大切の人でなかったとしても #イスラエル・パレスチナ問題(※雑学No.561,B.D.+47)
✨🌒🌓🌔🌕🏃
2023/10/22(日)
🏃🌕🌖🌗🌘✨
きょうは、プライベート・デー(フリー・デー)のため、いつもの形式の長文ブログはお休みです(笑)
今日は、ウッジューが星になって1年目+73日(438日)☆彡
リョウリョウの9歳のB.D.から40日☆彡
奈良の菟田野のおかあさんのところへは
ミイコさんが最近は朝も訪れている様子
先週土曜日に頂いたお返事にこうあった
「なぜ猫の写真なんか、有るの
今一番の友達です
寂しくても、話しあいて
朝起きたら来ているの😃
朝飯同じように食べるの
楽しみに待っているのうれしい、
それから、蛙の写真ありがとう
うれしいメールいつもありがとう
うれしいありがとう‼️」
With "WouldYou"(ウイズリョーリョー)
きょうは、夕焼けランへ行って11,891歩(8.6㎞)走り歩きしました🌇🐈🏃✨♪♪♪♪ゼイゼイ… バタッ…♪♪ (←息切れしたウチ😱)そのあとは『ガザ地区の友人から届いた声』の文字起こし(要約筆記)をしました💦🌸↓↓
※部分起こし(要約筆記)
🌝1:18:53 安田菜津紀・フォトジャーナリスト、NPO Dialogue for Peopleの副代表:https://twitter.com/NatsukiYasuda
私自身が ガザ地区を最後に訪れたのは 2018年の2月でした
で 色んな声が私たちの団体にも届いてきたんですけれども
今この緊迫した事態の中で具体的にどんな声が届いているか
ということを皆さんに改めてお伝をしていきたいと思います
🌝1:19:31 安田
まず幼い子どもがいる女性の声をお伝えしたいと思うんですけれども
これまでも空爆がガザに対して行われるたびに
「今どうしてる?」っていう風に声をかけると
「赤ちゃんを抱いてキッチンに閉じこもって震えてる」
という連絡が来たりということがあったんですけれど
今回のガザに対するイスラエルにとっての
報復攻撃が始まってからは連絡がつくたび
それが「大丈夫、まだ生きてるよ」という
連絡に変わって それも 残念ながら
今 途切れ途切れになっていきました
幼い子どもを連れていることもあり「とにかく自分が
家族の安全のため 命のために何もできないこと自体
とても悲くて」という声を彼女は届けてくれています
🌝1:20:31 安田
もう一方は アサールという青年なんですけれども
彼は2023年10月11日に録音したボイスメッセージを
届けてくれました その時点で「もうとてつもない
量の爆弾が自分たちに降り注いでいてしかも状況は
日に日に悪くなっている」という事でしたけれども
彼は お年を召したお母さんが一緒にいて
そのボイスメッセージを送って貰ってから
数日間 全く連絡が渡れなかったんですね
どうしてるかな、どうしてるかなと特に
「北部から退避をしなさい」という風に
イスラエル軍から一方的に言われてますけれど
南から北の橋までは 40km以上あるわけですね
歩ける人でさえ 非常に困難を伴うような道のりを
どうしてるかな、どうしてるかなと思ったんですが
昨日 数日ぶりに連絡がつきまして
「南に退避している」との事でした
🌝1:21:32 安田
あとは ガザに2012年に結成された
「SOL BAND」という音楽バンドで
私たちのDialogue for Peopleのサイトにも
その音楽をアップしているんですけれども
どうしましょうまずは聴いてみましょうか
では この地域に伝わっている民謡をカバー
した歌で 「SOL BAND」で『Al Rozana』
聴いてください
『Al Rozana』 歌詞(意訳:佐藤慧)
おお、ロザーナよ
あらゆる善良なものが彼女の中にあったというのに
ロザーナにいったい何があったというのだろう
神が彼女を罰したのだ
おお、ロザーナよ
あらゆる幸福が彼女の中にあったというのに
ロザーナにいったい何があったというのだろう
神が彼女を罰したのだ
アレッポへと往くものよ
私の愛はあなたとともに去ってしまった
山盛りのリンゴとブドウを抱えるものよ
誰もが愛する人とともにいるというのに
私の愛する人は去ってしまった
おお、神よ
風が私の愛する人を連れ戻してくれますように
🌝1:23:57
「SOL BAND」で『Al Rozana』
という曲を 聴いて頂きました
演奏している曲は この地域で20世紀の頭頃に
飢饉が発生した時に 到着したイタリアの船が
『Al Rozana』という名前でそれが
伝統民謡として歌わているそうです
🌛1:24:36 荻上チキ・NPO法人「ストップいじめ!ナビ」代表、「社会調査支援機構チキラボ」代表:https://twitter.com/torakare
イスラムの特に原理主義では音楽などは
一切禁止されてたりするじゃないですか
ハマスなどでは どうなんですか?
🌝1:24:48 安田
アフガニスタンのねタリバンなんか
そういう政策を取ったりしますよね
そうなんです 大事なところを
聞いてくれて有難うございます
そもそもガザの中で音楽をするってとても不便で
例えば「ヨルダン川西岸地域にライブにおいでよ」
と言われても許可が下りなかったりという
対外的なこともありますしでそれに加えて
やはり ハマスが所謂 彼らにとっての
伝統ではない音楽を反社会的という風に
見なしたりするので何度か彼らはガザの
中でのコンサートを中断させられたりと
いうことがあって内的にも外的
にもとても困難を抱えています
彼らは一度 トルコに拠点を移したんですよね
それでもうてっきり私はトルコにいるものだと
彼らは大丈夫だと 思っていたんですけれども
しばらく 私たちから連絡を取っていなかったんですけれど
ふっと彼らのSNSを見たらガザの中に戻っていたんですよね
今「SOL BAND」のメンバーたちは真っ只中にいるということで
私たちに 直接届けてくれたメッセージではないんですけれども
メンバーの濱田さんがのInstagramにメッセージのビデオ動画を
アップしていてそれを少しご紹介したいと思うんですけれども
あなたの親や兄弟や娘や息子が
ガザにいたらと想像して下さい
もうたくさんだもうたくさんだ
という声と共にあとこの部分
ちょっとだけ意訳になります
国際法なんて もはや意味をなさない
これは2023年に起きてることなんだよ
皆さん行動してください
少なくともガザについて
語ることを やめないで
という これが2日前の10月15日に投稿された濱田さん
という「SOL BAND」のメンバーの方のメッセージです
昨日16日の時点でも バンドのInstagramの中に
「まだ生きてるよ」という投稿が確認できました
🌝1:27:08 安田
彼の言葉にちょっとだけ補足を
したいなと思うんですけれども
「もしも自分の大切の人がガザにいたら」という
想像力を持つことは勿論 大切なんですけれども
自分の 家族でなくても
自分の 友人でなくても
自分の 大切の人でなかったとしても
どんな人にも 起きてはならないことがあるし
どんな人に対してもしてはならないことがある
この人は人権を認めるけれど
この人は何かの対価だったら
人権を認めてあげるよという
恣意的な線引きは本来
あってはならないから
自分の大切な人だったらという風に想像することは
とても大切な一歩ではあるんですけれども想像力を
その先に及ばせたいなというのが 彼の
メッセージを受けての私自身の感想です
🌝1:28:11 安田
というのは 先週の番組の特集の
「パレスチナで今起きていること」
でパーソナリティーの代打をした時
出演者の方々が大切な声を届けてくれて勿論
全てが重要なことではあったんですけれども
※10月12日(木) 特集「ハマスとイスラエル~報復の連鎖は止められるのか?」
リモート出演:
大澤みずほさん(日本国際ボランティアセンター パレスチナ事業エルサレム事務所現地調整員)
吉田美紀さん(国連パレスチナ難民救済事業機関 職員)
https://www.youtube.com/watch?v=NMwiMVAV5Q0
番組が終わった後にこうして東京にいて
声を届けるだけでいいのかなとやっぱり
私自身物凄くもどかしく思ったんですね
そしたら番組が終わる直前位に
先程 皆さんに ご紹介をした
幼い子どもを連れた女性が メッセージをくれて
「ラジオで話したんだよ」という事を話をしたら
"That's the best thing you can do"
(それはあなたができる最善のことね)
という風に彼女が答えてくれたんです
だからやはり彼女の言葉に答えるとすれば
ガザについてパレスチナについてあるいは
その背後にある大きな構造の問題について
語ることをやめては
いけない というか
やめたくないなとは率直に
今思っているところですね
🌛1:29:29 荻上
そこには他人がいる
でも
その他人は人である
そのこと自体にまずは共感と倫理感を
持ってほしいなということを思います
そこにいるのはあなたの家族でも友人でも
ないかもしれないけれども ならぬことは
ならぬということは伝えたいなと思います
🌝1:29:48 安田
今空爆されていたり
これから地上侵攻に
踏み切られようと
しているところは
何もない更地ではないんですよね
そこには人の生活が根付いていて
ささやかながらバンド活動が
あったりカルチャーがあって
あ、人間がいるんだ 一人ひとりの命があるんだ
を前提にニュースを見て頂けたらなとは思います
🌛1:30:11 荻上
先程「ベストのことをしたね」という話がありました
とりわけ特に親ハマスという訳でもない方々も含めて
多様な人々がいる下でガザ等に入ることは
今 非常に難しい状況になってきています
🌝1:30:25 安田
これ この TBSラジオでも
初めて お話しますけれども
昨年今回の事態が起きる前に
ガザに入ることを試みました
ところが それはイスラエルの
メディアを管轄するような当局
(GPO: The Government Press Office)
によって明確に拒否されました
「2021年に 自分たちは
メディアの規定を作った
従業員何百人以上
新聞であれば発行部数何万部以上
これを満たしているメディアとの
フルタイムの雇用契約書がない限り
あなたをメディアとして認めない
認めない限りはガザには入れない」
ということを言われました
今回の緊急支援にもやはり
外国のメディアが直接入る
事が叶っていませんけれど
私たちはそれ以前から 残念ながら
ガザに入る事が不可能なんですよね
🌛1:31:16 荻上
とりわけ
独立系、フリーランス系のメディアが
排除されてきているという状況がある
その中で報道が偏りがちな状況がある
そうした構造的な情報の氾濫の問題も
多くの人に知ってほしいなと思います
※今日の文字起こしのソース(情報源)はこちらです:
配信日:2023年10月17日(火)
発信:TBSラジオ『荻上チキ・Session』
テーマ:安田菜津紀さんと語る〜ガザ地区の友人から届いた声 / パレスチナオリーブ / おすすめの絵本
出演:
安田菜津紀・フォトジャーナリスト、NPO Dialogue for Peopleの副代表:https://twitter.com/NatsukiYasuda
×荻上チキ・NPO法人「ストップいじめ!ナビ」代表、「社会調査支援機構チキラボ」代表:https://twitter.com/torakare
×南部広美・フリーアナウンサー:https://www.tbsradio.jp/articles/63007/
※動画の視聴はコチラです:https://www.youtube.com/watch?v=ASBfwrhgrnI&t=6849s
※関連動画のご紹介はこちらです:https://www.youtube.com/watch?v=NMwiMVAV5Q0