一週間刻みの眺め(長め)サイト(笑)

今週、引き出しの中に容れたもの。

2022/7/11(月)から今日まで。(第39週ー後半②)※資料No.107(宮城秋乃・蝶類研究者)



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2022/7/15(金)
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朝は、オトン(元ウチの人)からのメール・チェック(備忘録的なものなので、読み飛ばしを)。

「昨日は尽誠。◇☐はガッキー君とすき焼き食べてました。今日も忙しそうです。」(※◇☐:息子氏の名前)

夜は、菟田野のお義母さん(84)に、ラブレター書き(笑、同上で)。

おかあさん コン🦊ばんは。
今日の大阪は、さきほどサッとひと雨ありましたが、
その中を、またも私は、傘を持たずに歩いていました☔2度あることはもう一度あり?😅

それでは、『根っこばなし』より『取りあげ婆さ👵🧸💗』④をお送りしますね👶🍼🍬

前回の『取りあげ婆さ👵🧸💗』は
今から131年前の濃尾地震(1891年10月28日午前6時37分、マグニチュード8.0、マグニチュード8.0)で、人々がその晩は河原で野宿をされていた時に、暗がりの中、お産婆さんを探す男の人の声が聞こえてきて、ムラの婆さがあたっている焚火の前に、その方が姿を現したので、婆さが声をかけました
というお話でしたね💧

なお、『取りあげ婆さ👵🧸💗』は、タイトルに魅かれて選ばせて貰った作品なので、物語が予期せぬ展開(?)になるかもしれないことを、あらかじめお詫び申し上げます(笑)🙇

「根っこばなし」より『取りあげ婆さ👵🧸💗』

👶🍼🍬

部落の 女ご衆が つれだって、向こうの ようすを 見てもどり、👩🏻👩🏻👩🏻

着のみきのまま お産じゃぞ。
いかにも あわれじゃ、ほっとけん。
それっ、むしろじゃ、ぼろじゃ、ろうそくじゃ、
家へ もどって 取っといでと、

男衆たちを 追いたくったでな。👨🏻👨🏻👨🏻
それぞれ 手わけで 走ったと。🙏

女ご衆に、手むしろ囲い(※むしろを 横に立てて かこった)に かこませて、
片はだ脱いだ 婆さまが、👵
大きな声で はげまして、やがてのことに 生まれたと。👶

(つづく)

被災されて、女の人も、男の人も、婆さも、みな大変であられるのに、新たに産まれてくる命ために、お互い、助け合われて、本当に美しいですね…👩🏻👵👨🏻💕
昔も今も、きっと、変わらないのかもしれませんね😉✨

それでは、明日の続きをお楽しみに(?)おやすみなさい👶🍼🍬💤😴💤」


きょうは、夜ランをして、5,827歩(4.3㎞)走り歩きました🏃✨


そのあと、蝶類研究者の宮城秋乃さん『やんばるの森の世界自然遺産登録と米軍北部訓練場の文字起こしをしました。


With "Ryoryo"(ウイズ リョーリョー)


~☆・*。.:*・゚☆・*。.:*・゚☆~

演題:「やんばるの森の世界自然遺産登録と米軍北部訓練場」
講師:宮城秋乃・蝶類研究者

(2022年7月15日開催、日本環境会議(JEC)主催)

~☆・*。.:*・゚☆・*。.:*・゚☆~


※質疑応答の全文起こし


山下英俊・一橋大学 大学院経済学研究科准教授

>私はもう ショックばかりだった という感じなんですが 

定期的に 森の中に 入られて 調査をされていて ということですよね?


宮城秋乃・蝶類研究者

そうですね 家宅捜査に入られて デスクワークが 多くなる前は 週に 3,4日は 通っていました 


山下

>そうだったのですね 私が一番 ショックだったのは 土壌汚染ですとか 弾薬が捨てられているのとか 発見されたりとか あとは 返還されたヘリパッド( ヘリコプターの簡易発着場)の跡地に また ヘリが着陸して というような 事件が 沢山 起きていた というのを 実は今日 宮城さんに お話を聞くまで 全く 知らなかった 自分が 一番恥ずかしいと 思って 今 お話を伺っていたんですけれども 状況の深刻さ というのを 改めて感じました



>米軍基地跡地の 蝶や生物の状況は どうですか?


例えば これで 特に 数が減ったとか 減ってないとか そういうことが言える段階ではなく 

例えば 汚染によって 奇形の生物が出ているとか 何か そういうことも 言える段階ではなく

いまのところは こういう被害が 出るんじゃないか?っていう 予想 推測しか 言えないんですけれども

 

まぁ そういうことが 起こらないように 予想できる被害は 防ごう っていう形で 発信しています


だから いまのところ 返還地の 具体的な生物の 米軍廃棄物による 影響っていうのは  確認できてないです 




>昨年の「やんばるの森」歩きの際は お世話になりました 軍事費増強 米軍への遠慮するスタンスが 続くでしょうが その分 IUCN(国際自然保護連合)には 強く動いてもらわなけばいけないと思います どうしたらよいか 検討していかなければいけないと思います なんでもおっしゃっていかれてください 


今日は ポルトガルでの国際会議が なされていますが 宮城さんの話は 何をおいても 聴かなければいけないと思い 聴かせていただきました 大変でしょうが 応援しています お体を お大事にしてください(吉田正人・筑波大学大学院人間総合科学研究科世界遺産専攻教授)



宮城

どうもありがとうございます とても 励まされます 吉田さんと一緒に 「やんばるの森」を歩いて 現場を 米軍廃棄物の状況を 見て頂きました それで IUCN(国際自然保護連合)会議の方で 現状を 報告して頂きました  




>実力行使が 有効であるのは 明白です 県知事や 県内外の 専門家のみなさんの協力を 積極的に受け入れて 政府と渡り合ってほしい 沖縄県の 行政スタッフに 基地問題の 専門家が 不在なのではないか? との懸念があります



宮城

私の 感じ方としては 沖縄県は 米軍廃棄物の問題の解決には ちょっと 消極的な姿勢だなぁ という気がしているので 私は今 個人で この問題を 解決できるような 予算も時間も ないので 今後 やはり 県だったり 国だったり っていうところから そういう 米軍廃棄物の問題を 解決する 調査をするとか 撤去するとか というので 動いてほしいなと 思います 



>県側に 働きかける 宮城秋乃さんの感触は いかがでしょうか?


昨年だったか 数か月前に 沖縄県から 私の方に まず 私が 580発の 未使用の 銃弾の空包を 一日で 見つけた日があって 


それが 沖縄タイムスと 琉球新法で 報道されたんですよ ちょっと 数が多いってこと


で そのあと 沖縄県から 連絡もらって 「その場所に 案内してほしい」って 言われたんですけれども 

 

世界自然遺産に空包580発 北部訓練場跡 発見の宮城さん「生物に影響」 - 琉球新報|2021年11月2日



私は それより前に 沖縄県に ちょっと 不誠実な対応を 取られたことがあったので 今回は 安請け負いをせずに 


「だったら 県だけじゃなくて 沖縄防衛局の人も 連れてきて 私の目の前で 米軍廃棄物を 検認させてほしい そうであれば 沖縄県のみなさんも 現場に案内します」


っていうふうに 伝えたら それから何か月か 経っているんですけど 


途中報告として 県の方から 連絡があって「防衛局と 調整中です」っていう連絡頂いて 


それからまた 数か月 経っているんですが 今のところ 何も動きは 無い状態です 





桜井国俊・沖縄大学人文学部名誉教授、沖縄環境ネットワーク世話人


>昨年(2021年)の6月4日に 宮城さんが 家宅捜索をされているんですが その10日ぐらいあとに 「土地規制法」(「重要施設周辺及び国境離島等における土地等の利用状況の調査及び利用の規制等に関する法律」)というのが まぁ 強行採決されて 成立しているんですね 


宮城さんが 威力業務妨害で 家宅捜査され 昨年暮れに 起訴されたというのは ある意味 土地規制法という 住民規制法ですけれども 周辺に暮らしている 或いは そこに 関係のある人たちで 物言う人(基地を容認するのではなくて それは問題だという形で 発言する人)を コントロールしていくという そういう法律が 成立した 月である ということが まず 大事だと 思うんですね 


これが 今年(2022年)の6月1日に 一部施行され 9月には 全面施行される ということで この いわば 先駆けとなったのが 宮城さんの起訴であった ということですね これが まず 確認しておく必要がある 


これから 日本の社会が そういう社会になるんだ っていうことを それを警告したのが 宮城さんだった ということですね    


あと一つは 返還された基地敷地内 北部訓練場で 米軍が 廃棄物を 遺棄している それは 地位協定の 4条以降で 「返還したときに 米軍には 現状回復の 義務がない」 つまり 汚染者負担の原則が ないんです ですから やりたい放題  と言うことの問題があるんですけれども 


と同時に やはりこの 世界自然遺産登録に 値するような自然と 隣り合うような形で 北部訓練場があって 低空飛行の訓練を しているんです 陸上の 地上の 廃棄物だけでゃなくて その空に飛んでいる 米軍機の 生き物に与えるストレス というものも 大変なものだと 思うんですね    


そういう意味で 世界自然遺産登録に 値するような自然のすぐそばで あるいは 自然の上で こういう 軍事訓練を するっていうことは そもそもあり得ないのではないか ということも 同時に 確認しておく必要が あるんじゃないかと 以上です



宮城

私が 実力行使に出たのは いきなり 実力行使をしたわけではなく 

それまでに 政府交渉なり いろんな形で 合法的な形で 米軍廃棄物の問題だったり 米軍機の飛行をやめてほしいだとか ヘリパッド作らないでほしいとか そういうことを訴えてきたにも関わらず


全く聞いてもらえないし 少しの縮小さえも してもらえなかったので こういう行為に 出たんですけれども   

  

それなのに 法律を使って 市民の抗議活動を 抑制しようとした っていうのが 今すでにあった法律で こんなことが 出来てしまうんだったら 「土地規制法」が できちゃったら もう 権力側は 堂々と 市民を 押さえつけることが できるので


今後どんどん 威圧してくることが できるので ここはちょっと すべての この国に住む人に関する 沖縄だけじゃなくて 権力に抗う市民 全てに関わる話だなと思っています




>世界遺産に登録された場所と 北部訓練所として残された場所について 森としての一体性は どうご覧になっていますか?


宮城


はい

えっと 森としては 

もう ひと続き です ね

特に 人から見て 

境界線が あるわけでも なく

動物たちには 当然 

そんな境界線は 関係ないので


それは 森だけじゃなくて 

空も 海にも 

言えること なので

 

ここからが 返還地

ここからが 訓練所

ここからが 世界遺産


なんていう考え方は 

生態系を守る上では 

間違った考えなので


もう 全体で 一つの森

一つの生態系 として

守っていかないと

いけない状態なので


今のところ 

きちっとフェンスとかで全く区切っているとかじゃないので

動物たちは 

ちゃんと 行き来も出来ているし


ただ 北部訓練所の中は 

日本側が入って 

調査ができない状態なので

やっぱり 

内部の調査ができるように

していかないといけない

と思います




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※今日の文字起こしのソースはこちらです


2022年7月15日(金)

第5回 沖縄環境問題オンライン連続市民セミナー 
演題:「やんばるの森の世界自然遺産登録と米軍北部訓練場」
講師:宮城秋乃・蝶類研究者

http://www.einap.org/jec/article/events/48/112


※動画視聴はこちらです:

https://www.youtube.com/watch?v=JxoNX4WYE9s

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