一週間刻みの眺め(長め)サイト(笑)

今週、引き出しの中に容れたもの。

2022/7/11(月)から今日まで。(第39週ー前半③)※資料No.106(社会的孤立回復支援)



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2022/7/13(水)
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朝は、オトン(元ウチの人)からのメール・チェック(備忘録的なものなので、読み飛ばしを)。

「昨日は、キーマカレー。今日は水曜日、泊まりです。明日はフリーで夜は尽誠

夜は、菟田野のお義母さん(84)に、ラブレター書き(笑、同上で)。

おかあさん コン🦊ばんは。
週間天気予報は、明日からまた、ずーっと雨マーク☔が続いていますけれども
また高気圧が、オセロゲームのように、ひっくり返してしまうんじゃないかなと
やはりちょっと思ってしまいます🌞☔☔☔🌞
少しでも涼しくなってほしいですね🙏

それでは、『根っこばなし』より『取りあげ婆さ👵🧸💗』③をお送りします👶🍼🍬

前回の『取りあげ婆さ👵🧸💗』は
今から131年前の濃尾地震(1891)で、家も何もかもぺしゃんこにつぶれて、火災も起こったので、生き残った人々はみんな、河原へ集まってきて、野宿して夜明かしされた
というお話でしたね💧

なお、『取りあげ婆さ👵🧸💗』は、タイトルに魅かれて選ばせて貰った作品なので、物語が予期せぬ展開(?)になるかもしれないことを、あらかじめお詫び申し上げます(笑)🙇

「根っこばなし」より『取りあげ婆さ👵🧸💗』

👶🍼🍬

そのおり 暗がりの 向こうから
「さんばば おらぬか、このなかに、さんばに 用が ある者じゃ」とな。🔥

しきりと たずねる声がして、やがてのことに 砂利ふんで、
たき火に 姿をみせたのが、
あきんど風の 男でな。👨🏻

「わしゃ、取りあげの まねごとを するが、だれぞ、にわかに 産気づいたかや」
と、部落の婆さまが 声かけたら👵
「やれ、ござったか。わしの 主人の 奥さまが、
河原で 産気づかしたで、👩🏻
ともかく めんどう みてくだされ」
とな。かた手おがみに せきたてたと。🙏

(つづく)

いよいよ「根っこばなし」では、大御所の(?)婆さ(今回はお産婆さん)がお出ましになられましたね👵💕ワクワクしてきました😊

なかなか、昔のことを知る機会も、少なくなってきたので、お互い、子ども心に返って、物語を楽しみましょう😉✨💗

それでは、次回は明後日7/15(金)になりますけれども、続きをお楽しみに(?)
おやすみなさい👶🍼🍬💤😴💤」


きょうは、夜ランをして、4,549歩(3.1㎞)走りました🏃✨

そのあと『孤立と社会- 悲しみや不安を口にできる社会を -』の文字起こしをしました

With "Ryoryo"(ウイズ リョーリョー)


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※“えんたく”の部分起こし(2022年7月2日開催、龍谷大学社会的孤立回復支援研究センター主催)
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(1:45:40~)
金 尚均(きむ さんぎゅん)・龍谷大学法学部教授
私は この 社会的孤立回復支援研究センターの ヘイトクライム・ユニットという 平たく言えば 差別的な理由で犯罪を犯すことについての研究 の担当を させて頂いているところです

私 ちょうど あすこらへんで ドリーさんとかと 3人で しゃべってたんですけど 共通の話題になって 「日本にいる 外国人として コロナの時 どう思ってた?」 みたいな 話をして 非常に なんか 共通の 課題なり 不安なりが 見つけられて 語りっていいなっていうふうに 思ったですね 

なんでかって言うと 私 やっぱり 自分が言いたかったこととか 思ってたこととか 非常に 不安に 思っていることとかを 口に出せる場 っていうのは いいな っていうふうに 思いました  

正直 今 気分 軽いです なんで 気持が 軽くなったかというとね 私 もうそろそろ 60歳で それで まあまあ もうちょっと行ったら 退職なんですよ ふと 自分の これからのことを 一瞬 考えたんですねぇ 
  
僕が 例えば 職場を 辞めると 人間関係から 孤立するんですね だって 僕の 社会っていうのは この 今 働いている 大学で 人間関係を 築いてきたわけですから  

すると もうひとつ 今までずっと ただであるかのように やってくれてきた 健康診断からも 孤立するわけですね  

そうすると ふと 僕 これ 辞めたら 人間関係から 孤立し 健康からも 孤立すんねんな っていうふうな ことを 思ったのね 

これ 結構 深刻で そうすると 僕は 何に 頼るか? っていうたら 多分 インターネットやと 思うんです

うん ほんで そういうふうに なっている人って 結構いるなって いるんちゃうかなって ふと 思ったのね

 インターネットの あたかも 語りかけてくれるような バーチャル空間のもとで 真実を見たと いうふうなことで 様々な問題を起こしている ご老人の方 っていうのは 現実に 多いと 思うんです

それは ある種「高齢化が生む孤立化の病」っていうものが ふと 若いドリーさんと しゃべっていて 全く 違う論点なんですけど 私 しんしんと 身につまされるように 今 感じているところです


(0:45:05~)

金 尚均(きむ さんぎゅん)
今 安田菜津紀さん( フォトジャーナリスト) のお話を聴いて 思いましたのは 「自分の不安っていうのは 語っていいんだよ」っていうことは 非常に 僕にとって 重い言葉なんですね 

それは 生まれてから 今日まで 今も 自分で 思っていることが 僕は あるんですね それは 「日本に 僕は 生きてていいんかな」と 思うことなんですね 

僕は 日本人ではなくて 朝鮮人で しかし日本に生まれて 母語は日本語であると いうような 環境で 生まれ そして また 生きてきたんですね 

そして 僕個人は 自分が 朝鮮人であるということが それを 誰かに話すということが 
こわくてこわくて 仕方がなかった 
 それを 不安として 誰かに語ることが こわくてこわくて 仕方がなかった
その思い っていうのは 今でもある

そこには 小さいときよりは まだマシかもしれませんけれども それを語ったときに それを 受け止めてくれる 人と社会が どれほどあるのか っていうことが 僕にとっては 今でも 不安で不安で 仕方がないんですね それは 孤立であり 孤独でもあるわけなんです 

僕のように 思っている方っていうのは 実はこの 龍谷大学なんかでも 少なからずおられまして まぁ 数としては 多くないんですけれど 大学で 授業や ゼミや 様々な場で 学生さんと 知り合います そうしたときに ポツッと 学生さんから 「私も 先生と同じ ルーツを 持ってるんです」っていうふうに 言われることが あるんですね

それを 言うときの 学生さんって 一つは 凄く 勇気をもって 言われていることと もう一つは 非常に 安心感を持って 優しい目で 語られているんですね  
  
その まなざしを見たときに 僕も 非常に 同じような 感動と気持を 持つときが あるんです   

ぜかと言うと それは まさに 安田菜津紀さんのおっしゃった「不安を 語っても いいんだよ」 っていう場 なんですね  

そういったようなことが 今 私たちの 社会の中でも 例えば 共生社会と 言われますけども  外国にルーツのある人 そして 外国から来られた人 そういった人たちに対して 私たちがどれほど 彼女ら彼らに対して 「不安を 語っても いいんだよ」っていうふうな 言葉と そして 手を差し伸べているか っていうこと 身の周りの 私たちの生活とか 乃至は 社会的な活動の場で 言えてるか  しているか っていうこと が 非常に 問われているかと 思います

この コロナが 蔓延して コロナワクチンが 接種できるっていうときに 私の子どもが 
もう いい歳をとった子どもですけども 「アッパー(朝鮮語、パパの意味、オンマーはママ)僕らも コロナワクチンって 打てるの?」と 言うんですね 「なんで そんなこと 言うねん」 「だって 国民 って書いてあるやろ?

僕は 国民じゃないんですよね 今 日本の社会って みんなすべて 国民 国民 って 言うんです その中には 暗黙のうちに 国民とされない人たちは すべて 排除されるんですね その 象徴が まさに 私たちが 誇る 日本国憲法の14条で その最初の言葉は  「すべて国民は…」 と書いてある そこで

じゃあ国民以外の人は平等じゃなくてもいいのかっていう 不平等が前提としてある社会で 
じゃあいわゆる社会のメンバーとされない 乃至 なりたくても なれない こういった人たちに対して「不安を 語っても いいんだよ」っていうふうに言える場 乃至 言える人たちっていうのをどれだけ増やそうか 
っていうことが 私 今日 みなさんと 語り合いたいところです  


“えんたく”の司会:中根 真(なかね まこと)・龍谷大学短期大学部こども教育学科教授
金さん自身の 幼少期からの 体験をもとに 最後の 息子さんとの やり取りの 「アッパー、私たち、国民じゃないよね」っていう この言葉に 本当に象徴される 隣にいるんだけれど なんか 見えない壁 というか 違いがあることを 象徴するお話を 頂いたかなと思います また後ほど お話を伺います ありがとうございました 
(つづく)

✨🌙🌓🌖🌕✨🌙🌓🌖🌕✨


※今日の文字起こしのソースはこちらです
2022年7月2日(土)


社会的孤立回復支援研究センター(SIRC)キックオフ・シンポジウム

孤立と社会
- 悲しみや不安を口にできる社会を -

〔主 催〕龍谷大学 社会的孤立回復支援研究センター(SIRC)
〔共 催〕龍谷大学 犯罪学研究センター(CrimRC)
〔協 力〕一般社団法人 刑事司法未来

〔会 場〕龍谷大学深草キャンパス 成就館メインシアター
https://www.ryukoku.ac.jp/nc/event/entry-10494.html

【趣旨】
  孤立は人々から生きるための力を奪う
 Withコロナの中で孤独を抱え、社会的孤立に陥っている人々が、

動き出すために必要な支援やコミュニティの形成について、皆さんと一緒に考えたい
 社会的孤立回復支援研究センターは、“つまずき”からの“たちあがり

”総合的・包括的な回復支援のネットワークの構築を目指す


〔ゲスト〕安田 菜津紀 ・認定NPO法人Dialogue for People副代表/フォトジャーナリスト
〔課題共有型円卓会議“えんたく”の司会〕中根 真(なかね まこと)・龍谷大学短期大学部 こども教育学科教授

〔登壇者〕金 尚均(きむ さんぎゅん)・龍谷大学法学部教授
加藤武士・木津川ダルク代表

※動画の視聴はコチラです:https://www.youtube.com/watch?v=-2O7J9i6Qpc


(つづく)



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