一週間刻みの眺め(長め)サイト(笑)

今週、引き出しの中に容れたもの。

誰もが生きやすい世の中についてちょっと考える #人権週間(※雑学No.607,2023/12/4(月)~,B.D.+93)

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2023/12/7(木)
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※きょうは、オフ日のため、通常のメール・チェックと、レター書きと、『根っこばなし』と、お食事の写メ特集は、お休みです🙇(笑)。


今日は、ウッジューが星になって1年+119日(484日)☆彡
リョウリョウの9歳のB.D.から86日☆彡


With "Ryoryo"(ウイズリョーリョー)


きょうは、美原区方面ランへ行って、25,463歩(19.8㎞)走り歩きしました🍁🏃🎄✨♪♪ゼイゼイ… バタッ…♪♪ (←息切れしたウチ😱)
夜は 『トランスジェンダー差別を扇動すると批判相次ぐ書籍の刊行中止』の文字起こし(要約筆記)をしました。今、ネット上でクルド人の方へのヘイトスピーチが酷くて、またそれらも「50代の人が主にやってるらしい」とちょっと聞いていて、ほんでウチは今頃「今年50代最後の年や」と気がついて、ほんで「そんなおかしな50代は一部の人だけやでぇ」ということで、最後にちょっともうひとがんばりして、声をあげ続けようかなという風に思いました💦🌸↓↓


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配信日:2023年12月6日(水) 、発信:TBSラジオ『荻上チキ・Session』、テーマ:「差別扇動と批判相次ぐ書籍の刊行中止」「イスラエル軍、ガザ南部最大都市へ侵攻」ほか、出演:高井ゆと里×荻上チキ×南部広美
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※部分起こし(要約筆記)
🌛35:18 南部広美・フリーアナウンサー:https://www.tbsradio.jp/articles/63007/
KADOKAWA、差別扇動的との批判相次ぐ書籍を刊行中止


出版大手KADOKAWAは昨日夜 来月
2024年1月24日に発売予定だった書籍


『あの子もトランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇』
(アビゲイル・シュライアー著)の刊行中止をwebサイトで発表しました


KADOKAWAは
「本書はジェンダーに関する欧米での事象などを通じて国内読者で
議論を深めていくきっかけになればと刊行を予定しておりましたが


タイトルやキャッチコピーの内容により結果的に当事者
方を傷つけることとなり 誠に申し訳ございません」


と謝罪したものの 出版中止に到った経緯
については まだ詳細が発表されてません


https://news.yahoo.co.jp/articles/4b6b8592a3f36263d5c41a01c8ad528c3e345fc1


🌛36:55 荻上チキ・NPO法人「ストップいじめ!ナビ」代表、「社会調査支援機構チキラボ」代表:https://twitter.com/torakare
高井ゆと里さん これ 改めて 何が
問題視された書籍だったんでしょうか?


🌝37:02 高井ゆと里・群馬大学准教授:https://twitter.com/Yutorispielraum
問題点は幾つもあり 同時に複層的になっている
ので 丁寧に分けて考える必要があると思います 


まず 問題としてあげられるのは
勿論 書籍の内容そのものが問題を孕んでいるんですけれども


KADOKAWAの主にTwitter等による書籍の宣伝の仕方に 非常に
悪質なものがあったということも やっぱり外せないと思います


具体的には KADOKAWAでは
今回この翻訳本を売るにあたり


「トランスジェンダーである人たちが転生する」だとか
「性転換する」だというような言葉を使っているんです


でも この「性転換」という言葉
原書の副題にも入っているとはいえ


これ自体はもう(世界の常識、医学の常識としても)
ある種攻撃的な言葉としても既に使われていません


また「LGBTQ+だって勘違いするような人が増えて
いるんじゃないか」とか「流行りによって名乗って

いるだけなんじゃないか」
とか(の誹謗中傷)によって
LGBTQ+の人たちの実在性を否定するだけではなくて


トランスジェンダーの人たちの困りごと 特にこの場合は
医療にアクセスし なければいけないトランスジェンダーの


人たちの状況を軽んじ 結果として
(意図もしてたと思われますけれども)


近年高まりつつあるトランスジェンダーの人たちに対する嫌悪
或いは LGBTQ+一般に対する 反発感情(差別的な考え方)に
コミットした、棹差したということは見過ごせないと思います


本来 商売に敵意・憎悪を利用すること そのために 
あのようなキャッチコピーを使って宣伝することには


問題がある
と私は思います 
これが 一つ目の問題です


🌝38:40 高井
二つ目の問題は 
今回 批判が相次いだことによって
出版を中止したということでしたが


私も翻訳を出したり書籍を出したり
したことがあるので申し上げますが


このタイミングで中止になることは 通常では
ありえないことです でも それが起きたのは


KADOKAWAの内部にいる社員さんたちの
行動があったのだと思います だとしたら 


その会社の中にいる良心的な社員の人たちの
中には 沢山のLGBTQ+の社員の人たちも


含まれると思います そういった人たちの抗議と
様々な意義申し立てが最終的に会社の中で通って


今回の決断になったという風に思います
それは 非常に大きいことだと思います


🌝40:30 高井
最後に三番目として書籍
の内容の問題があります


これについては 詳細に言う必要はない
と思いますので一旦 私からは以上です



🌛42:07 荻上
なるほど
KADOKAWA側が 今回の刊行中止の件で出した
声明文については どうお感じになってますか?


https://news.yahoo.co.jp/articles/0124f7fbb42dda35803c22a1d068d011b7f533e3/images/000


🌝42:12 高井
書かれた方は 正直 
何を謝ればいいのか わからない状況下で
この声明文を 書かれたように 感じます


編集部がきちんと前に出て責任を取るべき所が 出来て
いないのは 個人的には宜しくないように感じています


私としては 最初に会社に取材
した時にも 申し上げたように 


どういう経緯で 
この企画を通し 


出版することにより
何がしたかったのか


を編集部は説明する責任があると思っています


それは 英語で出ている原書に対しては 既に前から
(有識者からの)多くの批判が寄せられていたからです


原書は 医療に関する本であるにも関わらず
非常に不確かな断定を 数多く含んでいたり 


基本的に トランスジェンダーの若者に対する偏見や
差別を煽る枠組みで 最初から 書かれていたりして


それはKADOKAWAの編集部も
勿論 知っていたわけですよね


ですから(声明文で何を謝ればいいのかについて)
KADOKAWAが 謝罪すべき点があるとすれば

先程述べた一連の行動全てだと 私は思います


繰り返しになりますが
キャッチコピーの言葉やSNSの文句が 
人を傷つけたということを 謝るのは
 
謝罪すべきポイントを 間違えていますし
(社員に そういう間違いをさせておいて)
編集部が後ろに隠れているのは大問題です


🌛44:01 荻上
また 例えば(KADOKAWAは)


どういった方々に書評を書いて貰おうとしていたかというと
とりわけ 性的マイノリティ、トランスジェンダーに対して
批判的な論稿を書く保守的な方々に原稿を送っていた
ことや


Twitter上でのトランスに対する攻撃をするような
書き込み等に対して「いいね」を繰り返していた


ようなことが「最初から意図的だったのでは」
と推測される背景にもなるわけでしょうか?


🌝44:33 高井
(声明文を見た方には一部ちょっと誤解があるようなんですけれども) 
(声明文を書かれた方にも是非わかって頂きたい事なんですけれども)


(一般の方々も)私個人も 
多分 当事者の人たちも 

謝罪して欲しいとか 思っていません

説明してほしいと 望んでるんですね


なぜこのようなすでにたくさんの批判が
積み重なっている本を出そうとしたのか


編集部の一連の出版企画全体に対する説明をして
ほしい それが未だ果たされていない
と思います


🌛45:25 荻上
なるほど
また 内容がそもそも不適格ではないか 不正確ではないか
という指摘も相次いでいました この点はいかがでしょうか


🌝45:45 高井
この点については
理解して頂かなければいけないことが 幾つかあり その
一つはこの本はトランス医療を扱っているということです


トランスジェンダーの人たちの中には少なくない割合で 
激しい苦痛と共に 自分の体を生きている人たちがいて


そういった人たちが 例えばホルモン注射をしたりとか
手術を受けたりとか 或いは思春期の体の変化を一時的 


に抑制をしてモラトリアム期間を設けたりとか色々な
医療的な措置を使うことがあるんですよね そういう


医療的な措置に関する書籍だということです つまり
扱っているテーマは 医療であり科学です その点で


本来 慎重に 科学的根拠に基づいて 医療の専門家の知見に
反さない書籍を出版することが 普通は出版社に求められます


勿論 科学的な根拠が全くなかったりとか
通常の医療には決して適用されない知見も
含んだ書籍は 沢山出ています けれども  


(KADOKAWAのような)大手出版社が 特に
医療や科学に深く関わる本を出すのならば
そこは慎重な判断が求められるところです


しかし 今回翻訳がなされようとしたものは 
そういった科学的な根拠を変えていたりとか


トランスジェンダー医療に関わっている人たちが
全く適用していないような知見が 本人の主観に


基づいて沢山書き連ねられていて 
議論するに値しない 殆ど出版の
価値がないと 言えると思います


要は トランスジェンダーの子どもを持つ親で


「自分の子どもがどうしてトランスジェンダー
 なんてものに なってしまったんだ」


と言っているような人たちにインタビューをして
基本的にそうした観点で書かれていて 信頼性の


高い情報が記載されてるとは言えないと
思って頂いて間違いはないかと思います


🌛49:10 荻上
なるほど
今後の議論についてはどうお感じになっていますか?


🌝49:35 高井
いわば
炎上商法的に英語圏で売れてきたものを
日本語圏でも同じように 売ろうとした


そのような出版企画を持っていた会社が
ちょっとやそっと内容への批判が
あった
位で 出版を中止するわけないですよね


にもかわらず
出版をやめるという決断を
会社は したわけですから


そのロジックを知ってるのは
内部の人だけなので それを


言論弾圧とか
表現の自由の侵害とか 
出版の自由の侵害とか


言うのとはまた少し位相が
違う問題なんだと思います


だからもっと 私たちにではなく
(当然 当事者の人たちでもなく)


もっとKADOKAWAの上層部に
目を向けていかなければ この
問題は見えてこないと思います


(書籍刊行中止の背景には

言論弾圧 とかではなく
表現の自由侵害でもなく
出版の自由侵害でもなく


職場に マイノリティが
存在することによる自浄
作用があったと思います)


🌛51:34 荻上
なるほど sessionでも 
KADOKAWA側に対して


①出版企画が通った経緯
➁出版中止を決めた経緯
③どんな議論を深めたかったか


の3点について問い合わせしている段階だったんですけれども
先程 番組中に回答が来て 声明文の趣旨のままの回答でした


現時点でお答えできる内容はこちらで全てということで
まあ業務時間など考えると 今日中に回答できるものは


これが限度と いうことなのかもしれませんが じゃあ
今後回答できる内容は変わっていくのかなということで
更にこれから質問を重ねていく事が必要かなと思います

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※今日の文字起こしのソース(情報源)はこちらです:https://www.tbsradio.jp/articles/77928/

配信日:2023年12月6日(水) 
発信:TBSラジオ『荻上チキ・Session』
テーマ:「差別扇動と批判相次ぐ書籍の刊行中止」「イスラエル軍、ガザ南部最大都市へ侵攻」ほか
出演:
  高井ゆと里・群馬大学准教授:https://twitter.com/Yutorispielraum
×荻上チキ・NPO法人「ストップいじめ!ナビ」代表、「社会調査支援機構チキラボ」代表:https://twitter.com/torakare
×南部広美・フリーアナウンサー:https://www.tbsradio.jp/articles/63007/

※動画の視聴urlはこちらです:https://www.youtube.com/watch?v=E1g4YvZPXa4&t=7188s
※関連動画のご紹介はこちらです:https://www.youtube.com/watch?v=Vph-HDPq0z4


https://www.tbsradio.jp/articles/60670/
https://www.youtube.com/watch?v=3bAxooevdXY

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