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2023/3/26(日)
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きょうは、プライベート・デーにつき、いつもの形式の長文ブログはお休みです(笑)
今日は、ｳｯｼﾞｭｰが星になって31回目の水曜日＋4日(221日)☆彡
ﾘｮｳﾘｮｳの8歳のB.D.から189日☆彡

With "Ryoryo"(ｳｲｽﾞ ﾘｮｳﾘｮｳ)

きょうは、『ゲスト：弁護士・南和行さん　＜西靖・谷口キヨコのもっと聴きたい！火曜日 ＞』(中編)の文字起こしをしました↓↓

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放送日：2023.03.21(火)、配信：MBS1179RADIO＜西靖・谷口キヨコのもっと聴きたい！火曜日　2023.03.21放送＞ 、ゲスト：南和行・弁護士、ゲイカップルの弁護士夫夫（ふうふ）、「なんもり法律事務所」（大阪・南森町）、松竹芸能（文化人タレント)  × 西靖（MBSアナウンサー）× 谷口キヨコ（関西拠点のDJ）
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※前編のご紹介はこちらです：

※部分起こし
🌜44:33　南和行・弁護士、ゲイカップルの弁護士夫夫（ふうふ）、「なんもり法律事務所」（大阪・南森町）、松竹芸能（文化人タレント）、※パートナーは吉田昌史・弁護士：https://twitter.com/minami_kazuyuki
僕　岸田さん　好きやったんですよ　自民党の総裁選の時に　言ってたこととか
せや けど（岸田総理が「同性婚を認めたら社会が変わってしまう」という表現を使った時には)　　いや　こんなんね　ずるい　って思ったんですよ

まずは　法律とかね　制度で　社会がね ガラって変わるようなね　便利な話やったらね
世の中で　いろんなね　社会の問題がね 　とっとと　なくなってるわけだってことでね

逆に　法律が変わっても　何が大変かって　人の心が変わるん が　一番最後で　大変なわけやから

岸田さんは　政治家として　しかも　総理大臣で　責任が一番 ある立場で　「今　同性婚に自分が消極的や」っていうのやったら

社会のせいにするんじゃ なくて　自分が　なぜ　消極的なのかっていう ことを　自分の言葉で　責任を持って　言うべきやと思いました
岸田さんの発言の　そういうとこが　僕　すごい　ずるいなって　思いました　

🌛46:04
（「LGBT理解増進法」の評価については）僕は　あんまりね　最近ね　歳とともに　求心的なことを　言えない心持ちになってきたんで　もう　とにかく　差別禁止で　なんか　差別的なね表現とかね　差別的 な何かがあったら　それを　バシバシバシｯ、あかんあかんって言っていくような法律がいいと思う ような時もあるんですけど

一方で　まあ　「それをね　することが目的なのかな」と思うと 　やっぱり　最後は　結局　どういう法律であっても　まあ関係ある 人もない人も　「あ　そういうものも　世の中　いろいろあるよね」って
で　別に「自分のことが 　自然と言えるような世の中になることが　ゴールや」と　思ったら　

まあ正直　僕は　もう どんな法律でも　とにかく　性の多様性、LGBTとかLGBTQ+と言われる人たち が　いるんだということを　公に認める法律を　まず　作るっていう意味では まあやっぱり　あったらいいんだろうと思う んです

ただ　やっぱり　まあこういった法律って　作った時に　「とりあえず作って　これで終わり　今日はここまで　次は10年後」みたいなことになることも　いっぱいあるの で　作るプロセスが大事だと思うんですよ

だから　すごい　いろんな問題があると　
例えば 「もう　すごいひどい差別表現が　やっぱり　 出回ってるから　ちょっと表現の自由と抵触するかも知らんけど　ガーッと厳しい法律に しなあかんで」っていうのもあれば　

やっぱり 結婚制度とか　婚姻とか　できるようにして　相続とか　そう いったことも　ガッとやっていかなあ かんよ　みたいなことまで言うのもあるけど

「今は　ここまでしか　いろいろ 政治的には　準備できへんねん」って言って　落ち着く のやったら　続きがあると思うんですけど　

やっぱり　最近　ちょっとなと思うのは　G7 云々かんぬんで　日本だけやからとかね　恥ずかしいからとかに対してね 　諸外国で日本だけが云々って言われたらね 　

「いや　別に　諸外国に恥ずかしいから　何かやる　わけじゃ なくて　今ここ、目の前にいてる　いろんな人らが　ちょっと　いろいろあって　なんとか　ちょっとでも　 ホッとした生活できへんかなと思っていて　云々かんぬん」　という話をしたらいいのになという風に思うんですね

48:42
ほんまに　西靖さん(MBSアナウンサー)のこの本（『おそるおそる育休』https://www.nhk.or.jp/radio/magazine/article/my-asa/CgHbYOQCK4.html）の中でね　男性が育休取るハードルとか 読んで　「ああそうかな」と思って　

育休の入り口が　女性と違って　出産のその産休がないから 難しいとか書いてあった時　僕も　結　局知らんことって　僕って結局　同性愛者ですから　女性 と結婚したりとか　女性との間で子どもをね　育てるっていう事は　経験がないから　聞かないと　わからないわけ じゃないですか

それで　そうかっていう風に　思ったりしたんですけど 　結局　そういう　知ら へんことがあって　「あ　自分は　日本には　こういう人らは　おれへんと思ってたけど　そう じゃないんやって分かったから　どうしよう 」みたいな　本当は　そういったところで　やっていくべきであって

で　G7でね　もしね　「あんたところだけやで？」って言われたら　「いや　そりゃそうかもしれへんけど」みたいなね　ちゃんと説明できたらいいっていうところもあると 思うので

なんかね　G7のアリバイ作りで　LGBT理解増進法っていうのをするの であれば　そこはちょっとね　魂入れずにならへんようにしてほしいなと 思います

🌜51:27　南和行
いや　本当に 不思議なんですよ　というのは　選択的夫婦別姓にしても　
もうずーっと言ってるわけ ですよね
で　法務省の中でも　答申にも出てる 
法案まである
でも　ずっと通らないわけですよね
で　最高裁も　別に憲法違反やないという形で 言って
いや　何でなんやろうって　ほんまに　不思議でしょうがなくて

それは　同性婚に ついても　そうで
別に　何か　今までと　ガラッと　全部を変えるんじゃなくて
今まで 　選択すらできなかった人たちが　選択できるようになる
というだけなんですよね 

で　なぜそれが　ダメと　ここまでダメと
だからまあ　本当に　なんでなんかということは　僕も不思議で しょうがないです

一方で　日本の 婚姻の法律っていうのは　僕が弁護士として 離婚の案件とかも　たくさんやってたり　戸籍の案件とかもやってる中で　思うのは　

多くの人が　 なんとなく　こんな感じって思って　共通して　まぁ年頃になったら結婚して　年頃になったら子どもができてっていう　別に　法律知ってるわけではないけど　なんとなく　暮らしていってる結婚とか家族の付き合い みたいなことと　

婚姻とか戸籍の法律　っていうのは　あれら全部　本質は　明治時代以降　外国から　バーｯと入ってきて　バーｯと作ったものにすぎない んですけれども
それが　まぁなんとなくの生活感と　すごく合致してるというだけなんですね

逆に言うたら　そこが　すごい　ようできてるわけなんですね
ここまで　多くの人の　ぼんやりした生活感　ぼんやり言うたら言葉悪い ですけれども　そのまあ　特に 意識してなくともやっている暮らしと　法律が　カチッとあってしまってるから 
すごく　そこで　どうしても　「法律があるから　自分たち は　こういう感じで　生活してるのかな」っていう　逆転にも　なってると思うんですよ

だから　「法律　変わる」って言われたら　なんかもう「自分たち の　なんとなしに 暮らしてきたことが　突然　否定されるんかな」みたいなことは　なん となく　あったりするのじゃないかなと
でも　 そうじゃないと　思うんですよね

🌛54:25　南和行
（同性婚　あるいはそれに類似したパートナー 制度など）制度があることのメリットは　やはり まあ　縁起でもないですけど 　最期　なんですよね 

お互いが喧嘩して　あるいは　価値観が違ったり　生活的な理由で　別れましょうっていう 時とか
あとまあ　残念ながら　どちらかが 亡くなるというた時に
その後　どうしようっていうことが　制度があると　その制度の枠内で　整理もできるし
財産とかお金の清算だって　まあ基準を立て られるわけですよね

それ　男女の事実婚の場合も　そうなんですけど　やはり　元気なうちはね　逆にね　若い人とかって　世論調査の結果　そもそも　男女でも　「婚姻なんか　いりません　婚姻の制度なんて　いりません」なんて　言っ たりする方も　多いんですけど

やっぱりね　それなりに　歳を重ねていって　 財産とか 経済的な単位ができてきたりとか　あと　将来的な ことを　考えるようになってきた時って　やっぱり　制度があったら　何かの時 に　それに基づいて　清算とかできるんですよね

で　それが　結構　無いっていうのは 　同性カップルで　暮らしとっても　わかってるわけですね　
そうなったら　まあ　現役 時代の時も　結局　ゴールで　はっきりせえへんねんからっ ていうことで　 将来設計とかも　しにくくなる　
こういう感覚は　僕は　すごくあると思いますね。
（つづく）
※続きはこちらからご視聴できます(55:32～)

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※今日の文字起こしのソースはこちらです：

放送日：2023.03.21(火)
配信：MBS1179RADIO＜西靖・谷口キヨコのもっと聴きたい！火曜日＞ 
ゲスト：南和行・弁護士、ゲイカップルの弁護士夫夫（ふうふ）、「なんもり法律事務所」（大阪・南森町）、松竹芸能（文化人タレント）、※パートナーは吉田昌史・弁護士：https://twitter.com/minami_kazuyuki
×西靖・MBSアナウンサー：https://twitter.com/y_west
×谷口キヨコ・関西拠点のDJ：https://twitter.com/taniguchikiyoko
※動画の視聴はこちらです:https://www.youtube.com/watch?v=K4DvIow063U　
※関連動画のご紹介はこちらです:https://www.nhk.or.jp/radio/player/ondemand.html?p=5642_18_3850119

西靖 著『おそるおそる育休』(※放送は23/04/17までです)
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