一週間刻みの眺め(長め)サイト(笑)

今週、引き出しの中に容れたもの。

ロボットで人手不足を解消したくない #介護保険制度改定 とは(※雑学No.586,2023/11/13(月)~,B.D.+72)

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2023/11/16(木)
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※きょうは、オフ日のため、通常のメール・チェックと、レター書きと、『根っこばなし』と、お食事の写メ特集は、お休みです🙇(笑)。


今日は、ウッジューが星になって1年+98日(463日)☆彡
リョウリョウの9歳のB.D.から65日☆彡


With "Ryoryo"(ウイズリョーリョー)


きょうは、美原区方面ランへ行って、25,315歩(19.1㎞)走り歩きしました🐈🏃🎄✨♪♪ゼイゼイ… バタッ…♪♪ (←息切れしたウチ😱)


💛夜は介護保険改悪を押し戻すのは今』④の文字起こし(要約筆記)をしました。
ウチの、主に年金で暮らしているおひとりさまの実母にとっては、介護保険の利用料が1割負担から原則2割負担に改定されて、突然2倍支払うことになると、食費とか全部が値上がりしている中、大打撃になると思うので、ちょっとこれから改定に反対する声もあげていきたいなと思います💦🌸↓↓


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配信日:2023年11月10日(金)、発信:Arc Times、テーマ:WAN、WABAS、Arc Times共催オンラインシンポ【岸田政権の保険‘詐欺“を止める! 介護保険改悪を押し戻すのは今】、司会:上野千鶴子×尾形聡彦×望月衣塑子
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※部分起こし(要約筆記)
🌝1:00:51 鎌田松代(認知症人と家族の会代表理事/社会保障審議会介護給付費分科会審議委員)https://www.alzheimer.or.jp/?page_id=71
私からはやはり人材不足という所を少し焦点に上げさせてもらうのと
先程から上がっている要介護1、2が介護保険給付から外されること


対しての意見を述べたいと思います これは財政制度審議会の中で
財務省が出してきた考え方で 最初に申し上げておくと 現状では


社会保障審議会の介護給付費分科会では 財務省の論理がそのまま
介護報酬改定案として伝えられるような感じになってるんですけど


「ICT機器の活用による生産性の向上と人員配置基準の更なる柔軟化」という事で
要は「機械を使って人は減らせるんだということをもっとやっていきなさい」


いうような提案を 財務省は出していっているという所です 国の中でも
勿論「人材不足をどうにかしなければ」ということは思ってますけれども


 有効な対策は出されていません 一方で財務省は盛んに
「ロボットとかセンサーというもので人は減らせます」
「もっと使いなさい」ということをおっしゃっています


🌝1:02:33 鎌田
「関係者の意識改革(好事例の横展開)」というのは これは(財務省が)
とてもお好きな言葉なんですけども 勿論 いい取り組みは積極的に


取り入れた方がいいんですけれども「関係者が もっと 職員とかに
ロボットやICTの機器を使うことを積極的に進めなさい」「経営者が


何で使うかということをちゃんと説明して理解を求めることで こういう風に
進んでいくんですよ」「そうすれば職員自身も働きやすいし利用者にとっても


安心の場になるんですよ」みたいなことをこれは(財務省が)暗に言っています


🌝1:03:19 鎌田
マスメディアが こういう介護保険のこと、制度のことをあまり報道
してくれないことで 私たちの会の約9,700名位の会員さんたちですら


「介護サービス の利用負担を原則2割りにする」とか
「要介護1、2を介護保険給付から外す」とかについて


「そんなことは新聞でも書いてなかった そんな酷いことが起こっているのか
これ以上負担がかかるとか サービスを減らされるとかしたらもうサービスを


控えなければいけない」という風におっしゃっています
それで「やっぱりご近所の人とか他の介護仲間の人にも


ちゃんとお話ししなきゃいけない」ということで著名用紙を持って
「こういうことが今起きようとしているから阻止する為に署名して」


という風に言って集めて回って下さったりして それが積み重なって
今 オンラインでやっているものと合わせると 約11万票になります


🌝1:05:00 鎌田
介護人材不足はとても深刻です


私の義理の母が今 京都のグループホームに入っているんですけれども
利用料の中から 現金にして5,000円程の「介護職員処遇改善加算」


払っています でも 職員さんにとっては それはどうなのでしょうか?
「給料上がったしもっと頑張って働かないといけないな」とかの実感は


あるんでしょうか?他の産業と比べて7万近くの差がある 労働は厳しい
実は私もあの特養で看護師で働いておりましたのでその厳しさとか夜勤の


大変さというのは一定知っていますので「もっと本当に給与が上がるように」
ということと「でも私たち利用者からこれ以上取るのはやめてほしい」という


ことを思います 最後に残るのは 最初「介護職員処遇改善加算」が
税金であったようにやっぱりですよね 国は介護人材不足を本当に


なんとかしなければと思っているんだったら税金でそこは賄っていく
ことをやっぱり恒久的にやっていただきたいという風に思っています


🌝1:06:24 鎌田
ロボットさんが こうやって人を介助します
ロボットさんが 皆さんの話し相手をします


ロボットさんが 介護職員の腰痛対策でHAL
とかそういう物を使って負担を少なくします


https://robotcare.jp/jp/development/09_02


ということで 私も別の施設の所で この移動支援のHAL
廊下で眠っているのを何軒も見たことがあるんですけれども


うちにも来ましたけれども やっぱり すぐに飽きちゃうんですよね
やっぱり利用者さんたちは生身の人間がその時々の表情に応じた形で


慈愛に満ちた声をかけるというのが
いいんだろうなという風に思います


それからこれは余談なんですけれど そもそも 介護の現場・
生活の現場に「生産性の向上」という言葉は合うと思います?


「何か私たちの利用者を 私の家族を
 物のように 見ているのではないか」

という風なことを私は言うんですけど


「蒲田さんには何度もご説明申し上げてますけれどもそれは
そういう風な考えではありません」と 毎回説明して頂いて


私も「何度も聞いておりますけれどもこれは介護の現場・
生活の現場には合いません」と申し上げている次第です


🌝1:07:49 鎌田
(介護現場の大変な状況を)介護家族は心配していますということで 


私も ちょっと人がいない時に 夜勤をしましたが 離床センサー
(転倒・転落のリスクの高い方、認知症でナースコールを認識できない方、徘徊される方が立ち上がった瞬間やその事前に その動作を感知し通知するセンサー)の一つであるマットセンサー


追いまくられてヘトヘトになって 
疲れ果てたということがあります


もっと 排泄のアラームとか 
そういうものも 出てきたら 
もっともっと追い立てられて


それで事故が起きた場合は やっぱり職員の責任が問われることに
なるので より追い詰められるだろうなというのを実感しています


🌝1:08:33 鎌田
「ホームヘルパー不足の切り札か?ホームヘルパーの重要性」
いう所で 訪問介護と通所介護を組み合わせた複合型サービス


いうのが今回 新たに提案されて 先日のニュースでは
来年2024年の4月から行われる」と(厚生労働省の案を)


決定事項であるかのように伝えていて 
https://fukushishimbun.com/series05/32257
私は ちょっと 審議会の委員として


「私たちは まだ審議してる最中なのに もう決まったんですか?
 私たちの議論って一体何なんですか?どういうことなんですか?」


と苦情を申し上げたんですね 
でも 調査をされた事業者は


「デイサービスと訪問介護を一体型にして
デイサービスの職員に 余剰がある時には


ヘルパーとして 訪問介護の事業所に行く 
そうすれば 人が有効に活用されて良い」


という風なことをおっしゃっていて私に言わせると
私は デイサービスの職員もやっていましたけども


ヘルパーさんがいてほしい時間というのは
デイサービスの職員にとっても忙しい時間


なんですよね 例えば「朝の送り出し」という時には
デイサービスの職員はお迎えを 他方 施設の中では


来ていただくための準備とか来られた方のバイタルチェック
をやるという風に 次々送迎に回っていかないといけない


「お昼の時間帯」もヘルパーさんは大変忙しいです ご飯の
介助をしたり 準備をしたり お掃除をしたり
 その時間に


デイサービスは 入浴介助もしていますよね 午後からも「夕方の
迎え入れ」
には 結構沢山のヘルパーさんが利用されてるんですけど
その送迎も デイサービスの職員が行かなければいけないんですよね


だから 人手不足の中 デイサービスの職員が
ヘルパーに回れるのかなあというのがあります


🌝1:10:55 鎌田
もう一つ問題なのは これ「地域密着型の複合サービス」なんですね
自分の住んでいる所の市町村の分しか使えない
 だから 例えば私が


複数のデイサービスを使っていたとしてそこが「地域密着型の
複合サービス」になってしまったら そのうちの隣の町にある
デイサービスは使えなくなってしまうという事があるんですね


🌝1:11:19
あともう一つは包括報酬の問題です


包括報酬だとどうなるかと言うと 
小規模多機能型居宅介護のように


事業所の都合とか 介護度によって


(介護保険から 要支援・要介護状態の区分別に
給付される限度額から はみ出てしまう場合は)


利用回数が制限されてしまうんです


それまで私たちは 
職員の人数とか その曜日の利用者さん全体の人数とか
そういう所で自由にサービスを選択できたわけですよね


特に認知症の初期の場合でしたら 要介護1、2の所では
やっぱりデイサービスを週に5日位という生活のリズムを


取りたいとかいうのがあるんですけども「いや包括報酬で
(介護保険から給付される限度額からはみ出てしまうので)
ちょっと週3日位にしていただかないと」みたいなことで


介護度によって小規模多機能型居宅介護のように デイサービスの
利用回数が制限されるということが起きて「サービスの選択の自由」


という介護保険制度が目指していたことの崩壊が 要支援の方に続き
複合型サービスを使う人たちにも出てくる
ということを危惧しています


🌝1:13:35 鎌田
これからのことなんですけれども
今 私たちは元気であるけれども
私たちが介護が必要となった時は


子どもたち(や甥、姪)が 介護者になる
介護保険サービスが縮小されてなかなか


使えないものになっていったら子どもたち(や甥、姪)
が仕事をやめて介護をしなければいけない


まさに「介護の再家族化」が子どもたちの世代で今以上に
増してくるということがあるので次の子どもたちの世代も


安心して自分らしく生きられるためにも 本人も自分らしく
家族も自分らしく生きられるためにも 私たちは今の不都合


さに声をあげなければいけないと思います ちょっと
時間が過ぎましたけれども 私からの発言は以上です


🌛1:19:23 上野千鶴子(認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(略称WAN)理事長)https://twitter.com/ueno_wan
人間の子どもは人間同士のコミュニケーションの中でしか
育たないことは みんなよく分かっていることで それを


「年寄りだったらロボットを当てておけばいい」で それにAIが
出てくるかもしれないけど「AI育児」なんて言い出す人いますか


いないですよね だってAIは予測可能なことしか言わないですよ


そう考えたらね 
子どもには決して言わないことを
年寄りにはオーケーだというのは
何なんだろうと いつも思います  
怒りを覚えます


🌜1:19:52 望月衣塑子(Arc Times キャスター/東京新聞記者)https://twitter.com/ISOKO_MOCHIZUKI
そうですね 確かに。


※続きはコチラからご視聴できます(1:19:57~3:02:01)

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※今日の文字起こしのソース(情報源)はこちらです:https://www.youtube.com/watch?v=sWZvZfUwbII&t=3841s

👉「史上最悪の介護保険改定を許さない!!」オンラインシンポプログラム
●日時:11月10日(金)19-21時 2部 21-22時
●テーマ:岸田政権の保険‘詐欺“を止める! 介護保険改悪を押し戻すのは今
●共催:WAN 、WABAS、Arc Times

●趣旨:
昨年、2022年度の社会保障審議会介護保険部会では、「利用者負担1割から2割増へ」、「ケアプラン作成有料化」、「福祉用具レンタルから買い取り制へ」などなど、とんでもない改悪案がテーブル上に並びました。それに対して、WANは、「史上最悪の介護保険改定を許さない!」と4回連続のオンラインアクション、衆議院議員会館の大ホールを埋めた院内集会を行い、アクセス数は4万を超えました。
そして、上記の改悪案はすべて「先送り」になりました。
しかし、今秋、2024年度改定に向けて再び審議会のテーブルに同じ改悪案が登場しています。年内に答申が出たらそれが来年度予算案に反映されることになります。このままでは介護保険に加入していても、かんじんな時に使えない保険“詐欺”になりそうです。私たちの老後の安心・安全を守るために、改悪案を押し戻すのは今!しかありません。

●司会:
上野千鶴子(認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(略称WAN)理事長)https://twitter.com/ueno_wan
尾形聡彦(Arc Times 編集長)https://twitter.com/ToshihikoOgata
望月衣塑子(Arc Times キャスター/東京新聞記者)https://twitter.com/ISOKO_MOCHIZUKI
●登壇者:
・石田路子(高齢社会をよくする女性の会/社会保障審議会介護保険部会審議委員)https://www.city.atami.lg.jp/kosodate/kouminkan/1011007/1013592/1013608/1013601.html
鎌田松代(認知症人と家族の会/社会保障審議会介護給付費分科会審議委員)https://www.alzheimer.or.jp/?page_id=71
・服部万里子(ケアマネジャー/服部メディカル研究所所長)
・小島美里(NPO暮らしネット・えん代表理事)https://nakamaaru.asahi.com/article/14884686
・藤原るか(グレースケア介護福祉士/ホームヘルパー国賠訴訟原告)
・佐々木淳(医療法人社団悠翔会理事長/在宅医療カレッジ代表)https://twitter.com/junsasakimdt

※動画の視聴はコチラです:https://www.youtube.com/watch?v=sWZvZfUwbII&t=3841s
※関連図書のご紹介はこちらです:https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784002710792


『史上最悪の介護保険改定?!』 / 上野 千鶴子/樋口 恵子【編】岩波書店(2023/06発売)
https://nakamaaru.asahi.com/article/14884686

『おひとりさまの逆襲 「物わかりのよい老人」になんかならない』上野 千鶴子/小島 美里【著】 | ビジネス社(2023/05発売)
※関連ブログのご紹介はこちらです:https://whimeda.muragon.com/entry/626.html

https://whimeda.muragon.com/entry/1440.html

署名ページのご紹介はコチラです
介護保険は崖っぷち~ 昨年に続き、介護保険制度改悪に待った!の大きな声をあげよう! · Change.org

https://wan.or.jp/article/show/10933

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