一週間刻みの眺め(長め)サイト(笑)

今週、引き出しの中に容れたもの。

2022/7/18(月)から今日まで。(第40週ー前半②)※資料No.109´(死刑廃止と世論)

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2022/7/19(火)
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朝は、オトン(元ウチの人)からのメール・チェック(備忘録的なものなので、読み飛ばしを)。
「今週は、木曜日が夕方に会議、土曜日はSらと飲み会。日曜日はフリーです。」


夜は、菟田野のお義母さん(84)に、ラブレター書き(笑、同上で)。
「おかあさん コン🦊ばんは。
大阪は、ここ数日は、気象予想は、ずっとくもりマーク⛈🌧☁で
実際は、昼は、降りそうで結局、降らずで⛅
夜は、寝耳に雨音が聞こえない日はなく👂
結果、湿気の高~い日々となっております⛅⛈🌧☁☔
奈良のお天気は、いかがでしょうか?⛅⛈🌧☁☔
さて、ぼちぼち、今週も『根っこばなし』より『取りあげ婆さ👵🧸💗』を始めます👶🍼🍬
前回の『取りあげ婆さ👵🧸💕』は
今から131年前の濃尾地震の最中に、河原で無事、赤ちゃんが産まれて、依頼主の番頭が、さっきまで涙を流して感動していたというのに、取りあげ婆さの出自を聞きだしたとたん、心に陰りが生まれた👨🏻⛈🌧☁
というお話でした
なお、『取りあげ婆さ👵🧸💕』は、タイトルに魅かれて選ばせて貰った作品なので、物語が予期せぬ展開(?)になるかもしれないことを、あらかじめお詫び申し上げます(笑)🙇


「根っこばなし」より『取りあげ婆さ👵🧸💕』
👶🍼🍬

ひと月も してから 婆さまたちが、
地震の始末に やとわれて、
神社の にきで 働いとったらな。👵


町で いちばんの 金持ちが、
地震の 騒ぎを わすれたように、
人力車つらねて 宮まいりじゃと。🎋🎑


見物客が うわさして、
地震のさなかに 生まれた子じゃそうな。
見やれ、お抱えの 医者も 産婆も つきそいじゃ、とよ🧑🏻‍⚕️👩‍⚕️💉


婆さが なんの気なしに 背のびして、
車の上の 着かざった 奥さまとやらを ながめたら、
なんじゃい、河原で 助けた 女ごじゃと。👩🏻


ならば 抱いとる赤ん坊は、 この手を かけた 赤ん坊じゃ。👶🍼
(つづく)


婆さは(人力車に乗っている医者やお産婆さんには全く疑念を抱かれず)、赤ちゃんのことだけしか頭にないところが、尊いなあと思いました…🌞👵👶💕
お互い、いつも心に太陽を💕😉✨明日もきっとまた日は昇る✨🌞👶👩🏻👨🏻👵👴🌞✨
それでは、明日の続きをお楽しみに(?)おやすみなさい👶🍼🍬😴💤」


きょうは、夜ランをして、4,651歩(3.4㎞)走りました🏃そのあとは、「望むのは死刑ですか~考え悩む”世論”」の文字起こしの続きをしました🖍

      With "Ryoryo"(ウイズ リョーリョー)
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「映画を観て考える『死刑廃止と世論』」(2022年3月11日開催、第二東京弁護士会主催)
(本庄武・一橋大学法学研究科教授、佐藤舞・モナッシュ大学准教授、エレオス・ジャスティス研究所所長)※質疑応答の文字起こし
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①00:00:04~ 海外では、世論が死刑廃止を強く求め、死刑廃止へとつながった例があるのでしょうか?
佐藤舞・モナッシュ大学准教授
よく言われるのが 海外では 世論を無視して 政治的リーダーシップで (死刑)廃止されたと いうことがありますが 実際に ちゃんと 世論調査が おこなわれてきたのかといったら そんなことはなくて 世論を無視していいって いうことではなくて 単に 政治的リーダーシップを発揮して 廃止できた国っていうのは もう国民が 廃止を受け入れる余地が 十分あったから 廃止できたのではないかと 思います なので「世論が 死刑廃止を 非常に強く求めて 廃止につながった」というのは 不正解ですが 「海外では 政治化が 世論を無視して 死刑廃止にこぎつけた」っていうのも 不正解だと思います   


本庄武・一橋大学法学研究科教授
そうだと思います そういう例は無いんじゃないかと 世論が死刑廃止に というか「多数の人が 死刑廃止を求めて その結果 廃止に至る」っていうのは あまり考えにくいです 


②00:02:00~ 日本が死刑を存置する本当の理由は何でしょうか?(世論以外であるということですが)
本庄武
そこがまさに 問題なんですけども 特に 思い当たらないわけです 例えば「死刑の抑止力が 日本にとって 非常に大事である だから 死刑廃止できないんだ」っていうふうに 思われているかっていうと そもそも 抑止力があるかっていうのは 疑わしい 立証されていない わけですし 日本のように 犯罪・凶悪犯罪の少ない国において 死刑がないと 世の中の治安が 維持出来ないのか というと 別にそうとは 考えにくいわけです 


なので「なぜ 死刑を廃止できないのか?」という理由については ちょっと 今言われているようなことで 説得的な理由というのは 見当たらない じゃあ「なぜ 死刑が存在するのか?」を むしろ 考えなければいけないんじゃないか? 「それ(死刑)が 存在している理由 自体が 謎 なんではないか?」っていうふうに 今のところ 考えています それ以上のことについては 漠然とした仮説になりますんで そこまでは ちょっと控えたいと思います


むしろ「なぜ 廃止できないのか?」っていうふうに ヨーロッパの人から 日本に対して 言われる そういう疑問が 向けられると 思うんですけれども まさに そういう状態が 当て嵌まるのかな って思っています 


佐藤舞
なんで 廃止できないのか? 私は 海外に住んで長いので 感覚が 日本人じゃないかもしれないですけども 日本は 海外から 見てると やはり 廃止する声が そもそも まだ 少数派 なんじゃないかなと 思います 日本の議員さんで 廃止を オープンに 唱えている人は 元々 いなかったですし 日本の NGOベース とっても 小っちゃいベースで 唱えていた なので 私も 先生と一緒に NGOを 立ち上げたりしましたし そういう意味で 死刑廃止を 唱える声が そもそも 少ないのであって 日弁連も 5年くらい前までは 死刑廃止という立場を 正式に とっていなかったですし いろんな 弁護士会だって 廃止という立場を とっているのは ここ数年ですし なので 廃止運動が 始まりかけている ぐらいのところだから 日本は まだ 存置国なのではないでしょうか    


司会:大竹寿幸・第二東京弁護士会 死刑制度検討連絡協議会 会長代行
先ほどの話では まあ 必ずしも 声が大きかったから 廃止につながったということでもない みたいな話も あったと思うんですが 


③00:05:19~ 死刑廃止国において、世論の後押しがないのに、政治家があえて死刑廃止に踏み切ったのはなぜでしょうか?
本庄武

死刑廃止の要因っていうのは 国によって 様々だと 思います ヨーロッパでは やはり  生命の権利の絶対性 みたいな議論も 結構 あるんじゃないかなと
死刑の問題を 人権の問題なんじゃないか?というふうに 考えるならば 世論は 人権を否定できない っていうことに なるわけなので そういう議論になるのかなと 


また 多くの国は 死刑があると 人権後進国だと 見做されてしまう そういうふうに 国際的に なってきつつありますので 人権を尊重している国と見られたい というのが 死刑廃止の動機としては 大きいのかなと


日本は いわゆる 先進国であると 多分 自分の国を 思っているがゆえに むしろ 死刑の廃止が難しい っていうことになるのかなと 思います 


④00:07:56~ 日本では死刑に関する議論が低調ですが、どうすれば政府を死刑廃止に向けて動かすことができるでしょうか?
本庄武
結局 もっと まずは 死刑の問題について ひとりひとりの国民が 考える っていうことが 必要なのかなと そのためには 政府として もっと 死刑に関する情報を 公開していくことは 必要なのかなと それを 求めていくことは 重要ではないか やっぱり 死刑に関する情報を なぜ ここまで 出さないのか? それ自体が 問題なのではないかと 思います 


⑤00:09:06~ SNSやネット上の意見(犯行現場で被疑者を射殺する欧米より、裁判で死刑を科す日本の方がよい等)にどう向き合えばよいでしょうか?

辛坊治郎「犯罪現場で警察に殺される人数では、死刑の残る日本より欧米のほうがはるかに多い」(2022/6/22)


本庄武
逮捕時の銃殺という話は 犯罪をした人が 銃をどれだけ 所持しているか ということに  密接に 関わっている と 思われます だから 逮捕する人が リスクがない状態にも関わらず 銃殺するということが どれだけあるのか? っていうと これは 非常に 疑わしいものがある そういう国も あると思いますけれども それが 一般的に 見られる現象というふうには ちょっと 考えにくいかな だから つながりは あまり 無い というふうに 考えていいのかな というふうに思います


SNSに どうやって 向き合えばよいのかっていう 大変難しいところなんんですけども あまり 即効性のある解決策では ないですけど 私も SNSとか見ていて 思うのは やっぱり あまりよく考えて意見を投稿するということが 凄く無い それを促進する環境である まずは 長い時間かかるんですけども 意見を 表明するということに対する リテラシー というか 考えた上で 意見を述べる ということをしないと やっぱり そのことに対して 色々なミスが伴うんだ というようなことを われわれが 認識していく 必要があるのかなあ ということを 考えています それは 教育によって やっぱり 変えていく必要が あるのかなあ というふうに思います
   
あと もう一つあるのは 結局 そこで言われていることが どれだけ そのことを 深く考えた上で 発信しているのか ということは 非常に疑わしいわけです なので それに振り回されて 政策を決めるという必要は ないのかな というふうに 私自身は思います  

佐藤舞

日本は もう 自由権規約 批准しているわけです 死刑廃止に向って行く って言ってるので そこで なんで 欧米の警察の銃殺と 日本と比べて「じゃあ 日本はまだマシだから いい」っていうふうに 言えるのか そもそも その二つを比較すること自体が 間違っているんじゃないかな というふうに思います  


00:12:46~ 死刑廃止国で死刑の再導入を求める運動などはあるのでしょうか?
佐藤舞
私が知る限りでは ありません フィリピンは ドゥテルテ大統領が 2016年の選挙公約の一つとして 死刑制度の復活を あげた(2017年、法案は否決)ことはあるんですけど それは 市民運動ではなくて リーダーシップが 再導入しようと していた ということですし 市民団体として そういうグループがあるとは 私は聞いたことがないですよね


⑦00:13:35~ 世論を死刑存置の理由にあげるのは、現状を維持したい政府のプロパガンダではないしょうか?
本庄武
私も 世論というのは 一つの正当化する理由として 使っているだけであると 思うんですけれども それが なぜなのか?ということが まさに 問題…と思います  

00:15:07~ 審議型意識調査の参加者は、どのように選ばれたのでしょうか?

(中略)
00:16:33~ 死刑廃止国は宗教に熱心な国である、という傾向はあるのでしょうか?
(中略)
00:18:09~ 刑事政策学は学生に人気がないと聞きますが、なぜでしょうか?
(中略)
00:21:30~ まとめ
司会:大竹寿幸
きょうの企画は 非常に タイムリーでしたし 私個人としては 衝撃だったのは 政治的リーダーシップをね 発揮すれば 日本では 死刑が 廃止できるだけの 寛容度というか 柔軟な状況に なっているのだというご意見が 非常に 衝撃を受けたところでした まぁ そうは言っても なかなか 世論の使い方 聞き方から 始めて 使い方も含めて また 死刑制度に関わる 情報提供が まだ みなさまに対して お知らせしていかなければいけないことは 多いと 思いますし 今後とも わたしたち 協議会では 色々な企画を考えて みなさまにお届けしたいと 考えておりますので これからも ご参加頂ければと思います 本日は 本当にありがとうございました
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※今日の文字起こしのソースはこちらです

2022年3月11日開催

シンポジウム「映画を観て考える『死刑廃止と世論』」③質疑応答,まとめ
本庄武・一橋大学法学研究科教授、佐藤舞・モナッシュ大学准教授、エレオス・ジャスティス研究所所長)
主催:第二東京弁護士会死刑制度検討連絡協議会
共催:モナッシュ大学エレオス・ジャスティス研究所・日本弁護士連合会・東京弁護士会・第一東京弁護士会
  
※動画視聴はこちらです:https://www.youtube.com/watch?v=DjjtY0rtldg
※前編へのリンクはこちらです:https://wtti2.muragon.com/entry/196.html 
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