2022/7/18(月)から今日まで。(第40週ー後半①)※資料No.110(ウィシュマ・サンダマリさん)

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2022/7/21(木)
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※きょうは、ノーペン🖊デーにつき、通常のメール・チェックと、レター書きと、『根っこばなし』は、お休みです🙇(笑)。

2枚目:With "WouldYou"(ウイズ ウッジュー)、それ以外:With "Ryo Ryo"(ウイズ リョーリョー)
きょうは、夜風の古墳ランをして、15,632歩(9.5㎞)走り歩きしました🏃🐈✨そのあとは、「ウィシュマ・サンダマリさん遺族に、国は何を主張したのか」と、「改定入管法・住基法施行から10年」の文字起こしをしました↓
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Radio Dialogue 068ウィシュマ・サンダマリさん遺族に、国は何を主張したのか――「飢餓状態」の数値を見過ごしたこと、救急車を呼ばなかったこと、それは「やむを得ない」ことなのか」(放送日:2022/7/20MC:安田菜津紀・フォトジャーナリスト、佐藤慧
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(20:46~)
安田菜津紀・フォトジャーナリスト
手短には なってしまうんですけれども 今日(放送日:2022/7/20)取材したことを お話したいと思います 昨年 2022年3月6日 名古屋の出入国在留管理局の 収容施設内で 亡くなったウィシュマ・サンダマリさん のご遺族が 国に対して 起こしていた 裁判が 今日 第二回目の 期日を 迎えました 
今回も含めて 国は じゃあ ビデオを開示します というふうには ならなかった(佐野信・名古屋地裁裁判長ですし ウィシュマさんが 一番最後に 過ごしていた お部屋の 監視カメラの映像では ざっくり 言うと 亡くなる前に 行われていた 尿検査の値が 飢餓状態の数字を 出していたり ですとか 亡くなる前日の時点で 血圧も 脈拍も 取ることができない という状態に ありながらも 救急車を その時点でも (名古屋出入国在留管理局の収容施設は)呼ばなかった これも やむ負えなかった とはっきり 文書に 書いてあります それは本当に やむ負えないことであったのか?
「姉の死の真相解明を一日遅らせることは 私たち遺族を一日余計に苦しめることです」というふうに ウィシュマ・サンダマリさんの妹のワヨミさんは 訴えているんですね 既に ご遺族は ご家族を 亡くした ということだけでも 苦しみが 続いているわけなんですけれども 更なる苦しみ 必要以上の 苦しみを 作らないためにも より透明化して より適切な開示をして ということが 今後の裁判でも 求められてくると 思います

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改定入管法・住基法施行から10年 「共生社会」の基盤は在留管理か?(日時:2022年7月16日(土)、主催:主催:移住者と連帯する全国ネットワーク(移住連))
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※質疑応答の全文起こし
>政府が本気で、移民女性を取り巻く問題に、とりくまない理由はなに?


山岸素子・移住連事務局長/日本カトリック難民移住移動者委員会
省庁に対して わたしたちも いろいろ 要請しているんですが 全く無視で 国連などでも 訴えてきたんですが 政府は一切 無視で 「DV被害者への 配慮は 問題がない」と 言い切っているばかりで 今回 ウィシュマさんの事件が 起こったことで ちがってくる部分がでてきたり すこしは 考えているところがあったりしていくかもしれないですけれども どうしたらよいかと わたしたちも 思ってきたところです


>開示要求には、ほかにどのようなことが書かれていたのでしょうか? 


國崎万智・ハフポスト日本版ニュースエディター
『職質だより』は 2021年2月 警視庁が 出したものです その後 12月に 全国に 配布しているものです バハマと 日本の ミックスルーツの男性が きっかけになったと 思います 「どういった人を 職質していいか」と 例示して 「呂律(ろれつ)が回っていない という人は 明かだ」とか 書かれているんでしょうけれども 黒塗りで 見えませんでした 


>チャーター機での外国人の送還について スリランカ タイ ベトナムは 送還を始めました が ベトナムは 2018年の47人の強制送還以後 執行していません どんな方針転換があったと思われますか?


草加道常・RINK/移住連運営委員
やっぱり チャーター機での送還での訴訟が起こったことが 一つ 要因と考えられると思います 原告勝訴となったものは 代理人弁護士と 相談する時間を与えずに チャーター機に乗せた ということがあって 原告勝訴に 導きました 3年で100人 減っていることも 影響としてあるのかなと きちんとしたことは 言えません  


>自治体から 入管国に 申し入れることはありますか?


山田貴夫・ヘイトスピーチを許さないかわさき市民ネットワーク
住民票が消されるだとか そういうことに対しては ぜひとも 国に対して 申し入れを してほしいところなんですけども 政令都市の 市長会議 そういうところに あげていただくのが 一番効果的かと思いますので 活動しておられる団体の方は (国よりも)それぞれの 地元の自治体の方に 申し入れをするのが 先なのかなという 気がしています 


>在留カードの 必要性を 認めないと 政府と折り合いがつけられないでしょうか?


山田
チェックの必要は あるだろうと 思います 仮に 在留カードの 必要性を 認めるとして じゃあ 誰でも アプリの状態で できるようにしていいのか? 誰でも いつでも 民間で できてしまう どう管理すべきか? 何の 制約もない それで いいのか? ご本人に 迷惑が掛からないような 残らないようなものに できないだろうか? 業者が 目的外利用をしていないか きちっとした チェックができるようになっていない いずれにしても そういった点を 問題にしたいと思います 


>入管法の改定など 人権と逆行することが ずっと行われているます どうしたらいいのでしょうか? 議員からだけでなく やはり 地域からの草の根の動きが必要でしょうか?


鈴木江理子・国士館大学教員/移住連共同代表理事
日本は 差別禁止法だとか そういう基本法がない 基本法こそ 必要ではないかと わたしたちは 提案しています プラットホームがあれば もっと よりよい社会にしていけるのではないかな と思っております
※NPO法人 移住連より
当団体が発表した政策提言「移民社会20の提案」(2019年発表・2021年改訂版)は以下よりご覧いただけます。


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Radio Dialogue 068ウィシュマ・サンダマリさん遺族に、国は何を主張したのか――「飢餓状態」の数値を見過ごしたこと、救急車を呼ばなかったこと、それは「やむを得ない」ことなのか」(放送日:2022/7/20)MC:安田菜津紀・フォトジャーナリスト、佐藤慧
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(54:53~)
安田菜津紀
実は 入管の収容施設で 2007年以降だけで 17人の方が 亡くなっている というお話を この番組でも 度々してきたと思うんですね 安倍政権下だけでは どうだったんだろうかということを 私自身 改めて 振り返ってみたんですけれども 安倍政権下 一次・二次 含めて 入管の収容施設で亡くなった方 合わせて 10人 で 10人の方が 亡くなりながらも 本当に まっとうな 適切な 検証が なされず 責任ある 立場の方が 刑事責任を 問われたこともなく じゃあ この10人の 命が奪われた ということは 本当に 重大なことだから より透明化していきましょう より入管の権力を分散していきましょう ということには ならなかったわけですよね
昨年 入管法の政府案が 事実上の廃案になって とにかく 帰してしまおう 排除してしまおう という色が 強かった法案だったので 多くの声が 上がったわけなんですけれど 確かに 菅政権下で 出てきた法案ではあったんですが あの法案の 土台になるようなことが できあがったのは 既に 安倍政権下だったわけですよね


自己責任 切り捨て ザクザクと 壊されてしまった法治国家のあり方 みたいなものを これからやはり 修復する作業を していかなければならないわけですよね


それは 本当に 粘り強い作業が必要で 選挙のたびに こう 私自身も感じることなんですが 民主主義って ほんとに 手間がかかるし 時には めんどくさいっていうふうに 思うような 制度でもあるし どちらかというと 無力感を 味わうことの方が 多いかもしれないですけれども でもそれでも この ザクザクと 壊されたものって 本当は 一部の権力を 持っている人のものではないよね 社会に生きている 私たちのためのもの 一部の人が 独占していい 権限ではないよね っていうことを あらためて 声に出して行きたいな というふうに 今日のお話を聴いて あらためて 思ったところです 
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※今日の文字起こしのソースはこちらです

(一つ目)
2022年7月20日(水)

Radio Dialogue 068「ウィシュマ・サンダマリさん遺族に、国は何を主張したのか」 (放送日:2022/7/20) 
MC:安田菜津紀、佐藤慧 
※動画はこちらでご覧になれます:https://www.youtube.com/watch?v=NH1XbsqGzuc
(二つ目)
2022年7月16日(土)

(7/16・オンライン)移住連 入管・共生施策会議 シンポジウム「改定入管法・住基法施行から10年 「共生社会」の基盤は在留管理か?」主催:移住者と連帯する全国ネットワーク(移住連)
開会あいさつ  佐藤信行さん(在日韓国人問題研究所/移住連理事)
< 報 告 >
◇旗手 明さん(自由人権協会理事/移住連運営委員)「“点”の管理から“線”の管理、そして“面”の管理へ〜とどまることのない外国人管理の強化〜」
◇草加道常さん(RINK/移住連運営委員)「仮放免者・非正規滞在者は生きることも許されないのか~一切の権利を奪われて」
◇山岸素子さん(移住連事務局長/日本カトリック難民移住移動者委員会)「移民女性の地位の不安定さ~声をあげられないDV被害者~」
◇鈴木江理子さん(国士館大学教員/移住連共同代表理事)「管理監視強化と法的地位の不安定化~奪われる在留資格~」
◇國崎万智さん(ハフポスト日本版ニュースエディター)「日本のレイシャル・プロファイリング〜人種差別的な職務質問の実態~」
◇山田貴夫さん(ヘイトスピーチを許さないかわさき市民ネットワーク)「外国人住民に対する自治体の対応~住民の利便の増進より、在留管理への貢献へ~」 
司会:丸山由紀さん(弁護士/移住連運営委員)
※動画はありません
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