一週間刻みの眺め(長め)サイト(笑)

今週、引き出しの中に容れたもの。

2022/8/1(月)から今日まで。(第42週ー後半②)※資料No.122(「黒い雨」訴訟)

✨🌙🌓🌖🌕✨🌙🌓🌖🌕✨
**************
2022/8/5(金)
**************

朝は、オトン(元ウチの人)からのメール・チェック(備忘録的なものなので、読み飛ばしを)。
昨日は焼き鳥。下痢止めは扱ってません。薬局に行けばあるかも。


夜は、菟田野のお義母さん(84)に、ラブレター書き(笑、同上で)。
おかあさん コン🦊ばんは。

きょうは、おじいちゃんの日👴 。そして、宇陀市は、土砂災害警戒情報、警戒レベル4相当を発表☔おじいちゃんは、何事もなく、早く解除されることを祈っておられるだろうなと思います…😥

それでは、今夜も、『根っこばなし』より『おぼえがき📝📎👴 』④をお送りしますね🤗


前回の『おぼえがき📝📎👴 』は
昔、あるムラに、子どもたちに読み書きを教えていた師匠は、「文字は、書くのは下手でも構わない、読めさえすれば」という人生観の持主であられたことと、子どもたちの「巣立ち」に際して「明日からもう来なくていい」とお声をかけられていたこととが、なぜだろう?と、こちらが考えさせられて、なかなか深かった👵👴👋
というお話でしたね。

なお、『おぼえがき📝📎👴 』は、タイトルに魅かれて選ばせて貰った作品なので、物語が予期せぬ展開(?)になるかもしれないことを、あらかじめお詫び申し上げます(笑)🙇

「根っこばなし」より『おぼえがき📝📎👴 』
📝 ✂ 📏 📐 📌 🎨🖍

岐阜あたりの 部落では、近くの小村に 地主がおって、
これが 気さくな 学問ずきじゃったと。(※岐阜市鵜飼に漢学者がいたと伝えられる)👵👴🖌️

人の 顔みりゃ おせえたがってな。
身もとも 聞かず、銭も とらず、
たずねていけば 昼ひなかでも、
ひさしの下に つくなって、👩👨👒
小枝の 先きで 文字おせえたと。(※地面に書いてみせた)👵👴🧹

いぜん 部落の一人が おぼえ、
仲間に そっくり おせえてな。👧👦🕯️
地主は 死んだが 読み書きは、
誰ぞ かんぞが おせえとったと。👩👨📝

(つづく)

勉強きらいの子や、やる気のない子は、勿論、この時代にも、ムラにも、いたでしょうけれども、勉強する機会は作っておいてあげたいと思う気持ちが、暖かいなぁと思いました👵👴✨✨
翻って、わたしたちはお互い、暑さでやる気が溶けちゃった時は、涼しいところでゆっくり体を休めましょう😉✨🍦🍨🍧それでは明日の続きをお楽しみに(?)✨おやすみなさい😴💤」


     With "Would you"(ウイズ ウッジュー)

そのあとは「毎日新聞記者・小山美砂さん講演会~『「黒い雨」訴訟』出版記念~ 」の文字起こしをしました↓
✨🌙🌓🌖🌕✨🌙🌓🌖🌕✨
開催日:2022年7月30日、主催:小山美砂さん講演会実行委員会、7・30小山美砂さん講演会~『黒い雨』訴訟」出版記念~、演題:「黒い雨」訴訟の本質―被ばくを切り捨てる論理、講師:小山美砂・毎日新聞記者
✨🌙🌓🌖🌕✨🌙🌓🌖🌕✨
※講演の部分起こし
1:02:48~
「黒い雨」被爆者は 救済を されました 本当に よかったんですけど だけど 「黒い雨」が 切り捨てられてきたように たとえば 今年の冬に 原発事故後に 甲状腺がんになったよ っていうようなことで 10代で がんを発症した6人が 提訴されたことについても sns上で 「科学的知見を無視して 提訴した」 と言ったり 国が 福島で 甲状腺がんが 起きていることに対して 首相答弁の中でも「科学的事実に 反する」「科学的根拠が ない」だとか 言われたりしていて 結局 「黒い雨」と 同じ風な言葉が 振りかざされているように感じています それは 日本だけじゃなくて 放射線被害というものは まだまだ 未解明で わからない ということが 全然 世界で 直視されていない中で 「科学的な根拠」が 振りかざされて 被ばくが 切り捨てられているんじゃないかなって いうふうなことを 「黒い雨」訴訟を通じて 私は 感じました 

被爆者を 救済するのは 「科学的 合理的根拠を 求める」という そういう考え方じゃなくて まだまだ未解明なことが多い 放射線被害を まっすぐ 捕えて わからないことは わからない けども じゃあ どうしますか どういった人を 救済していきましょうか っていふうに 捕え 考え直すことじゃないかなというふうに 今 思っています 

(0:22:50~
これは 本には 書けなかった 私が すっごく 大切だなあって 思っている証言があって 本毛稔さんって方の証言を ご紹介したいと 思います 凄く 可愛いおじいちゃんで 今 当時5歳なんで もう82歳ぐらいに なっているんですけど 当時 住んでいらっしゃった 今も いらっしゃるのは 広島市佐伯区湯来町 っていうところです 鮎が 日本で2位 高地に 負けちゃった そんくらい 水が綺麗で 美味しいところで このお盆にも 行こうかなと 思っているんですけど ここは 爆心地から 北西に 約18km 離れた場所でした 実は 広島って すっごい山が多くって 平地が 少ないところです

どんな 証言が あったかっていうと 朝 家族が 麦の出荷準備中で その近くで 弟と一緒に 遊んでいたんですけれども そしたら ピカッと 急に 閃光を感じて 玄関の中に 入ったら そのあと ドーンと 音がして 爆風が 吹き付けてきて 家の中まで 爆風が 入ってきて 凄かったと そのあと 畑に 黒く焦げた 新聞紙が 落ちてきたんで  弟と一緒に 拾って遊んでたら 雨が降ってきて 着てた白いシャツが ポツポツと 汚れた っていうふうに 言っています 本毛さんは そのあと 鼻血が出て 止まらんくなっちゃって 特に酷かったのは 弟さんで そのあとも 凄く 寝込みがちになって その 原爆投下から 一か月後の 9月に 肝硬変になって 亡くなってしまいました まだ 2歳だったのに だから ほんとに 原爆の影響しか ちょっと 考えられない というふうに 本毛さんは おっしゃっていたんですけれども         

(0:53:49~
ほんとに 弁護団が 凄いなあと 思うのが 原告って 最大88人いたんですけど そのひとりひとりが 雨を浴びた 現場を訪ねて 聞き取りをして どんな体験をして どんな病気に苦しんできたんかを ひとりひとり聞いて 全部 陳述書にして出しているんですね

まぁ 私が ちょっと聞いてきた 「黒い雨」被爆者の 証言というのも ちょっとここで ご紹介したいと 思います  

植田あき江さん この方は ごめんなさい 原告ではないんですけれども 本当に 私が お伝えしたいなと 思ったので 共有させて貰いたいんですけれども この方は 爆心地の西に 約9㎞離れたところに いらっしゃいました 自宅の前で 遊んでいた時に 雨が降ってきて ぽか~んと 口開けて 見てたそうです そしたら 黒い雨が 口の中に 入ってきちゃって 飲み込んじゃったそうです その直後から もう 下痢や 発熱を 繰りかえして  脱毛 顔に腫瘍がすぐ沢山できる ずっと 腸が焼けるように 痛くって 学校を休みがちになって たまに学校に行ったら 幽霊が来たと いじめられた という話だったりとか また 18歳で 結婚したんですけども 大腸炎 胃痙攣が 交互に 押し寄せるような日々で 殆ど 家事以外は ずっと寝たような生活で 今から4年前に 乳がんにかかって そのほか 帯状疱疹に かかっちゃって 凄く 体の半身が 痛くって もう 取材3時間ぐらい 受けて下さったんですけど その時も ずっと ベッドに 寝た状態で お話をしてくださった というような 方でした この写真は がんばって 数分だけ 起き上がって 写真撮影に 応じて下さったんですけども なんか 今でも その 黒い雨を 飲み込んでしまった 悔しさとか 悲しさとか やるせなさっていうことを 思い出して 本当につらいんだ 私たちには 青春は なかった っていうふうに 泣いていらっしゃって 
 なんか 本当に あき江さんとかの 証言を 聞いていると それまで 健康で 遊びまわっていたのに 「黒い雨」のあと 急に 体調が悪くなった という方が 本当に 多い中で 放射線の 影響っていうのを 否定することは できないよなぁって いうふうに 私も 確信を 強めていきました

1:005:45~
「科学的 合理的根拠」っていうのは 実は 元々 被爆者援護に 歯止めをかけたい 意図があって 国が 作った言葉で 社会を 都合よく 本当に 要求を 否定するために 振りかざしてきた言葉 なんだなあと いうふうに 思います 
その 国自体が そもそも 合理性がないし 科学的じゃないよね っていうことを 追及したのが 「黒い雨」訴訟で 「疑わしきは 救済する」という 被爆者援護のあり方を 改めて 問い直して 裁判所も それを 認めてくれ ということです
 
だけども 「黒い雨」被爆者が 救済された今でも 曖昧な どの程度のものか よくわからない「科学的根拠」っていう言葉で 被災者の訴えを 押し込めたりだとか 切り捨てたりだとか する 現状が 今も あるんじゃないかなあと いう風に思っています

「黒い雨」訴訟の意義 っていうのは 本当に たくさん あるんですけど 内部被ばくとか 低線量被ばくとか 認めさせた って 勿論そうなんですけども 被爆者援護 どういう人たちを 被爆者 核被害者と 認めて 救済していくかという そういったことを 私たちに 問いかけてているんじゃないかなあと いう風に 思います

なので 福島だったり たとえば 原爆被ばく二世であったりとか そういったことが まだまだ たくさん 放射線を巡る問題は ありますけれども どういうふうに 放射線の 影響を捕えて 救済していきますか っていうことを もっと社会的に 考えることができたらなあ というふうに 思っています 
以上で 私のお話 早口で すみませんでした 終わらせていただきます ありがとうございました

集英社新書「『黒い雨』 訴訟」/小山 美砂 | 集英社新書 | 2022年7月15日発売、1,056円(税込)、
新書判/256ページ 黒い雨被爆者が「切り捨てられてきた」戦後を記録した、初めてのノンフィクション。

✨🌙🌓🌖🌕✨🌙🌓🌖🌕✨
※今日の文字起こしのソースはこちらです

「『黒い雨』訴訟にも福島第一原発事故にも、その大元にはびこってきたのは『被ばくを切り捨てる論理』」~7.30 小山美砂さん講演会~『「黒い雨」訴訟』出版記念~

開催日:2022年7月30日、主催:小山美砂さん講演会実行委員会

7・30小山美砂さん講演会~『黒い雨』訴訟」出版記念~

■特 別 講 演:浅野ゼミの“宝”の小山美砂記者らの世代にマスメディア改革を期待する
浅野 健一さん・元同志社大学大学院教授
■演題:「黒い雨」訴訟の本質―被ばくを切り捨てる論理
 小山美砂さん・毎日新聞記者

■祝辞とアピール
◇守田 敏也さん・京都「被爆二世・三世の会」世話人

◇森松 明希子さん・東日本大震災避難者の会Thanks & Dream(サンドリ)代表
◇水戸 喜世子さん・子ども脱被ばく裁判の会共同代表

◇下澤 陽子さん・原発事故からの避難者
■司会:山下けいきさん

趣旨

 「黒い雨」訴訟とは、2015年・被曝70年の年から、被爆者手帳の交付申請を却下された広島市や広島県安芸太田町の男女が、市と県に却下処分の取り消しを求めて提訴した裁判。「『黒い雨』訴訟における国側の主張と、福島第一原発事故での国側の主張は酷似している」。具体的には、「黒い雨」訴訟:内部被ばくにおける健康への影響は、外部被ばくと比較して、線量が同じであれば同等あるいはそれより低い。復興庁が「放射線に関する基礎的情報」(2021年)で記載している内容:100ミリシーベルトを下回るような放射線に被爆した場合、人体に何ら健康影響を与えない場合も十分ありうる。このように「黒い雨」を否定する論理が現在まで堅持され、福島第一原発事故でも使われてきた。また、福島第一原発事故を否定する論理が「黒い雨」を否定する際にも使われている。その大元には、国の「被ばくを切り捨てる論理」が今日まではびこってきた「黒い雨」訴訟はその論理を切り崩した裁判である。この講演では、その意義を指摘し、その意義とはどんなものなのか・「黒い雨」被ばく者はどのようにして国の「被ばくを切り捨てる論理」に立ち向かっていったか・私たちはそこから何を活かしていったら良いのかを共有したい。


※動画の視聴はコチラです:https://www.youtube.com/watch?v=cXlP_9ytYl0
※中継してくださったメディア、IWJ Independent Web Journal様へのご支援先のリンクはこちらです→ http://iwj.co.jp/join/pleasehelpus.html
✨🌙🌓🌖🌕✨🌙🌓🌖🌕✨

※関連ブログへのリンクです




×

非ログインユーザーとして返信する