一週間刻みの眺め(長め)サイト(笑)

今週、引き出しの中に容れたもの。

コロナ禍を忘れない #介護保険制度改定 とは(※雑学No.582,B.D.+68)

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2023/11/12(日)
🏃🌕🌖🌗🌘✨

きょうは、プライベート日のため、いつもの形式の長文ブログはお休みです(笑)
今日は、ウッジューが星になって1年目+94日(459日)☆彡
リョウリョウの9歳のB.D.から61日☆彡


お義母さんとお揃のパジャマ
を着て猫と写真を撮りました


「気づかいとメールありがとう‼️
 (パジャマは)服のうえに着るの 

 軽いし色も明るく部屋着に最高
 暖かいので今も着てるの
 ありがとう良かったです
 ありがとう‼️(部分抜粋)


With "RyoRyo"(ウイズリョーリョー)


きょうは、秋雨ランへ行って10,150歩(7.5㎞)走り歩きしました🌂🏃🎄✨♪♪ゼイゼイ… バタッ…♪♪ (←息切れしたウチ😱)そのあとは『 介護保険改悪を押し戻すのは今』①の文字起こし(要約筆記)をしました。
ウチは、介護保険の利用料が1割負担から原則2割負担に改定されると、突然2倍支払うことになるので、食費とか全部が値上がりしている中、主に年金で暮らしているおひとりさまの実母にとっては大打撃になると思うので、ちょっとこれに反対する声も今からでもあげていきたいなと思います💦🌸↓↓


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配信日:2023年11月10日(金)、発信:Arc Times、テーマ:WAN、WABAS、Arc Times共催オンラインシンポ【岸田政権の保険‘詐欺“を止める! 介護保険改悪を押し戻すのは今】、司会:上野千鶴子×尾形聡彦×望月衣塑子
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※部分起こし(要約筆記)
🌝19:47 小島美里(NPO暮らしネット・えん代表理事)https://nakamaaru.asahi.com/article/14884686
コロナが始まってしばらくは色々と補助されてきたことで
倒産がとめられていたんですが今年になって特に小規模な


通所介護、訪問介護が倒産 それから地域の中で閉鎖が相次いでいますが 
訪問介護事業所は微増しているんですよ これは一体どういうことなのか



ということで私も自分の自治体のヘルパー事業者の名簿をくってみましたら
これが全部サービス付き高齢者住宅(サ高住)に併設されている所で それが


ここ数年次々出てきているということがわかったんです これが何を意味するか
というと まさに大規模化、市場化の象徴なんです つまりサービス付き高齢者


住宅(サ高住)というのは介護事業ではなく 国交省管轄の高齢者住宅に過ぎないんですね
サービスといったら安全・安心・見守りと相談だけなんです でもここに併設して何とか


暮らしていただくという所で訪問介護や通所介護がその中に作られているわけです
けれどもその実態を見てみますと 今年も酷暑の中 熱中症になった人、コロナが


うつった人がたくさんいる中 私どものヘルパーたちが地域の中で自転車、バイクで
走り回っていた
わけですけれども サービス付き高齢者住宅(サ高住)では同じ建物の


中をぐるぐる回っているだけだと でも そういう訪問介護が微増しているということで
どれだけ増えたかその数も調べてみた所 今 訪問介護の27%の報酬をこうしたサービス

付き高齢者住宅(サ高住)が使っていることがわかった
んです 私たちからすると とても
訪問介護とは思えないような ぐるぐる建物を回ってるヘルパーさんたちに(そこに入所


してる人たちは全体の10%位なんですけども)27%報酬が入っている こういう状況が
もう始まっていて これ 私みたいな人がこういう目で見なければ「訪問介護は減って


いませんよ(倒産・閉鎖していませんよ)」というエクスキューズ(言い訳)に 使われて
しまうのではないか 言ってみれば知らない間に在宅とは思えないような在宅介護が


はびこり始めているのではないか いずれ私たちのような小規模な所は潰れていって
こういう大規模な所の併設だけが残り
 サービス付き高齢者住宅(サ高住)に提供した


お余りが地域の中にやっとお恵みで来るのではないかという
恐ろしい未来予測を 私は最近しているところなんですよね


🌝22:43 小島
次に「全産業平均との月額賃金の比較」ですが この日本介護クラフトユニオン
比較的給料が高い会社の方たちが入っているんで4万2千円の差なんですが 今年に


なって介護保険部会だったかの報酬審議会に出てきたデータを見ると6万8千円の差
だという風に言われています 私の実感としてもそれ位の差があるかなと思います


この物価高で月額賃金が6万8千円も
低かったら誰がここにいられますか?


雇ってくれる所があれば 介護から逃げていくと
いう気持ちは残念ながら分からなくもありません 


🌝23:26 小島
介護の現場はまさにミゼラブルな状況になっています 有効求人倍率
数字で表しましたが全職種の平均が1.29倍に対して 介護職員は3.6倍


訪問ヘルパーは15.5倍というちょっと信じられない倍率になっています
これはもう誰も来ないという話ですね しかもこれ介護職員とヘルパー


に分けているという所に結構ミソがありまして 介護職員以上に訪問介護の
ヘルパーは非常に虐げられている その結果がこの数字に現れているという


ことで 今は 訪問介護の現場は老老介護です ヘルパーが老化している
ヘルパーが紙おむつをつけて介護に出ていく 80代ヘルパーがいるなどと


いうちょっと笑えないが本当の話が起きているわけです 私どもの所でも80代
ヘルパーは流石にいませんけれど 70代の方が「辞める」と言うと拝み倒して


「もうちょっと1軒でも2軒でもいいから行って頂戴」と言う状況が続いています
そうでないとサービスが提供できなくなっていると ケアマネも不足しています


介護施設の方は職員不足というのはずっと続いていて 全フロアが開けない
といういう状況があります 人手不足によるデイや訪問、ケアマネの事業所


の閉鎖が増加している  それで「総合事業」という素人同然の方たちがサービスを
してもいい
よという区切りがあって これを 要介護1、2の方たちの生活援助にも

適用しよう
としてきているですが 実は既に 要支援対応のヘルパーはいない
言っていいような状況になっています 自治体によって差があるにしても要支援

1、2
って結構重いんですよね 私の知っている要支援2の方90°に背中が曲がって
病気を3つ位持ってお風呂に入るのは要支援だと時間が取れないからシャワーだった


「なんとかお風呂に入りたい」と言いながら要介護1になった
時には既に亡くなっていた
という悲惨な経験を 私はしました


🌝26:01 小島
そんな状況の中で ICT化すれば介護職員を減らせるという とんでもない案が
出てきていて既に実証実験に入っています ここの所 色んな方に聞いてみると


「ICT化を 全く否定するものではない 特に
 文書のICT化などはすべきだと思うけれども


 ICT化で介護の現場が非常にあからさまになることにより 
 事故の状況が可視化されるという仕組みを持ち込むことで
 職員を追い詰める弊害が出ることは やはり無視できない 


というのは現状では 夜勤はほぼ1つのフロアの30人近くの方たちを
職員が1人で看ている あちらでブザーが鳴った所でこちらのトイレ


介助をしていたら行かれないが (ICT化で)ブザーに対応しなかったので
事故になった、骨折が起きたとされれば その職員は責められてしまう


なおかつ入居者さんたちの姿もあからさまになり プライバシー
へったくれもない状況に置かれてしまうでしょう」という話でした


ICT化は
介護現場を救うか それとも
人材を減らす要因になるのか


ICT化は 利用者にとっても 職員にとっても 常時の
監視体制を敷くこと
だという風に私自身は思っています


🌝27:35 小島
「忘れやすい日本人」という言い方をよくされてて
既にコロナ禍のことを 忘れかけていますけれども


それ以上に2011年の大震災のことを忘れて原発をどんどん
再稼働させているようなことを指して言う様ですけれども


その後も経験のない大型台風、豪雨が毎年何回も起きてくる
状況があります あの時何が起こったか 私は同業者として


津波が襲ってくる直前に「あっちに独居の利用者さんがいる」
と言って走っていてそのまま帰らなかったヘルパーさんの話、


ケアマネさんの話を被災地で随分聞きました そういうことが 
起きていました でも(可視化されないので)おそらく労災には


ならなかった人たちがいると思います 今の人材を減らした大変な
状況の中で 今後もしそういうことがあった場合に 何が起きるか


走っていく人もいなくなる 被害の状況が拡大されていく
そういう風になることを 私は大変恐れています 今BCP
(災害などの緊急事態における企業や団体の事業継続計画)
を作ってます


BCPは作れますけれども 現実に対応する職員がいない状況で
あれ 作ってどうするんだろうと思いながら 作成しています


🌝29:01 小島
それで まだ終わりきったわけではないコロナ
その新型コロナ禍で 何が起きたのかというと


介護施設はあっという間に病院と化して余程の重症でなければ
入院させて貰えなくなった そういう状況があったわけですね


医療職ではないからどうしていいか分からない中で 
介護、看護が行われていた中で 一緒に(コロナに)


うつって亡くなって労災が出たなんて話も聞きます 
(そんな悲惨な状況があったことは忘れられません)


一方在宅の人たちに対してはどうしたか


(介護施設の職員は優先枠にする一方で)
訪問介護や在宅介護の対応をする職員は
ワクチンの優先枠からさえ外されました


どういう理屈なんだろうかと私は未だに
この話をするとワナワナしますけれども


「うつった人の所にも行き続けるヘルパーを優先にしてやる」
と その後 厚労大臣(田村憲久・衆議院議員)が
(恩着せがましく)言い放った現場に私はいました


https://www.nikkei.com/article/DGXZQODE0369O0T00C21A3000000/


もしお目にかかる機会があったら
日本中のヘルパーに謝ってほしい


と 言ってみたいと思っています
というのはその口も乾かぬうちに
ヘルパー事業所に再三にわたって


「感染して在宅にいる利用者の所に行ってほしい」
というファックス、メールがやってきたからです
私にはちょっと理解できない神経だと思いました


🌝30:32 小島
医療と介護の報酬体系は 非常に大きく違っていますが
施設と在宅でも 大きく違っている状況が起きています


介護保険は 高齢者だけのものではないんですね
家族みんな 或いは 周り全部に関わってきます
ヤングケアラーではなくてビジネスケアラーです


勤めている子どもたち、親族たちが突然倒れた親の面倒を見ることになって
これが介護離職に繋がっていくわけですけれども こういうことがどんどん


起きている でも その辺の所が皆さんやっぱり
当事者にならないとわからないかなあと思います


ヤングケアラーですとか ビジネスケアラーですとかが
叫ばれてる時にヘルパー不足を放置したままでいいのか


🌝32:13 小島
私はここのところ 国の色々データを見ていて
国はエクスキューズ(言い訳)として「地域包括
ケアシステムの中で住み慣れた地域でなるべく


できる限り長いこと暮らしていく」というメッセージ
を掲げているんですが 実際の図柄では自宅の横には 


先程申し上げたサービス付き高齢者住宅(サ高住)
が 
堂々と(ぬけぬけと)載っているわけですね



ですから私たちは間違えては(騙されては)いけないのは
今の自宅で暮らし続けるなんていう制度設計はそもそも
国とそれから産業化した大手の事業者は 考えていない


これが 大規模事業化の実態であって
実は私どもの所も行きましたけれども


コロナの時 感染者の所へ出かけていったのは
小規模な地域型の事業者の ヘルパーたちです


それから安いお金で生活援助を引き受けるのも同じく
小さい事業所です 大規模事業所は最初から断ります 


それから 誰が 要介護1、2
までの方たちを看ていくのか 


もう既に 要支援1、2の人たちに対して
(支援の大規模事業化で)失敗しているのに
要介護1、2でそれを押し進めようとする


私たちは誰もがいつか高齢者になる 
皆さん要介護状態になる 2040年が


高齢化のピークです その時に70歳に
なってるのは1970年生まれの方達です

こういうことを考えれば全ての世代の


ものとおわかり頂けると思います 
ちょっと長くなってごめんなさい

🏃🌒🌓🌔🌕🌖🌗🌘✨

※今日の文字起こしのソース(情報源)はこちらです:https://www.youtube.com/watch?v=sWZvZfUwbII&t=3841s

👉「史上最悪の介護保険改定を許さない!!」オンラインシンポプログラム
●日時:11月10日(金)19-21時 2部 21-22時
●テーマ:岸田政権の保険‘詐欺“を止める! 介護保険改悪を押し戻すのは今
●共催:WAN 、WABAS、Arc Times

●趣旨:
昨年、2022年度の社会保障審議会介護保険部会では、「利用者負担1割から2割増へ」、「ケアプラン作成有料化」、「福祉用具レンタルから買い取り制へ」などなど、とんでもない改悪案がテーブル上に並びました。それに対して、WANは、「史上最悪の介護保険改定を許さない!」と4回連続のオンラインアクション、衆議院議員会館の大ホールを埋めた院内集会を行い、アクセス数は4万を超えました。
そして、上記の改悪案はすべて「先送り」になりました。
しかし、今秋、2024年度改定に向けて再び審議会のテーブルに同じ改悪案が登場しています。年内に答申が出たらそれが来年度予算案に反映されることになります。このままでは介護保険に加入していても、かんじんな時に使えない保険“詐欺”になりそうです。私たちの老後の安心・安全を守るために、改悪案を押し戻すのは今!しかありません。
●司会:
上野千鶴子(認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(略称WAN)理事長)https://twitter.com/ueno_wan
尾形聡彦(Arc Times 編集長)https://twitter.com/ToshihikoOgata
望月衣塑子(Arc Times キャスター/東京新聞記者)https://twitter.com/ISOKO_MOCHIZUKI
●登壇者:
・石田路子(高齢社会をよくする女性の会/社会保障審議会介護保険部会審議委員)
・鎌田松代(認知症人と家族の会/社会保障審議会介護給付費分科会審議委員)
・服部万里子(ケアマネジャー/服部メディカル研究所所長)
小島美里(NPO暮らしネット・えん代表理事)https://nakamaaru.asahi.com/article/14884686
・藤原るか(グレースケア介護福祉士/ホームヘルパー国賠訴訟原告)
・佐々木淳(医療法人社団悠翔会理事長/在宅医療カレッジ代表)https://twitter.com/junsasakimdt

※動画の視聴はコチラです:https://www.youtube.com/watch?v=sWZvZfUwbII&t=3841s
※関連図書のご紹介はこちらです:https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784002710792

『史上最悪の介護保険改定?!』 / 上野 千鶴子/樋口 恵子【編】岩波書店(2023/06発売)
https://nakamaaru.asahi.com/article/14884686

『おひとりさまの逆襲 「物わかりのよい老人」になんかならない』上野 千鶴子/小島 美里【著】 | ビジネス社(2023/05発売)
※関連ブログのご紹介はこちらです:https://whimeda.muragon.com/entry/626.html

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