので なんとか 枠組みは できたのではないかと 期待を もちました 


もちろん 米軍の 訓練は 影響があります 森のすれすれを オスプレイが 飛んでいく これを 影響の 脅威としてみないのは  問題があります もうひとつ 北部訓練場の 存在により 地域住民が おびやかされているのに そういうことが ひとつも 記載されていないのも 問題があります


どこからどこまでが 北部訓練場かの 境界線が 引かれていないことを どうするのか  宮城秋乃さんが 土壌汚染調査を やりました 一生懸命がんばったから 出てきます 環境省は 調査をしていない現状を 説明すべきだし 環境復元の 計画を 推薦書は 示すべきなんだと IUCN(国際自然保護連合)に 出していきました 


2020年 コロナの問題で 「世界自然保護会議」は 一年延期 2021年 IUCNの(国際自然保護連合)勧告は まあ お褒めの言葉が書かれていて じゃあ 基地はどうなったか 北部訓練場や 返還地については こんだけしか書いてないのかと すごく 落胆したのを 覚えてています


2021年7月 やんばるの森が 世界遺産登録されます 北部訓練場や 返還地への 言及がないのは 問題なしと 認めているのか どう 理解すればいいのか? 


僕は 他の人と 話していく中で 「改善されているので 書かないんだろう」と じぶんのなかで 勝手に 納得して いろいろ このあとに 動きを始めています


2022年2月 べルリンの ワールド・ヘリテージ・ウォッチ(WHW) のオンライン ミーティング に参加しました  世界遺産に登録された場所が 世界遺産でいられるように きちんと 見張っていこう そういう取り組みを やっているところです そして 市民社会の地域住民と 世界遺産センターという諮問機関(しもんきかん)を 対話をさせる 橋渡しをする NGOです


2022年5月 河村雅美 宮城秋乃 花輪伸一 OEJP(Okinawa Environmental Justice Project)の4者で WHW(ワールド・ヘリテージ・ウォッチ)レポートを作成して そういう中で 沖縄の問題を 世界遺産の 枠組みのなかで 伝えようと 取り組んでいます


米軍の訓練 (特に飛行訓練) の影響を 日本政府が 伝えていないのは 「世界遺産条約運用履行ガイドライン」169条に 反しています


世界遺産になったところだから ちゃんと 守らなければいけない そこを 押し出して 要求を やっています


きほん的には ずっと おなじことを 演習をやめてくれだとか 廃棄物を かたづけてくれとか やっています じゃあ 何が違ったかというと やっと 「世界遺産条約」 という枠組みの中で これまでと おなじことが てきている ということです


これは 米軍に対しても 日本政府に対しても ここは 世界遺産だよ とういうことで 交渉ができる 放置すると 「世界遺産条約」も 形骸化していってしまうよね それは やってはいけないよね ということで 以上です 

こういったかたちで ブログとか ありますので ご覧になってみてください





司会:山下英俊・日本環境会議事務局次長、一橋大学准教授

論文では 拝読していましたが きょう お話きいて 映像でも拝見させていただいて 最新の状況まで ご報告ありがとうございました みなさんの 20年以上の取り組みが 環境破壊を くいとめてきたこと 特にこの20年 日本政府の環境対策は 閉塞感しか感じないようだったんですけども みなさんのように 働きかけることで その成果として 登録されたことを 注視する 必要があると思います やんばるの森のような 場所ができ ますます 発展していくとよいなと 私も 思いました



>北大の吉田です。昨年夏、宮城さんとヤンバルの森を10キロ歩きました。昨年の秋のマルセイユのIUCNの会議で、幹部の方にこの問題を訴えました。登録された以上、環境アセスメントをやっていくといわれています。スイスのIUCN本部にもその内行って、訴えようと思います。NGOへの訴え、報告も大事だと思いますが、IUCNに要求する方が、手っ取り早くないですか?一緒に参りませんか?(吉田邦彦


吉川

まさに わたしたちも IUCN(国際自然保護連合)に ずっと うったえてきて もう一つ ジュゴン環境センターの 国際担当を やっていて もちろん 要求することが いちばん 大切だとおもっております なんども ぼくらも やっております 


なぜ WHW(ワールド・ヘリテージ・ウォッチ)に 参加して やっているかというと ヨーロッパだからか知りませんが うまいんですね IUCN(国際自然保護連合) に イコモス(国際記念物遺跡会議、略称 ICOMOS)を ひっぱってきて 話をさせるんです させるときに 司会者が すごい IUCN(国際自然保護連合)に プッシュしていくんです そこがすごいなと 元IUCN(国際自然保護連合)の事務局長でもあります  そういうこともあって WHW(ワールド・ヘリテージ・ウォッチ)にも いっしょにやっていこうと お願いしています 




報告書に、北部訓練場の問題が殆ど書かれていないのは、異様な感じがします。環境省の役人は、休日で訓練場が閉まっている静かなときにでも、IUCNの人を案内したのでしょうか?(吉田邦彦



吉川

まず 2017年の推薦書は びっくりするほど 北部訓練場のことは 書かれていないんです ただ 視察が やってきたんです おもしろいことに その やって来た時に ヘリパッドは 高江という 集落に あるんですけれども その高江に 米軍機が 墜落するんです 知らないは さすがに できないし いろんなかたちで 調査が あったんだとおもいます


いちおう 文章としては書かれている 基本 国とIUCN(国際自然保護連合)のやり取りが 表に出てくることは ないです 出てきた文章で 自分たちで 判断していくことに なっていきます 


ですから 静かな時にご案内したんでしょう 多分 でも 米軍機が 墜落してしまったw 





司会:山下

>2019年の日本の政府の書きぶりでは登録してもいいかなということでしょうかね



吉川

世界遺産会議登録の文書には 「この問題は 解決した」とは でてきません 僕は それぐらいのことは やるんではないか と 思ったんですけれども でも そこは 書いていない IUCN(国際自然保護連合)の文書には  世界遺産会議の 推薦地の文書は どんどん 薄くなっていくんです 


そういうのを 思いながら やってはいないけれど ちゃんとやると 書いている われわれが できるのは 書いてるけど やってないよ そういうことを 言い続けることが 大切なのかなと 思っています




※JEC沖縄特別シンポジウム(2022年06月25日(土))へのオンライン参加登録はこちらです

https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_-MfElA0KTU2QxijNcfwAGA




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※吉川秀樹先生の前回の講演の全文起こしはこちらです※㉑

「沖縄の米軍基地問題の解決をめざして:環境の視点から国際社会への発信 」

https://wtti2.muragon.com/entry/80.html


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