一週間刻みの眺め(長め)サイト(笑)

今週、引き出しの中に容れたもの。

#国籍 とは(※雑学No.327,第69週,2023/2/27(月)~,B.D.+184)

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2023/3/2(木)
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※きょうは、ノーペン🖊デーのため、通常のメール・チェックと、レター書きと、『根っこばなし』と、お食事の写メ特集は、お休みです🙇(笑)。


今日は、ウッジューが星になって28回目の水曜日+1日(197日)☆彡
リョウリョウの8歳のB.D.から164日☆彡

With "Ryoryo"(ウイズリョウリョウ)

きょうは、美原区・野暮用ランへ行って、25,909歩(20.0㎞)走り歩きしました🏃🐱🌸そのあとは『ニッポン入管残酷物語 辛淑玉 × 尾辻かな子×北丸雄二の文字起こしをしました↓↓

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配信日:2023年2月19日(水)、発信:デモクラシータイムス【マイノリティ・リポート】、テーマ:ニッポン入管残酷物語、ゲスト:尾辻かな子、MC:辛淑玉 × 北丸雄二 
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※部分起こし

🌛30:57 
辛淑玉 ・実業家、明治大学政治経済学部客員教授:https://www.cataloghouse.co.jp/yomimono/shinsugok/
事の始まりは 実は 今 私が ここに座っているのは 私は  在日3世です 
私の父と母ではなく 祖父母が 日本の植民地において 
朝鮮半島が 日本と一緒になったことによって
日本に 国内移動してきて そこで生活するようになりました 


33:01
例えば 私は 今も こうやって  外国人登録証を持っています
これは 持ってないと 罰則です
当時 それによる 刑事罰もありました


43:55
私たち のいろんな状況が変わるのは 1980年の「難民条約」批准以降からでした


それまでは 年金に入れなかったり それから 
公団住宅の申し込みもできなかったりしました


こういった積み重なった差別が どうなったのかを 見せてくれたのは
私は 1995年の 阪神淡路大震災だと 思います
あの時に 朝鮮人の集住地域が 壊滅的にやられました
死者数 死亡率は 日本人の2倍でした


何故 そうなったのかと言うと
戦後 の 復興政策における 朝鮮人差別で 
貧しい 脆弱な朝鮮人たちの地域を作り
貧困が 何世代にも渡って あったので
そこに 同じように 地震が来たら
そこが 最も激しく  壊れていったからでした


だから 大地震を 自然災害として語る人たちは 一杯いるけれども 
少なくとも 私たちは 「差別が人を殺した」という風に 考えなければ
阪神淡路大震災の教訓は 防災にも何にもならないと 私は 思いました


🌜45:15  尾辻かな子・元衆議院議員:公式サイト:https://otsuji.club/
阪神大震災 って 女性が1,000人多く 亡くなっているん ですよね
で それもやっぱり 高齢女性が多くて
年金が低くて 住める家賃の場所が やっぱり 耐震性の低いところだったっていうので


だ から 揺れは一緒でも どの属性かによって 死亡率が全然違うというのは
男性か女性か 
そして どの国籍であるか 日本国籍であるかないか っていうことが 
もう 徹底的に 災害が起こった時の その違いになって現れてくる


普段の格差が  災害によって さらに 大きな 格差になって 見える
でも その見えてることが マジョリティには見えない


と いうところまで なんか私は 今 
(日本の女性の問題と 朝鮮人差別の問題とが)全く一緒で
びっくりしているって所です


🌛46:11 辛淑玉
で 女性が 男女平等賃金だったら 多分 違う生活になってたでしょうね 
すごく 話が逸れて しまって 申し訳ないんですけど
46:30
性売買の被害者の女の人たちと 一緒に ご飯を食べた時があって
「この社会に望むものは何ですか?」って聞いたことが あったんですね


そしたら そこにいた17 人の人たちのうち 3人ぐらいが パッと声を上げて
それを「 男女平等賃金」って言ったんです


貧困から 逃れるために いろんな形で 性産業 に関わらざるを得なくて
もし あの時 自分が 外に出て働いて 男性並みのお給料が もらえていたならば
被害に 合うことも とても  低かっただろうと


だから 自分の足で生きていく 自分で 稼いだもので 自分で 生きていけるものが あれば また 違った人生があったということを 私は思いました
ちょっと 話が逸れてしまって ごめんなさい 


🌛52:58 辛淑玉
基準がない所で 管理されることは すごく怖いことです
例えば 私は 日本国籍を 取得をしようと思ったことがあるんですけれども
その時 に ルールがない 
つまり 3代目だから 当時は ルールがない
今も 明確なルールは ないんですけれども


ルールがないから 何をしたらいいの かというのの
全てが 法務省の掌なので


だから 私が 今でも 思い出すのは
あの時に なんか 行った瞬間に
カタカタカタカタッと レシートのようなものを 出してきて
そして「ああ あなたは あと3年 申請ができません」って言われたことです


「え?どうして ですか?」って聞いたら
「2年前に 駐車違反 1回やってます」って
つまり そういった違反をすると 5 年間まず申請ができないんです


そして 私が その5 年間  会社が 法人として 純利益をあげていること 
税金をちゃんと納めていること
祖父母の介護等も 一家単位で やること
将来にわたって 家がある つまり 日本の税金を使わないような 財力が あること
などのルールが 付加されて


その上に 紙を パッと出してきたんです
そして 「この東洋漢字の中から 日本名の名前を選んでください」と言われました


「辛」も 「淑」も 「玉」も その中に あったんです
でも 「じゃあ この 辛淑玉で どうですか?」と 言ったら
「駄目だ」と 言われました
「それは 日本人らしい名前じゃない」と


私 だから「じゃあ 友達の 阿部マリアとか なんとかジョージ とかは どうするんですか?」と 言ったんですけれども
そしたら「あなたの名前の  『しんすご(辛淑玉)』という読み方が 日本人らしくない」と言われました


私は 「わかりました じゃあ 『からし よしたま(辛淑玉)』という読み方にしたら いけますか?」と 言いました 【笑い】


そうしたら 目の前にあった書類を  ダダダダダダダダッと 全部 まとめて
「貴女は 良い日本人になろうとする意志が見られない」と言われました 
それで  申請書類をもらえませんでした
その時 私は「この基準で何人 日本人になれるんだろう」と思いました


55:54
だから 私は 指紋押捺は 14歳の時から行って
上から「こうやって押すんだ」って押されて
押し終わると クルーッて 横に置いてあるわら半紙を 
ちょっとだけ引き出して 拭くんですけれども
その時 印刷がつくんですね


品川の入管だったんですけれども
おばあちゃんたちも 暑い中 寒い中 椅子がなく て 
それで妊婦の人たちも 全部立たされたままでした
だから 私は その時に
「外国人って こういう扱いをさ れるんだなあ」と思いました


その後 日本の人たちと一緒に闘って  諮問押捺が 一時 廃止されるんですけれども
その後は 私が役所に行って 指紋押した後 ネピアのティッシュが 出てきました
私は 初めて 役所に 人間的な対応をされて そのネピアのティッシュで 拭きながら  泣きましたよね


🌛57:16 辛淑玉
また 私の話で 申し訳ないんですけど うちの
生まれた時に  手続きが 遅れたんですね


そしたら 母が 代々木警察に 連れていかれました
外国人登録を やるのが遅れた という角で


それで その時の警察が 私に向かって  バナナくれて
「何歳?」 って 韓国語で 聞きました


私は 韓国語を 全然知らないから 警察が 何を言っ ているのか わからなくて
その時に 母が 「その子は 朝鮮語がわかりません」と言いました
母も 殆どわからないんですけれども


そうこうするうち 警察が ニコニコ笑って 私に
「ねぇ お母さん 韓国語 上手だよね」って言ってきたので
私はなんか 母が 馬鹿にされてるような気がして
「お母さんは韓国語が上手だ(下手だなんて言ったら許さない)」っていう風に 言い返したんですね


そこからは 警察の態度が 急変して
取り調べが 夜中にまで及んで
生きて出れたのが 不思議なくらい
目の前で 母がひどいことをされ
その時 4つぐらいだったんですけど はっきり覚えていて
私は 出た時 「お母さんが生きていてくれてよかった」って 泣きました


だけど 母は 私の頬を 打ちました 
母は 私に 娘のせいで 危うく(警察に)殺される所だったと 思ったんだろうな


これが 私の時代のリアルなんですね
だから 在日の社会では
「実際に 自分が 外国人として 関係の中にいられたら 土下座して でも 相手の靴を舐めてでも 生きて帰って来い
って言われてたんですけども
後から考えて それは こういうことかなあと 思いました。


🌜1:18:20 尾辻
私なんか やっぱ レズビアンなの で 
いわゆる安倍政権から いわゆる道徳教育が 教科に 教育の中に入っていって  
もちろん愛国心を含めて ふるさとを愛するとか そういうことが評価対象になっていく んですけど


今や でも 首相秘書官に 「隣にいるのも嫌だ」とかね 「 隣に住まれるの嫌」とか言われて 「国を愛せ」と 言われてもねぇ【笑い】 
正直 「国は 私を愛してくれてるんですか」と 思うんですね



 世の中には すがるのが最後 国籍になる人もいるけれど なんか自分にとっては やっぱり すごく 愛国心って言うなら そこをどうにかしてよっていうのが


地域 とかもそうですけど 地域でカミングアウトして生きていけるのっていう
そこが やっぱり ないと 私たちは もう いつ排除されるかっていう 
やっぱり 恐怖の中で 二重生活を送って るっていうことになるので


もちろん 国籍とセクシャリティは 違うんですけれども 
そこは どこか共通する部分もあるのかなと 思ったりしますね。

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※今日の文字起こしのソースはこちらです:

配信日:2023年2月19日(水)
発信:デモクラシータイムス【マイノリティ・リポート】
テーマ:ニッポン入管残酷物語
ゲスト:尾辻かな子・元衆議院議員:公式サイト https://otsuji.club/
MC:
辛淑玉 ・在日三世、実業家、明治大学政治経済学部客員教授:https://www.cataloghouse.co.jp/yomimono/shinsugok/
× 北丸雄二・ジャーナリスト、作家、著書『愛と差別と友情とLGBTQ+』が韓国語にて翻訳出版決定:https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784910553009
※動画の視聴はこちらです:https://www.youtube.com/watch?v=-X69Ut_EBqE&t=1815s

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